2026.06.25更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

楽天グループは「楽天エコシステム」を軸に、70以上のサービスを結び付ける企業です。共通ID、楽天ポイント、AI・データを活用し、ユーザーの生活接点を広げています。完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークとRakuten AIを成長の核に据え、流通、金融、通信を一体で強くする挑戦を進めています。

目指す経営指標

・2026年度に連結Non-GAAP営業利益及びIFRS営業利益の大幅な拡大
・2026年度に非金融事業の純有利子負債とEBITDAの倍率を6倍程度
・中期的に連結自己資本比率5%水準
・長期的に連結自己資本比率10%水準
・2026年度に楽天モバイルの設備投資2,000億円
・2026年にAI活用による利益創出額を2024年の3倍
・AI活用でマーケティング効率、オペレーション効率、クライアント効率を各20%向上

用語解説

■楽天エコシステム
楽天グループが展開する70以上のサービスを、楽天会員、共通ID、楽天ポイントで結び付けるビジネスモデルです。ユーザーが買い物、旅行、金融、通信などを楽天内で使うほど、サービス同士の利用が広がる仕組みです。

■楽天市場
楽天が創業時に始めたインターネット・ショッピングモールです。地方や小規模事業者でも、大企業と同じ土俵で全国の顧客に商品を販売できる場として始まりました。

■楽天ポイント
楽天のサービス利用時に貯めたり使ったりできるポイントプログラムです。楽天エコシステム内で複数サービスを利用する動機になり、ユーザーの回遊を支える重要な仕組みです。

■楽天会員
楽天の各サービスを共通IDで利用するユーザー基盤を指します。楽天グループは、この会員基盤をもとに、購買や行動データを活用し、ユーザーごとに合うサービス提案を進めています。

■メンバーシップバリュー
楽天グループが企業価値を測るために使う独自指標です。アクティブユーザー、クロスユース、ユーザー1人あたりの生涯価値、顧客獲得コストをもとに、楽天エコシステムの価値を測ります。

■クロスユース
1人のユーザーが楽天グループ内の複数サービスを利用することです。楽天市場だけでなく、楽天カード、楽天銀行、楽天モバイルなども使うほど、楽天エコシステムの価値が高まります。

■完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワーク
楽天モバイルが採用するネットワーク技術です。従来の専用機器中心の仕組みではなく、ソフトウェアを活用して通信ネットワークを構築することで、運用コストや設備投資の削減を目指す仕組みです。

■楽天モバイル
楽天グループの携帯キャリア事業です。「携帯市場の民主化」を掲げ、低廉でシンプルな料金プランと、楽天エコシステムとの連携を強みにしています。

■Rakuten AI
楽天グループが展開するAIツールです。楽天市場などで商品探索や購入を支援し、ユーザーがより少ない手間で目的の商品やサービスにたどり着ける体験を目指しています。

■Rakuten AI for Rakutenians
楽天グループの従業員向けAIツールです。日常業務での判断や作業スピードを高めるために使われ、社内の生産性向上を支える仕組みとして位置付けられています。

■Rakuten AI for RMS
楽天市場の出店店舗を支援するAIツールです。商品説明文の作成、商品画像の加工、問い合わせ対応用の文章生成、売上傾向の分析などを支援し、店舗運営の効率化に役立てられています。

■Rakuten AI for Business
企業の業務を支援する生成AIサービスです。議事録作成、メール作成、データ分析、企画立案などに使われ、企業の業務効率化を助けるサービスとして展開されています。

■Rakuten AI 3.0
楽天グループが開発を進める自社LLMです。楽天のデータやサービス運営での活用を見据え、性能とコスト効率の両立を目指すAI基盤として位置付けられています。

■トリプル20
楽天がAI活用で掲げる目標です。マーケティング効率、オペレーション効率、クライアント効率を、それぞれ20%向上させることを目指します。

■Rakuten Link
楽天モバイルの関連サービスとして展開されるコミュニケーションアプリです。楽天エコシステム内でRakuten AIの適用範囲を広げる対象の一つとして示されています。

