事業内容
セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
-
売上
-
利益
-
利益率
最新年度
セグメント名 | 売上 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
---|---|---|---|---|---|
建築用ガラス事業 | 363,025 | 43.2 | 13,574 | 82.3 | 3.7 |
自動車用ガラス事業 | 429,444 | 51.1 | 7,667 | 46.5 | 1.8 |
高機能ガラス事業 | 46,584 | 5.5 | 7,568 | 45.9 | 16.2 |
その他 | 1,348 | 0.2 | -12,318 | -74.7 | -913.8 |
事業内容
3【事業の内容】
当社及び当社の関係会社(子会社165社(内連結子会社165社)、ジョイント・ベンチャー及び関連会社17社(内持分法適用会社17社)(2025年3月31日現在))においては、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業及び高機能ガラス事業を主として行っており、その製品はあらゆる種類にわたっています。各事業における当社及び関係会社の位置付け等は次の通りです。
(建築用ガラス事業)
建築用ガラス事業は、建築材料市場向けの板ガラス製品及び内装外装用加工ガラス製品を製造・販売しており、当連結会計年度における当社グループの売上高のうち43%を占めています。太陽電池パネル用ガラス事業も、ここに含まれます。
《主な関係会社》
日本板硝子ビルディングプロダクツ(株)、(株)サンクスコーポレーション、日本板硝子S&S(株)、Pilkington United Kingdom Ltd.、Pilkington Technology Management Ltd.、Pilkington Deutschland AG、Pilkington Austria GmbH、Pilkington Norge AS、Pilkington IGP Sp.z o.o.、Pilkington Polska Sp.z o.o.、Pilkington Italia S.p.A.、NSG Glass North America, Inc.、Pilkington North America, Inc.、Vidrieria Argentina S.A.、Vidrios Lirquen S.A.、Pilkington Brasil Ltda.、Malaysian Sheet Glass Sdn. Bhd.、Vietnam Float Glass Co.,Ltd.、NSG Vietnam Glass Industries Ltd.
(自動車用ガラス事業)
自動車用ガラス事業は、新車組立用及び補修用市場向けに種々のガラス製品を製造・販売しており、当社グループの売上高のうち51%を占めています。
《主な関係会社》
Pilkington Automotive Ltd.、Pilkington Technology Management Ltd.、Pilkington Automotive Deutschland GmbH、Pilkington Automotive Finland Oy、Pilkington Automotive Poland Sp.z o.o.、Pilkington Italia S.p.A.、Pilkington North America, Inc.、L-N Safety Glass SA de CV、Pilkington Automotive Argentina S.A.、Pilkington Brasil Ltda.、Malaysian Sheet Glass Sdn. Bhd.
(高機能ガラス事業)
高機能ガラス事業は、当社グループの売上高のうち6%を占めており、ディスプレイのカバーガラスなどに用いられる薄板ガラス、プリンター向けレンズ及び光ガイドの製造・販売、並びにエンジン用タイミングベルト部材などのガラス繊維製品の製造・販売など、いくつかの事業からなっています。
《主な関係会社》
NGF Europe Ltd.、NSG Fiber Products Suzhou Co.,Ltd.、NSG Hong Kong Co.,Ltd.、NGF Canada Ltd.
(その他)
その他には、全社費用、連結調整、前述の各セグメントに含まれない小規模な事業、並びにピルキントン社買収に伴い認識された無形資産の償却費が含まれます。
《主な関係会社》
NSG Holding (Europe) Ltd.、NSG UK Enterprises Ltd.、Pilkington Group Ltd.、Pilkington Finance Ultd.、Pilkington Holding GmbH、Dahlbusch AG、NSG Asia Pte. Ltd.
(持分法適用会社)
《主な持分法適用会社》
Cebrace Cristal Plano Ltda.、Flachglas Wernberg GmbH、SYP Kangqiao Autoglass Company Limited、Holding Concorde S.A.S.
