2026.02.17更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
統合報告書2025
サマリ
石原産業は「独自の化学技術力、技術開発力」を核に、農薬(除草剤・殺菌剤・殺虫剤)と動物用医薬品、国内唯一の塩素法酸化チタンや電子部品材料まで“暮らしになくてはならないもの”を広げてきた。食を支える農薬、犬用抗膵炎剤「パノクエル®」、MLCC原料の高純度酸化チタンやチタン酸バリウムなど、現場と研究の両輪で生み出すオンリーワン技術を武器に、Vision 2030の「独創・加速・グローバル。」で変革の速度を上げる。
過去
創業者・石原廣一郎がマレー半島での鉄鉱開発に挑んだ挑戦心から出発し、紀州鉱山の開設と四日市工場の稼働を経て、鉱山から化学へ軸足を移し農薬・酸化チタンへと事業を拡大した。
鉱石の自社輸送を始め、国内では紀州鉱山の開設と四日市工場の稼働で基盤を築いた。四日市に研究所を開設して技術開発力を高め、経営の重点を鉱山から化学品へ転換。無機では酸化チタンに進出し国内トップメーカーへ...
現在
現在は、有機化学事業で農薬を米州・欧州・アジアへ展開し、動物用医薬品では犬用抗膵炎剤「パノクエル®」を主力に国内製造販売。無機化学事業は国内唯一の塩素法酸化チタンと、電子部品材料・遮熱材料などの機能性材料を提供している。
有機化学事業は除草剤・殺菌剤・殺虫剤を核に海外ネットワークを構築し、輸出額は国内トップクラスとしてグローバルに供給する。動物用医薬品は「パノクエル®」を軸に、主原料「フザプラジブナトリウム水和物」のユ...
未来
Vision 2030 StageⅡでは「独創・加速・グローバル。」を原動力に、研究・技術開発力の強化と効率化、グローバル化の加速、ROIC経営の推進、安定した株主還元の継続を軸として、有機の開発・海外展開と無機の製品ポートフォリオ転換を同時に進める。
有機は新規化学農薬と動物用医薬品の開発・商品化を促進し、農薬の安定供給と製造コスト低減で当社世界市場占有率の拡大を狙う。動物用医薬品「PANOQUELL®」は米国での拡販と世界主要国への展開を掲げ、事...
目指す経営指標
・StageⅡ最終年度(2026年度):営業利益190億円以上(想定売上高1,600億円以上)
・StageⅡ最終年度(2026年度):ROE10%以上
・StageⅡ最終年度(2026年度):連結配当性向40%
・Vision 2030:営業利益240億円以上(想定売上高1,800億円以上)
・Vision 2030:ROE10%以上の安定確保
・中期経営計画FY2024-2026「Vision 2030 StageⅡ」:営業利益率12%以上/純利益130億円以上
・中期経営計画FY2024-2026「Vision 2030 StageⅡ」:設備投資327億円/研究開発費303億円
・「Vision 2030 StageⅡ」の期間中:DOE(連結株主資本配当率)3%を下限として配当
・StageⅡ最終年度(2026年度):ROE10%以上
・StageⅡ最終年度(2026年度):連結配当性向40%
・Vision 2030:営業利益240億円以上(想定売上高1,800億円以上)
・Vision 2030:ROE10%以上の安定確保
・中期経営計画FY2024-2026「Vision 2030 StageⅡ」:営業利益率12%以上/純利益130億円以上
・中期経営計画FY2024-2026「Vision 2030 StageⅡ」:設備投資327億円/研究開発費303億円
・「Vision 2030 StageⅡ」の期間中:DOE(連結株主資本配当率)3%を下限として配当
トップメッセージの要約
10年先を見据えて手を打つ
加速
60点主義
劣後順位
2倍速
加速
60点主義
劣後順位
2倍速
代表取締役社長の大久保 浩は、単身赴任で自炊・洗濯をしながら経済ニュースを「2倍速」で見る日課を引き合いに、時代の変化に合わせて会社も「加速」すると語る。完璧を狙うより合格点で前に進む「60点主義」と...
