2026.08.27更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: クミアイ化学グループ統合報告書2026

サマリ

クミアイ化学工業は、10~20年後の市場ニーズを先取りする「製販一体型ビジネスモデル」を強みとする研究開発型企業です。水稲用除草剤「エフィーダ®」や省力化製剤「豆つぶ®剤」、世界展開する畑作用除草剤「アクシーブ®」を展開しています。近年はバイオスティミュラント「なつつよし®」や半導体向け高純度硫化カルボニル(COS)ガスなど高付加価値分野へ挑み、持続可能な社会への貢献を目指しています。

目指す経営指標

・2026年度に売上高1,850億円
・2026年度に営業利益160億円
・2026年度に親会社株主に帰属する当期純利益150億円
・2026年度にROE(自己資本利益率)11.0%以上
・2026年度にROS(売上高営業利益率)8.5%以上
・2024~2026年度の配当性向30%以上
・2026年度に「アクシーブ®」売上高842億円
・2026年度に「エフィーダ®」売上高101億円
・2026年度に「ディザルタ®」売上高44億円
・2026年度に化成品事業売上高285億円
・2030年度までにグループ7社の温室効果ガス(Scope 1+2)排出量を2019年度比30%削減
・2026年度に特許出願件数100件
・2026年度に休業災害件数0件
・2026年度に従業員1人当たりの研修時間50時間/年
・2026年度に男性の育児休業取得率100%
・2026年度に女性管理職割合4.9%
・2026年度に廃棄物ゼロエミッション推進として埋立処分率1%以下

用語解説

■「いのちと自然を守り育てる」
クミアイ化学グループが掲げる企業理念のメインテーマであり、創造する科学を通じて安全・安心で豊かな社会の実現に貢献する姿勢を示しています。

■KUMI STORY 2026
クミアイ化学グループの2024年度から2026年度までを対象とする中期経営計画の名称です。

■「夢と幸せの三角形」
中期経営計画「KUMI STORY 2026」のスローガンであり、社員一人ひとりが夢を持ち努力して成果を出し、達成感や充実感を通じて幸せを実現する人財戦略ビジョンのモチーフです。

■アクシーブ®
当社が開発した畑作用除草剤(有効成分名:ピロキサスルホン)です。既存の除草剤に対して抵抗性を持つ雑草にも高い効果を発揮し、世界の農業現場で当社の成長を支える主力製品です。

■エフィーダ®
当社が開発した水稲用および畑作用の除草剤(有効成分名:フェンキノトリオン)です。高い除草効果と作物への安全性を両立し、国内や海外市場への展開が進められています。

■ディザルタ®
当社が開発した水稲用の殺菌剤(有効成分名:ジクロベンチアゾクス)です。国内の水稲用箱処理剤などで高い実績を持ち、海外市場への適用拡大も進められています。

■豆つぶ®剤
当社が開発した水稲用の省力化製剤です。粒の大きさが3~8ミリメートルで水面を浮遊しながら有効成分が水田全体に自己拡散するため、水田に入らず散布でき農作業の負担軽減に貢献します。

■エコアーク®
非病原性Rhizobium vitis ARK-1株を有効成分とする微生物殺菌剤です。ぶどう等の果樹類やばらに発生する難防除病害である根頭がんしゅ病に対して高い防除効果を示します。

■なつつよし®
ムラサキの根(紫根)の抽出物を有効成分とする当社初のバイオスティミュラント(農業資材)です。植物の熱ショックタンパク質遺伝子の発現を活性化させ、近年の地球温暖化による作物の高温障害改善に貢献します。

■クミカ レフュジア菊川
当社の生物科学研究所の隣接地に創設されたビオトープです。かつてその地域に生息していた動植物など里山の景観を再現し、自然再生と生物多様性の保全を実践する施設です。

■化学研究所(ShIP)
当社の研究開発を担う主要施設の一つであり、新農薬の創製から工業化に向けた原体合成やプロセス開発などを一貫して行う拠点です。

■ビスマレイミド(BMI)類
耐熱性や強靱性を付与する高機能な化成品原料であり、主に生成AIサーバー向けなどの半導体用電子材料(積層板用樹脂等)に使用されています。
2025年10月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

1928年

静岡県清水市(現・静岡市清水区)において農薬製造業として柑橘同業組合を開設。

1949年6月

株式会社組織に変更、商号を庵原農薬株式会社とする。

1954年12月

 

静岡県清水市(現・静岡市清水区)に清水工場、研究所(現・化学研究所 製剤技術研究センター)を設置。

1956年2月

全国購買農業協同組合連合会(現・全国農業協同組合連合会)との連携強化。

1958年4月

各種印刷物の製造・販売業の日本印刷工業株式会社の株式を取得。(現・連結子会社)