■Rakuten最強衛星サービス
楽天モバイルが予定する衛星通信サービスです。山間部や離島など、地上の通信網だけでは届きにくい地域も含め、より広い通信カバーを目指す取り組みです。

■楽天主義
楽天グループの価値観・行動指針です。「ブランドコンセプト」と「成功のコンセプト」で構成され、従業員が共通して持つ考え方として位置付けられています。

■実業家精神
楽天がアントレプレナーシップを表す際に用いる考え方です。新しい事業を起こすだけでなく、既存事業を磨き上げ、社会価値につながる形へ広げる姿勢を指します。

■現場力
三木谷浩史が重視する考え方です。机上の分析だけに頼らず、最前線に足を運び、現実を見たうえで現場の知見を取り入れて実行する力を指します。
2025年12月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

年月

経過

1997年2月

オンラインコマースサーバーの開発及びインターネット・ショッピングモール『楽天市場』の運営を行うことを目的として、資本金1,000万円にて東京都港区愛宕1丁目6番7号に株式会社エム・ディー・エムを設立

1997年5月

インターネット・ショッピングモール『楽天市場』のサービスを開始

1998年8月

本社を東京都目黒区祐天寺2丁目8番16号に移転

1999年6月

株式会社エム・ディー・エムより、楽天株式会社へ社名変更

2000年4月

日本証券業協会に店頭登録

      5月

本社を東京都目黒区中目黒2丁目6番20号に移転

2001年3月

『楽天トラベル』のサービスを開始

2002年11月

『楽天スーパーポイント(現 楽天ポイント)』のサービスを開始

2003年9月

宿泊予約サイトを運営するマイトリップ・ネット株式会社を子会社化

      10月

本社を東京都港区六本木6丁目10番1号に移転

      11月

ディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券株式会社(現 楽天証券株式会社)を子会社化

2004年9月

株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)を子会社化

      11月

日本プロフェッショナル野球組織(NPB)(現 一般社団法人日本野球機構(NPB))による「東北楽天ゴールデンイーグルス」新規参入承認

      12月

株式会社ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場

2005年9月

LinkShare Corporation(現 RAKUTEN MARKETING LLC)を子会社化

2007年8月

IP電話事業を運営するフュージョン・コミュニケーションズ株式会社(現 楽天コミュニケーションズ株式会社)を子会社化

2008年4月

本社を東京都品川区東品川4丁目12番3号に移転

2009年2月

イーバンク銀行株式会社(現 楽天銀行株式会社)を子会社化

2010年1月

ビットワレット株式会社(現 楽天Edy株式会社)を子会社化

      7月

フランスにおいてECサイトを運営するPRICEMINISTER S.A.(現 RAKUTEN FRANCE S.A.S.)を子会社化

2012年1月

グローバルに電子書籍サービスを展開するKobo Inc.(現 Rakuten Kobo Inc.)を子会社化

      6月

スペインにおいてビデオストリーミングサービスを提供するWuaki. TV, S.L.(現 Rakuten TV Europe, S.L.U.)を子会社化

      10月

持分法適用関連会社であったアイリオ生命保険株式会社(現 楽天生命保険株式会社)を子会社化

2013年9月

グローバルにビデオストリーミングサービスを展開するViki, Inc.を子会社化

      11月

「東北楽天ゴールデンイーグルス」がプロ野球日本シリーズ初優勝

      12月

東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更

2014年3月

グローバルにモバイルメッセージングとVoIPサービスを展開するViber Media Ltd.(現 Viber Media S.a.r.l.)を子会社化

      10月

北米最大級の会員制オンライン・キャッシュバック・サイトを展開するEbates Inc.を子会社化

 