用語解説
■酸化チタン
石原産業の無機化学事業の中核となる白色粉末の化合物で、塗料・プラスチック・インキ・化粧品などの白色顔料として広く使われています。光をよく反射し、隠ぺい力が高いことから、建材から化粧品まで「白さ」や「隠す力」が求められる用途を支える基盤素材です。
■塩素法酸化チタン
従来の硫酸法に比べて、重金属の含有量や製造時の廃棄物が少ないプロセス(塩素法)でつくる酸化チタンを指します。高純度な製品を得やすく、廃棄物量も抑えられるため、環境負荷を下げながら酸化チタンを安定供給するための次世代プロセスとして位置付けられています。
■機能性材料
スマートフォンやパソコン向けの電子部品材料、遮熱顔料など、単に色を付けるだけでなく「電気を通す」「熱を反射する」といった特定の機能を発揮する材料群を指します。石原産業では、チタン酸バリウムなどの電子材料や遮熱顔料を中心に、IT機器や省エネ建材の性能向上に貢献する材料として位置付けています。
■バイオサイエンス事業
農薬・動物用医薬品・医薬品原薬など、生命科学やヘルスケアに関わる製品を束ねる事業です。農薬では世界の主食作物の安定生産を支える除草剤・殺虫剤・殺菌剤を、ヘルスケアでは動物用医薬品やバイオ医薬品の開発を進め、「世界の食を支える、動物の命を救う」役割を担う成長領域と位置付けられています。
■Vision 2030
「独創・加速・グローバル。化学の力で暮らしを変える。」をキーワードに掲げた長期ビジョンで、2030年に向けて同社グループがどんな価値を社会に提供するかを示したものです。農薬・動物用医薬品・酸化チタン・機能性材料などの独自製品を世界中に供給し、人々の食・健康・生活環境を支えながら、サステナブルな社会づくりと企業価値向上を両立させる道筋を描いています。
■Vision 2030 StageⅡ
Vision 2030 を3つのステージに分けた中期経営計画のうち、2024〜2026年度を対象とする第2ステージです。「独創のための研究・技術開発力の強化と効率化」「グローバル化の加速」「ROIC経営の推進」「安定した株主還元の継続」「事業とサステナビリティの両立」の5つを柱に、有機化学事業の新研究所開設や動物用医薬品の海外展開、無機化学事業のポートフォリオ転換などを進める計画です。
■ひょうご小野研究センター
兵庫県小野市に新設される、生産技術の高度化を目的とした研究施設です。農薬など有機化学分野の生産技術を磨き込み、コスト競争力と品質を高めるためのベンチ実験設備やパイロット設備を整備し、将来の商業生産につながるプロセス開発の拠点と位置づけられています。
■パノクエル® / PANOQUELL® / PANOQUELL®-CA1
石原産業グループが開発した動物用医薬品ブランドで、世界初の犬用抗膵炎剤として位置付けられている製品群です。日本で販売する「パノクエル®」に加え、米国で販売する「PANOQUELL®-CA1」などを展開し、犬の急性膵炎などの消化器疾患に対する治療選択肢を広げることを狙っています。ヘルスケア事業のグローバル展開の「軸」として、各国での承認取得と適応拡大が進められています。
■フェロシルト(フェロシルト問題)
石原産業がかつて製造・販売していた土壌改良材の名称で、その取り扱いや埋設処理をめぐるコンプライアンス問題が「フェロシルト問題」と呼ばれました。同社は自主回収と埋設地からの全量撤去・最終処分を行い、信頼回復とコンプライアンス体制の強化に長期的に取り組んできた経緯があります。
■60点主義
大久保浩社長が社内に伝えている行動指針で、「100点を狙って動けないより、まずは合格ラインの60点でいいから早く動き、改善を重ねる」考え方を指します。資格試験の合格点になぞらえ、「60点を取ろうが100点を取ろうが合格は合格」として、スピードと挑戦回数を重視する文化づくりを意図したメッセージです。
■劣後順位
同じく大久保社長が強調する経営の考え方で、「優先順位(やること)を決めるだけでなく、あえてやらないことを決める」という意味合いで使われています。限られた人・モノ・カネを、本当に効果の高い施策に集中させるために、「何を後回しにするか・手を付けないか」を明確にすることが、変革のスピードを上げるうえで経営者に求められる姿勢だと説明されています。
■タレントマネジメントシステム
社員一人ひとりのスキルや経験、キャリア志向などの情報を可視化し、将来のリーダーや専門人材を計画的に育成・配置するための人事基盤システムです。石原産業では、人的資本経営とESG推進の一環としてこのシステムを導入し、適材適所の配置やリーダー育成、エンゲージメント向上につなげていく方針を示しています。
石原産業の無機化学事業の中核となる白色粉末の化合物で、塗料・プラスチック・インキ・化粧品などの白色顔料として広く使われています。光をよく反射し、隠ぺい力が高いことから、建材から化粧品まで「白さ」や「隠す力」が求められる用途を支える基盤素材です。
■塩素法酸化チタン
