事業内容
セグメント情報
セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
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セグメント別売上構成
-
セグメント別利益構成 セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
-
セグメント別利益率
最新年度
セグメント名 | セグメント別 売上高 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
セグメント別 利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
---|---|---|---|---|---|
集合知プラットフォーム事業 | 11,802 | 81.1 | 2,403 | 96.8 | 20.4 |
医療機関支援プラットフォーム事業 | 502 | 3.4 | -92 | -3.7 | -18.3 |
予防医療プラットフォーム事業 | 2,244 | 15.4 | 172 | 6.9 | 7.6 |
事業内容
3【事業の内容】
当社グループは「Supporting Doctors, Helping Patients.(医師を支援すること。そして患者を救うこと。)」というミッションの下、「集合知により医療を再発明する」をビジョンとし、医師・薬剤師向けコミュニティサービスを中心とした「集合知プラットフォーム事業」、医療機関・医療現場の業務効率化をサポートする「医療機関支援プラットフォーム事業」、主に企業の人事部門や健康保険組合をクライアントに持つ「予防医療プラットフォーム事業」を展開しております。
なお、当連結会計年度より事業セグメントを変更しており、詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等)」の「1. 報告セグメントの概要 (1) セグメント区分の変更」に記載のとおりです。
(1)集合知プラットフォーム事業
集合知プラットフォーム事業では、国内医師の約半数が利用し、医療現場における医師発の生の情報を共有するナレッジマネジメントツールである「MedPeer」サイトを運営し、全国のあらゆる医師が一堂に集まる「場」をインターネット上に設けております。医師会員は、「MedPeer」サイトに蓄積される医師の集合知(不特定多数の知見を蓄積し、分析、体系化することで生成される情報)等を中心とした様々な情報を得ることで、臨床ないし医療技術の研鑽に役立てることができます。
また、製薬企業に対して医療用医薬品などの広告掲載枠を提供するとともに、「医師集合知」を活用した製薬企業のマーケティング戦略の立案・実行・運用支援サービスにより収益を確保しております。
さらに、製薬企業等からインターネットを通じた医師に対するアンケート調査等のリサーチの受託、製薬企業に対してコントラクトMRを派遣するCSO事業等によっても収益を得ております。
(2)医療機関支援プラットフォーム事業
医療機関支援プラットフォーム事業では、クリニック、薬局などの医療機関に対して、慢性期から在宅医療における医療機関や医療現場の業務効率化を支援する各種DXサービスを提供しており、導入医療機関からの利用料により収益を得ております。
(3)予防医療プラットフォーム事業
医師や管理栄養士等の専門家ネットワークを活用し、健康増進・予防領域を対象としたサービスを展開しております。
■特定保健指導関連サービス
健康保険組合の依頼を受けて管理栄養士が対面またはオンラインで実施する生活指導であり、生活習慣病予防検診(特定健診)を受けたのちに、メタボリックシンドロームのリスク数に応じて、生活環境の改善等が必要と判断された人を対象にサービスを提供しております。
■クラウド型健康管理サービス(first call)
法人向けに、①オンライン医療相談、②オンライン産業医、③ストレスチェック、④健診管理サービスの4つのサービスを提供しております。
■ライフログプラットフォームサービス
パートナー企業と共同で歩数計や食事記録などの一般消費者向けのセルフケアサービスを提供するとともに、当該サービスを通じて利用者に対する広告配信やライフログ(生活記録)の蓄積をしております。
[連結事業系統図]
(注)1 当社は「MedPeer」会員に対し、「MedPeer」サイト上のサービスを無料にて提供しております。
2 「MedPeer」会員が「MedPeer」サイトへの投稿やアンケート回答、求職者情報の登録等を行う場合、当社は会員に対し、ポイントを付与いたします。当該ポイントは、「国境なき医師団」への寄付のほか、ギフト券への交換に用いることが可能となっております。
業績
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(経営成績等の概要)
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当社グループが属する医療・健康産業においては、団塊の世代が全員75歳以上に達し医療・介護費の急増が懸念される、いわゆる2025年問題、さらに、団塊ジュニア世代が全員65歳以上に達することで高齢者数がピークを迎え、医療・介護費の負担の増加が拡大する2040年問題を抱えております。かかる展望を踏まえ、日本政府は健康寿命の延伸や社会保障制度の持続可能性の確保という問題に対して国を挙げて取り組むべく、健康・医療・介護分野それぞれのデータの有機的な連結や、ICT等の技術革新の利活用を推進し、効果的・効率的な医療・介護サービスの提供を目指す方針を示しております。また、感染症危機においても迅速に対応できる体制構築のため、データ収集の迅速化、収集範囲の拡充、医療のデジタル化による業務効率化やデータ共有を通じた医療の「見える化」等を推進していくことを表明しております。
