2025.06.05更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: NORITZ REPORT 2025

サマリ

ノーリツは1951年創業以来、「お風呂は人を幸せにする」の理念を基に、高効率バーナーや潜熱回収型熱交換器などの燃焼・熱交換・流体制御技術を磨き、家庭用給湯機器市場で国内シェア約40%を誇るリーディングカンパニーです。現在は中期計画「Vプラン26」に基づき、エコジョーズやヒートポンプ給湯機、水素燃焼器といったCO?削減技術の投入とスマートファクトリー化を推進し、2030年に向けて「豊かな暮しと地球への貢献を両立できる社会」の実現を目指しています。

目指す経営指標

2026年度までにROE 8%以上を達成すること(「Vプラン26」目標)

2026年度までにFTSE ESGスコア 3.3 以上を達成すること(非財務価値目標)

2030年までに国内事業所のCO?排出量を▲30%削減すること(環境目標)

2030年までに海外含む全事業所のCO?排出量を▲50%削減すること(環境目標)

用語解説

■高効率バーナー技術
燃料を燃やす際の熱エネルギーをできるだけ無駄なく取り出す技術で、燃焼効率を高めることでガス消費量を抑えつつ排出ガス中のCO?やNOxを削減します。ノーリツではこの技術を応用し、より環境負荷の低い給湯機器の開発に取り組んでいます。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■潜熱回収型熱交換器
燃焼後の排気に含まれる水蒸気の持つ「隠れた熱(潜熱)」を回収して再利用する仕組みを持つ熱交換器です。通常、排気とともに捨てられるはずの熱を取り戻すことで、給湯機器の熱効率を約80%から約95%へ大幅に向上させることができます。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■燃焼制御技術
ガスや水素といった燃料を最適な比率で混合し、一定の温度・圧力で安定的に燃焼させるための制御システムです。燃焼時の温度や酸素濃度をきめ細かく管理することで燃焼効率を高め、CO?やNOxの発生を低減します。ノーリツのコア技術の一つであり、給湯機器や業務用機器に幅広く応用されています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■熱交換技術
熱の移動を効率的に行う技術で、燃焼によって生じた高温の熱を水や空気などに伝える仕組みを指します。ノーリツでは「潜熱回収型熱交換器」などをはじめ、給湯機内部で燃焼熱を逃がさず有効活用することで省エネ性を高める技術を多数保有しています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■流体制御技術
水・ガス・空気などの流れ(流体)を精密に制御する技術です。給湯機器では燃焼用空気の流量や水の流量を適切な速度で制御することで、燃焼効率や熱交換効率を最適化します。ノーリツはこの技術によって「低NOx・全一次空気燃焼バーナー」などを実現し、安全性と効率性を両立しています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■エコジョーズ
潜熱回収型の高効率給湯器のブランド名称です。燃焼後の排気に含まれる潜熱を回収する熱交換器を搭載し、一般的な給湯器よりも約15%以上のエネルギーを節約できるため、CO?排出量の削減に貢献します。家庭用から業務用まで幅広いラインアップがあり、国内シェア約40%を獲得しています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■エコフィール
エコフィールは、潜熱回収と高効率バーナーを組み合わせた給湯機器のブランド名です。エコジョーズと同様に潜熱を回収して熱効率を高める一方、給湯温度制御を強化し、省エネ性能をさらに向上させています。ノーリツでは多彩なモデルを揃え、家庭だけでなく非住宅分野にも提供しています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■ハイブリッド給湯機
ガスを燃やすバーナーと電気を使うヒートポンプを組み合わせた給湯機です。普段は高効率なヒートポンプ給湯をメインに使い、必要な場合だけバーナーを併用することで、ランニングコストとCO?排出量の両方を低減します。ノーリツはこの技術を早期に導入し、環境配慮型商品の構成比を高めています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■ヒートポンプ給湯機
外気の熱を取り込み、それを圧縮して給湯用に利用する機器です。電気を使うものの、外気熱を有効活用するため、同じ給湯量を得るのに必要なエネルギーは従来型ガス給湯機と比べて約半分以下となります。ノーリツは2030年に向けて自社製造拠点でのRE100達成とあわせて、ヒートポンプ給湯機の導入を加速しています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■水素燃焼器
100%水素を燃料として燃焼させ、給湯や暖房を行う次世代型給湯機です。燃焼後にCO?を一切排出しないため、カーボンニュートラル実現に向けた社会課題解決手段のひとつとして注目されています。ノーリツは国内外で実証実験を開始し、本格投入に向けた研究開発を進めています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■スマートファクトリー
製造工程にITやIoT(モノのインターネット)技術を導入し、生産状況の見える化や自動化を進めることで、品質向上や生産性向上、エネルギー効率化を同時に実現する仕組みです。ノーリツは製造オペレーション管理システムを導入し、2030年に向けて全拠点でスマートファクトリー化を推進しています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■Vプラン26
ノーリツグループの中期経営計画(2024~2026年度)で、2030年の「豊かな暮しと地球への貢献を両立できる社会」の実現を目指す戦略パッケージです。財務価値(ROE 8%以上)と未財務価値(FTSE ESGスコア 3.3以上、CO?削減目標など)の両面で目標を定め、環境配慮型商品の拡販やスマートファクトリー化を重点施策としています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■RE100
「Renewable Electricity 100%」の略称で、事業活動に必要な電力をすべて再生可能エネルギーで調達する国際イニシアティブです。ノーリツは国内生産拠点および海外拠点でRE100を達成し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを強化しています。
参照元:NORITZ REPORT 2025

