2025年11月期有価証券報告書より
  • 社員数
    433名(単体) 1,273名(連結)
  • 平均年齢
    44.6歳(単体)
  • 平均勤続年数
    20.3年(単体)
  • 平均年収
    5,601,015円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の従業員の状況

2025年11月30日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

産業用機能フィルター・コンベア事業

1,000

(60)

 

電子部材・フォトマスク事業

155

(10)

 

環境・水処理関連事業

57

 

 

不動産賃貸事業

1

 

 

全社(共通)

60

(7)

 

合計

1,273

(77)

 

 

(注) 1 従業員数は就業人員であり、執行役員は含んでおりません。

2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員数(契約時給及び嘱託契約の従業員)であります。

3 全社(共通)は総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(2) 提出会社の従業員の状況

2025年11月30日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

433

(24)

44.6

20.3

5,601,015

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

産業用機能フィルター・コンベア事業

217

(7)

 

電子部材・フォトマスク事業

155

(10)

 

不動産賃貸事業

1

 

 

全社(共通)

60

(7)

 

合計

433

(24)

 

 

(注) 1 従業員数は就業人員であり、執行役員は含んでおりません。

2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(契約時給及び嘱託契約の従業員)であります。

3 全社(共通)は総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

4 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

1 名称     日本フイルコン従業員組合

2 期末人員                     349名

3 当社の従業員組合はユニオンショップ制を採用しており、組合員の親和、生産能率の向上に努め、労使協調して円滑に運営しております。

 

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注2)

労働者の男女の賃金の差異(%) (注1)

全労働者

うち正規雇用

労働者

うち非正規雇用労働者

9.5

111.1

74.2

76.4

70.8

(注3、4)

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.正規雇用労働者の男女の賃金の差異の要因は、主に女性が管理職および管理職候補となる前に離職することが多かったことによるものであります。当社では、女性が長く働き続けられるよう、以下の取り組みを進めております。

・短時間勤務の対象となる子の年齢の引き上げや看護休暇の有給化等の両立支援制度を拡充。

・管理職候補育成への取り組みとして研修の充実。

・女性社員の職域拡大。

・多様な人材活躍推進委員会設置(2022年12月)。

・従業員満足度調査により、女性・若手社員含めた多様な人材の活躍を推進するための課題抽出、対応に着手。

このほかの人材の多様性の確保のため取り組みについては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載の通りであります。

なお、男女の処遇に差は設けておらず、各等級、区分における男女の賃金差異は以下のとおりであります。

 

当事業年度

補足説明

各等級、区分における男女の賃金の差異(%)

部長級

課長級

上級職

中級職

初級職

専門職

シニア

社員

98.6

78.8

86.4

94.1

89.2

73.9

 

課長級の男女賃金差異割合が他の等級に比べ低い理由は、育児休業中の女性課長職がいる影響です。

※専門職は、2022年12月に新設した枠組みで、人員数が全正社員の1%程度と少なく、かつ現在女性社員に該当者はいません。

4.非正規雇用労働者の男女の賃金差異の要因は、定年再雇用嘱託社員に女性が少ないことが挙げられます。

 

②連結子会社

 連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

当社では、2025年2月に、常務会傘下の組織として、日本フイルコングループサステナビリティ委員会(以下、サステナビリティ委員会)を設置しました(常務会は、当社グループの業務執行にかかわる重要事項を審議する機関であります)。当社はこれまでも中期経営計画にてESG経営への取り組みと積極的な開示を経営重点課題に掲げるなどしてサステナビリティの推進に取り組んでまいりましたが、当期発足したサステナビリティ委員会において、サステナビリティに関する基本的な考え方を以下のように整理しました。

 

<サステナビリティに関する基本的な考え方>

当社グループは、各社で企業理念を有しております。

日本フイルコン株式会社では「夢を持ち一生懸命を楽しもう」 「総力で一歩先行くものづくり」 「感謝と誠意をかたちで社会へ」、関西金網株式会社では「網の目を通じて社会に貢献する」、株式会社アクアプロダクトでは「健康で安全かつ安心な社会の創造・維持に貢献する」という理念を掲げております。

我々の理念は「事業活動を通じて環境・社会課題解決に貢献する」という意味で、サステナビリティの概念と共通していると考えております。

我々は、これからも社会から必要とされ、価値を提供し続けられる企業であるために、サステナビリティ課題へ取り組みながら、企業として成長を続けてまいります。

 

(1)ガバナンス

サステナビリティに関する取り組みについては、サステナビリティ委員会においてKPI策定や進捗管理・モニタリングを行っております。常務会はサステナビリティ委員会からの報告を受け監督を行い、重要性が高いと判断されるものについては取締役会での審議を経て、経営戦略や施策の見直し等を指示します。

 

(2)戦略

当社グループは以下のマテリアリティに基づき次期中期経営計画(2026年度~2028年度)を策定しています。なお、次期中期経営計画の期間で取り組むべき課題や目標については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通りであります。

マテリアリティ

主な取り組み

生活に不可欠な製品群の提供による社会の利便性向上

および環境負荷低減

・環境配慮型製品の開発・拡販
・GHG排出量削減の対策
・廃プラスチックのサーマルリサイクル(固形燃料化)
・幅広い業界や用途向けのフィルター・コンベアのラインナップ化
・進化を続ける電子部品業界の顧客要望に叶う製品の開発・拡販
・六価クロム化合物削減による環境負荷低減
・プール製造能力の拡大
・多機能プール/ろ過装置の開発