<事業系統図>
事業系統図によって示すと、次の通りになります。
無印 |
連結子会社 |
( |
165 |
社) |
※ |
持分法適用会社 |
( |
17 |
社) |
業績
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)業績等の概要
(単位:百万円)
|
売上高 |
個別開示項目前 営業利益 |
税引前利益 |
当期利益 |
親会社の所有者に帰属する 当期利益 |
当連結会計年度 |
840,401 |
16,491 |
△8,525 |
△13,466 |
△13,831 |
前連結会計年度 |
832,537 |
35,860 |
17,597 |
10,930 |
10,633 |
増減率 |
0.9% |
△54.0% |
-% |
-% |
-% |
1)全体の状況
当第4四半期において、当社グループが事業を行う市場の多くでは厳しい状況が続きましたが、改善の兆候が見られる地域もありました。欧州の建築用ガラス市場においては、ガラス価格が非常に低い水準から緩やかに回復しました。自動車用ガラス市場は前年度とほぼ同様で、高機能ガラス市場は改善しました。
2)セグメント別の状況
当社グループの事業は、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業、高機能ガラス事業の3種類のコア製品分野からなっています。
「建築用ガラス事業」は、建築材料市場向けの板ガラス製品及び内装外装用加工ガラス製品を製造・販売しており、当連結会計年度における当社グループの売上高のうち43%を占めています。太陽電池パネル用ガラス事業も、ここに含まれます。
「自動車用ガラス事業」は、新車組立用及び補修用市場向けに種々のガラス製品を製造・販売しており、当社グループの売上高のうち51%を占めています。
「高機能ガラス事業」は、当社グループの売上高のうち6%を占めており、ディスプレイのカバーガラスなどに用いられる薄板ガラス、プリンター用レンズ及び光ガイド、並びにエンジン用タイミングベルト部材などのガラス繊維製品の製造・販売など、いくつかの事業からなっています。
「その他」には、全社費用、連結調整、前述の各セグメントに含まれない小規模な事業、並びにピルキントン社買収に伴い認識された無形資産の償却費が含まれています。
セグメント別の業績概要は下表の通りです。
(単位:百万円)
|
売上高 |
個別開示項目前営業利益(△は損失) |
||
|
当連結会計年度 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
前連結会計年度 |
建築用ガラス事業 |
363,025 |
371,777 |
13,574 |
29,087 |
自動車用ガラス事業 |
429,444 |
417,558 |
7,667 |
11,343 |
高機能ガラス事業 |
46,584 |
39,945 |
7,568 |
7,146 |
その他 |
1,348 |
3,257 |
△12,318 |
△11,716 |
合計 |
840,401 |
832,537 |
16,491 |
35,860 |
建築用ガラス事業
当連結会計年度における建築用ガラス事業の売上高は3,630億円(前連結会計年度は3,718億円)、個別開示項目前営業利益は136億円(前連結会計年度は291億円)となりました。売上高および個別開示項目前営業利益は欧州を中心に多くの地域で販売数量の減少と販売価格の低下の影響を受け前年度比で減少しました。
欧州における建築用ガラス事業の売上高は、グループ全体における当事業売上高の35%を占めています。売上高
は、需要の低迷が供給過剰と販売価格低下を招いたため、前年度比で減少しました。市況の悪化による影響は、投入コストの低下により一部軽減されました。当第4四半期には、販売価格の上昇と燃料価格の低下により利益率が改善する兆しが見られました。需要が弱い市場に対応するため、当年度にドイツのフロート窯2基の生産を停止しました。
アジアにおける建築用ガラス事業の売上高は、グループ全体における当事業売上高の33%を占めています。売上高および個別開示項目前営業利益は前年度を上回りました。日本では困難な市場環境が継続したため減益となりました。その他東南アジアの市場も依然厳しい状況が続いています。太陽電池パネル用ガラスは2023年11月から稼働開始したマレーシアの生産設備の貢献もあり販売数量が増加しました。
米州における建築用ガラス事業の売上高は、グループ全体における当事業売上高の32%を占めています。個別開示項目前営業利益は前年度比で減少しました。北米では商業用建物市場が力強さを欠き、業績は減速しました。2025年1月16日に公表した通り、米国オハイオ州ロスフォード工場のガラス生産設備の火入れを行いました。以前は一般建築用のガラスを製造していましたが、今後は太陽電池パネル用ガラスを生産します。南米における需要も、アルゼンチンでの厳しい市場環境を反映し減少しました。
自動車用ガラス事業
当連結会計年度における自動車用ガラス事業の売上高は4,294億円(前連結会計年度は4,176億円)、個別開示項目前営業利益は77億円(前連結会計年度は113億円)となりました。売上高は、多くの地域において現地通貨ベースでは前年と同水準でしたが、円安による為替影響の恩恵を受けたため増加しました。