■FTSE ESGスコア
FTSE(Financial Times Stock Exchange) Russellが算出する、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に関する企業評価指標です。ノーリツは2026年度までにFTSE ESGスコア 3.3 以上を達成することを中期経営計画で掲げ、非財務価値向上を図っています。
参照元:NORITZ REPORT 2025
2024年12月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

1951年3月

 

資本金530千円をもって能率風呂工業㈱を設立し、本店を神戸市生田区に開設(1980年12月住所表示変更により神戸市中央区になる)

1955年5月

東京出張所を東京都千代田区に開設(1994年3月支社に昇格。1987年11月東京ショールームNOVANO開設(2020年3月閉鎖)、現在地は東京都新宿区)

1956年4月

技術研究所を神戸市須磨区に開設(1986年2月兵庫県明石市に新設)

1961年4月

子会社大成工業㈱(兵庫県明石市)を設立

1962年12月

明石工場を兵庫県明石市に新設

1968年3月

商号を㈱ノーリツに変更

1975年2月

子会社信和工業㈱(兵庫県明石市)を設立

1976年1月

子会社阪神ノーリツ販売㈱(大阪府吹田市)を設立(商号を1990年10月にノーリツ住設㈱、さらに2021年1月にノーリツリビングクリエイト㈱に変更)

1983年4月

アフターサービス体制強化のため、㈱近畿ノーリツサービスを大阪府吹田市に、㈱東京ノーリツサービスを東京都杉並区に設立(翌年4月に設立した㈱名古屋ノーリツサービスともども、1989年6月㈱東京ノーリツサービスが吸収合併し、社名を㈱ノーリツサービス(㈱エヌティーエス)に商号変更)

1984年8月

大阪証券取引所市場第2部に上場

1985年8月

東京証券取引所市場第2部に上場

1987年6月

大阪証券取引所並びに東京証券取引所市場第1部に指定

1987年7月

基礎研究所を東京都八王子市に新設

1990年2月

明石本社工場を兵庫県明石市に新設し、主力工場として生産開始

1991年1月

関東産業㈱(群馬県前橋市)に出資し子会社化(2020年6月清算)

1993年10月

上海水仙能率有限公司を中国上海市に設立し、現地でのガス給湯器生産・販売に進出

(2000年8月商号を上海能率有限公司に変更)

1997年3月

つくば工場を茨城県土浦市に新設し、システムバスの生産開始

2001年10月

㈱ハーマンとの業務提携により㈱ハーマンプロ、㈱多田スミス、周防金属工業㈱を子会社化し同時に㈱ハーマンに出資し関連会社化(2003年4月追加出資し子会社化)

2002年1月

子会社NORITZ AMERICA CORPORATION(米国カリフォルニア州レイク・フォレスト市、現在地は米国カリフォルニア州ファンテン・バレー市)を設立

2002年4月

㈱アールビー(茨城県土浦市)に出資し子会社化

2002年11月

子会社能率電子科技(香港)有限公司(中国・香港)を設立

2004年5月

子会社能率香港集団有限公司(中国・香港)を設立

2004年6月

子会社能率(上海)住宅設備有限公司(中国上海市)を設立

2004年6月

子会社能率香港有限公司(中国・香港)を設立

2005年10月

子会社能率(中国)投資有限公司(中国上海市)を設立

2010年11月

子会社能率電子科技(香港)有限公司が子会社東莞大新能率電子有限公司(中国広東省)を設立

2013年7月

Sakura(Cayman)Co.,Ltd.(英国領ケイマン諸島)に出資し、同社とその子会社である櫻花衛厨(中国)股份有限公司(中国江蘇省)等5社を子会社化

2014年11月

子会社NORITZ AUSTRALIA PTY LTD(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)を設立

2014年12月

子会社NORITZ AUSTRALIA PTY LTDを通じて、Dux Manufacturing Limited(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)及びWarapave Pty Ltd(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)の株式を取得し子会社化

2015年1月

㈱エス・ビー・シー(埼玉県川口市)に出資し子会社化(2017年4月商号をノーリツリビングテクノ㈱(東京都杉並区)に変更)

2018年12月

子会社Noritz USA Corporation(米国カリフォルニア州)を設立

2019年1月

子会社Noritz USA Corporationを通じて、PB Heat, LLC(米国ペンシルベニア州)の持分を取得し子会社化

2019年2月

子会社NORITZ AMERICA CORPORATIONを通じて、Facilities Resource Group LLC(米国ミシガン州)の株式を取得し子会社化

