2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

(単一セグメント)
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
(単一セグメント) 58,682 100.0 14,420 100.0 24.6

3【事業の内容】

 当社グループは、1997年の創業以来、日本を代表する銀行、総合証券、インターネット証券などの大手金融機関のテクノロジーパートナーとして事業を展開し、金融領域において高い競争優位を築いてまいりました。現在では、金融領域で培った実績やノウハウ、AI、UI/UX、クラウド、web3などの先端技術を活かし、金融・非金融を問わず、官公庁を含む幅広い顧客に対して高付加価値サービスを提供しております。

 当社グループは、事業会社であるXspear Consulting株式会社及びシンプレクス株式会社が、それぞれの強みを活かして事業戦略を実行しております。Xspear Consulting株式会社は、戦略/DXコンサルティング及び業務設計を担い、シンプレクス株式会社は、テクノロジーを軸としたシステム開発、運用保守及び各種ソリューションの提供を担っております。当社グループは、これらの機能を一体的に提供することにより、顧客ビジネスの成功をEnd-to-Endに一気通貫で支援しております。

 また、当社は、持株会社としての機能を集中・強化し、グループ全体の戦略の策定・推進、適切なガバナンス及びモニタリングを行うことで、さらなる企業価値の向上を目指しております。当連結会計年度末において、当社の連結子会社は6社、持分法適用関連会社は1社となっております。

 

① ビジネス領域

 当社グループは、顧客ビジネスの成功に貢献するITソリューションの提供を中心に事業活動を展開する単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりませんが、主な顧客・マーケットを勘案して区分したビジネス領域は、以下のとおりです。

 

ⅰ)戦略/DXコンサルティング

 幅広い業種の経営層や経営企画部門に対し、AI、UI/UX、クラウド、web3に代表される先端技術に立脚した、DX特化型の戦略立案と実行支援を行っております。

 2021年4月から始動したコンサルティングファームであるXspear Consulting株式会社が主要な提供会社となって、戦略コンサルティング、ITコンサルティング、プロジェクト実行支援及びDX人材育成からなる各種コンサルティングサービスを提供しております。

 Xspear Consulting株式会社は、コンサルティングとテクノロジーの両面に知見を有する人材を擁し、戦略立案から実行支援までを一体で提供している点を強みとしております。

 

ⅱ)キャピタルマーケット

 主に大手銀行や大手総合証券等の金融機関向けに、ディーラー・トレーダー等の機関投資家をユーザーとするトレーディング・リスク管理プラットフォーム等のITソリューションを提供しております。

 創業以来のコアビジネスとして、対応機能(取引管理、時価評価、リスク評価、ストレステスト、シナリオ分析、各種規制対応等)の拡充に加えて、対応商品(金利デリバティブ、為替デリバティブ、クレジットデリバティブ、債券、上場商品等)の拡充を図ることにより、金融機関におけるクロスセルを推進しております。

 現在、金融商品ごとにシステムが乱立していたことにより、リーマンショック以降の高度なポジション管理やリスク管理に課題を抱えていた金融機関に対して、金融商品横断的に市場取引を一元管理できるワンプラットフォームを提供しております。

 

ⅲ)金融リテール

 主にネット証券やネットFX会社、暗号資産交換業者等の金融機関向けに、個人投資家向け金融商品取引プラットフォーム等のITソリューションを提供しております。プラットフォームには、株式・先物オプション取引のSPRINT、FX取引のSimplexFX、暗号資産取引のSimplex Crypto Assets、資産運用のSimplex Personal Assets等があり、いずれも共同利用型サービスとして提供しております。

 デジタル技術を活用した金融サービスの拡充が重要なテーマとなる中、2005年の参入以降、国内トップブランドとしての豊富な導入実績に裏打ちされた信頼性の高いプラットフォームの提供や、マーケットトレンドに合わせた細やかなコンサルティングを通じて、金融機関の収益最大化を支援しております。

 現在、プラットフォームを自社開発する方針を長らく貫いてきた内製志向の金融機関との取引も拡大傾向にあり、従来は開拓できていなかった内製志向の金融機関に対する支援範囲を着実に広げることで、金融リテール領域の深耕を推進しております。

 なお、当社グループは、主に生命保険会社や損害保険会社などの保険会社向けに、保険設計・申込から契約管理に至る一連の保険業務を支援するITソリューションを2013年より提供しており、当該サービスを金融リテールのビジネス領域の一部と位置付けております。

 

 

