2025年12月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 当社グループの母体はオーストリア共和国のインスブルック医科大学からスピンアウトした細胞治療・再生医療研究開発企業(旧Innovacell Biotechnologie AG、現在は社名をInnovacell GmbHに変更)であり、当社はこのオーストリア企業の親会社となるべく2021年1月に日本で設立されました。なお、本書提出日現在、インスブルック医科大学の教授等は当社グループの事業運営には関与しておらず、当社株式の保有やその他権利関係もありません。

<当社前身企業(現Innovacell GmbH)の沿革>

年月

内容

2000年11月

オーストリア共和国インスブルック市においてInnovacell Biotechnologie GmbHを設立

2005年5月

自社製造施設に関するGMP認証を取得(2007年に臨床開発開始に伴うGMP製造をスタート)

2008年8月

法人格を変更(Innovacell Biotechnologie GmbHからInnovacell Biotechnologie AGへ)

2011年6月

腹圧性尿失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞製品(ICES13)の後期第Ⅱ相試験を完了

2016年10月

切迫性便失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞製品(ICEF15)の後期第Ⅱ相試験を完了

2019年10月

主要株主が交替(事業推進力向上のため、欧州機関投資家等中心の構成から当社取締役等中心の構成へ(シリーズB資金調達を実施))

2021年2月

三角合併を完了(当社の完全子会社となり、社名をInnovacell AGに変更(注))

2022年5月

切迫性便失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞製品(ICEF15)の第Ⅲ相国際共同治験における欧州での患者組み入れを開始(日本における開発準備は2017年より開始)

2022年6月

欧州投資銀行から1,500万ユーロのベンチャーデットを調達

2022年9月

厚生労働省より「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」第39条第1項に基づく「特定細胞加工物製造認定」を取得(欧州に立地する施設として初めて)

2023年7月

法人格を変更(Innovacell AGからInnovacell GmbHへ)

 (注) 当社の親会社(当時)であったInnovacell Biotechnologie AG(オーストリア)と、当社の子会社(当時)であったInsanna AG(オーストリア)との間で、Innovacell Biotechnologie AGを吸収合併消滅会社、Insanna AGを吸収合併存続会社とし、その対価として当社の普通株式をInnovacell Biotechnologie AGの株主に割当交付する三角合併を実施したことにより、Innovacell Biotechnologie AGを完全子会社化いたしました。吸収合併存続会社であるInsanna AGは、合併後に社名をInnovacell AGに変更し、さらに2023年7月に法人格の変更を行なってInnovacell GmbHとなって現在に至っております。

 

<当社の沿革>

年月

内容

2021年1月

当社(イノバセル株式会社)を設立(資本金2百万円)

2021年2月

三角合併の完了により、Innovacell AG(当時)の完全親会社となる

2022年7月

累計27億円の調達をもって、シリーズC資金調達をクローズ

2023年8月

現在の経営体制への移行を完了

2023年9月

便失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞製品(ICEF15)の第Ⅲ相国際共同治験における日本での患者組み入れを開始

2024年11月

アルフレッサ株式会社より出資を受け入れ、業務提携基本契約を締結

2025年8月

累計73億円の調達をもって、シリーズD資金調達をクローズ

2026年2月

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(ユーロ)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

Innovacell GmbH(注)

オーストリア共和国

インスブルック市

627,530

細胞治療製品の研究開発

100.0

当社取締役4名による同社取締役の兼任

 (注)連結財務諸表を作成する目的で、現地会計基準に基づく財務諸表をIFRS(国際財務報告基準)に基づく財務諸表に組み替えております。当連結会計年度末時点において、当該IFRS(国際財務報告基準)に基づいた連結子会社単体の純資産は債務超過の状況にあり、その金額は2,997,218千円となっております。