2025.12.09更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合レポート2025

サマリ

タキロンシーアイは、総合樹脂加工メーカーとして「射出・押出・インフレーション・カレンダー」等の多様な成形技術を核に、階段用床材「タキステップ」、止水材「ハイドロタイト」、雨どい「ジェットライン」、シュリンクフィルムなど生活・インフラを支える製品群で独自の存在感を築いてきた。非上場化を機に伊藤忠商事の経営資源を“追加エンジン”として取り込み、ROIC経営で事業ポートフォリオを磨き上げ、海外・新領域・M&Aを加速させる成長ストーリーを描く。

目指す経営指標

・2026年度 全社ROIC7%以上の達成(事業ポートフォリオ高度化)
・中計基本方針:安定的に連結純利益60億円以上、将来100億円を稼ぐための構造改革を実行(中計期間内)
・GHG排出量(Scope1・2)2018年度比31%削減(FY2026)
・排出物総量7,000t以下(単体・国内、FY2026)
・管理職に占める女性比率5%以上/総合職女性比率28%以上(FY2026)
・労働災害度数率0.9以下(連結、FY2026)
・環境配慮型製品 上市累計20件以上/新製品売上高比率20%以上(FY2026)
・国内特許出願 累計150件(FY2026)
・CSR調達アンケート 年1回以上(FY2026)

用語解説

■タキステップ
階段用の床材ブランド。滑りにくさや踏み心地、視認性を重視し、学校や公共施設、商業施設などで段鼻(段の先端部)を保護しながら安全性と意匠性を高める製品群を指します。

■ハイドロタイト
水に触れると膨張する「水膨張性止水材」のブランド。コンクリート継ぎ目などに埋設して、水が侵入した際に体積が増え密着・膨張し、すき間を塞いで漏水を防ぐ用途で使われます。

■ジェットライン
サイホン原理を利用した雨どい(樋)システムのブランド。降雨時に配管内を満水流に近づけて効率よく排水し、従来よりも小さな配管径や配管本数で屋根面の雨水を素早く流すことを狙います。

■Go Beyond 2026 革新
同社の中期経営計画の名称。2026年度をターゲットに、既存の枠にとらわれない事業構造改革や新製品・新事業の創出、海外展開やM&Aの加速などを通じて成長を図る方針を示します。

■追加エンジン
トップメッセージで用いられる表現で、伊藤忠商事の経営資源(販売網や人材、資金・知見など)を自社の成長に“上乗せ”して推進力を高めるという意味合いを持つ比喩です。

■建築資材・シビル事業
同社の事業本部の一つ。床材や住設、土木・インフラ向けの樹脂製品を扱い、建築現場や社会基盤の整備・保全に関わる用途へ製品を提供する体制を指します。

■高機能材事業
同社の事業本部の一つ。機能性樹脂やコンパウンド(樹脂に添加材などを配合して用途別に特性を高めた材料)を中心に、産業向けの高度な性能要求に応える製品群を扱います。

■現場力
トップメッセージで強調される社内キーワード。工場や営業など現場起点で課題を捉え、素早く改善・実装につなげる力を指し、事業の競争力源泉として位置づけられています。
2024年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 