欧州における自動車用ガラス事業の売上高は、グループ全体における当事業売上高の41%を占めています。売上高は現地通貨ベースでは前年度比でやや減少しましたが、日本円ベースでは為替の影響により増加しました。個別開示項目前営業利益については前年度を下回りました。2025年1月24日に公表した通り、欧州市場における需要減少と継続するコスト上昇に対応するためドイツの生産体制の見直しを決定しました。
アジアにおける自動車用ガラス事業の売上高は、グループ全体における当事業売上高の19%を占めています。売上高・個別開示項目前営業利益は前年度比で増加しました。日本の販売数量は第3四半期まで一部の取引先における生産停止の影響を受けたものの、第4四半期には改善しました。
米州における自動車用ガラス事業の売上高はグループ全体における当事業売上高の40%を占めています。売上高は前年度比で増加したものの個別開示項目前営業利益は減少しました。北米の市場は全般的に安定していましたが、販売数量は一部取引先での生産停止の影響を受けました。南米では、前年度比でアルゼンチンの販売数量は減少したものの、ブラジルでは増加しました。
高機能ガラス事業
当連結会計年度における高機能ガラス事業の売上高は466億円(前連結会計年度は399億円)、個別開示項目前営業利益は76億円(前連結会計年度は71億円)となりました。
売上高および個別開示項目前営業利益は、多くの事業で需要が回復したため前年度比で増加しました。ファインガラス事業では、売上高は前年度比で増加しました。情報通信デバイス事業では、プリンターおよびスキャナーに対する需要回復に伴い販売数量が大きく回復しました。自動車エンジンのタイミングベルト用グラスコードは補修用市場での強い需要が継続しました。メタシャイン®の売上高は化粧品向けで増加しました。
その他
当連結会計年度におけるその他の売上高は13億円(前連結会計年度は33億円)、個別開示項目前営業損失は123億円(前連結会計年度は117億円)となりました。
このセグメントには、全社費用、連結調整、前述の各セグメントに含まれない小規模な事業、並びにピルキントン社買収に伴い認識された無形資産の償却費が含まれています。
持分法適用会社
持分法による投資利益は55億円(前年度は51億円)と改善しました。これは主にブラジルの建築用ガラス事業におけるジョイント・ベンチャーであるセブラセ社によるものです。前年度はロシアにおけるジョイント・ベンチャー売却に伴い一過性の利益48億円を計上しています。
(2)会計方針並びに重要な会計上の見積り、判断及び仮定
連結財務諸表において採用している重要性のある会計方針については、第5〔経理の状況〕の1(1)連結財務諸表の「⑤連結財務諸表注記」に記載されている通りです。なお、これらの会計方針に基づく連結財務諸表上の資産・負債並びに収益・費用の額の決定に際しては、当該取引の実態や過去の実績等に照らし合理的と思われる見積りや判断を要することがあります。
当連結会計年度末に実施したのれんの減損テストについては、⑤連結財務諸表注記 15.「のれん」をご参照ください。また、貸付を含むジョイント・ベンチャーへの長期的な投資の回収可能性については、注記 20.「持分法で会計処理される投資」をご参照ください。
(3)財政状態の分析
当社グループでは、今後の予測・見通しを踏まえて、既存の融資枠の範囲内で引き続き事業継続が可能なものと判断しています。当社グループは、既存の融資については、返済期限を迎える前にその更新を金融機関との間で交渉する方針としています。将来の借入条件に関する金融機関との交渉において、当社グループが受諾可能な条件での融資が不可能と想起させるような事実は発生していません。こうした状況を検討し、当社取締役会は、当社グループが予測可能な将来において継続事業として存続するのに十分な経営資源を引き続き有するという、合理的な見通しを持っています。従って、当社グループは、引き続き継続企業の前提に基づいて、当連結会計年度の連結財務諸表を作成しています。
1)総資産
2025年3月末時点の総資産は1兆329億円となり、2024年3月末時点から253億円増加しました。総資産の増加は主にアルゼンチン子会社における超インフレ調整によるもので、為替変動分によって完全に相殺されなかったことによるものです。
2)ネット借入残高
2025年3月末時点のネット借入残高は、2024年3月末より68億円増加して4,543億円となりました。ネット借入の増加の大部分は戦略投資の増加によるものですが、運転資本の減少により軽減されました。為替影響によるネット借入の減少は7億円でした。また、総借入残高は5,248億円となりました。
3)資本
2025年3月末時点の資本合計は1,424億円となり、2024年3月末時点の1,538億円から114億円減少しました。資本合計の減少は、主に当連結会計年度において純損失を計上したことによるものです。
(4)経営成績の分析
1)売上高
当連結会計年度の売上高は、前年度をやや上回りの8,404億円(前連結会計年度は8,325億円)となりました。これは自動車用ガラス事業と高機能ガラス事業における改善によるものです。
2)個別開示項目前営業利益
個別開示項目前営業利益は165億円(前連結会計年度は359億円)と減益で、主に建築用ガラス事業の減益によるものです。
3)税引前利益