ⅳ)エンタープライズDX

 主に官公庁、通信、製造、エンターテイメント等の非金融機関向けに、DX支援に特化したITソリューションを提供しております。

 エンタープライズDXとは、官公庁、通信、製造、エンターテイメント等の非金融分野におけるDX支援を総称する当社グループ内の造語です。DXに特化したコンサルティングファームであるXspear Consulting株式会社とのシナジーの最大化を図るとともに、金融領域で培ってきたAI、UI/UX、クラウド、web3等のキーテクノロジーを活かした案件の獲得を推進しております。

 

② サービス形態

 当社グループは、顧客ビジネスの成功に貢献するITソリューションの提供を中心に事業活動を展開する単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりませんが、主なサービスの内容は以下のとおりです。

 

ⅰ)戦略/DXコンサルティング

 上記「① ビジネス領域 ⅰ)戦略/DXコンサルティング」の記載をご参照ください。

 

ⅱ)システムインテグレーション

 幅広い業種のユーザー部門やシステム部門に対し、設計・開発・テスト工程のすべての工程を対象としたシステム開発支援を行っております。1997年の創業以来、当社グループの中核企業であるテックファームのシンプレクス株式会社が主要な提供会社となって、顧客ビジネスの成功に貢献するITソリューションを提供しております。

 

ⅲ)運用サービス

 一定規模のシステム開発支援を行ったおおむねすべての顧客を対象として、システム導入後の運用保守や共同利用型サービスの提供を行っております。上流のシステム開発支援を担当したシンプレクス株式会社が主要な提供会社となって、DXの実現に向けたシステム改善提案を行うとともに、24時間365日体制のシステム運用監視やトラブル発生時の復旧活動を支援しております。

 

 

③ 事業系統図

 

 

(注) 矢印は、サービスの主な流れを示しております。

 

用語の説明

UI/UX

UIはUser Interfaceの略で、利用者がPCやスマートフォン等を操作する際の画面表示や操作方法などを指します。UXはUser Experienceの略で、サービスの利用を通じて得られる体験や満足度を指します。

web3

ブロックチェーン技術を活用し、データや価値をインターネット上でやり取りする新しい仕組みを指します。特定の管理者に依存しにくい点に特徴があり、代表的なものに、暗号資産、ステーブルコイン(法定通貨などに価値が連動するよう設計されたデジタル資産)、NFT、メタバースなどがあります。

 

 

業績状況

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。

 

① 経営成績の状況

 近年、デジタル技術の進展・普及に伴い、あらゆる産業において、テクノロジーを駆使してビジネスモデルそのものを改革していく、DXへの対応が急務となっております。こうした流れに連動する形で、当社グループがサービス提供を手掛ける対象領域も急速に拡大しております。

 こうした経営環境の下、当社グループにおいては、創設5年目のXspear Consulting株式会社が着実に成長を続けており、当社グループのテックファームであるシンプレクス株式会社とのシナジーを創出した結果、戦略/DXコンサルティング及びシステムインテグレーションの売上が大きく増加しました。

 当連結会計年度の経営成績は以下のとおりであります。

(売上収益)

 売上収益は、システムインテグレーション、運用サービスともに売上が好調に推移したこと及び戦略/DXコンサルティングにおける堅調な案件獲得により、58,682百万円(前期47,394百万円、前期比23.8%増)と、過去最高を更新しました。

 

(売上総利益)

 売上総利益は25,623百万円(前期19,638百万円、前期比30.5%増)、売上総利益率は43.7%(前期41.4%)と、ともに前期を大きく上回りました。

 

(営業利益)

 販売費及び一般管理費は、主に新卒採用者数の増加及び研修や中途採用の強化施策により、9,594百万円(前期7,307百万円、前期比31.3%増)と、前期より増加しました。研究開発費は1,572百万円(前期1,475百万円、前期比6.6%増)と、前期より増加しました。また、その他の収益に16百万円、その他の費用に52百万円を計上しております。

 この結果、営業利益は14,420百万円(前期10,804百万円、前期比33.5%増)、営業利益率は24.6%(前期22.8%)となりました。

 

(税引前当期利益)

 金融収益96百万円、金融費用195百万円、持分法による投資利益31百万円を計上して、税引前当期利益は14,352百万円(前期10,729百万円、前期比33.8%増)となりました。

 

(当期利益)

 法人所得税費用は3,814百万円(前期2,948百万円)となり、親会社の所有者に帰属する当期利益は10,538百万円(前期7,781百万円、前期比35.4%増)となりました。

 

② 財政状態の状況

 当連結会計年度末の財政状態は以下のとおりであります。

(資産)