顧客ニーズに応える営業力と

高品質な製品

・顧客ニーズを把握するための積極的な営業活動
・新製品の開発
・付加価値を加えた環境配慮型製品(消費電力削減・脱炭素に貢献する

 駆動負荷低減網等)の製造
・高品質化のための設備投資
・事業承継リスクがある取引先の技術を引き継ぐためのM&A

人的資本の開発

・次世代育成支援
・女性活躍推進
・多様な人材活躍推進委員会の設置による、定着率向上に向けた労働

 環境・制度の整備と従業員エンゲージメント向上
・研修/教育(理論)とトレーニング(実践)によるスキル・知識の向上
・キャリア開発支援による成長機会提供と個々の能力の最大化

グループガバナンスの強化
 

・取締役会実効性評価の実施
・任意の委員会の設置による、取締役会のモニタリング強化
・リスク管理体制の強化
・コンプライアンス研修や定期的な意識調査実施
・内部通報・相談窓口の周知
・内部統制システム運用の強化

 

また、当社グループにおける人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりであります。

<人材育成>

当社グループは、中長期的な企業価値の向上には人的資本が重要と考えており、次期中期経営計画(2026年度~2028年度)においても人的資本の開発を経営重点課題に掲げております。当社では、人を活かす経営に向け、与えられた仕事をこなすだけではなく、自ら考えて動ける人材を育て、チャレンジできる機会を提供するため、教育プログラムを通じた人材の育成や人事制度の検討・見直しを進めております。

 

<社内環境の整備>

当社は、従業員全員が働きやすい環境を作り、全従業員が持っている能力を十二分に発揮できるようにするため、次世代育成支援と女性活躍推進に取り組んでおります。

 

(3)リスク管理

当社グループは、サステナビリティ課題に関するリスクを含めた全社的なリスク管理を行うため、定期的に当社グループにおけるリスクの識別・評価を行い、リスクマネジメント計画を策定しております。リスクへの対応状況は、取締役会においてモニタリングされており、取締役会は、必要に応じてリスク管理体制の見直しを行っております。

 

 

(4)指標及び目標

当社グループの、サステナビリティに関するマテリアリティへの取り組みを評価するための具体的な指標と実績は以下の通りであります。

 

 

2021年度

2022年度

2023年度

2024年度

2025年度

内部通報件数

単体

0件

0件

0件

0件

※2

内部通報窓口

対応件数※3

単体

1件

6件

2件

4件

※2

労災発生件数

単体

6件

4件

2件

6件

※2

GHG排出量 ※4

単体

 

 

 

 

※2

 Scope1

 

710.4t-CO₂e

747.5t-CO₂e

※2

 Scope2 ※5

 

10.3t-CO₂e

8.7t-CO₂e

※2

水使用量 ※4

単体

198,044.8㎥

184,047.2㎥

※2

産業廃棄物排出量 ※4、6

単体

1,241.33t

670.19t

※2

 

※1 目標値はサステナビリティ委員会において検討中のため記載しておりません。

※2 2025年度の実績値は集計中のため記載しておりません。

※3 内部通報窓口に対して通報未満の相談レベルの連絡があったものをカウントしております。

※4 GHG排出量、水使用量、産業廃棄物排出量は2023年度以降集計しております。

※5 Scope2のGHG排出量が少ないのは、主要事業所に置いて再生可能エネルギー由来の電力プランを導入しているためです。これにより、購入電力に伴う間接排出を大幅に削減しています。

※6 産業廃棄物排出量は、前年4月1日から3月31日までの集計です。

 

また、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針についての目標と取り組みは以下のとおりであります。

 

①次世代育成支援

目標

取り組み

育児と仕事の両立に対する不安解消

・産前産後休暇や育児休業に関する各種制度や復職後に利用できる制度について情報発信。

・育児休業を希望する従業員に対し、個別状況に合わせた制度説明を実施。

・職場の負担や職場・周囲の理解不足への対応策を検討する。

介護と仕事の両立に対する不安解消と実態に合わせた制度改定の実施

・介護に直面する前の早い段階(40 歳等)で両立支援制度等に関する情報提供を実施。

・実際に介護と仕事の両立に直面した場合の介護離職防止を図ると共に、実態に合わせた制度改定実施により両立支援を図る。

 

 

②女性活躍推進

指標

目標
(2028年度末)

2025年度

実績

取り組み

女性管理職
比率

10%

9.5%

・管理職手前の層に対して男女の区別なく管理職への育成支援研修を実施し、役職登用機会の促進を図る。

・各階層別に男女の区別なく期待役割への意識付けとキャリア支援を行い、将来の経営を担う人材の育成を推進する。

・性別に関わらず誰もが働きやすい職場環境の構築に向けて、課題点を分析し、分析結果より阻害要因を取り除き、職場環境を整備する。

有給休暇平均取得率
(直近4年平均)

70%を維持

76.9%

・部署ごとに管理職を含め有給休暇取得状況一覧を配信し、有給休暇取得推進を図る。

・管理職が率先して有給休暇取得することを奨励する。

・アンケート実施により有給休暇取得の阻害要因の調査・分析を実施し、対応策を検討する。

・有給休暇の取得しやすい職場環境の醸成に向け、対応策を実行する。

 

なお、当社の管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業の取得率及び労働者の男女の賃金の差異につきましては、「第1 企業の概況 5 従業員の状況」に記載しております。