ストーリー・沿革
サマリ
楽天は「楽天エコシステム」を核にEC・フィンテック・モバイル・AI/データを横断連携し、完全仮想化ネットワークと「楽天ポイント」でユーザー価値を増幅。2024年は連結Non-GAAP黒字化とモバイル月次EBITDA黒字化を達成し、モバイル起点でグループ成長を牽引する体制へ移行した。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2025年:モバイル設備投資約1,500億円で品質強化
・2027年まで:非金融事業純有利子負債/Non-GAAP EBITDA ≤5倍
・中期:連結自己資本比率≥10%
・Vision 2030:売上高二桁成長継続、営業利益率20%台
トップメッセージの要約
2. 完全仮想化
3. トリプル20
4. AI大国
5. Open RAN
用語解説
EC・フィンテック・モバイル・AI/データなど70超のサービスを共通IDと「楽天ポイント」で横断連携し、ユーザーが複数サービスを回遊することで価値と収益性を高めるグループ一体の仕組みです。
■楽天ポイント
グループ共通で貯まり・使えるポイントで、買い物・決済・投資・通信などの利用データと結びつき、サービス間の回遊を促す“接着剤”として楽天エコシステムの中心にあるインセンティブ設計です。
■完全仮想化(完全仮想化MNO)
基地局からコアネットワークまでをソフトウェア中心に構成し、汎用サーバーとクラウドで運用する通信アーキテクチャで、設備投資や運用の自動化・リモート化により長期的なコスト優位を狙う方式です。
■Open RAN
異なるメーカーの無線機器やソフトウェアを相互接続できる開放型の無線アクセス網の設計思想で、部品の最適調達と技術革新を取り込みやすくし、ネットワークの拡張とコスト効率を高めます。
■楽天シンフォニー(Rakuten Symphony)
楽天が自社の完全仮想化・クラウド運用のノウハウを基に、Open RANや運用自動化ソフトウェアを世界の通信事業者などに提供する外販ブランドで、モバイル技術を収益化する事業の柱です。
■トリプル20
楽天が掲げる全社的なAI活用プログラムで、業務の生産性・品質・スピードなど三つの領域で20%規模の改善を継続的に目指し、各事業の効率化と成長の両立を図る取り組みです。
■メンバーシップバリュー
楽天会員基盤の価値を数値化した独自指標で、会員数や利用頻度、サービス横断の利用状況などから推計した将来価値の合計を示し、エコシステムの拡大度合いを測る物差しとして用いられます。
■ハイブリッドLLM
汎用の大規模言語モデルと、楽天のデータ特性に合わせた専用モデルを組み合わせ、業務や領域ごとに最適なモデルを使い分けるAI運用方針で、精度と効率の両立を狙います。
■プラチナバンド
700〜900MHz帯の周波数を指し、建物内や広域で電波が届きやすい特性を持つため、楽天モバイルの品質向上や契約数・利用単価の押し上げにつながる重要な周波数資源です。
■メンバーシップ型事業
会員IDを軸に継続的な利用を前提とするサービス設計で、会員獲得→複数サービス利用→継続率向上という循環を強め、海外でも同様の仕組みを広げて成長を図る事業モデルです。
■Vision 2030
楽天グループが掲げる長期ビジョンで、二桁の売上成長と20%台の営業利益率を目標に、モバイル・グローバル・AIを三本柱としてエコシステムの拡大と収益性の向上を同時に追求する方針です。
沿革
2 【沿革】
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報の名称を記載しています。
2 上記以外の連結子会社数は176社です。
3 上記以外の持分法適用関連会社数は45社です。
4 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。
5 特定子会社です。
6 有価証券報告書の提出会社です。
7 売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えている会社です。楽天モバイル株式会社の主要な損益情報等は以下のとおりです。
8 議決権の所有割合は100分の50以下ですが、当社が同社を実質的に支配していると判断し、連結しています。
9 楽天モバイル株式会社が有する通信料債権の流動化による資金調達を行うにあたり、以下の措置を行っています。
楽天モバイル株式会社の株式は全て当社から楽天信託株式会社に信託されています。これは、楽天モバイル株式会社の通信料債権を流動化するにあたり、投資家の保護を企図した仕組みになります。本仕組みにおいて、当社の信用格付が一定以下になる等の要件に該当した場合には、議決権の行使に係る指図権は独立の第三者である一般社団法人アールエムトラストに移転し、楽天モバイル株式会社は信用力の低下した当社からの影響を回避することができます。
なお、現在当社は議決権全てに対する指図権を含めた受益権を有していることから、議決権の所有割合に含めて記載しています。
10 議決権の所有割合は100分の20以下ですが、重要な影響力を有しているものと判断し、関連会社として持分法を適用しています。