人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数235名(単体)
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平均年齢32.7歳(単体)
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平均勤続年数6.7年(単体)
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平均年収4,669,000円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)提出会社の状況
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2025年5月31日現在 |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
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235 |
[1] |
32.7 |
6.7 |
4,669 |
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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SES事業 |
191 |
[-] |
ソリューション事業 |
9 |
[-] |
報告セグメント計 |
200 |
[-] |
全社(共通) |
35 |
[1] |
合計 |
235 |
[1] |
(注)1.従業員数は就業人員であり、契約社員数は、年間の平均人員を[ ]外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
(2)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
当事業年度 |
補足説明 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)3 |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
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25.0 |
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(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.男性労働者の育児休業取得率については、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
3.労働者の男女の賃金の差異については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、以下のとおりです。
なお、本項目に記載している将来に関する事項は、当事業年度末時点において当社が合理的に判断したものであり、今後の社会情勢や事業環境の変化により変更される可能性があります。
当社は、「優秀なエンジニアを九州・福岡から輩出し、最高のサービスを顧客に提供することにより、IT技術を文化として広く世界に伝達する」ことを経営理念として掲げております。この理念のもと、主要取引先をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様の幸福の実現と、持続可能な社会の構築への貢献を目指しています。
また、当社の特徴である未経験者をITエンジニアへと育成するプログラミングスクール「アキバ・テックドリーム・アカデミー」を通じて、将来世代の人材育成に注力するとともに、さまざまな事業活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)で示される社会課題の解決にも寄与してまいります。
(1)ガバナンス
当社では、現時点においてサステナビリティに特化した諮問機関(委員会等)は設置しておりませんが、サステナビリティに関連する課題を含む重要事項については、週次の会議体において討議・検討を行い、月次の取締役会にて報告しております。
また、経営上の重要事項は取締役会において決議され、その業務執行については、全社的なコーポレート・ガバナンス体制のもと、監査役会が監査・監督を行っております。
(2)戦略
当社における人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりです。
<サステナビリティ関連のリスク・機会と対応>
① リスク
・IT人材不足による事業拡大の制約
・技術進化への対応遅れ
② 機会
・社会人のリスキリング市場の拡大
・多国籍人材・多様な人材層の活用による人材の多様化
・働き方改革による柔軟なキャリア設計の実現
③ 取組
・第二新卒や外国籍人材の採用、及び退職者の再雇用(アルムナイ採用)の強化
・未経験者向けプログラミングスクールを通じたIT人材の育成・輩出
・女性の採用拡大及び管理職への積極的な登用の推進
・ITエンジニアの満足度向上を重視した「エンジニアファースト」な制度設計の推進