 当連結会計年度末における資産合計は、88,169百万円(対前連結会計年度末比9,147百万円増加)となりました。これは主に、増床を含むオフィス契約の更新等により、使用権資産が5,384百万円増加した他、受注案件の規模拡大に伴い、営業債権及びその他の債権が4,003百万円増加したことによるものです。

 

(負債)

 当連結会計年度末における負債合計は、36,719百万円(対前連結会計年度末比6,507百万円増加)となりました。これは主に、増床を含むオフィス契約の更新等により、リース負債が5,312百万円増加した他、営業債務及びその他の債務が1,121百万円増加したことによるものです。

 

(資本)

 当連結会計年度末における資本合計は51,450百万円(対前連結会計年度末比2,640百万円増加)となり、親会社所有者帰属持分比率は58.4%(前連結会計年度末は61.8%)となりました。

 

③ キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は14,443百万円(対前連結会計年度末比1,005百万円増加)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果、10,689百万円の資金取得(前期9,746百万円の資金取得)となりました。これは主に、税引前当期利益14,352百万円、償却費2,628百万円の計上によるキャッシュ・フローの増加と、法人所得税の支払4,573百万円、営業債権及びその他の債権の増加4,003百万円によるキャッシュ・フローの減少によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果、1,970百万円の資金取得(前期534百万円の資金取得)となりました。これは主に、持分法で会計処理されている投資の売却による収入1,892百万円、投資有価証券の売却による収入572百万円によるキャッシュ・フローの増加と、主にインフラ環境の増強に伴う有形固定資産の取得による支出370百万円によるキャッシュ・フローの減少によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果、11,662百万円の資金使用(前期10,570百万円の資金使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出5,615百万円、配当金の支払額2,847百万円、リース負債の支払による支出2,055百万円、借入金の返済による支出1,480百万円によるキャッシュ・フローの減少によるものです。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

 当社グループは、ITソリューションの提供を中心に事業活動を展開する単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりませんが、当連結会計年度の生産実績、受注実績、販売実績をサービス区分ごとに示すと、以下のとおりであります。

a 生産実績

サービス形態

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

前年同期比(%)

戦略/DXコンサルティング(百万円)

5,580

147.8

システムインテグレーション(百万円)

19,227

121.4

運用サービス(百万円)

8,252

101.3

その他(百万円)

合計(百万円)

33,059

119.1

 (注)金額は製造原価によっております。

 

b 受注実績

サービス形態

受注高(百万円)

前年同期比(%)

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

戦略/DXコンサルティング

11,608

146.5

2,410

148.9

システムインテグレーション

35,655

126.1

10,433

122.5

運用サービス

14,758

107.9

12,100

105.7

その他

50

95.8

47

386.5

合計

62,072

124.3

24,989

115.7

 (注)受注残高は、向こう1年間の売上収益の計上予定額によっております。

 

c 販売実績

サービス形態

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

前年同期比(%)

戦略/DXコンサルティング(百万円)

10,816

144.0

システムインテグレーション(百万円)

33,758

128.3

運用サービス(百万円)

14,093

104.2

その他(百万円)

15

33.6

合計(百万円)

58,682

123.8

 (注)1.金額は販売価格によっております。

2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績については、連結売上収益10%以上に該当する販売先がないため、記載を省略しております。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。

 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。この連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

 経営者が行った連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断及び見積りは以下のとおりであります。

 

1.のれんの評価及び減損テスト

 当社グループは、のれんについて、毎期一定の時期又は減損の兆候がある場合には随時、減損テストを実施しております。減損テストの回収可能価額は、使用価値に基づき算定しております。

 使用価値は、過去の実績及び外的環境を反映し、経営者が承認した事業計画と事業計画経過後の永久成長率0.7%を基礎としたキャッシュ・フロー見積額を、資金生成単位の税引前加重平均資本コストを基礎とした割引率10.0%により現在価値に割り引いて算定しております。なお、事業計画における主要な仮定は、リカーリング率、リピートオーダー率等であります。

 減損テストに使用した主要な仮定が変更された場合には減損が発生するリスクがありますが、使用価値は資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っており、減損テストに使用した主要な仮定が合理的に予想可能な範囲で変化したとしても、使用価値が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しております。

 

2.収益認識に関する総原価の見積り

 当社グループは、連結財務諸表注記「3.重要性がある会計方針 (15) 収益」に記載のとおり、売上収益のうち、戦略/DXコンサルティング及びシステムインテグレーションにかかる収益については、一定期間にわたって履行義務が充足されるものであることから、当該履行義務の完全な充足に向けての進捗度に基づいて収益を認識しております。

