2026.06.25更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025

サマリ

ウイングアーク1stは、SVF、Dr.Sum、MotionBoardを軸に、企業や自治体のデータ活用を支える会社です。帳票の設計・出力・保管、超高速集計、仮想統合、リアルタイム可視化を強みにしています。AIテクノロジーとデータプラットフォームを組み合わせ、情報に価値を与え、企業のDXを前へ進めています。

目指す経営指標

・2027年2月期にクラウド成長率40.0%(CAGR 5years)
・2027年2月期にリカーリング比率75.0%
・2027年2月期にEBITDA120億円
・2027年2月期に売上収益343億円を計画
・2027年2月期にEBITDA121億円を計画

用語解説

■SVF
ウイングアーク1stの主力製品の一つです。企業が使う帳票の設計、出力、保管、外部配信を支える仕組みで、請求書や納品書などの重要な文書を安定して扱うために使われます。

■Dr.Sum
ウイングアーク1stが提供するデータ活用基盤です。大量のデータを高速に集計・分析し、企業が業務状況をすばやく把握できるようにする製品です。

■MotionBoard
ウイングアーク1stが提供する情報可視化ツールです。企業内のさまざまなデータをグラフやダッシュボードで見える化し、現場や経営層が状況を直感的に判断できるようにします。

■SPA
ウイングアーク1stが提供する文書管理関連の製品です。紙や電子の文書をデータとして扱いやすくし、保管や検索、活用を支援する仕組みです。

■BDS
ウイングアーク1stの事業領域の一つです。SVFを中心に、帳票の設計、出力、保管、外部配信までを支え、企業や官公庁の重要な文書業務を安定して運用する役割を持ちます。

■DE
ウイングアーク1stの事業領域の一つです。Dr.SumやMotionBoardなどを通じて、企業内外のデータを集計・分析・可視化し、現場の判断や経営判断に使いやすくする事業です。

■公共ソリューション
自治体向けに提供する事業領域です。基幹系業務から住民との接点までを支え、行政運営の効率化や住民サービスの利便性向上をめざすサービス群を指します。

■Trustee
ウイングアーク1stが展開するデジタルトラストサービスです。電子文書の真正性や信頼性を支える仕組みで、タイムスタンプやeシールなどを通じて、文書が正しく扱われていることを示します。

■eシール
電子文書などに対して、発行元の組織を確認できるようにする仕組みです。紙の書類に押す社印の電子版に近い役割を持ち、企業が発行した文書の信頼性を高めるために使われます。

■タイムスタンプ
電子文書やデータが、ある時点に存在していたことを証明する仕組みです。文書の改ざんリスクを抑え、電子取引や重要書類の信頼性を支えるために使われます。

■デジタルトラストサービス
電子文書やデータの信頼性を支えるサービスです。ウイングアーク1stの文脈では、Trusteeを通じて、タイムスタンプやeシールなどを提供し、企業間取引や文書管理の安全性を高める取り組みを指します。

■ハイブリッド戦略
クラウドとオンプレミスの両方を活用する考え方です。ウイングアーク1stは、クラウド需要に対応しながら、信頼性を重視する企業向けにオンプレミスも含めた柔軟な提供を進めています。

■データインフラ
企業や自治体がデータを安全に集め、つなぎ、活用するための基盤を指します。ウイングアーク1stの文脈では、帳票、文書、分析、可視化を支える製品群を通じて、業務に欠かせない情報基盤になることを意味します。
2026年2月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 当社は、1972年4月に現在とは異なる事業を目的として株式会社ヤマギワ工作所の商号で設立され、1990年6月に株式会社ヤマギワ工作所から株式会社テックヤマギワに商号変更しました。その後、2004年2月に株式会社テックヤマギワから株式会社エイ・ピー・ツーに商号を変更し、2004年3月に翼システム株式会社情報企画事業部のソフトウェア事業(現データエンパワーメント事業)を譲受け、ウイングアークテクノロジーズ株式会社に商号を変更しました。

 当社グループにて、現在のデータエンパワーメント事業を始めたのは2004年3月からでありますが、事業譲受の対象になった翼システム株式会社情報企画事業部は、同社の当時の主力事業であった自動車整備業向けパッケージソフト以外のソフトウェア分野での新規事業化を目的に、社内ベンチャーの位置づけで1993年10月に発足しました。その後、同事業部にて当社グループの現在の主力製品である帳票開発ソフトウェア「Super Visual Formade(以下「SVF」という。)」を1996年12月に、多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum」を2001年5月にそれぞれリリースし、事業として立ち上げました。その後、翼システム株式会社は同事業部を売却し資金化することとなり、2004年3月に株式会社アドバンテッジパートナーズをスポンサーとして、株式会社エイ・ピー・ツーへ事業譲渡を行い、株式会社エイ・ピー・ツーは商号をウイングアークテクノロジーズ株式会社に変更しました。2004年3月の事業譲受以降につきましては、2009年11月に会社分割によりウイングアークテクノロジーズ株式会社を新たに設立し、同社に当社のデータエンパワーメント事業を承継させると共に、当社の商号を1stホールディングス株式会社(旧1stホールディングス株式会社)に変更しました。

