2026.06.25更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: KAITEKI REPORT 2025

サマリ

三菱ケミカルグループは、素材の力で顧客を感動させる「グリーン・スペシャリティ企業」をめざす会社です。MMA、炭素繊維、バリア性樹脂、ソアノールTMなどの技術を組み合わせます。社会や顧客のニーズと社内外の技術を「つなぐ」ことで、食、モビリティ、半導体、医療、グリーン・ケミカルの課題に挑みます。

目指す経営指標

・2029年度にコア営業利益5,700億円
・2029年度にコア営業利益率12%
・2029年度にROIC8%
・2025〜2029年度に営業CF30,400億円
・配当性向35%を目安・D/Eレシオ0.8以下
・2030年度にGHG排出量を2019年度比29%削減
・2029年度に従業員エンゲージメント80pp

用語解説

■KAITEKI Vision 35
三菱ケミカルグループが2035年のありたい姿を示した長期の経営構想です。社会や顧客の課題を起点に、グループの技術や事業を結び付け、化学産業のグリーン化をリードする方向性を示しています。

■グリーン・スペシャリティ企業
三菱ケミカルグループが目指す企業像です。環境に配慮した素材や技術を強みにしながら、顧客ごとの課題に応える高付加価値な製品やソリューションを提供する会社を指します。

■MMA
アクリル樹脂の原料となる化学品です。透明性や耐候性に優れた素材につながるため、自動車、建材、看板、家電など幅広い用途で使われます。三菱ケミカルグループはMMAを重要な事業領域の一つとしています。

■MMA&デリバティブズ
MMAとその関連製品を扱う三菱ケミカルグループの事業領域です。MMAを原料とする製品群を展開し、透明性や加工性が求められる用途に素材を提供しています。

■スペシャリティマテリアルズ
三菱ケミカルグループの事業領域の一つです。顧客の用途や課題に合わせた高機能な素材を扱い、モビリティ、半導体、食品、医療などの分野で価値を提供します。

■ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ
三菱ケミカルグループの事業領域の一つです。化学産業の基礎となる素材や樹脂を扱い、生活用品、産業資材、包装材など幅広い分野を支える事業です。

■バリア性樹脂
酸素などを通しにくい性質を持つ樹脂です。食品包装などに使われ、内容物の品質保持や賞味期限の延長に役立ちます。三菱ケミカルグループでは、食の品質保持を支える素材として位置づけられています。

■ソアノールTM
三菱ケミカルグループのバリア性樹脂の製品名です。酸素を通しにくい特性を持ち、食品包装や容器などで内容物の劣化を抑える用途に使われます。

■シュガーエステル
食品などに使われる機能性素材です。油と水をなじませる働きなどを持ち、食品の品質や使いやすさを支える素材として活用されます。

■炭素繊維
軽くて強い繊維素材です。金属より軽く、強度が求められるため、自動車や航空機などの軽量化に役立ちます。三菱ケミカルグループでは、モビリティ分野の重要素材として位置づけられています。

■コンポジット
複数の素材を組み合わせ、単独の素材では得にくい性能を引き出す材料です。炭素繊維などと組み合わせることで、軽さ、強さ、加工性を高める用途に使われます。

■グリーン・ケミカル
環境負荷の低減を重視した化学品や化学技術を指します。三菱ケミカルグループでは、化学産業のグリーン化を進めるうえで重要な領域として位置づけられています。

■5つの注力事業領域
KAITEKI Vision 35で重視する成長領域を指します。食、モビリティ、データ処理と通信、医療、グリーン・ケミカルに関わる分野に力を入れ、素材や技術で課題解決を目指す考え方です。

■つなぐ力
三菱ケミカルグループが重視する価値創出の考え方です。社会や顧客のニーズと、社内外の技術や知見を結び付け、素材を単なる製品ではなく課題解決の手段として届ける力を指します。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

2005年4月

三菱化学㈱及び三菱ウェルファーマ㈱は、両社が共同で株式移転の方法により、両社の完全親会社である当社を設立するための契約を締結

〃 6月

三菱化学㈱及び三菱ウェルファーマ㈱それぞれの定時株主総会において、株式移転の方法により当社を設立し、当社の完全子会社となることについて決議

〃 10月

三菱化学㈱及び三菱ウェルファーマ㈱の株式移転により当社を設立
東京証券取引所及び大阪証券取引所に株式上場

2007年3月

三菱化学㈱が三菱樹脂㈱の株式を公開買付けにより追加取得

〃 9月

三菱化学㈱が保有する三菱樹脂㈱の株式のすべてを株式の現物配当の方法により取得

〃 10月

三菱樹脂㈱との株式交換により同社を当社の完全子会社化

〃 10月

三菱ウェルファーマ㈱が田辺製薬㈱と合併し、新たに連結上場子会社である田辺三菱製薬㈱が発足

2008年4月

三菱化学㈱が、その保有する三菱化学ポリエステルフィルム㈱、三菱化学産資㈱及び三菱化学エムケーブイ㈱の株式のすべてを当社に、また、機能材料事業を三菱樹脂㈱にそれぞれ吸収分割により移管し、三菱樹脂㈱が、三菱化学ポリエステルフィルム㈱、三菱化学産資㈱及び三菱化学エムケーブイ㈱と合併し、統合新会社として発足