1919年10月

大阪府東成郡に瀧川セルロイド工業所を創立し、セルロイド生地の製造を開始。

1935年9月

兵庫県揖保郡御津町に網干工場を新設し、製造を開始。

1935年12月

瀧川セルロイド株式会社を設立。

1944年2月

社名を瀧川工業株式会社とする。

1951年7月

社名を瀧川セルロイド株式会社にもどす。

1959年8月

社名をタキロン化学株式会社とし、社章を制定。

1961年10月

大阪証券取引所株式市場第二部に上場。

1963年11月

東京タキロン株式会社を茨城県新治郡千代田村に設立し、ナミイタの製造を開始。

1965年2月

滋賀県八日市市に八日市工場を新設し、カラー鉄線の製造を開始。

1965年11月

太洋化成株式会社を吸収合併し、同社の製造設備を網干工場及び八日市工場に移す。

1969年7月

タキロン・ローランド株式会社(現・連結子会社)を設立。

1970年5月

東京タキロン株式会社を吸収合併し、東京工場とする。

1971年11月

エンジニアリング事業を開始。

1972年10月

大阪証券取引所株式市場第一部に指定替え。

1972年11月

TAKIRON(U.K.)LTD.を設立。

1973年2月

本社を大阪市東区安土町2丁目30番地に移転。

1973年5月

東京証券取引所株式市場第一部に上場。

1973年6月

兵庫県宍粟郡安富町に安富工場を、茨城県新治郡出島村に東京第二工場をそれぞれ新設。

1973年11月

社名をタキロン株式会社とする。

1975年11月

北海道千歳市に千歳工場を新設し、トリカルパイプの製造を開始。

1977年5月

長尺床材タキストロン(メカニカルタイプ)の製造設備を安富工場に新設し、製造を開始。

1984年5月

メディカル開発事業を開始。

1985年2月

電材開発事業を開始。

1987年7月

三和プラスチック株式会社の株式を取得し、連結子会社にする。(1955年5月設立)

1988年7月

東京本社を新設。(大阪・東京両本社制)

1988年7月

タキロンエンジニアリング株式会社を設立。

1989年2月

姫路タキロン加工株式会社を設立。

1991年2月

千歳工場内にタキロン北海道株式会社を設立し、コルゲート管の製造を開始。

1996年3月

上海龍徳塑料有限公司を合弁で設立。

2000年3月

茨城タキロン販売株式会社、兵庫タキロン販売株式会社及び滋賀タキロン販売株式会社の3社を清算。

2000年4月

ポリカーボネート製採光建材製品製造の拡大集約のため、兵庫県揖保郡揖保川町に揖保川事業所を新設し、操業を開始。

2000年4月

タキロンフロアーシステム株式会社、大阪タキストロン株式会社及び九州タキストロン販売株式会社の3社は合併し、商号をタキロンマテックス株式会社(現・連結子会社)に変更。

2001年3月

TAKIRON(U.K.)LTD.及び姫路タキロン加工株式会社を清算。

2002年3月

ダイライト株式会社の株式を追加取得し、連結子会社にする。

2002年8月

PT.TAKIRON INDONESIAを合弁で設立。

2002年10月

中国上海に、日本他喜龍株式会社上海代表処を開設。

2002年11月

2003年9月

上海龍徳塑料有限公司の経営権を取得し、上海他喜龍塑料有限公司と社名変更。

三和プラスチック株式会社が商号を三和サインワークス株式会社(現・連結子会社)に変更。

2003年10月

タキロングッズ株式会社を名称及び組織変更して、タキロンプロテック株式会社とし、当社のカラー鉄線、カラー鋼管事業を営業譲渡。

2006年10月

台湾現地法人日福精工股分有限公司の株式を追加取得し、関連会社にする。

2007年1月

タキロンポリマー株式会社(現・連結子会社)を設立し、平成ポリマー株式会社のプレート事業を買収。

2007年4月

タキロンクボタホームインプルーブメント株式会社を設立。

2008年3月

大日本プラスチックス株式会社の株式を取得し、連結子会社にする。

 

 

2008年11月

タキロン北海道株式会社を解散。

2009年4月

八日市工場とタキロンプロテック株式会社を統合し、当社の環境資材事業製品の製造・販売をタキロンプロテック株式会社へ譲渡。

2009年11月

タキロンクボタホームインプルーブメント株式会社がタキロンホームテック株式会社を吸収合併。

2009年12月

大普良協和塑料有限公司を解散。

2010年3月

DAIPLA SYSTEC(THAILAND)CO.,LTD.を譲渡。

2010年7月

大日本プラスチックス株式会社の株式を追加取得。

2011年2月

ダイプラ精工株式会社を清算。

2011年6月

富士プラスチック株式会社の株式一部売却により、連結子会社から持分法適用関連会社にする。

2011年7月

2012年4月

本社を大阪市北区梅田3丁目1番3号に移転。

タキロンクボタホームインプルーブメント株式会社が商号をタキロンKCホームインプルーブメント株式会社に変更。

2012年8月

富士プラスチック株式会社の株式一部売却により、持分法適用関連会社から除外。

2013年5月

福岡建材販売株式会社(持分法適用関連会社)を清算。

2014年3月

中国江蘇省常州に他喜龍塑料(常州)有限公司を設立。

2014年4月

大日本プラスチックス株式会社がダイプラ・システム・テクノロジー株式会社を吸収合併。

2014年10月

 

