2026.03.06更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

太陽ホールディングスは、ソルダーレジスト(SR)で世界トップクラスのシェアを持つエレクトロニクス用化学品メーカーを起点に、医療・医薬品事業とICT&S事業へ広げてきた「ニッチトップからグローバル化学メーカー」への挑戦企業です。化学の力と自律型人材を武器に、AIナレッジマネジメントシステム「STiV」や再生可能エネルギー、食糧など新領域の事業にも踏み出し、「楽しむ」「誠実」といった太陽バリューを軸に、挑戦を楽しむ社員が楽しい社会をつくるというストーリーを描いています。

目指す経営指標

・2031年3月期までに売上高1,800億円、営業利益470億円(営業利益率26%)を目標とする
・長期経営構想と中期経営計画でROE30%を経営目標に掲げる
・DOE(株主資本配当率)5%以上維持を方針とし、少なくとも2028年3月期までは連結総還元性向100%を目安とする
・医療・医薬品事業で2031年3月期に営業利益90億円を目指し、エレクトロニクス事業と並ぶ収益柱に育成する

用語解説

■ソルダーレジスト(SR)
プリント基板の配線パターンの上に塗る「保護用のインク」のような樹脂です。不要な部分へのはんだ付けを防ぎ、配線同士のショートや腐食から守ります。太陽ホールディングスは、このソルダーレジストで世界トップクラスのシェアを持っています。

■PSR-4000
太陽ホールディングスが開発した液状のソルダーレジストの代表的なシリーズ名です。高精細なプリント基板にも対応できる性能を持ち、同社の世界展開を支えてきた中核製品として位置づけられています。

■太陽バリュー
太陽グループの従業員が大切にする4つの価値観「楽しむ」「誠実」「スピード」「コミュニケーション」をまとめた呼び名です。経営理念を実現するために、一人ひとりがどう行動するかの基準とされており、評価や人材育成の土台にもなっています。

■自律型人材
「自らの意志で未来を描き、物事の本質を捉えて判断し、周囲と協力しながら行動できる人材」を指す、太陽グループが重視する人材像です。指示待ちではなく、自分で課題を見つけて仲間と対話し、太陽バリューを体現しながら事業を動かしていくことが期待されています。

■ICT&S事業
太陽ホールディングスが定める事業セグメントの一つで、ICT(情報通信技術)とSustainability(サステナビリティ)の頭文字から名付けられています。ICTインフラ構築やAIサービス、ファインケミカル、再生可能エネルギー、食糧関連など、将来の成長を見込む新規事業を束ねた領域です。

■AIナレッジマネジメントシステム「STiV」
生成AIを活用し、社内外の膨大な文書やデータを一元管理しながら、欲しい情報を自然な文章で返してくれるシステムです。経験豊富な社員の「暗黙知」も含めて知識を共有しやすくすることで、業務効率化や人材育成を支援することを狙っています。

■裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass」
専用メガネやヘッドセットを使わずに、画面を見るだけで立体的な3D映像を体験できるディスプレイです。太陽グループの一社が国内セールスパートナーとして販売しており、医療、製造、エンタメなど、立体的な可視化が役立つ分野での活用が期待されています。

■長期経営構想「Beyond Imagination 2030」
2030年ごろまでを見据えて太陽グループが描いた長期の経営ビジョンの名称です。「楽しい社会の実現」というゴールに向けて、エレクトロニクス事業の進化、新たな事業領域の創出、自律型人材の育成など、会社の進む方向性と基本方針を整理したものです。

■2030 Committee
長期経営構想「Beyond Imagination 2030」を実現するための中期経営計画をつくる際に、客観性と透明性を高める目的で設置された社内の委員会です。経営陣だけでなく多様なメンバーが参加し、財務目標や成長戦略、株主還元などについて議論し、取締役会への提言役も担います。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 

1953年 9月

東京都港区において印刷用インキの製造販売を事業目的に「太陽インキ製造株式会社」を設立

1970年 8月

プリント基板用部材の販売を開始

1973年 5月

エポキシ樹脂系熱硬化型一液性ソルダーレジストインキの開発に成功、販売を開始

1982年 3月

埼玉県比企郡嵐山町に嵐山工場(現 嵐山事業所)を開設

1984年 6月

現像型ソルダーレジストインキの開発に成功、販売を開始

1988年 9月

大韓民国にプリント基板用部材等の製造販売会社「韓国太陽インキ製造株式会社(現:韓国タイヨウインキ株式会社、1998年7月に連結子会社化)」を設立

1990年 9月

店頭登録銘柄として株式を公開

1990年12月

アメリカ合衆国にプリント基板用部材等の販売会社(1995年2月製造販売会社に転換)「TAIYO AMERICA, INC.」を設立

1992年 3月

本社を東京都練馬区に移転

1993年11月

現像型ソルダーレジストインキの基本特許が、日本において成立

1996年 9月

台湾にプリント基板用部材等の製造販売子会社「台湾太陽油墨股份有限公司」を設立

1999年 1月

シンガポール共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「TAIYO INK INTERNATIONAL(SINGAPORE)PTE LTD」を設立

