ストーリー・沿革
サマリ
テイカは「感動素材」を旗印に、酸化チタンや微粒子酸化亜鉛で日焼け止め向け世界トップシェアを築き、導電性高分子薬剤・圧電材料まで広げた素材メーカー。研究・製造・販売の“ゼロ距離”で現場起点の開発を進め、資本効率の改善とブランド発信を同時に強化している。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2029年度にROE12%以上、PBR1.0倍以上(長期ビジョン)
・2024–2026年度の総投資額220億円(うち成長投資115億円)
・導電性高分子薬剤の生産能力を2026年までに3倍、売上高3倍以上を目指す
・微粒子製品で2030年度に約50億円の売上増を目指す(新設等により)
トップメッセージの要約
資本効率経営
PBRの向上
テイカブランド
ゼロ距離R&D
用語解説
テイカが掲げるブランドコンセプトで、素材の機能だけでなく「使ったときの驚きや心地よさ」まで設計する発想を指します。日焼け止めの塗り心地や透明感、分散安定性など体験価値を重視して開発された素材群の総称です。
■ゼロ距離R&D
研究・製造・営業が物理的にも意思決定上も“距離ゼロ”で連携し、顧客現場の課題から逆算して粒子設計や表面処理、配合処方を高速に試作し量産へつなぐテイカの開発体制を指します。
■テイカ・ゴール活動
TOC(制約理論)を基盤に、工場のボトルネック特定と負荷平準化を行い、在庫・仕掛・リードタイム・歩留まりを同時に最適化する全社改善プログラムの名称です。
■高屈折率チタニアゾル
酸化チタン粒子をナノレベルで均一分散させたゾル(溶液状材料)で、塗布やコーティングで高屈折率と透明性を両立します。光学膜や化粧品処方などで薄膜形成と外観・機能の両立を狙うテイカの開発テーマです。
■導電性高分子薬剤
導電性高分子の電極形成や特性安定化をねらった処方・添加剤群を指すテイカの呼称で、溶液設計やドーピング制御により車載コンデンサやサーバー電源用途での性能・信頼性向上に寄与します。
■微粒子酸化チタン
紫外線を散乱・吸収して肌を守る無機粉体で、粒径制御と表面処理により白浮き低減や伸びの良さ、耐水性などの使用感を最適化します。テイカはサンスクリーン用途での処方適合力と安定供給を強みとします。
■微粒子酸化亜鉛
UVA~UVBを広くカバーする無機粉体で、皮膚刺激が少ない点が特長です。テイカは粒子形状・表面処理の最適化で透明感とUV防御力の両立を図り、日焼け止めやスキンケア処方に展開します。
■スルホン化技術
分子にスルホン基を選択的に導入して親水性や熱・化学安定性を高めるテイカの改質技術で、分散性や電気特性の調整に有効です。導電性高分子薬剤や機能性微粒子の性能チューニングに活用されます。
■熊山(第4工場)
機能性微粒子などを担う主力生産拠点群のひとつで、第4工場は増産と品質安定化のための新ライン計画の中心的役割を持ちます。研究・製造の近接性を生かし量産立ち上げを加速する位置付けです。
■テイカブランド
BtoB素材で最終製品の心地よさや信頼性を“裏方”として支えるという企業姿勢を示す呼称で、製品名に依らず体験価値で想起されるブランドを目指すコミュニケーション指針を指します。
沿革
2【沿革】
|
|
|
|
1919年12月
|
過燐酸肥料製造の目的で帝国人造肥料株式会社を設立
|
|
1920年11月
|
大阪工場を建設
|
|
1938年10月
|
大阪工場においてルルギ式接触硫酸の製造開始
|
|
1942年4月
|
社名を帝国化工株式会社と変更
|
|
1942年6月
|
岡山工場を建設
|
|
1949年5月
|
東京証券取引所へ株式上場
|
|
1951年4月
|
岡山工場において酸化チタンの製造開始
|
|
1961年6月
|
大阪工場において界面活性剤の製造開始
|
|
1964年2月
|
大阪工場において精製硫酸設備完成、製造開始
|
|
1966年10月
|
東京証券取引所第1部より第2部に指定替え
|
|
1973年10月
|
当社100%出資のテイカ倉庫株式会社(連結子会社)を設立
|
|
1981年10月
|
大阪工場においてリン酸塩の製造開始
|
|
1983年11月
|
テイカ倉庫株式会社(連結子会社)は朝日商運株式会社(連結子会社)の株式を取得、出資比率は66%になる
|
|
1984年6月
|
当社100%出資のテイカ商事株式会社(連結子会社)を設立
|
|
1987年5月
|
東京証券取引所市場第2部より市場第1部に指定替え
|
|
1989年8月
|
社名を現在のテイカ株式会社と変更
|
|
1996年1月
|
酸化チタン関連の表面処理製品の製造開始
|
|
1997年4月
|
