2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    4名(単体) 1,037名(連結)
  • 平均年齢
    55.7歳(単体)
  • 平均勤続年数
    31.5年(単体)
  • 平均年収
    7,529,698円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    11.9%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1)【人材戦略に関する基本方針等】

① 人材戦略に関する基本方針等

 当社グループは、人々の健康を支え、いい人生を提供すること、イノベーションを通して人々の健康を支え、幸せでいい人生を送っていただけるための土台となることを使命として、健康を支えるインフラを提供すること、さまざまなサービスを絶えず展開し、人々の健康を支えるインフラを提供することを目指すことを経営理念としております。

 当社グループは、長期ビジョン「FALCO VISION 2030」において、事業構造の転換をグループ経営方針として定めており、事業ポートフォリオの変革により、成長事業による利益の成長と基盤事業による利益の安定化を実現することにより、持続的成長可能な収益構造への転換を目指しております。

 当社グループは、中長期的な持続的成長に向けて、事業転換を支えるための人材戦略として、イノベーションを促進し労働生産性を向上するために以下のとおり人材基盤の強化に取り組んでおります。

ⅰ)多様な人材の採用強化

・成長事業を推進するためのゲノム事業やICT事業の専門人材の採用強化

・基盤事業を支えるための薬剤師・臨床検査技師等の専門人材の採用強化

・新卒のみならず中途採用を含めた採用強化

ⅱ)多様な人材とリーダーの育成

・女性管理職を含む次世代リーダーの早期登用と育成

・デジタル人材の育成とDX推進力の強化

ⅲ)働きやすい環境の整備

・多様で柔軟な働き方を選択できる環境の整備

・持続可能な世代ポートフォリオの構築

・定年延長・シニア人材の雇用確保を見据えた人事制度の構築

ⅳ)人材の活躍機会の提供

・ジョブローテーションやワークシェアによる多様な活躍機会の提供

・女性・シニア人材の活躍推進

 

② 従業員の給与等の内容の決定に関する方針

 当社グループは、医療総合サービス企業として、臨床検査事業、調剤薬局事業、ICT事業、並びにゲノム事業を通じ持続的な企業価値向上を実現するためには、従業員一人ひとりの専門性向上とエンゲージメント向上が不可欠であると認識しております。このため、人材への投資を重要な経営課題と位置付け、従業員の成長及び成果に報いる処遇制度の構築に取り組んでおります。

 従業員の給与については、職務及び職責に応じた等級制度に基づき決定しております。また、人事評価に基づく定期昇給を実施するとともに、能力開発及びキャリア形成を促進しているほか、市場における賃金動向や経済環境等を勘案したベースアップも実施しております。

 賞与については、会社業績に加え、個人ごとの目標達成状況を総合的に評価して支給額を決定しております。

 さらに、当社グループでは、従業員が株主と価値を共有し、中長期的な企業価値向上への意識を高めることを目的として、信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)を導入しております。当該制度を通じて、従業員の資本参加を促進するとともに、企業価値向上の成果を従業員と共有することで、エンゲージメント及び勤労意欲の向上を図っております。

 

 

(2)【従業員の状況】

① 連結会社の状況

 

2026年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

臨床検査事業

570

(1,079)

調剤薬局事業

373   

(158)

ICT事業

71   

(4)

全社(共通)

23

(2)

合計

1,037

(1,243)

 (注)1.従業員数は、就業人員(当社グループからグループ外への出向者は除く。)であります。

    2.従業員数欄の( )外数は、定時社員、契約社員及び嘱託社員の年間の平均雇用人員であります。

     3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

② 提出会社の状況

 

 

 

 

 

2026年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(才)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率

(%)

4

(2)

55.7

31.5

7,529,698

11.9

 

セグメントの名称

 従業員数(人)

全社(共通)

4

(2)

 (注)1.従業員数は、就業人員(社外への出向者を除き、社外からの出向者を含む。)であります。

    2.従業員数欄の( )外数は、嘱託社員の年間の平均雇用人員であります。

    3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

    4.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

③最大人員会社の状況

当事業年度における従業員数が最も多い会社

㈱ファルコバイオシステムズ

2026年3月31日現在

 

従業員数(人)

平均年齢(才)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率(%)

551(1,070)

42.7

16.4

5,625,192

3.03

(注)1.従業員数は、就業人員(社外への出向者を除き、社外からの出向者を含む。)であります。

2.従業員数欄の( )外数は、定時社員、契約社員及び嘱託社員の年間の平均雇用人員であります。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

④ 労働組合の状況

 当社及び連結子会社5社では、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異

 連結子会社

当事業年度

名称

管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)

 (注)1

男性労働者の育児休業取得率

  (%)

 (注)2

労働者の男女の賃金の額の差異(%)