1962年1月

イハラ農薬株式会社に商号を変更。

1962年5月

宮城県遠田郡小牛田町(現・美里町)に小牛田工場を設置。

1962年8月

運送・倉庫業のイハラ自動車株式会社(1987年2月株式会社クミカ物流に商号変更)を設立。(現・連結子会社)

1962年11月

株式を東京証券取引所市場第2部に上場。

1968年10月

クミアイ化学工業株式会社に商号を変更。

1968年11月

1942年5月創立の東亜農薬株式会社を吸収合併。龍野工場を加える。

1968年12月

本社を東京都千代田区に移転。

1969年2月

静岡県小笠郡菊川町(現・菊川市)に動物研究所、生物研究所を設置、研究体制を整備。

1971年12月

動物研究所、生物研究所を統合し生物科学研究所とし、研究体制を強化。

1972年10月

農薬等製造・販売業の尾道クミカ工業株式会社を設立。(現・連結子会社)

1974年1月

ブラジルにIharabens Industria E Comercio Ltda.を設立。(現・K-I CHEMICAL DO BRASIL LTDA.・連結子会社)

1975年7月

計算業務受託業の株式会社クミカ計算センターを設立。

1976年2月

本社を東京都台東区(現在地)に移転。

1977年4月

東京証券取引所市場第1部銘柄に指定。

1978年1月

米国にAgro Chemical International Inc.を設立。(現・K-I CHEMICAL U.S.A. INC.・連結子会社)

1991年8月

静岡県掛川市に生物科学研究所代謝研究棟を設置、代謝、環境研究体制を強化。

1997年7月

本社、清水工場、品質マネジメントシステムISO9002の認証を取得。

1998年8月

小牛田工場、龍野工場、ISO9002の認証を取得。

1998年11月

尾道クミカ工業株式会社、ISO9002の認証を取得。

2000年6月

清水工場、環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得。

2001年6月

小牛田工場、龍野工場、ISO14001の認証を取得。

2001年10月

尾道クミカ工業株式会社、ISO14001の認証を取得。

2002年10月

日本印刷工業株式会社、品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得。

2003年6月

本社、小牛田工場、清水工場及び龍野工場にて認証取得しているISO9002をISO9001(2000年版)に移行・拡大。

2006年10月

清水工場の生産機能を休止。

2007年3月

ベルギー王国にK-I CHEMICAL EUROPE SA/NVを設立。(現・連結子会社)

2010年10月

清水工場を廃止。

2012年11月

米国にKUMIKA INTERNATIONAL INC.(現・K-I CHEMICAL U.S.A. INC.・連結子会社)を設立。

2013年2月

韓国にKUMIKA KOREA CO., LTD.(100%子会社)を設立。

2016年11月

Iharanikkei Chemical (Thailand) Co., Ltd.(現・連結子会社)を設立。

2016年12月

イハラケミカル工業株式会社との間で、当社を吸収合併存続会社、イハラケミカル工業株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併契約を締結。

2017年5月

イハラケミカル工業株式会社と経営統合。
本経営統合により、静岡工場、プロセス化学研究所(現・化学研究所 プロセス化学研究センター)を承継。
また、イハラニッケイ化学工業株式会社(現・連結子会社)、ケイ・アイ化成株式会社(現・連結子会社)等の子会社及び関連会社を承継。

2017年7月

PI Kumiai Private Ltd.(現・連結子会社)を設立。

2017年10月

米国のKUMIKA INTERNATIONAL INC.をK-I CHEMICAL U.S.A. INC.に統合。

 

 

2017年11月

株式会社ケイ・アイ研究所を吸収合併。創薬研究所(現・化学研究所 創薬研究センター)と名称変更。

2019年8月

株式会社理研グリーンを完全子会社化(株式会社理研グリーンの子会社であった良地産業株式会社及び浅田商事株式会社も併せて完全子会社化)。

2019年10月

Corteva Agriscienceの中国を除くアジア太平洋地域における「ベンスルフロンメチル」事業の譲受を実施。

2021年2月

Asiatic Agricultural Industries Pte. Ltd.(現・連結子会社)の株式を取得。

2022年4月

東京証券取引所プライム市場に移行。

2022年10月

アグリ・コア株式会社の株式を取得。

2023年9月

株式会社GRAの株式を取得。

2023年10月

静岡県静岡市清水区に化学研究所(Shimizu Innovation Park(ShIP))を設置、化学分野の研究体制を強化。

2024年5月

ケイアイ情報システム株式会社を吸収合併。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 (1) 連結子会社

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合
(%)

