2026.02.17更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: コーポレートレポート2025
■クレナフィン
爪白癬(つめの水虫)を治療するための外用液剤で、爪の中まで有効成分がしみ込みやすいように設計された医療用医薬品です。日本で初めて承認された、爪白癬を直接治すことを目的とした薬として位置づけられています。

■エクロック
ワキの汗が多く出て日常生活に困りやすい「原発性腋窩多汗症」に使われる外用薬で、わきに塗ることで汗の量を抑える医療用医薬品です。塗り薬という形で、手軽に使える治療の選択肢を提供しています。

■ヘルニコア
腰椎椎間板ヘルニアによる足腰の痛みを和らげるために、飛び出した椎間板に注射して使う医療用医薬品です。メスを使う手術を行わずに、椎間板のボリュームを減らすことで神経の圧迫を軽くする「低侵襲治療」を実現することをねらっています。

■セプラフィルム
お腹の手術などのあとに起こる「癒着(ゆちゃく)」を減らすことを目的に、臓器や組織の表面に貼って使うシート状の医療機器です。手術後の合併症や再手術時のリスクを下げることをめざして使われます。

■アルツ
消炎酵素製剤と呼ばれるタイプの医療用医薬品で、炎症による腫れや痛みを抑えるために用いられます。科研製薬がかつて導入した製品で、整形外科などの領域で長く使われてきた実績のある薬です。

■リグロス
歯周病で失われた歯の周りの骨や歯ぐきの組織を再生させることを目的とした歯科用の再生医療等製品です。歯周外科手術の際に使うことで、単に炎症を抑えるだけでなく、失った組織の回復をねらう治療を可能にします。

■NM26
アトピー性皮膚炎を対象とした抗体医薬候補で、免疫の働きに関わる分子をねらって炎症を抑えることを目指す研究開発品です。科研製薬が創製し、海外大手製薬企業と提携して開発が進められているパイプラインの一つです。

■STAT6阻害剤
アレルギーや炎症に関わるシグナル伝達に重要な役割を持つ「STAT6」という分子の働きを抑えることで、アトピー性皮膚炎などの症状を改善しようとする候補薬です。免疫反応の流れそのものを調整することを狙った創薬コンセプトです。

■ND081
炎症性腸疾患を対象とした医薬品候補で、腸の慢性的な炎症を抑えることを目指すパイプラインの一つです。既存薬では十分にコントロールしにくい患者さんに、新たな治療選択肢を提供することを狙っています。

■FYARRO(ファイアロ)
特定の遺伝子変化を持つ悪性腫瘍(がん)を対象とするmTOR阻害薬で、希少がん患者さん向けの治療薬として開発・販売されている製品です。科研製薬グループが海外子会社を通じて扱うことで、がん領域への展開を進めています。

■KP-001
難治性の脈管奇形(血管やリンパ管の異常)を対象とした治療薬候補で、既存治療では対応が難しい患者さんに向けたパイプラインです。希少疾患領域での新しい選択肢の一つとして開発が進められています。

■アンメットメディカルニーズ
「まだ十分な治療法がない、もしくは既存の治療では満足な効果が得られていない医療ニーズ」を指す言葉です。科研製薬は、こうした治療のすき間を埋める新薬づくりを自社の重要な方向性として掲げています。

■パテントクリフ
主力医薬品の特許が切れたあと、後発品(ジェネリック医薬品)が登場することで、その薬の売上が急激に落ち込む現象を指す業界用語です。科研製薬ではクレナフィンの特許切れを大きな転換点と捉え、新たな成長の柱づくりを急いでいます。

■長期経営計画2031
2031年度をゴールとする科研製薬の長期ビジョンで、目指す売上規模や収益性、海外展開や研究開発の姿をまとめた経営の「道しるべ」です。中期的な数値目標だけでなく、どの領域で強みを伸ばすかといった方向性も示しています。

■3つのTransformation(3Xs)
長期経営計画2031を実現するために掲げた、三つの大きな変革テーマです。研究開発の質と量を高める変革、海外展開の加速、経営基盤(人財・DX・ガバナンスなど)の強化という三つの軸で会社を「つくり変える」という考え方を指します。

■インシリコ創薬
コンピュータシミュレーションやAI、機械学習を使って、体内での薬の働き方や候補化合物の性質を予測しながら進める新しい創薬手法です。実験だけに頼らず、デジタル技術を活用することで、開発スピードの向上やコスト削減をねらっています。

■優秀人財表彰制度
挑戦的な取り組みや良い成果を挙げた従業員を会社として顕彰する科研製薬独自の制度です。経営トップが自ら評価し表彰することで、社員のモチベーションを高め、「挑戦する風土」を根づかせる狙いがあります。

■従業員向け株式給付信託(J-ESOP)
従業員が一定の条件を満たしたときに、会社の株式を給付する仕組みで、社員と株主が同じ方向を向いて企業価値向上を目指せるようにするインセンティブ制度です。科研製薬では、長期的な業績への貢献を評価し、従業員のエンゲージメントを高める目的で導入しています。

■「水虫薬の科研」
足や爪の水虫治療薬の開発・販売で実績を積み上げてきたことから生まれた、科研製薬ならではのブランドイメージを表す言い回しです。特定領域で専門性を磨き、患者さんと医師からの信頼を獲得してきた歴史を象徴するフレーズになっています。