タキロンテック株式会社(現・連結子会社)(タキロンサービス株式会社より商号変更)にタキロン株式会社(提出会社)網干工場の製造に関連する部門、設備を移管。

2014年12月

台湾現地法人日福精工股分有限公司の株式を一部売却し、持分法適用関連会社から除外。

2015年1月

ダイライト株式会社(現・連結子会社)がダイライトサービス株式会社を吸収合併。

2015年4月

大日本プラスチックス株式会社が日本ハウエル株式会社を吸収合併。

2015年6月

日本ポリエステル株式会社の株式を取得し、連結子会社にする。

2015年9月

上海他喜龍塑料有限公司を清算。

2017年3月

スペーシア株式会社の株式を売却し、持分法適用関連会社から除外。

2017年4月

シーアイ化成株式会社と経営統合し、タキロンシーアイ株式会社と商号変更。

2017年6月

ロンテック株式会社の株式を売却し、連結子会社から除外。

2017年7月

メディカル事業を新設した帝人メディカルテクノロジー株式会社に承継。

2018年2月

ワセダ技研株式会社の株式を甲種類株式に転換したため、持分法適用関連会社から除外。

2018年10月

大日本プラスチックス株式会社がタキロンプロテック株式会社を吸収合併し、商号をダイプラ株式会社に変更。

2018年10月

ダイプラ株式会社及び日本ポリエステル株式会社よりそれぞれの採光建材事業(FRP建材等を含む。)を分割のうえ承継。

2019年4月

 

ダイプラ株式会社の子会社であるダイプラ・ウィンテス株式会社の株式を取得し、連結子会社にする。

2019年12月

ダイプラ株式会社がダイプラテック株式会社を吸収合併。

2020年3月

タキロンKCホームインプルーブメント株式会社が自己株式を取得し当社の100%子会社となる。

2020年4月

ダイプラ株式会社が北海ダイプラ株式会社を吸収合併。

2021年3月

マーベリックパートナーズ株式会社の株式を取得し、連結子会社にする。

2021年4月

 

住設建材事業部建材分野に係る流通を商流とした販売事業(大口ユーザー向けに行う販売事業を除く。)を分割のうえ、タキロンKCホームインプルーブメント株式会社に承継し、同社の商号をタキロンシーアイプラス株式会社(現・連結子会社)に変更。

2021年4月

 

ダイプラ株式会社は、タキロンエンジニアリング株式会社を吸収合併し、シーアイマテックス株式会社(現・連結子会社)の土木事業部を分割のうえ承継し、商号をタキロンシーアイシビル株式会社(現・連結子会社)に変更。

2021年12月

日本ポリエステル株式会社を清算。

2022年4月

 

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2022年4月

株式会社ヨコビがシーアイアグロ株式会社を吸収合併し、商号をタキロンシーアイアグリ株式会社(現・連結子会社)に変更。

2022年5月

他喜龍塑料(常州)有限公司を清算。

2023年3月

株式会社ミヨシの全発行済株式を取得し、持分法適用子会社にする

2023年10月

PT.TAKIRON INDONESIAの株式を売却し、連結子会社から除外。

2023年12月

タキロンシーアイサプライ株式会社(現・連結子会社)を設立。

2024年3月

タキロンシーアイサプライ株式会社がサンテーラ株式会社の農業用ポリオレフィンフィルム事業を吸収分割により承継。

2024年3月

Bonset America Corporationが自己株式を取得し、当社の100%子会社となる。

2024年4月

タキロンシーアイプラス株式会社が株式会社ミヨシを吸収合併。

2024年5月

マーベリックパートナーズ株式会社の株式を追加取得し、当社の100%子会社とする。

 

 

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

(注)1

議決権の所有又は

被所有割合(%)

関係内容

摘要

所有割合

被所有割合

(連結子会社)

三和サインワークス㈱

 

大阪市 北区

 

90

 

建築資材事業

 

93.6

 

当社製品の加工

土地及び建物の貸与

 

 

タキロンシーアイプラス㈱

東京都 港区

70

建築資材事業

100.0

当社製品の販売

資金の貸付

(注)2、9

BONLEX EUROPE S.r.l.