関係内容

株式会社理研グリーン

(注)1

東京都台東区

1,102

農薬、産業用
薬剤等の
製造販売

100.0

当社は同社に商品・製品を販売しています。

役員の兼任1

イハラニッケイ化学工業株式会社

(注)1

静岡県静岡市清水区

780

有機中間体の製造販売

73.7

当社は同社から原材料を購入しています。

ケイ・アイ化成株式会社

(注)1

静岡県磐田市

600

有機中間体・産業用薬剤等の製造販売

100.0

当社は同社に商品・製品を販売しています。

当社は同社から原材料等を購入しております。

当社は同社に土地を賃貸しています。

イハラ建成工業株式会社

(注)1

静岡県静岡市清水区

461

建設業、化成品の製造販売

56.1

(8.0)

当社は同社に設備の新設、改修を発注しています。

当社は同社に建物を賃貸しています。

役員の兼任1

尾道クミカ工業株式会社

広島県尾道市

100

農薬等の
製造販売

100.0

当社は同社に生産を委託しています。

当社は同社に土地、建物を賃貸しています。

良地産業株式会社

山口県下関市

90

農薬等の販売

100.0

(100.0)

株式会社理研グリーンを通じて、同社に商品・製品を販売しています。

日本印刷工業株式会社

静岡県静岡市駿河区

88

各種印刷物の製造販売

66.0

(17.6)

当社は同社から材料等を購入しています。

当社は同社に建物を賃貸しています。

役員の兼任1

株式会社クミカ物流

静岡県静岡市清水区

62

運送・倉庫業

94.6

(23.5)

当社は同社に当社商品、製品の保管・運送を委託しています。

当社は同社に土地、建物を賃貸しています。

役員の兼任1

株式会社ネップ

東京都台東区

34

重金属処理剤等の製造販売、人材派遣・請負業務

100.0

当社は同社から原材料等を購入しております。

当社は同社に人材の派遣を委託しています。

浅田商事株式会社

東京都台東区

22

農薬等の販売

100.0

(100.0)

株式会社理研グリーンを通じて、同社に商品・製品を販売しています。

K-I CHEMICAL U.S.A. INC.
(注)1

米国

ノースカロライナ州

百万ドル

2

農薬等の
輸出入

100.0

当社は同社に商品・製品を販売しています。

役員の兼任1

K-I CHEMICAL EUROPE SA/NV

ベルギー王国

ブラッセル市

千ユーロ

700

農薬等の
輸出入

100.0

当社は同社に商品・製品を販売しています。

K-I CHEMICAL DO BRASIL LTDA.
(注)1

ブラジル連邦共和国

サンパウロ市

百万レアル

31

農薬開発に係る受託業務

100.0

当社は同社に周辺国ビジネスに関わる業務を委託しています。

Iharanikkei Chemical(Thailand)Co., Ltd.(注)1

タイ王国ラヨーン県

百万タイバーツ

945

有機中間体の製造・販売

100.0

(52.0)

同社はイハラニッケイ化学工業株式会社に製品を販売しています。

 

PI Kumiai Private Ltd.

(注)3

インド共和国
ハリヤナ州

百万ルピー

191

農薬等の製造販売

50.0

同社は当社の商品を販売しています。

役員の兼任1

Asiatic Agricultural Industries Pte. Ltd.

シンガポール共和国
ガル・サークル

百万シンガポールドル
 1.2

農薬等の製造販売

60.0

役員の兼任1

 

 

 

 (2) 持分法適用関連会社

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合
(%)

関係内容

T.J.C. CHEMICAL CO., LTD.

タイ王国
バンコック市

百万タイバーツ

60

農薬等の
製造販売

24.5

当社は同社に商品・製品を販売しています。
役員の兼任1

IHARABRAS S.A. INDUSTRIAS
QUIMICAS

ブラジル連邦共和国
サンパウロ州

百万レアル

1,500

農薬等の
製造販売

24.0

(9.2)

当社は同社に商品・製品を販売しています。

役員の兼任1

上海群力化工有限公司

中華人民共和国

上海市

千人民元

55,138

農薬・農薬原料の製造販売

20.2

当社は同社から原材料等を購入しています。

役員の兼任1

 

 

 

 (3) その他の関係会社

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合
(%)

関係内容

全国農業協同組合連合会

東京都千代田区

115,222

生産資材、生活用品の供給等

(被所有)
22.1

当社は、同会に商品・製品を販売し、同会から原材料を購入しております。

 

 

(注) 1 特定子会社であります。

2 議決権の所有割合の(  )内は、間接所有割合で内数であります。

3 持分は100分の50でありますが、実質的に支配しているため子会社にしたものです。