2023年12月期有価証券報告書より
  • 社員数
    556名(単体) 1,052名(連結)
  • 平均年齢
    43.8歳(単体)
  • 平均勤続年数
    14.3年(単体)
  • 平均年収
    5,462,000円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2023年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

環境機器関連事業

711

(134)

住宅機器関連事業

189

( 29)

再生可能エネルギー関連事業

69

(  6)

その他の事業

44

(  1)

全社(共通)

39

(  4)

合計

1,052

(174)

 

(注) 1.従業員数は就業人員(グループ外から当社グループへの出向者及び常用パートを含んでおります。)であります。

2.パートタイマー及び契約社員は、(  )内に外数で記載しております。

3. 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門・開発部門に所属しているものであります。

4.環境機器関連事業につきまして、海外工場における現地スタッフの増員により従業員数が増加しております。

 

(2) 提出会社の状況

2023年12月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

556

( 52)

43.8

14.3

5,462

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

環境機器関連事業

334

( 32)

住宅機器関連事業

142

( 16)

その他の事業

41

(  -)

全社(共通)

39

(  4)

合計

556

( 52)

 

(注) 1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者及び常用パートを含んでおります。)であります。

2.パートタイマー及び契約社員は、(  )内に外数で記載しております。

3.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります(出向者を除く)。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門・開発部門に所属しているものであります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

① 提出会社

当事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注2)

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注1)

全労働者

正規雇用労働者

パート・

有期労働者

3.2

8.3

57.7

62.3

44.3

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.連結子会社は、上記準拠法の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりです。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

サステナビリティ全般

(サステナビリティ基本方針)

当社グループが「世界の環境課題を技術とアイデアで解決し、世界の人々の生活を支える」というパーパスを根幹としてESG経営を実現していくためには、グループ全体で長期的な視野を持ち、事業を通じた環境及び社会課題の解決と、社会の一員としての責任のある事業活動が両輪となった企業活動を行っていかなければならないと考えています。

 

(マテリアリティ(重要課題)の特定)

創業当初より、当社グループは時代の変化に応じて、環境課題の解決に関わる取り組みを行ってまいりました。非財務情報の整理には様々なフレームワークがある中、当社グループは「SDGsウェディングケーキモデル」の概念図をもとに、マテリアリティ(重要課題)を特定いたしました。

 


SDGsウェディングケーキモデル

 ストックホルムにあるレジリエンス研究所のヨハン・ロックストローム博士)が考案した、"持続可能な開発目標(SDGs)の概念"を表すモデルを指します。私たちは地球という自然豊かな環境の中で暮らしています。生活の土台となる生物圏の上に、社会圏や経済圏が構築されており、持続的な企業活動・市民生活には気候変動や生物多様性を始めとする環境を重視しながら地球を守らなければならないことを表しています。

 

 

お客様への製品・サービスの提供に加え、事業を通じて環境課題を解決するために当社グループでは、7つのマテリアリティ(重要課題)に紐づくそれぞれの目標に取り組むことで、サステイナビリティ経営を推進してまいります。

なお、当社で掲げたそれぞれのマテリアリティ(重要課題)は、次のとおりであります。

 


※マテリアリティ(重要課題)の詳細な目標につきましては、以下掲載の当社ウェブサイトをご参照ください。

統合報告書

https://www.daiki-axis.com/ebook/DAIKI_AXIS_INTEGRATED_REPORT_2023/#page=27

マテリアリティページ

https://www.daiki-axis.com/sustainability/materiality/

 

 

上記のマテリアリティ(重要課題)は、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の17の開発目標やGRI等、国際的なイニシアチブを参考に抽出・特定しており、特定の詳細なプロセスは以下のとおりであります。

 


 

(1) ガバナンス

当社グループは、取締役会監督のもと、常務会において世界情勢や他社動向を含めた重要なサステイナビリティ課題を協議・検討しております。また、2023年8月より、代表取締役社長である大亀裕貴を委員長とする「サステイナビリティ委員会」を設立いたしました。今後は、当委員会において、取締役会への定例報告に加え、各事業に対してKPIやアクションプランの進捗管理やPDCAサイクルを回していき、取組を強化してまいります。

なお、マテリアリティ(重要課題)やKPIの見直しは、国内外の社会情勢やステークホルダーからの意見等を踏まえ、原則年に1回実施します。

 

(2) リスク管理

当社グループにおいて、全社的なリスク管理は、総合リスク対策委員会において行っており、「リスク管理規程」及び「コンプライアンス規程」をリスク管理の基礎として定めております。それらの規程に基づき、総合リスク対策委員会を開催しております。総合リスク対策委員会により、内在するリスクの把握や各リスクの状況に関して継続的なモニタリングを行い、法令違反や不正行為等の早期発見と未然防止に努めております。

また、サステイナビリティに係るリスクの識別、優先的に対応すべきリスクの絞り込みについては、総合リスク対策委員会がサステイナビリティ委員会と連携して、より詳細な検討を行う方針としております。

 

人的資本・多様性

(1) 戦略

 当社グループにおける多様性の確保を含む人材の育成の方針及び社内環境整備に関する基本的な考え方は以下のとおりであります。

 

 当社グループでは、「働きがい」と「働きやすさ」のバランスをとることではじめて従業員のモチベーションと組織への貢献意欲を引き出し、一人ひとりのパフォーマンス向上を図ることが可能になると考えております。

 

 「働きがい」につきましては、生産性向上を高める組織の原動力と捉えています。目に見える環境や制度と違い、仕事の質や量などが適切に評価されることや、仕事の誇り、働くことへの充実感から生まれる概念です。近年強化した具体的な戦略は以下のとおりであります。


 

 「働きやすさ」につきましては、生産性を維持しながら働くための体制と捉えています。新型コロナウイルスの影響及び世の中のDX化に伴い、働き方は劇的に変化しました。従業員が継続して働くことができる職場環境を整えるための具体的な戦略は以下のとおりであります。


 「働きがい」と「働きやすさ」を両軸で支援することにより、従業員一人ひとりの持つ力を最大限発揮し、企業の成長に繋げてまいります。


 

(2) 指標及び目標

当社グループでは、上記「(1) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、以下の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は以下のとおりであります。

 

指標

目標

実績

管理職に占める女性労働者の割合

2025年期までに5.0%

 女性が活躍可能な職種は多種多様にあり、事務職から総合職への転換制度等も取り入れております。今後も個人の希望に合わせて成長できる機会を提供し、男女問わず多くの従業員の活躍推進に努めてまいります。

3.2%

男性労働者の育児休業取得率

2025年期までに30.0%

 当社グループでは男性従業員の育児休暇取得に関して着手しはじめたばかりですが、グローバル化の風潮に取り残されないよう組織風土を変化させていきます。また、育児休暇取得中でも他の従業員への業務負荷が高まらないよう、既存従業員のジョブローテーションによる多能工化と従業員の積極採用に努めてまいります。

8.3%

有給休暇取得率

2025年期までに50.0%

 社内の情報連携促進や業務効率化、全社での生産性向上のためのITツールを導入しています。これにより、ワークライフバランスの実現を目指します。

47.7%

 

(注) 上記指標の目標及び実績については、いずれも提出会社単体の数値となります。