携帯電話サービスに本格参入、『楽天モバイル』を提供開始

2015年8月

本社を東京都世田谷区玉川一丁目14番1号に移転

2017年6月

楽天LIFULL STAY株式会社(現 楽天ステイ株式会社)を設立、民泊事業に参入

2018年3月

朝日火災海上保険株式会社(現 楽天損害保険株式会社)を子会社化

2019年8月

『楽天ウォレット』が暗号資産(仮想通貨)の取引サービスを開始

      10月

『楽天モバイル』が携帯キャリアサービスを開始

2020年9月

『楽天モバイル』が携帯キャリアサービスにおいて、5Gを用いた通信サービスを開始

2021年4月

楽天株式会社より、楽天グループ株式会社へ社名変更

      8月

通信プラットフォーム事業組織Rakuten Symphonyを始動

2022年1月

楽天モバイル株式会社の完全子会社、楽天シンフォニー株式会社を設立

      4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

      10月

楽天証券ホールディングス株式会社とみずほ証券株式会社による資本業務提携の締結

2023年4月

楽天銀行株式会社が東京証券取引所プライム市場へ上場

      10月

特定基地局開設計画(“プラチナバンド”700MHz帯割当)が認定

2024年11月

楽天カード株式会社と株式会社みずほフィナンシャルグループによる資本業務提携の締結

2025年12月

『楽天モバイル』の全契約回線数が1,000万を突破

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は

出資金

主要な

事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

摘要

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

Ebates Inc.

米国

0.1米ドル

インターネット
サービス

100.0
(100.0)

 

 

Rakuten Kobo Inc.

カナダ

973百万
カナダドル

インターネット
サービス

100.0
(100.0)

 

(注)5

Viber Media S.a.r.l.

ルクセンブルク

217千米ドル

インターネット
サービス

100.0
(100.0)

 

 

楽天カード(株)

東京都港区

19,324百万円

フィンテック

85.01

役員の兼任あり

(注)6

楽天銀行(株)

東京都港区

32,643百万円

フィンテック

49.26

役員の兼任あり

(注)6,8

楽天証券(株)

東京都港区

19,496百万円

フィンテック

51.0
(51.0)

 

 

楽天ペイメント(株)

東京都港区

100百万円

フィンテック

100.0
(100.0)

役員の兼任あり

 

楽天損害保険(株)

東京都港区

29,753百万円

フィンテック

100.0
(100.0)

 

 

楽天生命保険(株)

東京都港区

10,000百万円

フィンテック

100.0
(100.0)

 

 

樂天國際商業銀行股份有限公司

台湾

100億台湾ドル

フィンテック

51.0
(51.0)

 

 

楽天モバイル(株)

東京都世田谷区

100百万円

モバイル

100.0

資金貸付あり
役員の兼任あり

(注)7,9

Rakuten Symphony Singapore

Pte. Ltd.

シンガポール

296,269千

米ドル

モバイル

100.0
(100.0)

 

 

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

Rakuten Medical, Inc.

米国

511千米ドル

医薬品・医療機器の開発、製造販売

18.16

役員の兼任あり

(注)10

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報の名称を記載しています。

2 上記以外の連結子会社数は176社です。

3 上記以外の持分法適用関連会社数は45社です。

4 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。

5 特定子会社です。

6 有価証券報告書の提出会社です。

7 売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えている会社です。楽天モバイル株式会社の主要な損益情報等は以下のとおりです。

 

(単位:百万円)

 

楽天モバイル株式会社

売上収益

374,872

税引前当期損失(△)

△247,092

当期損失(△)

△247,531

資本合計

281,278

資産合計

2,012,119

 

 

8 議決権の所有割合は100分の50以下ですが、当社が同社を実質的に支配していると判断し、連結しています。

 

9 楽天モバイル株式会社が有する通信料債権の流動化による資金調達を行うにあたり、以下の措置を行っています。
楽天モバイル株式会社の株式は全て当社から楽天信託株式会社に信託されています。これは、楽天モバイル株式会社の通信料債権を流動化するにあたり、投資家の保護を企図した仕組みになります。本仕組みにおいて、当社の信用格付が一定以下になる等の要件に該当した場合には、議決権の行使に係る指図権は独立の第三者である一般社団法人アールエムトラストに移転し、楽天モバイル株式会社は信用力の低下した当社からの影響を回避することができます。
なお、現在当社は議決権全てに対する指図権を含めた受益権を有していることから、議決権の所有割合に含めて記載しています。

10 議決権の所有割合は100分の20以下ですが、重要な影響力を有しているものと判断し、関連会社として持分法を適用しています。