2026.10.02更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書 2026

サマリ

科研製薬は皮膚科・整形外科領域に強みを持ち、自社創薬と外部連携を組み合わせた「ハイブリッドモデル」で画期的新薬の創出に挑戦しています。主力品のパテントクリフを乗り越えるため、米国のAadi Bioscience, Inc.買収による海外自社販売基盤の獲得や、AI創薬の活用による新規パイプライン拡充を強力に推進。希少疾患領域への展開も強化し、患者のQOL向上に貢献しています。

目指す経営指標

・2031年度までに売上高1,000億円
・2031年度までに営業利益285億円
・2031年度までにROE10%以上
・2031年度までに海外売上高比率30%以上
・10年間(2022~2031年度)累計の戦略投資金額2,600億円以上
・2031年度までに10年間で8品目上市(PhaseⅠ以降プロジェクトを常時8品目以上)
・2030年度までにCO₂排出量を2016年度比51%削減
・2030年度までにCO₂フリー電気の割合80%以上
・2030年度までに水使用量を2016年度比10%削減
・2028年度までに女性管理職比率10%以上

用語解説

■「最大たらずとも最優なれ」
単に売上や企業規模の大きさ(最大)を目指すのではなく、社会から信頼され、患者さんや医療関係者にとって必要不可欠な存在(最優)であり続けることを目指す、科研製薬の信念を表す言葉です。

■3つのよろこび
「患者さんのよろこび」「社会のよろこび」「社員のよろこび」の3つで構成される科研製薬の経営理念であり、事業活動を通じて三者それぞれに価値を創出していく方針を示しています。

■3Xs
「長期経営計画2031」の実現に向けた「1st X 研究開発Transformation」「2nd X 海外展開Transformation」「3rd X 経営基盤Transformation」という3つの変革戦略の総称です。

■クレナフィン
科研製薬が自社創薬により開発した日本初の外用爪白癬(爪水虫)治療剤であり、同社の成長を支えてきた主力製品です。

■エクロック
日本で初めて保険適用となった、原発性腋窩多汗症(わき汗)治療用の外用剤です。

■エクテリー
希少疾患である遺伝性血管性浮腫(HAE)の急性発作時に服用する、世界初の経口治療薬です。

■フィブラスト
細胞増殖因子を主成分とし、褥瘡や皮膚潰瘍などの治療において組織再生を促進する世界初の皮膚治癒製剤です。

■ポリオキシン
天然由来の微生物発酵成分から作られる安全性の高い殺菌剤で、国内外の持続可能な農業に貢献する科研製薬の主力農業薬品です。

■FYARRO
アルブミン結合ナノ粒子技術(nab技術)を活用したシロリムス製剤で、進行悪性PEComa(血管周囲類上皮細胞腫瘍)の治療薬として米国FDAの承認を受けているアーディ社の製品です。

■KP-001
科研製薬が自社開発を進める難治性脈管奇形治療剤であり、日本および米国で臨床開発が推進されている開発品です。

■ナベニバルト
血漿カリクレインを標的とするモノクローナル抗体であり、遺伝性血管性浮腫(HAE)の発作を抑える長期予防薬として開発中の薬剤です。

■gMSC1
同種(他家)滑膜間葉系幹細胞由来の三次元人工組織を用いた、軟骨欠損を伴う変形性膝関節症を対象とする再生医療等製品の開発品です。

■シルクエラスチン
遺伝子組み換えタンパク質を主成分とし、難治性創傷を含む創傷治療に使用されるシート形状の新規創傷治癒材です。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

1948年3月

「財団法人理化学研究所の措置に関する法律」に基づき、財団法人組織を株式会社に改組し、「株式会社科学研究所」として発足。

1952年8月

「株式会社科学研究所」の生産部門が分離独立し、「科研化学株式会社」として発足。

1961年10月

東京証券取引所の市場第二部に上場。

1962年8月

東京証券取引所の市場第一部に上場。

1962年12月

静岡県藤枝市に発酵工場として静岡工場竣工。

1969年11月

製品発送センターを設置。

1970年7月

全国7営業所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)を支店に昇格。

1982年10月

科研薬化工株式会社と合併し、商号を「科研製薬株式会社」に変更。

1983年5月

静岡工場内に合成・製剤工場竣工。

1983年7月

大阪府摂津市に西部物流センター竣工。

1984年7月

静岡工場内にGLP棟竣工。

1986年12月

子会社科研不動産サービス株式会社を設立。

1987年6月

千葉県野田市に東部物流センター竣工。

1988年5月

子会社科研ファルマ株式会社を設立(現、連結子会社)。

1989年8月

関連会社エイコーフィルター株式会社の株式を一部買増取得し、子会社となる。

1990年4月

子会社科研物流株式会社を設立。

1991年8月

千葉県浦安市に本社事務所竣工(現在地より仮移転)。

1992年10月

関連会社藤科興業株式会社(株式会社フジカ)の株式を一部買増取得し、子会社となる。

1998年3月

東京都文京区の文京グリーンコート竣工にともない現在地に本社移転。

1999年3月

関連会社株式会社エヌ・ケー・キューレックスに持分法を適用。

2000年4月

滋賀県大津市の滋賀工場を閉鎖し、静岡県藤枝市にある静岡工場に統合。

2000年8月

大阪府摂津市の西部物流センターを閉鎖し、滋賀県大津市の滋賀工場跡地に移転。

2003年5月

大阪府枚方市に西部物流センターを移転(アウトソーシング)。

2004年9月

子会社エイコーフィルター株式会社の当社全保有株式を近藤工業株式会社へ譲渡。

2005年11月

埼玉県行田市に東部物流センターを移転(アウトソーシング)。

2005年12月

持分法適用関連会社である株式会社エヌ・ケー・キューレックスが解散。

2006年2月

子会社科研不動産サービス株式会社は子会社科研物流株式会社を吸収合併。

2012年3月

子会社科研不動産サービス株式会社は子会社株式会社フジカを吸収合併。

 

2016年3月

子会社科研不動産サービス株式会社を吸収合併。

2016年5月

静岡工場内に新外用棟竣工。

2018年10月

静岡工場内に品質管理棟竣工。

2021年12月

ARTham Therapeutics株式会社(以下、「アーサム㈱」という。)を買収(現、連結子会社)。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

2023年4月

全国5支店(北日本・関東・中部・関西・西日本)を再編し、第1統括営業部、第2統括営業部、第3統括営業部を新設。

2025年3月

Aadi Subsidiary, Inc.(Aadi Bioscience, Inc. 以下、「アーディ社」という。)を買収(現、連結子会社)。

2025年5月

静岡工場内に発酵原薬棟竣工。

2026年4月

3統括営業部(第1統括営業部、第2統括営業部、第3統括営業部)を再編し、東日本統括営業部、西日本統括営業部を新設。

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業

の内容

議決権の所有(又は被所有)割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

科研ファルマ㈱

東京都文京区

15

薬業

100.0

当社製品等の販売及び購入
役員の兼任等…有

アーサム㈱

東京都文京区

100

薬業

100.0

当社医薬品の研究開発
役員の兼任等…有

KAKEN INVESTMENTS INC.

米国

デラウェア州

1
USドル

薬業

100.0

持株会社

役員の兼任等…有

アーディ社

米国

ニュージャージー州

15,015
千USドル

薬業

100.0

(100.0)

医薬品の開発及び販売

役員の兼任等…有

 

(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の(内書)は間接所有であります。

3 有価証券届出書又は有価証券報告書の提出会社に該当しておりません。

4 特定子会社に該当しておりません。