2019年11月

国内事業の構造改革の実施に伴い、住設システム事業から撤退

2021年1月

子会社ノーリツ住設㈱が子会社ノーリツリビングテクノ㈱及び子会社ノーリツ九州販売㈱を吸収合併し、社名をノーリツリビングクリエイト㈱に商号変更

 

 

2021年6月

Kangaroo International Joint Venture Company(ベトナムフンイエン省)の株式44%を取得し持分法適用関連会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合(内、間接所有割合)

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

ノーリツリビングクリエイト㈱

大阪府吹田市

10

温水機器等の販売・施工

100.0

役員の兼任あり

大成工業㈱

(注)1

兵庫県明石市

95

温水機器等の部品類の製造

100.0

土地、建物及び設備の賃貸

信和工業㈱

兵庫県明石市

10

温水機器等の部品類の製造

100.0

土地、建物及び設備の賃貸

㈱ハーマン

(注)1

大阪市此花区

310

温水機器・厨房機器の製造・販売

100.0

役員の兼任あり

㈱多田スミス

兵庫県朝来市

100

厨房機器部品類の製造

100.0

役員の兼任あり

㈱エスコアハーツ

兵庫県加古郡稲美町

30

シェアードサービス・温水機器の部品類の製造

100.0

役員の兼任あり

土地、建物及び設備の賃貸

㈱アールビー

(注)1

茨城県土浦市

88

温水機器の製造

100.0

役員の兼任あり

土地、建物及び設備の賃貸

㈱エヌ・エス・シー

東京都新宿区

6

温水機器等の修理・保守

100.0

役員の兼任あり

 

 

名称

住所

資本金又は出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合(内、間接所有割合)

(%)

関係内容

能率(中国)投資有限公司

(注)1.2

中華人民共和国

上海市

千US$

35,500

中国の生産会社の統括管理及び温水機器の販売

100.0

役員の兼任あり

能率(上海)住宅設備有限公司

(注)1

中華人民共和国

上海市

千US$

36,000

温水機器の製造

100.0

(85.8)

役員の兼任あり

NORITZ AMERICA CORPORATION

(注)1

アメリカ合衆国

カリフォルニア州

千US$

20,700

北米での温水機器の販売

100.0

(100.0)

資金の貸付

474百万円

能率香港有限公司

中華人民共和国

香港特別行政区

千香港$

100

香港等での温水機器の販売

100.0

役員の兼任あり

能率電子科技(香港)有限公司

中華人民共和国

香港特別行政区

千香港$

100

温水機器等の部品類の調達・販売

100.0

東莞大新能率電子有限公司

中華人民共和国

広東省東莞市

千香港$

7,500

温水機器等の部品類の製造

100.0

(100.0)

Sakura (Cayman) Co.,Ltd.

英国領

ケイマン諸島

千US$

13,000

持株会社

55.0

役員の兼任あり

Sakura China Holdings (Hong Kong) Company Limited

中華人民共和国

香港特別行政区

千US$

13,000

持株会社

100.0

(100.0)

役員の兼任あり

櫻花衛厨(中国)股份有限公司

(注)1

中華人民共和国

江蘇省昆山市

千人民元

320,000

温水機器・厨房機器等の製造・販売

96.1

(90.0)

役員の兼任あり

佛山市櫻順衛厨用品有限公司

中華人民共和国

広東省佛山市

千人民元

80,000

温水機器・厨房機器等の製造・販売

100.0

(100.0)

役員の兼任あり

NORITZ AUSTRALIA PTY LTD

(注)1

オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州

千豪$

46,000

持株会社

100.0

Dux Manufacturing Limited

オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州

千豪$

0

温水機器の製造・販売

100.0

(100.0)

Warapave Pty Ltd

オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州

千豪$

0

不動産管理

100.0

(100.0)

Noritz USA Corporation

(注)1

アメリカ合衆国

カリフォルニア州

千US$

69,463

持株会社

100.0

PB Heat, LLC

アメリカ合衆国

ペンシルバニア州

千US$

3,206

温水機器の製造・販売

100.0

(100.0)

PARTS TO YOUR DOOR, LLC

アメリカ合衆国

デラウェア州

千US$

0

温水機器等の販売

100.0

(100.0)

Facilities Resource Group LLC

アメリカ合衆国

ミシガン州

千US$

2,800

温水機器等の販売・施工

100.0

(100.0)

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

Kangaroo International Joint Venture Company

ベトナム社会主義共和国フンイエン省ヴァンラム県

百万VND

750,000

浄水器・家庭用電気製品の製造、販売、修理等

44.0

資金の貸付

400百万円

その他2社

 

 

 

 

 

 

 (注)1.特定子会社であります。

2.能率(中国)投資有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等   (1)売上高     21,818百万円

(2)経常損失     879百万円

(3)当期純損失    855百万円

(4)純資産額    8,859百万円

(5)総資産額    20,584百万円