従来の硫酸法に比べて、重金属の含有量や製造時の廃棄物が少ないプロセス(塩素法)でつくる酸化チタンを指します。高純度な製品を得やすく、廃棄物量も抑えられるため、環境負荷を下げながら酸化チタンを安定供給するための次世代プロセスとして位置付けられています。
■機能性材料
スマートフォンやパソコン向けの電子部品材料、遮熱顔料など、単に色を付けるだけでなく「電気を通す」「熱を反射する」といった特定の機能を発揮する材料群を指します。石原産業では、チタン酸バリウムなどの電子材料や遮熱顔料を中心に、IT機器や省エネ建材の性能向上に貢献する材料として位置付けています。
■バイオサイエンス事業
農薬・動物用医薬品・医薬品原薬など、生命科学やヘルスケアに関わる製品を束ねる事業です。農薬では世界の主食作物の安定生産を支える除草剤・殺虫剤・殺菌剤を、ヘルスケアでは動物用医薬品やバイオ医薬品の開発を進め、「世界の食を支える、動物の命を救う」役割を担う成長領域と位置付けられています。
■Vision 2030
「独創・加速・グローバル。化学の力で暮らしを変える。」をキーワードに掲げた長期ビジョンで、2030年に向けて同社グループがどんな価値を社会に提供するかを示したものです。農薬・動物用医薬品・酸化チタン・機能性材料などの独自製品を世界中に供給し、人々の食・健康・生活環境を支えながら、サステナブルな社会づくりと企業価値向上を両立させる道筋を描いています。
■Vision 2030 StageⅡ
Vision 2030 を3つのステージに分けた中期経営計画のうち、2024〜2026年度を対象とする第2ステージです。「独創のための研究・技術開発力の強化と効率化」「グローバル化の加速」「ROIC経営の推進」「安定した株主還元の継続」「事業とサステナビリティの両立」の5つを柱に、有機化学事業の新研究所開設や動物用医薬品の海外展開、無機化学事業のポートフォリオ転換などを進める計画です。
■ひょうご小野研究センター
兵庫県小野市に新設される、生産技術の高度化を目的とした研究施設です。農薬など有機化学分野の生産技術を磨き込み、コスト競争力と品質を高めるためのベンチ実験設備やパイロット設備を整備し、将来の商業生産につながるプロセス開発の拠点と位置づけられています。
■パノクエル® / PANOQUELL® / PANOQUELL®-CA1
石原産業グループが開発した動物用医薬品ブランドで、世界初の犬用抗膵炎剤として位置付けられている製品群です。日本で販売する「パノクエル®」に加え、米国で販売する「PANOQUELL®-CA1」などを展開し、犬の急性膵炎などの消化器疾患に対する治療選択肢を広げることを狙っています。ヘルスケア事業のグローバル展開の「軸」として、各国での承認取得と適応拡大が進められています。
■フェロシルト(フェロシルト問題)
石原産業がかつて製造・販売していた土壌改良材の名称で、その取り扱いや埋設処理をめぐるコンプライアンス問題が「フェロシルト問題」と呼ばれました。同社は自主回収と埋設地からの全量撤去・最終処分を行い、信頼回復とコンプライアンス体制の強化に長期的に取り組んできた経緯があります。
■60点主義
大久保浩社長が社内に伝えている行動指針で、「100点を狙って動けないより、まずは合格ラインの60点でいいから早く動き、改善を重ねる」考え方を指します。資格試験の合格点になぞらえ、「60点を取ろうが100点を取ろうが合格は合格」として、スピードと挑戦回数を重視する文化づくりを意図したメッセージです。
■劣後順位
同じく大久保社長が強調する経営の考え方で、「優先順位(やること)を決めるだけでなく、あえてやらないことを決める」という意味合いで使われています。限られた人・モノ・カネを、本当に効果の高い施策に集中させるために、「何を後回しにするか・手を付けないか」を明確にすることが、変革のスピードを上げるうえで経営者に求められる姿勢だと説明されています。
■タレントマネジメントシステム
社員一人ひとりのスキルや経験、キャリア志向などの情報を可視化し、将来のリーダーや専門人材を計画的に育成・配置するための人事基盤システムです。石原産業では、人的資本経営とESG推進の一環としてこのシステムを導入し、適材適所の配置やリーダー育成、エンゲージメント向上につなげていく方針を示しています。
2025年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
当社は、1920年9月に創始者石原廣一郎が、マレー半島ジョホール州スリメダン鉱山(鉄)を開発の為、大阪市に合資会社南洋鉱業公司を設立したのが始まりであります。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 特定子会社に該当します。
3 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
4 ISK BIOSCIENCES EUROPE N.V.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等
5 持分は100分の20未満でありますが、実質的な影響力判定により関連会社としております。