・就活生が納得のいく進路を選べるよう、内定辞退を許容する採用方針
<人的資本・社内環境整備>
① 人材育成方針
《新卒の手厚い研修》
新卒社員には、入社後6か月間にわたるプログラミング研修を実施しています。ITエンジニアとしての基礎技術に加え、挨拶や報連相といったビジネスマナーやコミュニケーションスキルも習得できる環境を整えています。
《明朗な人事評価制度》
2021年に人事評価制度を全面的に改訂し、昇給の条件や金額が明確な仕組みを導入しました。明示的なポイント制度を軸に、専用の評価システムを用いることで、公正かつ透明性のある評価・処遇を実現しています。
《管理職のキャリア設計》
部長等の役職者に対しては、社内外の研修を実施しています。社内研修では創業者から当社の歴史や文化を学び、課題認識を共有することで組織の一体感を醸成しています。社外研修では、外部講師によるリーダーシップやマネジメント、ハラスメントに関する知見の習得を図っています。
《技術者のキャリア設計》
管理職を志向しない社員でも、高度な専門性を活かして昇給が可能となる「技術特化型キャリアパス制度(オレオール・オメガ)」を2025年に新設し、多様なキャリア志向に対応した成長の機会を提供しています。
《自己啓発の支援》
資格取得にかかる受験費用の支援や、取得による基本給の昇給制度を設けており、社員の自己研鑽を積極的に後押ししています。さらに、英会話学習に対する補助金制度も整備し、国際的な活躍を視野に入れたスキル向上を支援しています。
<社内環境整備>
《残業の規制》
36協定よりも厳格な社内ルールを設け、過重労働の防止と業務効率の向上を推進しています。
《在宅勤務の活用》
テレワークと出社を併用するハイブリッド勤務体制を整備しており、業務特性やライフスタイルに応じた柔軟な働き方が可能です(一部職種は除く)。
《副業の許可》
多様な働き方やスキル獲得機会を支援するため、副業を許可しています。
《社内システムの整備》
シャドーITの防止とセキュリティ向上を目的に、使用ツールやクラウドサービスを公式に開発・導入することで、利便性と安全性の両立を図っています。
《永年勤続の表彰》
一定年数の勤務を達成した社員には、表彰金及び最大20日間のリフレッシュ休暇を付与し、長期的な貢献に報いるとともに定着促進とモチベーション向上を図っています。
《財産形成の支援》
社員持株会制度を導入しており、社員の資産形成と経営参画意識の醸成を目的に、拠出額に対して20%の会社補助を支給しています。
《参加無料の社内イベント》
社員同士の交流や帰属意識の向上を目的として、月1回のペースで参加無料の社内イベントを実施しています。内容は、会議後の懇親会や、バーベキュー、屋形船での食事会等多岐にわたります。いずれも任意参加としながらも、部門を超えたコミュニケーション機会の創出に寄与しています。
<芸術文化支援活動(CSR)>
当社は2019年より、福岡を中心にバロック音楽コンサートの主催・協賛を行っており、地域住民、取引先、従業員の皆様に向けて高品質な音楽体験を提供しております。
この活動は、当社創業者の芸術活動と連動し、文化資産の継承、心の豊かさの醸成、地域交流の促進を目的としたものであり、企業の社会的責任(CSR)の一環として位置づけています。
また、コンサートの模様はYouTubeチャンネル等を通じて動画アーカイブとして公開しており、国際的な文化交流のきっかけとなることも目指しています。
さらに、2025年より開始した「出張リサイタル」は、これまでの文化支援活動を発展させた新たな取組であり、演奏者が社会福祉施設等を訪問し、音楽によるレクリエーションを提供しています。
このような芸術文化支援を通じて、当社は「働きがいのある職場づくり」や「多様性の尊重」といった観点からも、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
(3)リスク管理
当社では、サステナビリティを含む事業活動に係るリスク管理について、各部署が抽出したリスクを基に、各種会議体において発生可能性及び影響度を検討し、その内容を取締役会に報告しております。
また、コンプライアンス経営の強化を目的として、従業員等からの通報や相談に対応する内部通報制度を整備しており、法令違反等に関する情報を迅速に把握し、不正行為の早期発見と是正に努めています。
さらに、各種ステークホルダーから寄せられたご意見・ご要望についても、経営陣やマネジメント層と速やかに情報を共有し、迅速な課題解決と経営改善に活かしております。
(4)指標及び目標
女性の活躍推進を含む人材の多様性の確保や、社内環境に関する指標については、以下のとおりです。
当社は、社内の多様性を確保し、すべての人材が働きやすい職場環境づくりに継続して取り組んでまいります。
なお、以下に記載する指標は、当社の主要事業に関する項目のみを掲載しております。また、現在策定中の指標については本報告書には記載しておらず、策定完了後に速やかに公表・報告いたします。
指標 |
目標 |
実績(前事業年度) |
実績(当事業年度) |
女性社員割合 |
40% |
39.6% |
37.3% |
女性管理職割合 |
40% |
20.0% |
25.0% |
残業時間 |
月10時間 |
4.4時間 |
3.8時間 |