2026.05.18更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025

サマリ

エイチワンは、車体フレームの開発・製造で培った技術を軸に成長してきた会社です。軽量・高剛性の高性能フレーム、金型、バイポーラプレート、物流バスケットへ技術を広げています。いまは「Change 2027」を掲げ、1社依存を下げる改革に挑んでいます。利益率を重視し、顧客多様化と事業多角化を進める姿が特徴です。

目指す経営指標

・2026年3月期:売上収益2,200億円
・2026年3月期:営業利益135億円
・2026年3月期:ROIC7%以上
・2026年3月期:ROE10%以上
・2027年3月期:売上収益2,400億円
・2027年3月期:営業利益160億円
・2027年3月期:税引前利益150億円
・2027年3月期:ROIC7%以上
・2027年3月期:ROE10%以上・連結配当性向30%に向けた累進的な引上げ

用語解説

■Change 2027
エイチワンが2025年3月期から2027年3月期まで進める中期経営計画です。主要顧客への依存を下げ、利益率の高い事業構造へ転換することを狙います。具体的には、グループ経営管理の強化、既存事業の採算性改善、高利益率製品への選択と集中、技術・開発への資源シフトを進める計画です。

■Be a Value Creator
エイチワンが2030年VISIONとして掲げる言葉です。車体フレームで培った技術をもとに、自動車部品だけでなく新たな分野にも価値を広げる姿を示しています。単に部品を作る会社ではなく、顧客や社会に新しい価値を生み出す企業を目指す考え方です。

■ビジネスポートフォリオ&事業構造の転換・組み換え
「Change 2027」の中心となる経営方針です。これまでの主力得意先向け自動車部品事業に偏った構造を見直し、顧客や製品の幅を広げる取り組みを指します。利益率の高い製品や新規事業に経営資源を移し、変化に強い事業体制をつくる狙いがあります。

■HON-BOY
エイチワンが1982年に自社開発した溶接ロボットです。溶接工程の自動化に向けた第一歩として位置づけられています。自動車部品の生産現場で、品質の安定や作業効率の向上につながる技術開発の象徴的な存在です。

■車体フレーム
自動車の骨格となる部品です。エイチワンは軽量・高剛性の高性能フレームを主力製品としており、車の安全性、燃費性能、快適性に関わる重要な部品を手がけています。EV化が進む中でも、軽くて強い構造をつくる技術が求められています。

■アンダーフレーム
車体の下側を支えるフレーム部品です。エイチワンが長年培ってきた中核技術の一つで、品質、性能、開発スピード、コスト、軽量化、強度の面で評価されています。EV化の進展に伴い、車体構造の提案力を発揮しやすい領域とされています。

■自動車アンダーボディの一体化
自動車の下部構造を、より一体的な部品構成としてつくる考え方です。部品点数や工程の見直しにつながり、軽量化や生産効率の向上が期待されます。エイチワンはこの領域で新たな商権獲得を目指しています。

■燃料電池用バイポーラプレート
燃料電池の中で使われる重要部品です。エイチワンは精密プレス加工の技術を活かし、水素社会に貢献する製品として展開を進めています。自動車フレーム以外の分野へ技術を広げる代表的な新規事業の一つです。

■バイポーラプレート
燃料電池の内部で、発電に必要なガスや電気の流れを支える板状の部品です。高い加工精度が求められるため、エイチワンの精密プレス加工技術を活かしやすい製品です。自動車部品で培ったものづくりを環境製品へ応用する例といえます。

■STAF®
「Steel Tube Air Forming」の略称です。鋼管に空気圧をかけて成形する加工技術で、自動車部品の軽量化や高強度化に役立つ技術として位置づけられています。エイチワンは高付加価値製品の一つとして、この技術を活用した商権獲得を目指しています。

■物流バスケット
エイチワンが自動車フレーム以外の分野で展開している製品です。Eコマース業界の自動倉庫システム向けに提供されています。自動車部品で培った金属加工や量産技術を、物流分野へ応用した事例です。

■売上収益1兆円チャレンジ
エイチワンが将来的な成長目標として視野に入れている挑戦です。現在の事業を自律的に伸ばすだけでなく、顧客基盤の多様化、事業の多角化、M&Aの活用も含めて規模拡大を目指す考え方です。単なる売上拡大ではなく、グローバル競争に勝つための事業体力を高める狙いがあります。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