中華人民共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「TAIYO INK INTERNATIONAL(HK)LIMITED」を設立

1999年 8月

国内にプリント基板用部材等の製造販売子会社「日本太陽株式会社(現:太陽インキ製造株式会社)」を設立

2001年 1月

東京証券取引所市場第一部に株式を上場

2001年 4月

埼玉県比企郡嵐山町に嵐山北山事業所を開設

2001年12月

中華人民共和国にプリント基板用部材等の製造販売子会社「太陽油墨(蘇州)有限公司」を設立

2010年 9月

中華人民共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「太陽油墨貿易(深圳)有限公司」を設立

2010年10月

持株会社制へ移行し、商号を「太陽ホールディングス株式会社」へ変更

子会社「日本太陽株式会社」を「太陽インキ製造株式会社」へ商号変更し、国内事業の権利義務を承継

2013年 5月

台湾のプリント基板用部材等の製造販売会社「永勝泰科技股份有限公司」を連結子会社化

2014年12月

国内に自然エネルギーによる発電事業を主とする子会社「太陽グリーンエナジー株式会社」を設立

2015年 4月

大韓民国に「太陽インキ製造株式会社」の販売子会社「太陽インキプロダクツ株式会社」を設立

2015年 6月

国内の染料、顔料、薬品及びインクの製造販売会社「中外化成株式会社(現:太陽ファインケミカル株式会社)」を連結子会社化

2015年10月

「太陽インキ製造株式会社」の国内第2生産拠点として福岡県北九州市に北九州事業所を開設

2017年 1月

「DIC株式会社」と資本業務提携

2017年 8月

国内に医療用医薬品の製造販売事業の子会社「太陽ファルマ株式会社」を設立

2018年 1月

本社を東京都豊島区に移転

2018年 4月

タイ王国にプリント基板用部材等の販売子会社「TAIYO TRADING(THAILAND)CO., LTD.」を設立

国内のシステムエンジニアリングサービス事業の会社「株式会社マイクロネットワークテクノロジーズ(現:株式会社ファンリード)」を連結子会社化

2018年 7月

国内のシステムエンジニアリングサービス事業の会社「株式会社サウマネジメント(2019年10月株式会社マイクロネットワークテクノロジーズ(現:株式会社ファンリード)に吸収合併)」を連結子会社化

2019年 8月

小田池水上太陽光発電所を運営する特別目的会社「株式会社メガソーラー23号(2022年11月太陽グリーンエナジー株式会社に吸収合併)」を連結子会社化

御厩池水上太陽光発電所を運営する特別目的会社「株式会社メガソーラー28号(2022年11月太陽グリーンエナジー株式会社に吸収合併)」を連結子会社化

2019年10月

国内の医療用医薬品の製造受託事業の会社「太陽ファルマテック株式会社」を連結子会社化

2020年 5月

中華人民共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「永盛泰新材料(江西)有限公司」を設立

2020年 6月

ベトナム社会主義共和国にプリント基板用部材等の製造販売子会社「TAIYO INK VIETNAM CO., LTD.」を設立

2022年 4月

東京証券取引所の新市場区分について「プライム市場」を選択申請し移行

2022年 7月

国内の飲食施設の運営を主とする会社「株式会社嵐山食堂」が、子会社「太陽グリーンエナジー株式会社」から飲食事業を分割承継し、連結子会社化

2024年 3月

国内のシステム開発事業の会社「株式会社アペックス」を連結子会社化

2024年 4月

嵐山事業所内に技術開発センター「InnoValley」を開設

2024年 4月

国内の歯科技工物の製造・販売会社「株式会社リック」(現:株式会社マイ・スターズ)を連結子会社化

2024年 6月

監査等委員会設置会社へ移行

2025年 3月

国内のシステム開発事業の会社「株式会社エクシーズ」を連結子会社化

 

関係会社

4【関係会社の状況】

(1) 連結子会社

名称

住所

資本金又は出資金

主要な事業

の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

太陽インキ製造

株式会社

埼玉県

比企郡嵐山町

450百万円

PCB用SR等の

製造販売

100.0

商標等ライセンス取引

役員の兼任

不動産等の賃貸

資金貸付

太陽油墨 (蘇州)

有限公司(注)1

中華人民共和国

江蘇省蘇州市

30百万

米ドル

PCB用SR等の

製造販売

100.0

商標等ライセンス取引

役員の兼任

永盛泰新材料(江西)

有限公司(注)2

中華人民共和国

江西省新余市

7百万

米ドル

PCB用SR等の

製造販売

100.0

(100.0)

役員の兼任

台湾太陽油墨股份

有限公司(注)1

台湾

桃園市観音区

310百万

台湾ドル

PCB用SR等の

製造販売

100.0

商標等ライセンス取引

役員の兼任

韓国タイヨウインキ

株式会社

大韓民国

京畿道安山市

2,698百万

韓国ウォン

PCB用SR等の

製造販売

100.0

商標等ライセンス取引

役員の兼任

TAIYO AMERICA, INC.

