2025.12.09更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025

サマリ

ダイキアクシスは「環境を守る。未来を変える。」を掲げ、水衛生インフラと住環境、再エネを横断する独自の“PROTECT×CHANGE”で価値を創る。日本で磨いた浄化槽や地下水飲料化、メンテナンスのストック型を核に、インド発の「インドモデル」でグローバル水ビジネスへ拡張し、波及的に住設・再エネも展開する。

目指す経営指標

・2027年度:売上高530億円、当期純利益11億円、ROIC6%以上
・EPS:2027年度78.7円(2024年度26.6円から成長)
・成長投資枠:2025–2027年に50億円(設備/デジタル/人的資本/M&A/再エネ)
・国内環境機器:メンテナンス拡大(KPI:契約増、処理量目標)
・海外環境機器:浄化槽出荷台数・売上拡大(アジア中心、インド/スリランカ/インドネシア)・カーボンニュートラル:2050年グループCN、2030/2050削減目標設定に向け可視化加速

用語解説

■PROTECT×CHANGE
同社が掲げる事業姿勢で、「環境を守る(PROTECT)」技術と、「暮らしや産業の姿を変える(CHANGE)」提案を一体で進めるという意味です。水処理やメンテナンスの強みを起点に、新しい住環境や再エネまで価値を広げる方針を表します。

■インドモデル
インドでの事業展開で確立した進め方を指します。現地政府や機関と連携して水質基準や製品規格づくりから関わり、浄化槽の普及・保守体制までセットで市場を育てる手法です。他地域への横展開を前提にしています。

■地下水飲料化システム
地下水を汲み上げ、ろ過や滅菌などの処理を施して飲料水として供給する装置・ソリューションです。停電や災害時にも使える設計と維持管理の仕組みを組み合わせ、地域のレジリエンス向上に役立てます。

■FRP製浄化槽
繊維強化プラスチック(FRP)でつくられた軽量・高耐久の浄化槽です。運搬・据付が容易で、生活排水を生物処理などで浄化し、放流水の品質を安定させます。住宅から施設まで幅広く適用できます。

■ストック型メンテナンス
製品の販売後も、点検・修繕・更新を継続的に行う収益モデルです。契約を積み上げることで、売上とサービス品質を安定させ、装置の長寿命化や性能維持につなげます。

■シナジー型経営
事業を縦割りで個別最適に運営するのではなく、水処理・住設・再エネの横断で人材・設備・顧客基盤を共有し、相乗効果で成長させる考え方です。海外展開でも共通資産を活かします。

■グリーンデータセンター
再生可能エネルギーや高効率機器を活用して、電力消費や発熱対策の環境負荷を抑えたデータセンター構想です。空調・断熱など住環境の知見も組み合わせ、運用コストと環境負荷の低減を狙います。

■BDF(バイオディーゼル燃料)
使用済み食用油などを原料に製造するディーゼル代替燃料です。既存のディーゼル機器で利用可能で、カーボンニュートラルに貢献します。回収・製造・供給を一体で最適化する取り組みを含みます。

■「日本の安全安心を、世界の日常に」
同社のスローガンで、日本で培った水衛生や住環境の品質水準を海外の生活インフラにも広げる意志を示します。浄化槽の普及からサービス運用までを通じて、日常の衛生と快適さを底上げする狙いです。

■凡事徹底
派手な改革よりも、基本動作の質を上げ続けるという経営姿勢を表す言葉です。安全施工、確実な点検、標準作業の遵守など、現場での当たり前を積み重ねることで信頼と競争力を築きます。

■Empower Yourself
社員一人ひとりが自律的に考え、行動し、価値を生み出すことを促すメッセージです。現場起点の改善や挑戦を歓迎し、権限移譲と対話で実行力を高める文化づくりを指します。

■事業横串(よこぐし)
複数事業に共通する機能(設計、施工、メンテ、デジタル、調達など)を共通基盤として通し、知見や資産を共有して効率と提案力を高める運営手法です。海外も含めた一体運用で効果を狙います。
2024年12月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

1958年にタイルと衛生陶器の専門店として、大亀孝裕(現代表取締役会長  大亀裕の実父)が、大亀商事(1970年にダイキ商事株式会社に商号変更)を創業いたしました。また、同氏は1964年5月にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製浄化槽の製造、販売を目的としてダイキ株式会社を設立し、1978年11月にホームセンター事業に進出するため株式会社ディックを設立いたしました。その後、1989年10月にダイキ株式会社、ダイキ商事株式会社及び株式会社ディックは合併し、商号をダイキ株式会社といたしました。

当社は、2005年7月12日にダイキ株式会社の全額出資子会社として設立され、同社がホームセンター事業を行う株式会社カーマ及びホーマック株式会社と経営統合をするにあたり、ホームセンター事業を除く環境機器関連事業、住宅機器関連事業及びBDF(バイオディーゼル燃料)関連事業を分割継承し、事業を開始いたしました。その後、ダイキ株式会社は、2005年11月24日に所有する当社全株式を当社代表取締役会長である大亀裕、ベンチャーキャピタル及び取引銀行に譲渡し、ダイキ株式会社の創業者一族によるMBO(マネジメント・バイアウト)にて独立いたしました。