(注)1

全労働者

うち正規雇用労働者

うち非正規雇用労働者

㈱ファルコバイオシステムズ

4.1

77.7

72.6

76.8

89.3

㈱ファルコファーマシーズ

100

58.9

70.1

119.1

チューリップ調剤㈱

54.5

58.1

67.7

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.連結子会社である株式会社メディサージュ、株式会社アテストについては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

男性労働者の育児休業取得率についての補足説明:

 連結子会社である㈱ファルコファーマシーズ及びチューリップ調剤㈱は、育児休業の対象者が若干名であることが取得率の変動要因となっております。

 

労働者の男女の賃金の額の差異についての補足説明:

 当社グループでは、賃金制度・賃金体系において男女間の性別による処遇差はありませんが、管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合や、育児休業取得者・育児短時間勤務者の構成割合が賃金差異の一因となっております。

 調剤薬局事業を経営する㈱ファルコファーマシーズ、チューリップ調剤㈱では、薬剤師職とその他の職種の役割の違いにより賃金差異が生じております。また、非正規雇用労働者については、対象の嘱託社員が薬剤師であることが賃金差異の要因となっております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて、社会・環境問題等をはじめとするサステナビリティに関する課題に対して、事業活動を通じた取り組みを推進してまいります。

 当社グループが取り組む7つのマテリアリティ

 ①健康で安心な社会の暮らしの実現

 ②イノベーションを通じた社会課題の解決

 ③脱炭素社会の実現

 ④自然環境の保全

 ⑤ダイバーシティ&インクルージョンの推進

 ⑥働きやすく活躍できる環境の確保

 ⑦地域社会との共生

 

(1)ガバナンス

当社グループでは、企業活動を通じて、お客様、株主様、従業者をはじめ、私たちを取り巻くステークホルダーの皆様にいい人生を送っていただけることに、私たちの存在価値があると考えています。

 サステナビリティ経営の推進のため、取締役会のもとに「サステナビリティ委員会」を設置し、グループ全体のサステナビリティに関する方針・対策の立案、リスク・機会の特定、サステナビリティに関する情報の収集及び方針に基づく事業会社・各部門の取組状況の監督等を行い、活動状況については、取締役会へ報告され、必要に応じて対応指示を行っております。

 

 サステナビリティに関するリスクについては、リスク管理委員会と連携し、リスクマネジメント体制において管理しています。

 

(2)戦略

①気候変動

 気候変動に関するシナリオ分析においては主要な事業である臨床検査事業・調剤薬局事業・ICT事業を対象に、2030年度の影響を検討しました。

 シナリオは、脱炭素へ移行する2℃シナリオと、現状を上回る温暖化対策が取られず温暖化が進行する4℃シナリオの2つを検討しました。

 

シナリオに基づくリスクと機会の抽出を行い、必要な対応を検討した結果、臨床検査事業・調剤薬局事業・ICT事業における、気候変動に伴う重大な事業リスクは確認されませんでした。

 当社グループは、脱炭素社会の実現・資源環境の保全に向け、事業活動を通じ温室効果ガスの削減、環境負荷の低減等に取り組んでおります。

 

②人材育成

 「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載の通りです。

 

(3)リスク管理

 当社グループでは、業務の健全性と適切性の確保を図り、持続的な成長を実現するため、業務におけるリスクを把握し、損失防止につとめるとともに、リスク発生時に迅速に対応できるように、リスクマネジメント体制を構築し、当社グループのリスク評価の実施・リスクマネジメントの推進機関として、取締役会のもとに「リスク管理委員会」を設置しています。

 リスク管理委員会では、当社グループのリスクマネジメントに関する方針・対策の立案や方針に基づく事業会社・各部門の取組状況の監督、リスク情報の収集等を行っています。

 サステナビリティに関するリスクについても、サステナビリティ委員会と連携し、リスクマネジメント体制において管理しています。

 リスク管理委員会での審議内容・活動状況については、取締役会へ報告し、必要に応じて対応指示を受けています。

(4)指標と目標

 環境問題、人権の尊重、従業員の健康・労働環境への配慮などを「行動指針」(ESG5箇条)として定め、従業員に周知しております。

① 気候変動

 当社グループは、省エネ設備への更新、業務のICT化等によるペーパレス化等に取り組んでいます。当社グループとしてのCO2排出量削減の目標設定に向けた検討を進めています。

 

② 人材育成

 当社グループは経営者候補及び経営幹部候補を早期選抜もしくは採用し、将来のグループ経営を担う人材育成に取り組んでおります。また、当社グループの管理職に占める女性比率の向上を目指し、係長職以下の役職に占める割合を高める取り組みを進めていきます。

 有給休暇の取得推進、リフレッシュ休暇制度の導入、育児・介護の両立支援等、ワークライフバランスを実現しながら、多様な人材が働きやすく活躍できる環境整備に取り組んでおります。