 2010年12月に、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)(現東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場し、2012年2月には、東京証券取引所市場第二部へ市場変更を行いましたが、2013年4月にオリックス株式会社をスポンサーとして、旧1stホールディングス株式会社の株式取得を目的として設立されたモノリスホールディングス株式会社が旧1stホールディングス株式会社の株式を対象に株式公開買付けを実施し、同年5月に成立したことをうけ、同年9月に同市場への上場を廃止いたしました。また、同年12月には、モノリスホールディングス株式会社が旧1stホールディングス株式会社を吸収合併し、同日に商号を1stホールディングス株式会社へ変更いたしました。さらに、2014年3月には、商号をウイングアーク1st株式会社(以下「旧ウイングアーク1st株式会社」という。)に変更いたしました。

 その後、カーライル・グループが運営する投資ファンドであるCJP WA Holdings, L.P.の出資により、2016年3月に設立されたWACホールディングス株式会社が、同年4月に、旧ウイングアーク1st株式会社の全株式を取得して完全子会社化した上で、同年6月に吸収合併し、同日付でWACホールディングス株式会社からウイングアーク1st株式会社に商号変更を行い、実質的に事業を承継し現在に至ります。

 当社の事業運営主体の変遷は以下のとおりです。

 

 

年月

概要

1972年4月

東京都北区において照明器具及び同部品の製造・販売を目的とし、株式会社ヤマギワ工作所を設立

1990年6月

商号を株式会社ヤマギワ工作所から株式会社テックヤマギワに変更

2004年2月

商号を株式会社テックヤマギワから株式会社エイ・ピー・ツーに変更

2004年3月

翼システム株式会社情報企画事業部(注)のソフトウェア事業(現データエンパワーメント事業)を譲受け、ソフトウェアの製造・販売を開始

 

翼システム株式会社からの事業譲受に伴い、ディジタル・ワークス株式会社及び株式会社エフ・アイ・ティの株式を取得

 

商号を株式会社エイ・ピー・ツーからウイングアークテクノロジーズ株式会社に変更

2006年1月

開発、機能評価及び検証作業強化のため、当社100%出資でHITコミュニケーションズ株式会社を設立

2008年2月

当社販売製品の開発のため、当社100%出資で株式会社フォー・クルーを東京都渋谷区に設立

2009年5月

中華人民共和国における当社製品の販売を目的とし、当社100%出資で文雅科信息技術(上海)有限公司を設立

2009年11月

会社分割により設立したウイングアークテクノロジーズ株式会社に当社のデータエンパワーメント事業を承継し持株会社体制に移行するとともに、1stホールディングス株式会社(旧1stホールディングス株式会社)に商号変更

2010年12月

大阪証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)(現東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場

2011年3月

セキュリティサービス事業を行うバリオセキュア・ネットワークス株式会社(現バリオセキュア株式会社)の全株式を取得し、子会社化

2011年10月

オフショア開発拠点として、大連唯知計算機系統有限公司(現文雅科信息技術(大連)有限公司)を完全子会社化

2012年2月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2012年11月

大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)(現東京証券取引所JASDAQ市場)の上場を廃止

2013年5月

モノリスホールディングス株式会社が株式公開買付により旧1stホールディングス株式会社を完全子会社化

2013年9月

東京証券取引所市場第二部の上場を廃止

2013年12月

モノリスホールディングス株式会社を存続会社として、旧1stホールディングス株式会社を吸収合併し、1stホールディングス株式会社に商号変更

2014年3月

経営基盤強化のため、1stホールディングス株式会社を存続会社として、子会社3社(ウイングアーク株式会社、1stネクスパイア株式会社、ディジタル・ワークス株式会社)を吸収合併し、ウイングアーク1st株式会社(旧ウイングアーク1st株式会社)に商号変更

 

東南アジアでの当社製品の販売を目的とし、当社100%出資でWINGARC SINGAPORE PTE. LTD.をシンガポールに設立

2016年6月

WACホールディングス株式会社を存続会社として、旧ウイングアーク1st株式会社を吸収合併し、ウイングアーク1st株式会社に商号変更

 

構造改革の一環として、バリオセキュア株式会社の全株式を譲渡

2017年5月

海外でのクラウドサービス展開のため、SPACE-TIME RESEARCH PTY. LTD.(現WINGARC AUSTRALIA PTY LTD)の全株式を取得し、完全子会社化

2017年11月

リテール向けサービス強化のため、株式会社リテールマーケティングメソドロジー(現株式会社リテールマーケティングワン)の株式を取得し、子会社化

2018年1月

クラウドプラットフォーム強化のため、株式会社Everforthの全株式を取得し、完全子会社化

2018年3月

共同でのソリューション開発を目的に、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(現ビジネスエンジニアリング株式会社)と資本業務提携

2018年9月

共同でのソリューション開発を目的に、伊藤忠商事株式会社及び鈴与株式会社と資本業務提携

2019年11月

共同でのソリューション開発を目的に、株式会社データ・アプリケーションと資本業務提携

 