当社設立以降の事業内容の変遷は、以下のとおりであります。

 

年月

概要

2005年7月

愛媛県松山市に資本金30百万円をもって当社を設立する。

2005年10月

環境機器関連事業、住宅機器関連事業及びBDF関連事業をダイキ株式会社(現、DCM株式会社)から分割承継する。
ダイキ株式会社の子会社7社(株式会社ダイテク(現、連結子会社)、株式会社環境分析センター(現、連結子会社)、川内ダイキ株式会社、津島ダイキ株式会社、信州ダイキ株式会社、福島ダイキ株式会社及び大連大器環保設備有限公司(中国)(現、大器環保工程(大連)有限公司)(現、連結子会社))を当社による分割承継により譲り受ける。

2005年11月

ダイキ株式会社が当社全株式を大亀裕ほかに譲渡する。

2006年6月

大連大器環保設備有限公司を100%出資の子会社とする。

2006年7月

製造子会社(川内ダイキ株式会社、津島ダイキ株式会社、信州ダイキ株式会社及び福島ダイキ株式会社)4社を吸収合併し、松山工場、津島工場、信州工場及び福島工場とする。

2006年11月

地下水を飲料水に浄化する事業(地下水飲料化システム)を開始する。

2007年11月

東武産業株式会社(名古屋市)(現、株式会社トーブ)(現、連結子会社)の発行済株式100%を譲り受けて子会社とする。

2008年6月

東武設備管理株式会社(名古屋市)の発行済株式100%を譲り受けて子会社とする。

2009年6月

ボトルウォーターを製造・宅配する新規事業(家庭用飲料水事業)を開始する。

2010年1月

大栄産業株式会社と環境機器関連事業に関して、業務提携契約を締結する。

2011年12月

レックインダストリーズ株式会社(東京都)の発行済株式50.1%を取得し、同社を子会社とする。

2012年4月

株式会社シルフィード(東京都)(現、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー)(現、連結子会社)の発行済株式50.0%を取得して子会社とする。

2012年10月

株式会社シルフィードの発行済株式を追加取得し、完全子会社とする。

2013年10月

PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERA(インドネシア)(現、PT.DAIKI AXIS INDONESIA)(現、連結子会社)の発行済株式100%(うち、当社99.0%、株式会社ダイテク1.0%)を譲り受けて子会社とする。

2013年10月

PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERAを増資し、出資比率を当社99.9%、株式会社ダイテク0.1%とする。

2013年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2014年4月

PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERAを増資し、出資比率を当社99.99%、株式会社ダイテク0.01%とする。

2014年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2016年8月

海外子会社の統括を目的とし、DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール)(現、連結子会社)を設立する。

2016年12月

当社が保有するPT.DAIKI AXIS INDONESIAの株式をDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.に現物出資するとともにDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.を増資する。

2017年1月

株式会社トーセツを株式会社トーブに吸収合併する。

2018年1月

フジムラインベント株式会社(名古屋市)の発行済株式100%を取得し子会社とする。また、同社の持分法適用会社である北京潔神福吉環保科技有限公司(中国)を持分法適用の関連会社とする。

 

 

年月

概要

2018年7月

DAIKI AXIS INDIA PVT.LTD.(インド)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2018年7月

凌志大器浄化槽江蘇有限公司(中国)(現、関連会社)を新規設立し、持分法適用の関連会社とする。

2018年11月

CRYSTAL CLEAR CONTRACTOR PTE.LTD.(シンガポール)(現、連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2019年7月

インド国内での事業展開を加速することを目的にDAIKI AXIS INDIA PVT.LTD.を増資する。

2019年10月

株式会社冨士原冷機(愛媛県)(現、連結子会社)及び株式会社日本エアーソリューションズ(愛媛県)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2019年10月

DAIKI EARTH WATER PVT.LTD.(インド)(非連結)を新規設立し、子会社とする。

2020年2月

無担保社債(適格機関投資家限定)(グリーンボンド)を発行する。

2020年8月

第三者割当てによる行使価額修正条項付新株予約権(サステナビリティ新株予約権)の発行を実施及び実行可能期間付タームローン(サステナビリティローン)契約の締結をする。

2020年12月

株式会社キャップ(愛媛県)(現、非連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2021年5月

DAIKI AXIS ENVIRONMENT(PVT)LTD.(スリランカ)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2021年8月

DAIKI AXIS ENVIRONMENT PVT.LTD.(インド)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2021年10月

株式会社サンエイエコホーム(神奈川県)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2021年10月

株式会社アルミ工房萩尾(愛媛県)(現、連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行する。

 