当連結会計年度の税引前損失は85億円となりました(前連結会計年度は176億円の利益)。税引前損益の悪化は、個別開示項目前営業利益の減少に加え、個別開示項目費用(純額)が増加したこと、及び前連結会計年度においてはロシアにおけるジョイント・ベンチャーの売却に伴う一過性の利益を計上したことによるものです。これらのマイナス要因は当連結会計年度における金利の引き下げに伴う金融費用の減少によって一部相殺されました。
4)親会社の所有者に帰属する当期利益
親会社の所有者に帰属する当期損失は、個別開示項目前営業利益の減少、個別開示項目費用(純額)の増加の結果、138億円(前連結会計年度は106億円の利益)となりました。
5)1株当たり指標
連結会計年度の基本的1株当たり当期損失は173.20円となり、前連結会計年度の基本的1株当たり当期利益95.40円から悪化しました。基本的1株当たり当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益からA種種類株式に係る配当金を控除した金額を、発行済普通株式の加重平均数で除して算出しています。当連結会計年度において、A種種類株式に係る配当20億円(前連結会計年度は20億円)がこの計算に含まれています。
(5)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、524億円のプラスとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による547億円の支出等により424億円のマイナスとなりました。以上より、フリー・キャッシュ・フローは100億円のプラス(前年度は153億円のプラス)となりました。
財務キャッシュ・フローと為替換算影響を考慮した後のベースで、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて187億円増加し、630億円となりました。
(6)生産・受注及び販売の実績
1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りです。
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
建築用ガラス事業 |
357,186 |
95.9 |
自動車用ガラス事業 |
425,070 |
99.1 |
高機能ガラス事業 |
42,933 |
107.8 |
報告セグメント計 |
825,189 |
98.1 |
その他 |
2,215 |
66.8 |
合計 |
827,404 |
98.0 |
(注)1.金額は、販売価格によっています。
2.上記の金額には、消費税等は含まれていません。
2)受注実績
受注生産形態をとらない製品が多く、セグメント毎に示すことは難しいため記載していません。
3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りです。
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
建築用ガラス事業 |
363,025 |
97.6 |
自動車用ガラス事業 |
429,444 |
102.8 |
高機能ガラス事業 |
46,584 |
116.6 |
報告セグメント計 |
839,053 |
101.2 |
その他 |
1,348 |
41.4 |
合計 |
840,401 |
100.9 |
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれていません。
2.セグメント間の取引については相殺消去しています。
3.主な販売先としてFirst Solar, Inc.があり、当連結会計年度(2025年3月期)の販売実績は85,013百万円(前連結会計年度(2024年3月期)64,860百万円)、当連結会計年度の当該販売実績の総販売実績に対する割合は10.1%(同7.8%)です。
セグメント情報
6. セグメント情報
<報告セグメントごとの情報>
当社グループはグローバルに事業活動を行っており、当連結会計年度末(2025年3月末)現在、以下の報告セグメントを有しています。
建築用ガラス事業は、建築材料市場向けの板ガラス製品及び内装外装用加工ガラス製品を製造・販売しています。このセグメントには、太陽電池パネル用ガラス事業も含まれます。
自動車用ガラス事業は、新車組立用及び補修用市場向けに種々のガラス製品を製造・販売しています。
高機能ガラス事業は、ディスプレイのカバーガラスなどに用いられる薄板ガラス、プリンター向けレンズ及び光ガイドの製造・販売、エンジン用タイミングベルト部材などのガラス繊維製品の製造・販売など、いくつかの事業からなっています。
その他の区分は、本社費用、連結調整(ピルキントン社買収により生じたのれん及び無形資産に係る償却及び減損に係る費用を含む)並びに上記報告セグメントに含まれない事業セグメントです。
当社グループの売上高は、ガラス製品の売上高など一時点で認識するものと、サービスの売上高など一定期間に
わたって認識するものから構成されています。
当連結会計年度及び前連結会計年度において、ピルキントン買収に係る償却費はそれぞれ161百万円と216百万円であり、「その他」のセグメント利益に反映されています。
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)における報告セグメントごとの実績は以下の通りです。
