2026.09.29更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書 2025

サマリ

チタン事業における世界トップクラスの高品質スポンジチタン製造技術を強みとし、航空機エンジン向けプレミアムグレードを供給するパイオニア企業です。独自技術を活かした高純度チタンや積層セラミックコンデンサ向けの四塩化チタン、球状チタン粉末「TILOP」、リチウムイオン二次電池用「SiO」負極材などの高機能材料事業を展開しています。チタン生産能力を年産50,000トンへ増強しつつ、スマートファクトリー化や事業ポートフォリオ変革に挑んでいます。

目指す経営指標

・2027年度末完工目標 スポンジチタン生産能力 50,000トン/年(現行40,000トン/年より10,000トン増強)
・2027年度 高機能材料事業 売上高100億円(ROS 30%)
・2030年度 GHG排出量(Scope1とScope2の合計)を2013年度比で46%削減
・2050年度 カーボンニュートラルへの挑戦
・配当性向 25~35%を目安(業績連動)
・休業災害度数率 0.7%以下
・女性総合職社員に占める管理職比率 2030年度15%以上
・水のリサイクル率(循環冷却水) 90%以上を維持
・売上高に占める研究開発費の割合 2%以上

用語解説

■スポンジチタン
チタン鉱石を精製・還元して製造される多孔質(スポンジ状)のチタン原料で、当社の主力製品です。高い品質と信頼性が求められる航空機部品や各種プラントの重要部材などに使用されます。

■高純度チタン
純度99.995%〜99.999%以上の極めて純度の高いチタンで、主に半導体の製造に必要なスパッタリングターゲット材の原料として利用されています。

■四塩化チタン
チタンの製造工程で生成される化合物で、電気自動車やスマートフォン等に搭載される積層セラミックコンデンサ(MLCC)の原料などに使われます。

■SiO
一酸化珪素のことで、医療用や食品包装用フィルムのバリア材としての実績があり、リチウムイオン二次電池の次世代負極材料としても期待されている高機能材料です。

■TILOP
当社が手掛ける球状チタン粉末製品の名称で、医療用インプラント(人工骨)や航空・宇宙分野、3Dプリンタ用材料などの最先端分野で活用されています。

■クロス戦略
技術開発や知的財産活動において、目先の問題対応と将来のポートフォリオ変革に向けた取り組みの比率を2030年に向けて逆転・交差させていく当社の長期戦略です。

■teotl
当社のコア技術や開発ストーリーを公開し、社外のビジネスパートナーと協業して新事業を創出するために立ち上げた新事業共創プロジェクトおよびその専用Webサイトの名称です。

■Cプロ
「人材確保」「人材育成」「職場環境改善」を3大テーマとして掲げ、全社的な人的資本の強化を推進するために結成された人的資本強化推進プロジェクトチームの通称です。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 当社の前身である住友シチックス株式会社の歴史は、1937年1月電気銑の製造を目的とした「大阪特殊製鉄所」に始まりました。その後、1952年4月に我が国で初めて金属チタンの工業生産を開始しました。同年11月に商号を「大阪チタニウム製造㈱」に変更し名実ともにチタンメーカーとして再出発いたしました。また、チタン製造の塩化工程で副生される四塩化珪素(高純度シリコンの原料)を有効利用する観点から、高純度シリコンの開発に着手、1960年1月ポリシリコンの工業生産に成功し、その後、引続き単結晶シリコンウエーハの半導体事業分野へと順次その業容を拡大いたしました。1993年1月、チタン及びシリコンを主力とするメーカーとして、商号を「住友シチックス㈱」に変更いたしました。その後、同社の全額出資により当社が設立され、1997年10月1日に金属チタン・ポリシリコン・同関連開発商品の製造販売に関する営業譲渡を受け、現在に至っております。この間、2002年1月1日に「住友チタニウム㈱」に商号を変更し同年3月8日に東京証券取引所に株式上場いたしました。尚、住友シチックス㈱は、1998年10月1日に住友金属工業㈱と合併し、その後2002年2月1日に住友金属工業㈱から旧住友シチックス㈱の事業である単結晶シリコンウエーハ事業が三菱住友シリコン㈱(現 ㈱SUMCO)に営業譲渡されております。

 2007年10月1日には、「世界トップのスポンジチタンメーカー」としての更なる発展を期し、現在でも世界に最高級品質として知名度を有する旧ブランド「大阪チタニウム」の復活と技術立社の意を表す「テクノロジーズ」を合わせ、商号を「株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ」に変更いたしました。

 

(注) 二重枠線内は当社の実質的な変遷を表示したものであります。

 

 

年月

沿革

1997年5月

 大阪チタニウム製造㈱を母体とする住友シチックス㈱(1998年10月に住友金属工業㈱と合併)の全額出資により、商号を㈱シチックス尼崎として、当社が設立されました。

1997年10月

 住友シチックス㈱より金属チタン・ポリシリコン・チタン及びシリコン関連開発商品の製造・販売に関する営業譲渡を受け、商号を㈱住友シチックス尼崎に変更。同時に操業を開始いたしました。

1999年4月

 ㈱鹿島ビジネスサービス(形式上の存続会社)(本店の所在地:大阪市中央区北浜4丁目5番33号、資本金:10百万円、1株の額面金額:500円)と合併し、法手続き上は解散いたしました。当該合併会社が、実質上の存続会社である当社の事業をそのまま継承し、商号を「㈱住友シチックス尼崎」に変更いたしました。

2002年1月

 商号を「住友チタニウム㈱」に変更いたしました。

2002年3月

 東京証券取引所市場第二部に株式上場いたしました。

2005年3月

 東京証券取引所市場第一部に株式上場いたしました。

2007年10月

 商号を「㈱大阪チタニウムテクノロジーズ」に変更いたしました。

2009年6月

 岸和田製造所を開設いたしました。

2019年1月

2022年4月

 ポリシリコンの製造を終了いたしました。

 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行いたしました。

関係会社

4【関係会社の状況】

該当事項はありません。