株式会社DAインベントを株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワーに吸収合併する。

2022年6月

株式会社三和新建材(愛媛県)(非連結)の発行済株式を100%取得して子会社とする。

2022年8月

株式会社三和新建材を株式会社アルミ工房萩尾に吸収合併する。

2023年1月

株式会社サンエイエコホームを株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワーに吸収合併する。

2023年2月

株式会社アドアシステム(広島県)(現、連結子会社)及び株式会社メデア(埼玉県)(現、連結子会社)の発行済株式を100%取得して子会社とする。

2023年5月

第三者割当てによる行使価額修正条項付新株予約権(サステナビリティ新株予約権)の全部取得及び消却を行う。

 

株式会社Daiki Axis Venture Partners(東京都)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2023年7月

株式会社日本エアーソリューションズを株式会社冨士原冷機に吸収合併する。

 

DAVPベンチャー1号投資事業有限責任組合(東京都)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2023年10月

東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ移行する。

2024年1月

大亀裕が代表取締役会長に就任し、大亀裕貴が代表取締役社長に就任する。

 

DAIKI AXIS BANGLADESH LTD.(バングラデシュ)(現、連結子会社)を新規設立する。

 

(注) 当事業年度末後から有価証券報告書提出日までに以下の事象が発生しております。

・2025年1月 DAVPベンチャーTFforSUSTECH投資事業有限責任組合を新規設立し、子会社とする。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

(連結子会社)

名称

所在地

資本金

又は
出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の
所有割合

提出会社との関係内容

環境

機器

住宅

機器

再生

エネ

その他

役員の
兼任
(名)

債務
保証

その他

株式会社トーブ

名古屋市西区

30

 

 

 

100.0%

各種水処理設備の施工及び維持管理等の外注

設備の賃借

株式会社ダイテク

愛媛県松山市

10

 

 

 

100.0%

各種水処理設備の維持管理等の外注

設備の賃貸

株式会社環境分析センター

愛媛県松山市

60

 

 

 

100.0%

水質分析等アセスメントの外注

設備の賃貸

株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー

東京都中央区

100

 

 

 

100.0%

バイオディーゼル燃料の仕入

資金の貸付

株式会社冨士原冷機

愛媛県松山市

20

 

 

 

100.0%

空調設備等の施工の外注

株式会社アルミ工房萩尾

愛媛県新居浜市

5

 

 

 

100.0%

 

株式会社アドアシステム

広島市東区

10

 

 

 

100.0%

空調設備等の施工の外注

株式会社メデア

埼玉県さいたま市

20

 

 

 

100.0%

 

株式会社Daiki Axis Venture Partners

東京都中央区

10

 

 

 

100.0%

 

DAVPベンチャー1号投資事業有限責任組合

東京都中央区

850

 

 

 

99.76%

[0.12%]

 

大器環保工程(大連)有限公司

中国

千RMB

16,299

 

 

 

100.0%

 

PT.DAIKI AXIS INDONESIA

インドネシア

千IDR

70,000,000

 

 

 

100.0%

[99.99%]

排水処理装置の仕入

DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.

シンガポール

千SGD

46,368

 

 

 

100.0%

 

DAIKI AXIS INDIA PVT.LTD.

インド

千INR

265,010

 

 

 

100.0%

 [100.0%]

 

CRYSTAL CLEAR CONTRACTOR PTE.LTD.

シンガポール

千SGD

80

 

 

 

100.0%

 [100.0%]

 

DAIKI AXIS ENVIRONMENT(PVT)LTD.

スリランカ

千LKR

200,000

 

 

 

100.0%

[100.0%]

 

DAIKI AXIS ENVIRONMENT PVT.LTD.

インド

千INR

614,734

 

 

 

100.0%

[100.0%]

 

DAIKI AXIS BANGLADESH LTD.

バングラデシュ

千BDT

100,000

 

 

 

100.0%

[100.0%]

 

 

(注) 1.「資本金又は出資金」欄の通貨単位の略号は以下のとおりであります。

略号

RMB

IDR

SGD

INR

LKR

BDT

通貨名

人民元

インドネシア・ルピア

シンガポール・ドル

インド・ルピー

スリランカ・ルピー

バングラデシュ・タカ

 

2.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

3.「議決権の所有割合」欄の[  ]は、内数で間接所有の割合を記載しております。

4.DAVPベンチャー1号投資事業有限責任組合、PT.DAIKI AXIS INDONESIA、DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.、DAIKI AXIS INDIA PVT.LTD.及びDAIKI AXIS ENVIRONMENT PVT.LTD.は、特定子会社であります。

5.上記のほか、非連結子会社(株式会社キャップ及びDAIKI EARTH WATER PVT.LTD.)がありますが、重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(持分法適用関連会社)

名称

所在地

出資金

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

提出会社との関係内容

環境

機器

住宅

機器

再生

エネ

その他

役員の

兼任

(名)

債務

保証

その他

凌志大器浄化槽江蘇有限公司

中国

千RMB

3,300

 

 

 

49.0%

 

 

(注) 「出資金」欄の通貨単位の略号RMBは、人民元であります。