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
建築用 ガラス事業 |
自動車用 ガラス事業 |
高機能 ガラス事業 |
その他 |
合計 |
売上高 |
|
|
|
|
|
セグメント売上高計 |
393,790 |
429,649 |
48,145 |
2,847 |
874,431 |
セグメント間売上高 |
△30,765 |
△205 |
△1,561 |
△1,499 |
△34,030 |
外部顧客への売上高 |
363,025 |
429,444 |
46,584 |
1,348 |
840,401 |
|
|
|
|
|
|
個別開示項目前営業利益 (セグメント利益)(△は損失) |
13,574 |
7,667 |
7,568 |
△12,318 |
16,491 |
個別開示項目収益 |
1,623 |
- |
528 |
3,328 |
5,479 |
個別開示項目費用 |
△4,619 |
△4,407 |
△38 |
△1,664 |
△10,728 |
個別開示項目後営業利益 |
|
|
|
|
11,242 |
金融費用(純額) |
|
|
|
|
△25,293 |
持分法による投資利益 |
|
|
|
|
5,526 |
税引前損失 |
|
|
|
|
△8,525 |
法人所得税 |
|
|
|
|
△4,941 |
当期損失 |
|
|
|
|
△13,466 |
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)における報告セグメントごとの実績は以下の通りです。
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
建築用 ガラス事業 |
自動車用 ガラス事業 |
高機能 ガラス事業 |
その他 |
合計 |
売上高 |
|
|
|
|
|
セグメント売上高計 |
407,039 |
417,845 |
41,645 |
5,458 |
871,987 |
セグメント間売上高 |
△35,262 |
△287 |
△1,700 |
△2,201 |
△39,450 |
外部顧客への売上高 |
371,777 |
417,558 |
39,945 |
3,257 |
832,537 |
|
|
|
|
|
|
個別開示項目前営業利益 (セグメント利益)(△は損失) |
29,087 |
11,343 |
7,146 |
△11,716 |
35,860 |
個別開示項目収益 |
1,158 |
0 |
△743 |
1,735 |
2,150 |
個別開示項目費用 |
△1,312 |
△522 |
△43 |
△183 |
△2,060 |
個別開示項目後営業利益 |
|
|
|
|
35,950 |
金融費用(純額) |
|
|
|
|
△28,208 |
持分法適用会社に対する金融債権の 減損損失の戻入益 |
|
|
|
|
3,740 |
持分法による投資利益 |
|
|
|
|
5,092 |
持分法投資に関するその他の利益 |
|
|
|
|
1,023 |
税引前利益 |
|
|
|
|
17,597 |
法人所得税 |
|
|
|
|
△6,667 |
当期利益 |
|
|
|
|
10,930 |
セグメント間の内部収益及び振替高は、事業並びに地域の状況に応じて、様々な方法により算定しています。これは税源浸食と利益移転(BEPS)に関して国際的に認められた税法並びに現地の慣習及び規制に基づいています。通常は、市場実勢価格や、製造コストに適切な利潤を加算したものを算定に使用します。
なお、当連結会計年度(2025年3月期)においては、主要セグメントの収益及び利益配分に影響を与える算定方法の変更は行われていません。
金融費用には、有利子負債のキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる費用及び公正価値ヘッジに指定された金利デリバティブの再評価から生じる損益が含まれております。どの報告セグメントにも属さない費用はグループ費用として認識されます。
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)において、連結損益計算書に計上された個別開示項目前営業利益までの主な項目は、以下の通りです。
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
注記 |
建築用 ガラス事業 |
自動車用 ガラス事業 |
高機能 ガラス事業 |
その他 |
合計 |
減価償却費(有形固定資産) |
(17) |
△23,474 |
△19,623 |
△1,799 |
△1,883 |
△46,779 |
償却費(無形資産) |
(16) |
△159 |
△696 |
△13 |
△1,638 |
△2,506 |
減損損失(純額)(有形固定資産) |
(17) |
△238 |
△217 |
△95 |
△27 |
△577 |
有形固定資産除売却損益 |
|
717 |
64 |
6 |
- |
787 |
研究開発費 |
|
△3,549 |
△3,019 |
△859 |
△2,497 |
△9,924 |
リース負債に含まれないリース費用 |
|
△855 |
△619 |
△60 |
△160 |
△1,694 |
貸倒損失 |
|