年月

事項

1939年4月

東京市本所区(現、東京都墨田区)に金属プレス製品の生産を目的とした、平田工業㈱を設立

1945年11月

本社を東京都足立区に移転

1952年8月

本田技研工業㈱向けのオートバイ、スクーター部品の生産を開始

1953年7月

商号を平田プレス工業㈱に変更

1961年10月

埼玉県北足立郡戸田町(現、戸田市)にプレス板金製品・機械加工部品の製造販売を目的とした、㈱本郷製作所を設立

1961年11月

群馬県前橋市に前橋製作所(現、前橋工場)を設置

1963年9月

三重県亀山市に亀山製作所(現、亀山工場)を設置

1967年6月

本田技研工業㈱から自動車用フレーム部品を受注し、本格的な自動車部品の量産を開始

1967年6月

㈱本郷製作所が、本田技研工業㈱から初めて量産自動車の部品を受注し、本格的な自動車部品の量産を開始

1971年4月

㈱本郷製作所が、福島県郡山市に郡山事業所(現、郡山工場)を設置

1984年5月

当社及び㈱本郷製作所が、アメリカ合衆国オハイオ州の自動車部品の製造販売を目的とするKTH Parts Industries, Inc.(現、連結子会社)設立に資本参加

1990年1月

商号を㈱ヒラタに変更

1991年1月

㈱本郷製作所が、商号を㈱本郷に変更

1992年3月

㈱本郷が、栃木県那須郡烏山町(現、那須烏山市)に烏山事業所(現、商品開発センター烏山)を設置

1994年9月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1994年9月

タイ王国アユタヤ県の自動車部品の製造販売を目的とするHIRATA PARTS (THAILAND) CO., LTD.(現、連結子会社H-ONE Parts (Thailand) Co., Ltd.)設立に資本参加

1996年2月

当社、㈱本郷及びKTH Parts Industries, Inc.の共同出資により、アメリカ合衆国オハイオ州に自動車部品の製造販売を目的とするKalida Manufacturing, Inc.(現、連結子会社)を設立

1997年5月

当社、㈱本郷及びKTH Parts Industries, Inc.の共同出資により、カナダ オンタリオ州に自動車部品の製造販売を目的とするKTH Shelburne Manufacturing, Inc.(現、連結子会社)を設立

1997年7月

栃木県芳賀郡芳賀町に技術情報センター(現、商品開発センター)を設置

1997年12月

㈱本郷が、インド国ニューデリーに現地資本との共同出資により、自動車部品の製造販売を目的とするHONGO INDIA PRIVATE LIMITEDを設立

2000年6月

当社、㈱本郷及びKTH Parts Industries, Inc.の共同出資により、アメリカ合衆国アラバマ州に自動車部品の製造販売を目的とするKTH Leesburg Products, LLC.(現、連結子会社)を設立

2000年6月

㈱本郷が、日本証券業協会に株式を店頭公開

2000年10月

群馬県太田市に太田工場を設置

2002年1月

当社及び㈱本郷が、中華人民共和国広東省に自動車部品の製造販売を目的とする広州愛機汽車配件有限公司(現、連結子会社)を設立

2004年12月

当社及び㈱本郷が、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場

2005年2月

当社及び㈱本郷が、中華人民共和国広東省に自動車部品の製造販売を目的とする清遠愛機汽車配件有限公司(現、連結子会社)を設立

2005年2月

当社及び㈱本郷が、中華人民共和国湖北省に自動車部品の製造販売を目的とする武漢愛機汽車配件有限公司(現、連結子会社)を設立

2005年11月

㈱本郷と合併契約書を締結(12月16日臨時株主総会及び㈱本郷の定時株主総会で承認)

2006年4月

㈱本郷と合併し、商号を㈱エイチワンに変更。本社を埼玉県さいたま市大宮区に移転

2009年4月

東京工場(東京都足立区)を閉鎖

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

2010年9月

大分県中津市に中津工場を設置

2010年9月

タイ王国チョンブリ県に自動車部品の製造販売を目的とするH-ONE Parts Sriracha Co., Ltd.を設立

 

 

年月

事項

 

2012年3月

メキシコ合衆国グアナファト州に㈱ジーテクトとの共同出資により、自動車部品の製造販売を目的とするG-ONE AUTO PARTS DE MEXICO, S.A. DE C.V.を設立

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2013年10月

インドネシア共和国カラワン県に虹技㈱及びPT.RODA PRIMA LANCARとの共同出資により、自動車部品の製造販売を目的とするPT. H-ONE KOGI PRIMA AUTO TECHNOLOGIES INDONESIAを設立

2015年5月

滋賀県湖南市に湖南工場を設置

2016年3月

戸田工場(埼玉県戸田市)を閉鎖

2016年6月

東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更

2017年2月

PT. H-ONE KOGI PRIMA AUTO TECHNOLOGIES INDONESIAが株式取得によりPT.RODA PRIMA AUTO TECHNOLOGIES INDONESIAを子会社化

2017年3月

東京証券取引所市場第一部に指定

2020年7月

中華人民共和国湖北省に東風模具沖圧技術有限公司及び武漢愛機汽車配件有限公司との共同出資により、自動車部品の製造販売を目的とする東風愛機汽車プレス部品有限公司を設立

2021年11月

大分県豊後高田市に豊後高田工場を設置

2022年1月

中華人民共和国広東省に自動車部品の製造販売を目的とする肇慶愛機汽車配件有限公司を設立(2025年12月清算)