2009年4月

当社の全額直接出資子会社である㈱地球快適化インスティテュートを設立

2010年3月

三菱レイヨン㈱の株式を公開買付けにより取得し、同社を連結子会社化

〃 10月

三菱レイヨン㈱との株式交換により同社を完全子会社化

〃 11月

当社の全額直接出資子会社である三菱ケミカルホールディングスアメリカ社を設立

2011年1月

当社の全額直接出資子会社である三菱化学控股管理(北京)社を設立

2012年11月

当社の全額直接出資子会社である三菱ケミカルホールディングスヨーロッパ社を設立

2014年4月

当社グループのヘルスケアソリューション事業を統合し、同事業を担う新たな事業会社として㈱生命科学インスティテュートを発足

  〃 11月

大陽日酸㈱の株式を公開買付けにより取得し、同社を連結子会社化

2017年4月

三菱化学㈱、三菱樹脂㈱及び三菱レイヨン㈱の3社を合併により統合し、三菱ケミカル㈱を発足

2020年3月

田辺三菱製薬㈱の株式を公開買付け及び売渡請求により取得し、同社を完全子会社化

 〃 10月

大陽日酸㈱が持株会社体制へ移行し、商号を日本酸素ホールディングス㈱に変更

 〃 12月

当社の全額直接出資子会社である三菱ケミカルホールディングスアジアパシフィック社を設立

2022年7月

当社の商号を三菱ケミカルグループ㈱に変更

2022年10月

当社の全額直接出資子会社である三菱ケミカルホールディングスアメリカ社及び三菱ケミカルホールディングスヨーロッパ社を、三菱ケミカル㈱の子会社である三菱ケミカルアメリカ社及び三菱ケミカルヨーロッパ社を存続会社としてそれぞれ統合し、当社グループの北米及び欧州における地域統括会社を集約

2023年4月

当社の全額直接出資子会社である㈱地球快適化インスティテュートを吸収合併により統合

2023年10月

当社の全額直接出資子会社である三菱ケミカルAPAC社を、三菱ケミカル㈱の子会社である三菱ケミカルシンガポール社を存続会社として統合

2025年7月

当社の全額直接出資子会社である田辺三菱製薬㈱を㈱BCJ-94に譲渡

2026年4月

当社が営むコーポレートベンチャーキャピタル事業等を、当社の全額直接出資子会社である三菱ケミカル㈱に吸収分割により移管

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

(1) 子会社

会社の名称

住所

資本金

(または

出資金)

事業の内容

議決権の所有割合

関係内容

(直接出資子会社)

 

 

百万円

 

 

三菱ケミカル㈱

東京都千代田区

53,229

化学製品の
製造・販売

100.0

イ 役員の兼任 4名

ロ その他

同社に対する経営管理

同社への資金貸付

 

 

百万円

 

 

日本酸素ホールディングス㈱

東京都品川区

37,344

子会社管理及びグループ運営を通じた産業ガスの製造・販売

50.7

 

その他
同社に対する経営管理

(間接出資子会社)

スペシャリティマテリアルズセグメント

 

 

百万円

 

 

三菱ケミカルアクア・

ソリューションズ㈱

東京都中央区

374

水処理装置及び水処理用各種化学薬品の製造・販売

100.0

(100.0)

その他

  同社への資金貸付

  同社から資金を借入

 

 

百万円

 

 

三菱ケミカル
インフラテック㈱

 

東京都千代田区

400

土木、 建築、住宅、産業用途向け製品の製造・販売

100.0

(100.0)

その他

  同社への資金貸付

 

 

 

千US$

 

 

ソアラス社

アメリカ

200

エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂等の販売

83.9

(83.9)

 

 

 

 

 

千US$

 

 

三菱ケミカル
アドバンスドマテリアルズ(アメリカ)社

アメリカ

 

43,882

エンジニアリングプラスチックの製造等

100.0

(100.0)

 

 

 

千EUR

 

 

三菱ケミカル
アドバンスドマテリアルズ(ヨーロッパ)社

ベルギー

 

6,655

エンジニアリングプラスチックの製造等

100.0

(100.0)

 

 

 

千EUR

 

 

Mitsubishi Polyester Film GmbH

ドイツ

160

PETフィルム及びアルミ樹脂複合板の製造・販売

100.0

(100.0)

 

 

 

会社の名称

住所

資本金

(または

出資金)

事業の内容

議決権の所有割合

関係内容

MMA&デリバティブズセグメント

 

 

百万GBP

 

 

三菱ケミカル
メタクリレーツ社

イギリス

111

MMA事業等を
行う子会社の
経営管理

100.0

(100.0)

 

ベーシックマテリアルズ&ポリマーズセグメント

 

 

百万円

 

 

日本ポリエチレン㈱

東京都千代田区

7,500

ポリエチレン
の製造・販売

58.0

(58.0)

 

 

 

百万円

 

 