イタリア

ヴェネト州

5,300

千ユーロ

建築資材事業

100.0

当社製品の販売

資金の貸付

 

タキロンマテックス㈱

東京都 港区

50

建築資材事業

100.0

当社製品の販売

資金の貸付

(注)2

北海道サンプラス㈱

北海道 石狩市

100

環境資材事業

90.0

資金の貸付

同社製品の仕入

土地及び建物の貸与

 

タキロンシーアイアグリ㈱

札幌市 中央区

301

環境資材事業

100.0

当社製品の販売

資金の貸付

 

シーアイマテックス㈱

東京都 港区

250

環境資材事業

100.0

当社製品の販売

資金の貸付

(注)5

タキロンシーアイサプライ㈱

東京都 港区

10

環境資材事業

100.0

当社製品の製造加工

(注)6

他喜龍希愛(上海)貿易有限公司

中華人民共和国

上海市

1,000

千米ドル

環境資材事業

100.0

当社製品の販売

 

ダイライト㈱

茨城県 龍ケ崎市

99

環境資材事業

91.6

資金の貸付

 

タキロンシーアイシビル㈱

大阪市 北区

859

環境資材事業

100.0

当社製品の販売

資金の貸付

同社製品の仕入

土地の貸与

(注)5

タキロン・ローランド㈱

兵庫県 たつの市

67

高機能材事業

100.0

資金の貸付

土地及び建物の貸与

 

タキロンポリマー㈱

福岡県 八女市

50

高機能材事業

100.0

資金の貸付

 

CIKナノテック㈱

東京都 港区

100

高機能材事業

100.0

土地及び建物の貸与

 

タキロンテック㈱

兵庫県 たつの市

10

高機能材事業

100.0

当社製品の製造加工

資金の貸付

土地及び建物の貸与

(注)2

上海希愛化成電子有限公司

中華人民共和国

上海市

550

高機能材事業

98.2

同社製品の仕入

 

㈱ボンパック

東京都 台東区

100

機能フィルム事業

97.7

当社製品の加工

資金の貸付

 

Bonset America Corporation

米国 ノースカロライナ州

10,000

千米ドル

機能フィルム事業

100.0

資金の貸付

 

上海桑普拉斯塑料有限公司

中華人民共和国

上海市

225

機能フィルム事業

100.0

同社製品の仕入

 

マーベリックパートナーズ㈱

東京都 港区

100

その他

75.0

資金の貸付

 

タキロンシーアイ物流㈱

東京都 港区

50

その他

100.0

当社製品の運送・保管

 

ダイプラ・ウィンテス㈱

さいたま市 大宮区

30

その他

100.0

資金の貸付

 

 

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

(注)1

議決権の所有(被所有)割合(%)

関係内容

摘要

所有割合

被所有割合

(持分法適用子会社)

㈱ミヨシ

広島市 中区

12

建築資材事業

100.0

(注)9

(親会社)

伊藤忠商事㈱

大阪市 北区

253,448

(総合商社)

55.7

※1

(0.2)

原材料等の購入

(注)3、4

 

 (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.特定子会社に該当しております。

3.有価証券報告書提出会社であります。

4.議決権の所有割合欄の( )内数字は、間接所有割合(内数)であり、その内訳は次のとおりであります。

※1 伊藤忠プラスチックス㈱    0.2%

5.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が100分の10を超えております。

  主要な損益情報等
          シーアイマテックス㈱

(1)売上高      21,316百万円

(2)経常損益       389百万円

(3)当期純利益      259百万円

(4)純資産額      3,010百万円

(5)総資産額     10,703百万円

 

          タキロンシーアイシビル㈱

(1)売上高      16,574百万円

(2)経常損益       915百万円

(3)当期純利益      623百万円

(4)純資産額      6,379百万円

(5)総資産額     13,579百万円

6.当連結会計年度中に、以下の関係会社を新規設立し、連結の範囲に含めております。

タキロンシーアイサプライ㈱

7.当連結会計年度中に、以下の関係会社の株式を全て売却し、連結の範囲から除外しております。

PT.TAKIRON INDONESIA

8.Bonset Latian America S.A.は事業の清算手続きを進めており重要性が低下したため、連結の範囲から除外しております。

9.タキロンシーアイプラス㈱は2024年4月1日付で㈱ミヨシを吸収合併しております。