2022年4月

東京証券取引所の市場再編に伴い、当社株式を市場第一部からプライム市場へ移行

2022年6月

中津工場(大分県中津市)を閉鎖

2022年9月

中華人民共和国湖北省に自動車部品の製造販売を目的とする武漢愛機新能源汽車有限公司を設立

2025年3月

インド国の連結子会社H-ONE India PVT., Ltd.の事業をBelrise Industries Ltd. に譲渡し、連結子会社から除外

2025年8月

アメリカ合衆国オハイオ州に自動車部品の製造販売を目的とするKTH Texas, Inc.を設立

 

 

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

主要な
事業内容

議決権の所有
割合又は
被所有割合

関係内容

役員の
兼任等

資金
援助

営業上の取引

設備の賃貸借

(連結子会社)

 

 

 

%

 

 

 

 

KTH Parts Industries, Inc.

(注)2

アメリカ
オハイオ州

千米ドル
114,449

自動車部品の製造及び販売

所有  60.66

あり

あり

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

Kalida Manufacturing, Inc.

(注)2、6

アメリカ
オハイオ州

千米ドル
5,000

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

(100.00)

なし

なし

なし

なし

KTH Leesburg Products, LLC.

(注)2、7

アメリカ
アラバマ州

千米ドル
23,000

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

(100.00)

なし

なし

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

KTH Texas, Inc.

(注)2

アメリカ
オハイオ州

千米ドル10,000

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

なし

なし

なし

なし

KTH Shelburne Manufacturing, Inc.

(注)2

カナダ
オンタリオ州

千加ドル
40,000

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

(75.00)

なし

なし

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

広州愛機汽車配件有限公司

(注)2

中国
広東省

千人民元
161,314

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

あり

あり

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

清遠愛機汽車配件有限公司

(注)2

中国
広東省

千人民元
60,172

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

(67.00)

あり

なし

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

武漢愛機汽車配件有限公司

(注)2

中国
湖北省

千人民元
106,556

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

(76.58)

あり

なし

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

武漢愛機新能源汽車有限公司

(注)2

中国
湖北省

千人民元
150,000

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

(100.00)

なし

なし

なし

なし

H-ONE Parts (Thailand) Co., Ltd.

(注)2

タイ
アユタヤ県

千バーツ
340,000

自動車部品の製造及び販売

所有  95.75

あり

なし

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

H-ONE Parts Sriracha Co., Ltd.

(注)2

タイ
チョンブリ県

千バーツ
950,000

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

あり

なし

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

PT. H-ONE KOGI PRIMA AUTO TECHNOLOGIES INDONESIA

(注)2

インドネシア
カラワン県

百万インドネシアルピア1,004,211

自動車部品の製造及び販売

所有  87.63

あり

なし

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

PT. RODA PRIMA AUTO TECHNOLOGIES INDONESIA

インドネシア
カラワン県

百万インドネシアルピア
25,000 

自動車部品の製造及び販売

所有 100.00

(100.00)

なし

なし

なし

なし

(持分法適用会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

G-ONE AUTO PARTS DE MEXICO, S.A. DE C.V.

(注)3

メキシコ
グアナファト州

千墨ペソ
893,384

自動車部品の製造及び販売

所有  50.00

なし

なし

生産関連設備及び部品の販売並びに技術指導料及びロイヤリティの受取り

なし

東風愛機汽車プレス部品有限公司

(注)4

中国
湖北省

千人民元
248,500

自動車部品の製造及び販売

所有  50.00
 (25.00)

なし

なし

なし

なし

 

 

名称

住所

資本金

主要な
事業内容

議決権の所有
割合又は
被所有割合

関係内容

役員の
兼任等

資金
援助

営業上の取引

設備の賃貸借

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

本田技研工業株式会社

(注)5

東京都
港区

百万円
86,067

原動機及び輸送用機械器具、農機具、その他原動機を利用した機械器具の製造及び販売

被所有21.35

なし

なし

原材料等の購入・当社製品の販売

なし

 

 

(注) 1.議決権所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

2.特定子会社であります。

3.共同支配企業であります。

4.関連会社であります。

5.有価証券報告書提出会社であります。

6.Kalida Manufacturing, Inc.は債務超過にある会社であり、債務超過の額は7,154百万円であります。

7.KTH Leesburg Products, LLC.は債務超過にある会社であり、債務超過の額は9,643百万円であります。

8.売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超える会社は次のとおりであります。

会   社   名

KTH Parts Industries, Inc.

KTH Leesburg Products, LLC.

KTH Shelburne Manufacturing, Inc.

主要な損益情報等

①売上収益

(百万円)

68,395

28,928

28,665

②税引前利益

(百万円)

2,452

579

1,174

③当期利益

(百万円)

2,314

579

437

④資本合計

(百万円)

28,278

△9,643

11,200

⑤資産合計

(百万円)

87,744

9,333

28,382