新サービスの展開を目的に、Sansan株式会社との資本業務提携

 

新サービスの展開を目的に、株式会社帝国データバンクと資本業務提携

 

新たな事業領域の拡大を目的に、伊藤忠商事株式会社と資本業務提携

2020年11月

新サービスの展開を目的に、株式会社PKSHA Technologyと資本業務提携

 

データソリューションサービスの開発を目的に、東芝デジタルソリューションズ株式会社(現株式会社東芝)と資本業務提携

2021年3月

東京証券取引所市場第一部に株式を上場

2022年2月

運輸業界のDX推進を目的に、株式会社traevoの株式を取得し、子会社化

2022年4月

東京証券取引所市場第一部から新市場区分(プライム市場)へ移行

2023年2月

公共領域における共同でのソリューション開発を目的に、株式会社スマートバリューと資本業務提携

2023年12月

完全子会社である株式会社リテールマーケティングワンを吸収合併

2024年5月

公共領域でのサービス強化を目的に、株式会社トライサーブの全株式を取得し、子会社化

2024年11月

製造業における共同でのソリューション開発を目的に、株式会社シムトップスと資本業務提携

2025年6月

公共領域でのサービス強化を目的に、ウイングアークNEX株式会社の全株式を取得し、子会社化

 

 

(注)翼システム株式会社情報企画事業部の沿革

1993年10月

翼システム株式会社情報企画事業部として発足

1995年10月

帳票開発設計ツール「Visual Formade」をリリース

1996年12月

帳票開発設計ツールに機能追加した「Super Visual Formade(SVF)」をリリース

2004年3月

当社に事業譲渡

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(国内連結子会社)

 

 

 

 

 

ウイングアークNEX株式会社

(注)5

大阪府大阪市中央区

100,000千円

クラウドサービスの提供

(所有)

100.00

クラウドサービス販売の委託

役員の兼任 2名

株式会社トライサーブ

東京都豊島区

50,000千円

ソフトウェアの開発及び販売

(所有)

100.00

システムインテグレーションサービスの委託

役員の兼任 1名

株式会社Everforth

東京都渋谷区

34,875千円

クラウドサービスの提供

(所有)

100.00

ソフトウェア開発・設計の委託

役員の兼任 3名

株式会社traevo

(注)1

東京都港区

256,000千円

クラウドサービスの提供

(所有)

50.96

運輸関連サービスにおける協業

役員の兼任 2名

(海外連結子会社)

 

 

 

 

 

文雅科信息技術(大連)有限公司

中華人民共和国

遼寧省大連市

827千人民元

ソフトウェアの開発

(所有)

100.00

ソフトウェア開発・設計の委託

役員の兼任 3名

文雅科信息技術(上海)有限公司

(注)1

中華人民共和国

上海市

21,437千人民元

ソフトウェア・クラウドサービスの販売、保守サポートの提供

(所有)

100.00

ソフトウェア・クラウドサービス販売及び保守サポートの委託

役員の兼任 3名

WINGARC SINGAPORE

PTE. LTD.

シンガポール

共和国

200千

シンガポールドル

ソフトウェア・クラウドサービスの販売、保守サポートの提供

(所有)

100.00

ソフトウェア・クラウドサービス販売及び保守サポートの委託

役員の兼任 1名

WINGARC AUSTRALIA PTY LTD

(注)1

オーストラリア

メルボルン市

21,064千豪ドル

ソフトウェア・クラウドサービスの販売、保守サポートの提供

(所有)

100.00

ソフトウェア・クラウドサービス販売及び保守サポートの委託

役員の兼任 3名

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

株式会社シムトップス

東京都品川区

16,500千円

ソフトウェアの開発及び販売

(所有)

22.70%

ソフトウェア開発・設計の委託

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

伊藤忠商事株式会社

(注)3

大阪市北区

253,448百万円

総合商社

(被所有)

21.98

(注)3

経営管理等

東芝デジタルソリューションズ株式会社

(注)4

川崎市幸区

23,500百万円

システムインテグレーション及びIoT/AIを活用したICTソリューションの開発・製造・販売

(被所有)

13.24

経営管理等

 (注)1.特定子会社に該当しております。

2.当社グループの報告セグメントは「データエンパワーメント事業」のみであるため、「主要な事業の内容」欄には、各会社の主要な事業を記載しております。

3.IW.DXパートナーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小泉 圭巧)が当社の議決権の21.98%を保有する株主でありますが、同社は伊藤忠商事株式会社及び伊藤忠テクノソリューションズ株式会社により設立され、同社の親会社である伊藤忠商事株式会社が当社のその他の関係会社に該当しております。なお、伊藤忠商事株式会社は有価証券報告書を提出しております。

4.東芝デジタルソリューションズ株式会社は、2026年4月1日付で株式会社東芝を存続会社、東芝デジタルソリューションズ株式会社を消滅会社とする吸収合併により消滅したため、有価証券報告書提出日現在においては、株式会社東芝が当社のその他の関係会社に該当しております。

5.当連結会計年度において新たに連結子会社化したため、ウイングアークNEX株式会社を連結子会社に含めております。