日本ポリプロ㈱

東京都千代田区

3,765

ポリプロピレン
の製造・販売

65.0

(65.0)

その他

  同社への資金貸付

 

産業ガスセグメント

 

 

百万円

 

 

大陽日酸㈱

東京都品川区

1,500

産業ガスの
製造・販売

100.0

(100.0)

 

 

 

百万EUR

 

 

ニッポン・ガシズ・
ユーロ・ホールディング社

スペイン

100

産業ガス事業を行う子会社の
経営管理

100.0

(100.0)

 

 

 

US$

 

 

マチソン・トライガス社

アメリカ

56

産業ガスの
製造・販売

100.0

(100.0)

 

その他

 

 

百万円

 

 

三菱ケミカル
エンジニアリング㈱

東京都中央区

1,405

エンジニアリング及び土木建築、建設、保全その他工事

100.0

(100.0)

その他

  同社から資金を借入

 

 

百万円

 

 

三菱ケミカル物流㈱

東京都港区

1,500

運送業及び
倉庫業等

100.0

(100.0)

その他

  同社への資金貸付

  同社から資金を借入

他 334社(直接出資子会社2社、間接出資子会社332社)

 

 

(注)産業ガスセグメントの大陽日酸㈱、ニッポン・ガシズ・ユーロ・ホールディング社及びマチソン・トライガス社は、2026年4月1日付でそれぞれ、日本酸素㈱、ニッポン・サンソ・ユーロ・ホールディング社及びニッポン・サンソ・マチソン社に商号を変更しております。

 

 

(2) 関連会社等

 

会社の名称

住所

資本金

(または

出資金)

事業の内容

議決権の所有割合

関係内容

MMA&デリバティブズセグメント

 

 

百万W

 

 

ロッテ・
エムシーシー社

韓国

190,000

MMAモノマー、アクリル樹脂等の製造・販売

50.0

(50.0)

 

ベーシックマテリアルズ&ポリマーズセグメント

 

 

百万円

 

 

三菱ケミカル旭化成
エチレン㈱

東京都千代田区

2,000

基礎石化原料の製造及び親会社への販売、原材料の調達

50.0

(50.0)

その他

  同社への資金貸付

  同社から資金を借入

 

 

百万W

 

 

三南石油化学社

韓国

28,800

テレフタル酸の製造・販売

40.0

(40.0)

 

他 136社

 

 

(注) 1 議決権の所有割合欄の( )内は間接所有割合(内数)であります。

2 三菱ケミカル㈱、日本酸素ホールディングス㈱、三菱ケミカルアメリカ社、エムシー・ペット・フィルム・インドネシア社、高新PETFILM投資㈱、三菱化学聚酯膜(蘇州)有限公司、エムシーシー・グループ・ホールディングス(ユーケー)社、エムシーシー・メタクリレーツ・シンガポール・ホールディングス社、タイ・エムエムエー社、三菱化学化工原料(上海)有限公司、三菱化学高分子材料(南通)有限公司、三菱ケミカルメタクリレーツ社、三菱ケミカルメタクリレーツシンガポール社、日本ポリエチレン㈱、エヌエスシー(オーストラリア)社、コアガス社、日酸投資有限公司、ニッポン・ガシズ・イタリア社、ニッポン・ガシズ・インダストリアル社、ニッポン・ガシズ・ベルジウム社、ニッポン・ガシズ・ユーロ・ホールディング社、ニッポン・サンソ・ベトナム社、ニッポン・サンソ・ホームケア・エスパーニャ社、ニッポン・サンソ・ホールディングス・シンガポール社及びマチソン・トライガス社は、特定子会社に該当しております。なお、ニッポン・ガシズ・イタリア社、ニッポン・ガシズ・インダストリアル社、ニッポン・ガシズ・ベルジウム社、ニッポン・ガシズ・ユーロ・ホールディング社及びマチソン・トライガス社は、2026年4月1日付でそれぞれ、ニッポン・サンソ・イタリア社、ニッポン・サンソ・インダストリアル社、ニッポン・サンソ・ベルジウム社、ニッポン・サンソ・ユーロ・ホールディング社及びニッポン・サンソ・マチソン社に商号を変更しております。

3 日本酸素ホールディングス㈱は、有価証券報告書を提出しております。

4 連結子会社のうち、三菱ケミカル㈱の単体の売上高は、当社の連結売上収益の10%を超えております。三菱ケミカル㈱の主要な損益情報等(日本基準)は、以下のとおりであり、会計監査人による会社法第436条第2項第1号の規定に基づく監査を受けております。
 ①売上高                         1,129,458百万円 
 ②経常利益                            34,191百万円 
 ③当期純損失                           87,619百万円
 ④純資産額                            500,575百万円
 ⑤総資産額                          1,885,971百万円

5 関連会社等には、ジョイント・ベンチャー(共同支配企業)及びジョイント・オペレーション(共同支配事業)を含んでいます。

6 当社は、グループ内の資金の効率的な活用と調達コストの削減のためにキャッシュ・マネジメントシステム等によるグループファイナンスを運営しており、子会社等との間で関連する資金の貸借取引を行っております。