△108 |
△98 |
- |
1 |
△205 |
貸倒引当金繰入額及び戻入額 |
|
△181 |
53 |
- |
△4 |
△132 |
繰延収益の償却額 |
|
327 |
381 |
4 |
- |
712 |
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)において、連結損益計算書に計上された個別開示項目前営業利益までの主な項目は、以下の通りです。
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
注記 |
建築用 ガラス事業 |
自動車用 ガラス事業 |
高機能 ガラス事業 |
その他 |
合計 |
減価償却費(有形固定資産) |
(17) |
△21,870 |
△18,307 |
△1,771 |
△1,828 |
△43,776 |
償却費(無形資産) |
(16) |
△152 |
△488 |
△16 |
△1,490 |
△2,146 |
減損損失(純額)(有形固定資産) |
(17) |
△167 |
△112 |
△166 |
△9 |
△454 |
有形固定資産除売却損益 |
|
1 |
49 |
△1 |
△22 |
27 |
研究開発費 |
|
△3,417 |
△3,077 |
△810 |
△2,630 |
△9,934 |
リース負債に含まれないリース費用 |
|
△751 |
△570 |
△41 |
△163 |
△1,525 |
貸倒損失 |
|
△121 |
△113 |
- |
- |
△234 |
貸倒引当金繰入額及び戻入額 |
|
418 |
△97 |
- |
845 |
1,166 |
繰延収益の償却額 |
|
530 |
343 |
3 |
- |
876 |
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)における報告セグメントのネット・トレーディング・アセットと資本的支出は以下の通りです。
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|
(単位:百万円) |
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建築用 ガラス事業 |
自動車用 ガラス事業 |
高機能 ガラス事業 |
その他 |
合計 |
ネット・トレーディング・アセット |
253,990 |
193,693 |
32,544 |
6,354 |
486,581 |
資本的支出(無形資産含む) |
40,774 |
18,943 |
2,067 |
974 |
62,758 |
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)における報告セグメントのネット・トレーディング・アセットと資本的支出は以下の通りです。
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|
(単位:百万円) |
|
|
建築用 ガラス事業 |
自動車用 ガラス事業 |
高機能 ガラス事業 |
その他 |
合計 |
ネット・トレーディング・アセット |
239,272 |
192,793 |
35,183 |
6,132 |
473,380 |
資本的支出(無形資産含む) |
40,343 |
15,506 |
1,501 |
825 |
58,175 |
ネット・トレーディング・アセットは、有形固定資産、投資不動産、無形資産(企業結合に係るものを除く)、棚卸資産、売上債権及びその他の債権(金融債権を除く)、仕入債務及びその他の債務(金融債務を除く)、契約資産及び契約負債によって構成されています。
資本的支出は有形固定資産(自社所有資産)(注記17参照)及び無形資産(注記16参照)の追加取得によるものです。
<地域別情報>
地域ごとの外部顧客への売上高の実績は以下の通りです。
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(単位:百万円) |
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当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
日本 |
150,603 |
144,159 |
欧州 |
307,492 |
322,684 |
北米 |
210,265 |
196,575 |
その他の地域 |
172,041 |
169,119 |
|
840,401 |
832,537 |
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客のあるセグメントは建築用ガラス事業です。当該顧客に対する当連結会計年度(2025年3月期)の売上高は85,013百万円(前連結会計年度(2024年3月期)64,860百万円)です。
売上債権、金融債権、契約資産、退職給付に係る資産、繰延税金資産並びに未収法人所得税等を除いた非流動資産は、当連結会計年度末(2025年3月末)において、日本では67,918百万円(前連結会計年度末(2024年3月末)では68,462百万円)、英国では172,129百万円(同171,552百万円)、その他の地域では368,977百万円(同348,404百万円)です。