 当連結会計年度において計上された売上収益のうち、進捗度に基づいて認識した売上収益は連結財務諸表注記「23.売上収益 (1) 収益の分解」の「戦略/DXコンサルティング」「システムインテグレーション」にそれぞれ区分して記載しております。

 進捗度は、案件別に発生したコストに基づくインプット法(原価比例法)によって測定されており、インプット法の基礎となる総原価の見積りには、外注費を含む作業工数の見積りが含まれます。

 また、顧客ごとのニーズに応じた設計開発やコンサルティング等を行うため、個別性が強く、作業の進捗状況によって想定外の作業工数が必要になる可能性があります。このため、インプット法の基礎となる総原価の見積りのうち、特に作業工数の見積りには一定程度の不確実性を伴い、当該不確実性に対する当社グループの判断が、進捗度に基づく収益認識額に重要な影響を及ぼします。

 

② 目標とする客観的な指標等の推移

 当社グループは、売上収益、売上総利益率及び営業利益を重視し、これらの向上を目指しております。特に、サービスの付加価値を測る客観的な経営指標として、売上総利益率の安定的な確保を目指しております。

 売上収益、売上総利益率及び営業利益の近時の推移は以下のとおりです。

 

2022年3月期

連結会計年度

2023年3月期

連結会計年度

2024年3月期

連結会計年度

2025年3月期

連結会計年度

2026年3月期

連結会計年度

売上収益 (百万円)

30,579

34,946

40,708

47,394

58,682

売上総利益率 (%)

42.6

41.8

42.9

41.4

43.7

営業利益 (百万円)

6,362

7,451

8,850

10,804

14,420

 

③ 経営成績の分析

 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。

 

④ 資本の財源及び資金の流動性

 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。主な資金使途は、運転資金と借入金の返済であり、当面は着実に事業計画を遂行することで営業キャッシュ・フローを蓄積し、安定的な借入金の返済によって有利子負債比率を低減することで、財務体質の更なる強化を図ります。また、持続的な成長を図るため事業領域の拡大と事業領域の深耕を推進しておりますが、これらの要因により、一時的に必要な資金の増加が見込まれる場合は、金融機関計6行と締結済のコミットメントライン契約又は当座貸越契約(総額100億円)を利用して流動性の高い資金調達を実施する方針としております。なお、当連結会計年度末における有利子負債(借入金)残高は13,320百万円であり、現金及び現金同等物の残高は14,443百万円であります。なお、現時点で重要な資本的支出の予定はございません。

 

⑤ 経営者の問題意識と今後の方針について

 当社グループは、「日本発のイノベーションを世界へ向けて発信する」という経営理念のもと、全社員が一丸となり、顧客企業のビジネスの成功に貢献する「高付加価値サービスの創造」を追求しております。

 また、事業領域の拡大と事業領域の深耕に向けた各種施策については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載をしております。

 

セグメント情報

6.事業セグメント

(1)報告セグメントの概要

 当社グループの事業内容は、顧客企業のビジネスの成功に貢献するシステムの提案、構築、運用保守に係るITソリューションの提供であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは単一となっております。

 

(2)サービス形態別の売上収益及び売上総利益に関する情報

 サービス形態別には、戦略/DXコンサルティング、システムインテグレーション、運用サービスがあり、売上収益、売上総利益は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

サービス形態

その他

合計

戦略/DXコンサルティング

システムインテグレーション

運用サービス

売上収益

7,510

26,320

13,518

47,348

45

47,394

売上総利益

3,733

10,486

5,374

19,593

45

19,638

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

サービス形態

その他

合計

戦略/DXコンサルティング

システムインテグレーション

運用サービス

売上収益

10,816

33,758

14,093

58,667

15

58,682

売上総利益

5,236

14,531

5,840

25,608

15

25,623

※システムインテグレーションには、システム・エンジニアリング・サービス等が含まれております。

運用サービスには、運用・保守、共同利用型サービスの他、ライセンス等が含まれております。

その他は、主としてハードウェア・ミドルウェアなどの物品販売であります。

 

(3)主要な顧客に関する情報

 外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

 

百万円

 

百万円

SBIグループ

5,465

 

7,654

※上記企業グループに対する売上収益は以下で構成しております。

・SBIホールディングス株式会社及び同社を親会社とする子会社、関連会社から構成される企業グループのうち、同社が提出している直近の有価証券報告書の「第一部 企業情報 第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に名称が記載されている連結子会社に対する売上収益。

・当社と株式会社SBI証券が資本業務提携契約に基づき設立した合弁会社SBIシンプレクス・ソリューションズ株式会社に対する売上収益。