アメリカ合衆国

ネバダ州

2百万

米ドル

PCB用SR等の

製造販売

100.0

商標等ライセンス取引

役員の兼任

資金の借入

TAIYO INK VIETNAM CO., LTD.

ベトナム社会主義共和国

ハノイ市

10百万米ドル

PCB用SR等の

製造販売

100.0

商標等ライセンス取引

役員の兼任

TAIYO INK INTERNATIONAL (HK)

LIMITED(注)3

中華人民共和国

香港特別行政区

10百万

香港ドル

PCB用SR等の

販売

100.0

資金の借入

太陽油墨貿易(深圳)有限公司(注)4

中華人民共和国

広東省深圳市

800千

米ドル

PCB用SR等の

販売

100.0

役員の兼任

永勝泰科技股份

有限公司(注)1

台湾

新北市鶯歌区

313百万

台湾ドル

PCB用SR等の

販売

100.0

役員の兼任

太陽インキプロダクツ株式会社(注)2、5

大韓民国

京畿道安山市

100百万

韓国ウォン

PCB用SR等の

販売

100.0

(100.0)

役員の兼任

TAIYO INK INTERNATIONAL (SINGAPORE) PTE LTD

シンガポール共和国

2百万

シンガポールドル

PCB用SR等の

販売

100.0

役員の兼任

債務の保証

TAIYO TRADING (THAILAND) CO., LTD.

タイ王国

バンコク都

11百万

タイバーツ

PCB用SR等の

販売

100.0

役員の兼任

太陽ファルマ

株式会社(注)2

東京都

千代田区丸の内

450百万円

医療用医薬品の

製造販売

100.0

(100.0)

資金貸付

太陽ファルマテック

株式会社(注)6

大阪府

高槻市

300百万円

医療用医薬品の

製造受託

100.0

資金貸付

株式会社マイ・スターズ(注)2

東京都

港区

30百万円

歯科技工物の製造、販売

100.0

(100.0)

資金貸付

太陽ファインケミカル株式会社

福島県

二本松市

49百万円

染料、顔料、薬品及びインクの製造販売

100.0

資金貸付

太陽グリーンエナジー株式会社

埼玉県

比企郡嵐山町

10百万円

自然エネルギーによる発電等

100.0

資金貸付

株式会社嵐山食堂

東京都

豊島区西池袋

15百万円

飲食施設の

運営等

100.0

資金貸付

株式会社ファンリード

東京都

豊島区西池袋

80百万円

システムエンジニアリングサービス

100.0

 

株式会社アペックス

(注)2

東京都

豊島区南大塚

21百万円

システム開発

100.0

(100.0)

 

株式会社エクシーズ

(注)2

福岡県

福岡市

47百万円

システム開発

100.0

(100.0)

 

PEGASUS TECH VENTURES COMPANY IV, L.P.(注)2

アメリカ合衆国

カリフォルニア州

7百万

米ドル

投資業

99.0

(49.5)

 

その他2社

 

 

 

 

 

 

 

(注)1. 特定子会社に該当します。

2. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。

3. TAIYO INK INTERNATIONAL (HK) LIMITEDについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。

主要な損益情報等

(1)売上高31,158百万円(2)経常利益1,701百万円(3)当期純利益1,454百万円

(4)純資産額6,258百万円(5)総資産額13,766百万円

4. 太陽油墨貿易(深圳)有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。

主要な損益情報等

(1)売上高19,631百万円(2)経常利益1,355百万円(3)当期純利益1,003百万円

(4)純資産額3,749百万円(5)総資産額10,699百万円

5. 太陽インキプロダクツ株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。

主要な損益情報等

(1)売上高14,802百万円(2)経常利益850百万円(3)当期純利益687百万円

(4)純資産額2,407百万円(5)総資産額5,261百万円

6. 太陽ファルマテック株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。

主要な損益情報等

(1)売上高23,002百万円(2)経常利益4,655百万円(3)当期純利益3,643百万円

(4)純資産額7,085百万円(5)総資産額30,979百万円

7. 永勝泰油墨(深圳)有限公司は、2025年8月25日に清算結了しました。

8. PEACE SEA INVESTMENTS LIMITED及びGOOD ADVANCE GROUP LIMITEDは、2026年1月5日に清算結了しました。

 

(2) その他の関係会社

会社名

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の被所有割合(%)

関係内容

DIC株式会社

東京都

板橋区

96,557

有機顔料、合成樹脂等の製造販売等

20.03%

原材料の仕入