2026.02.17更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025
■目利き力
テクマトリックスが世界中のIT製品や技術の中から、「どれが日本の顧客の現場に本当に役立つか」を見極めて選び抜く力を指します。特にサイバーセキュリティや医療、コンタクトセンターなど専門性の高い分野で、将来性や信頼性を評価してポートフォリオに組み込む独自の強みとして語られています。

■業務ノウハウ
顧客企業の現場業務に入り込みながら蓄積してきた「仕事のやり方」や「業界ごとの慣習」への深い理解を意味します。単にシステムを作るだけでなく、コンタクトセンター運営や医療機関のワークフローなど、実務に即したノウハウをもとにソリューションを設計・改善するという同社の強みです。

■FastSeries(ファストシリーズ)
コンタクトセンター向けのCRM・ナレッジ管理システムで、問い合わせ内容や応対履歴、FAQなどを一元管理できるテクマトリックスの主力ソリューションです。オペレーターが過去の対応例やマニュアルを素早く参照できるようにし、対応品質の平準化と生産性向上を支えるシリーズとして位置づけられています。

■医用画像管理システム(PACS)
PACSは「Picture Archiving and Communication System」の略で、CTやMRI、X線などの医用画像データを保存・管理・閲覧するためのシステムです。テクマトリックスはこのPACSをクラウドなどとも組み合わせて提供し、多数の医療機関に導入してきたことで医療システム事業の中核収益源となっています。

■PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)
個人が自分の健康・医療情報を主体的に管理するための仕組みやサービスを指す言葉です。診療情報や検査結果などを医療機関だけでなく本人の手元にも蓄積し、本人の意思で医師や医療機関と共有できるようにすることで、継続的な健康管理や医療の質向上につなげる考え方です。

■NOBORI(のぼり)
PSPが開発・運営するPHRアプリで、病院に保存されている医療情報を患者本人のスマートフォン等から閲覧・管理できるようにするサービスです。医療機関やマイナポータルと連携し、画像データや検査結果などを個人に開放するとともに、本人の同意に基づき医療従事者や研究にデータを活用できる基盤として位置づけられています。

■Miracle DIMCS(ミラクル・ディムックス)
東レが医療機関向けに提供する人工透析業務支援システムで、患者情報、透析指示、透析記録、スケジュール管理などを一元管理するコンピュータシステムです。安全管理機能や院内の他システムとの連携も備え、透析医療の安全性向上と業務効率化を支援しており、NOBORIとの連携によって透析患者向けPHR機能の拡充が進められています。

■AI医療診断支援サービス
医用画像などのデータをAIで解析し、医師の診断を補助するサービス群を指します。テクマトリックスはPACSやPHRと組み合わせることで、病変の検出や診断の見落とし防止、読影時間の短縮を目指す仕組みとして位置づけており、医療現場のDXや業務負荷軽減の柱の一つとしています。

■遠隔読影のプラットフォーム
医療画像をクラウドなど経由で共有し、離れた場所の専門医が画像を読影できるようにするための仕組みです。テクマトリックスの医療システム事業では、PACSやAI診断支援と連携させることで、地域や医療機関の規模を超えて専門医の知見を活用しやすくする基盤として展開しています。

■ツムギノ
学校関係者向けのスクール・コミュニケーション・プラットフォーム兼校務支援システムで、教職員・生徒・保護者間の連絡や、校務のデジタル化を支援するサービスです。連絡帳やお知らせ配信、各種申請・書類のオンライン化などを通じて、学校現場の業務負荷軽減とコミュニケーションの効率化を図るEdTech領域の中核プロダクトです。

■MINCADI(ミンカディ)
医療機関における被ばく線量(放射線量)を管理するためのシステムで、検査ごとの線量情報を収集し、患者ごとの累積線量を把握できるようにするソリューションです。放射線検査の適正管理や安全性向上、法令・ガイドラインへの対応などを支援する医療向けソフトウェアとして位置づけられています。

■Creating Customer Value in the New Era
テクマトリックスグループの中期経営計画の名称で、「新たな時代において、より大きな顧客価値を生み出す」という方針を表すスローガンです。目利き力と業務ノウハウを詰め込んだソリューションを軸に、自社ソリューション比率の拡大やデータ活用ビジネスの創出、海外展開などを進める方向性を総称しています。

■事業開発課(R&D)
情報基盤事業に設置された新商材開拓の専任組織で、従来は個人や現場に依存していた新しいセキュリティ製品・サービスの発掘を、組織的かつ継続的に行う役割を担います。将来性や収益性、既存ポートフォリオとの相性を評価し、中期的には複数社との契約・取り扱い拡大を目標とする「R&D型の目利き部隊」です。

■自社ソリューションの比率
テクマトリックスが自ら企画・開発した製品やサービスが、全体の売上や利益の中でどれくらいの割合を占めているかを示す考え方です。単なる他社製品の販売にとどまらず、FastSeriesやPACS、PHRサービスなど自社が主導権を持つソリューションを増やすことで、中長期的な収益性や顧客との関係性を強める狙いがあります。

■マトリックス構造(テクマトリックスにおける使い方)
情報基盤事業・アプリケーション・サービス事業・医療システム事業という「事業軸」と、教育・医療・金融・公共などの「顧客業界軸」をかけ合わせて事業を展開する構造を指します。このマトリックス構造によって、各事業が保有する技術・ノウハウを他業界へ横展開しやすくし、シナジーを生みやすい事業体制として説明されています。

■サブスクリプション型ストックビジネス(ストック比率)
クラウドサービスや保守サービスなど、月額・年額で継続的に料金を受け取る収益モデルを指し、その比率を示すのが「ストック比率」です。テクマトリックスではクラウド型セキュリティやPACS、PHRなどでストック収入を積み上げることで、景気変動の影響を受けにくい安定した収益基盤を築く方針をとっています。

■eNPS
「Employee Net Promoter Score」の略で、従業員が自社をどれだけ友人や知人に「働く場所として勧めたいか」を数値化する指標です。アンケートで0〜10点のスコアを取り、「推奨者」と「批判者」の割合差で算出し、従業員エンゲージメントや働きがいの高さを測る指標としてテクマトリックスが活用しています。

■TMX未来会議
次期経営人材候補となるリーダー層が参加し、テクマトリックス(TMX)の将来像や戦略を自分たちで描き、議論する社内プログラムです。360度フィードバックやコーチングも組み合わせ、自己理解とリーダーシップを高めながら、会社の未来を自分ごととして考える場として位置づけられています。

■Firmus(Firmus Sdn. Bhd.)
テクマトリックスグループが出資するマレーシアのセキュリティ企業で、ASEAN地域における情報セキュリティ関連事業の拠点の一つです。テクマトリックスの目利き力と組み合わせることで、アジア地域でのクラウド型セキュリティや監視サービスの展開を加速させるパートナーとして扱われています。

■TechMatrix Asia
タイを拠点とするテクマトリックスグループ会社で、CRMシステムの販売やマーケティング、技術サポートなどを担う拠点です。FastSeriesなどのソリューションをASEAN市場に広げる役割を持ち、海外展開の中核拠点として位置づけられています。