当社100%出資のTFT株式会社(連結子会社)を設立
|
|
2001年10月 |
タイ・チョンブリにおいて当社100%出資のTAYCA(Thailand)Co.,Ltd.(連結子会社)を設立 |
|
|
その後、2002年8月TAYCA(Thailand)Co.,Ltd.の増資により当社出資比率は86%になる
|
|
2003年9月
|
テイカ倉庫株式会社(連結子会社)は朝日商運株式会社(連結子会社)の株式を取得、出資比率は100%になる
|
|
2006年9月
|
酸化チタン関連の表面処理製品の生産拡大のため岡山県赤磐市に熊山工場を建設、製造開始
|
|
2013年10月
|
朝日商運株式会社は社名をテイカM&M株式会社(連結子会社)と変更
|
|
2014年2月
|
ベトナム・ドンナイにおいて当社100%出資のTAYCA(VIETNAM)CO.,LTD.(連結子会社)を設立
|
|
2017年4月
|
三信鉱工株式会社とセリサイト製品の販売を主目的とする合弁会社 ジャパンセリサイト株式会社(連結子会社)を設立
|
|
2018年1月
|
圧電材料事業の拡大のため、TRS Technologies,Inc.(連結子会社)の全株式を取得
|
|
2022年1月
|
大阪工場内に圧電単結晶材料の量産工場完成
|
|
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
|
|
|
関係会社
4【関係会社の状況】
|
名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業 の内容 |
議決権の 所有割合(%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
テイカ倉庫㈱ |
大阪市西淀川区 |
95 |
その他 |
100 |
当社製品等の輸送・保管を行っております。当社から不動産の賃貸をしております。 役員の兼任あり。 |
|
テイカ商事㈱ (注)2 |
大阪市中央区 |
15 |
機能性材料事業 電子材料・化成品事業 |
100 |
当社製品を販売するとともに、当社が使用する原材料の購入を行っております。 役員の兼任あり。 |
|
TFT㈱ |
大阪市大正区 |
30 |
電子材料・化成品事業 |
100 |
当社製品の販売を行っております。 役員の兼任あり。 |
|
テイカM&M㈱ (注)3 |
大阪市西淀川区 |
10 |
その他 |
100 (100) |
当社工場設備のエンジニアリング及び荷役請負業務を行っております。 役員の兼任あり。 |
|
ジャパンセリサイト㈱ (注)5 |
東京都中央区 |
50 |
機能性材料事業 |
50
|
当社が使用する原材料の購入を行っております。 役員の兼任あり。
|
|
TAYCA(Thailand) Co.,Ltd. (注)6 |
タイ・チョンブリ |
160 百万バーツ |
電子材料・化成品事業 |
86 |
当社が販売する製品を購入しております。 役員の兼任あり。
|
|
TAYCA(VIETNAM) CO.,LTD. |
ベトナム・ドンナイ |
1,897 億ドン |
電子材料・化成品事業 |
100 |
当社が販売する製品を購入しております。当社から資金の貸付を行っております。 役員の兼任あり。 |
|
TRS Technologies, Inc. |
アメリカ・ペンシルベニア |
12 万ドル |
電子材料・化成品事業 |
100 |
当社が使用する原材料の購入を行っております。当社から資金の貸付及び資金援助(債務保証)を行っております。 役員の兼任あり。 |
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社であります。
3.「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接保有であります。
4.上記子会社のうちには、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
5.持分は100分の50以下であるが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。
6.TAYCA(Thailand)Co.,Ltd.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
|
主要な損益情報等 |
(1)売上高 |
11,838百万円 |
|
|
(2)経常利益 |
368 〃 |
|
|
(3)当期純利益 |
290 〃 |
|
|
(4)純資産額 |
3,750 〃 |
|
|
(5)総資産額 |
5,995 〃 |