製薬企業においては、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機として、変化・多様化した医療従事者の働き方や情報入手のニーズに対応し、営業活動の生産性を向上させるため、ウェブサイトやアプリ、ソーシャルネットワーク等、デジタルツールを活用した取り組みをより一層強化しており、今後は、リアルでのコミュニケーションとデジタルツールの活用を組み合わせて最適な情報提供を行うことが求められております。
このような環境の中、当社グループは、ミッションである「Supporting Doctors, Helping Patients.(医師を支援すること。そして患者を救うこと。)」を実現すべく、医師・薬剤師向けコミュニティサービスを中心とした「集合知プラットフォーム事業」、医療機関・医療現場の業務効率化をサポートする「医療機関支援プラットフォーム事業」、主に企業の人事部門や健康保険組合をクライアントに持つ「予防医療プラットフォーム事業」を展開してまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高14,540,835千円(前期は8,452,113千円)、EBITDAは1,931,446千円(同1,249,501千円)、営業利益1,119,997千円(同1,063,716千円)、経常利益1,164,252千円(同1,113,716千円)、親会社株主に帰属する当期純利益617,678千円(同812,388千円)となりました。
※ EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等)」の「1. 報告セグメントの概要 (1) セグメント区分の変更」に記載のとおりです。前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分にて組み替えた数値で比較をしております。
① 集合知プラットフォーム事業
集合知プラットフォーム事業では、国内医師の約半数が利用する「MedPeer」上のコンテンツを充実させることにより、医師会員の活性度を向上する施策を展開してまいりました。また、コントラクトMR・MSL事業を中心とした製薬企業向けのサービスを展開する株式会社EPフォース(現 MIフォース株式会社)を連結子会社としたことに加え、小規模Web講演会の集客支援が可能となる「セルフ集客講演会サービス」をリリースする等、医師一人ひとりのニーズに応じた情報提供や、変化する製薬企業のニーズに対応するマーケティングサービスの提供が可能な体制を構築しました。
これらの結果、売上は11,802,115円(同5,956,395千円)、EBITDAは3,077,425千円(同2,289,982千円)、セグメント利益は2,403,148千円(同2,206,774千円)となりました。
② 医療機関支援プラットフォーム事業
医療機関支援プラットフォーム事業では、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」及び医療機関起点の薬局予約サービス「やくばと」の拡販に注力してまいりました。また、「やくばと」では、急性期病院向けに24時間365日初診予約申込の受付が可能となるWeb予約申込システム「やくばと病院予約」のサービスを提供開始する等、医療従事者と患者双方の課題解決に貢献するサービスの拡充を進めてまいりました。なお、前期にて株式会社クラウドクリニックを完全子会社化したことに加え、当期にて「kakari」の開発、「やくばと」事業の立ち上げ等により時代の先を見据えた先行開発投資を実施した影響でセグメント損失となっております。
これらの結果、売上高は501,886千円(同472,179千円)、EBITDAは△45,639千円(同78,844千円)、セグメント損失は91,820千円(前年同期はセグメント利益64,419千円)となりました。
③ 予防医療プラットフォーム事業
予防医療プラットフォーム事業では、子会社の株式会社Mediplatが運営するクラウド型健康管理サービス「first call」、子会社の株式会社フィッツプラスが展開する特定保健指導事業それぞれの収益基盤の強化に注力してまいりました。また、フィッツプラスでは、健康保険組合担当者・事業所担当者・産業保健スタッフが実施する特定保健指導関係の業務を効率的に行うことができるwebサービス「Tonoel(トノエル)」がサービス開始6か月で契約健康保険組合の過半数に導入される等、企業が進める「健康経営」に寄与するサービスの提供を推進しております。
これらの結果、売上高は2,244,252千円(同2,041,934千円)、EBITDAは190,453千円(同147,514千円)、セグメント利益は171,666千円(同126,387千円)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて5,811,155千円増加し、15,162,163千円となりました。これは売掛金2,109,659千円の増加及びMIフォース株式会社の連結子会社化に伴うのれん2,276,149千円、顧客関連資産2,459,000千円の増加を主要因とするものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて5,087,063千円増加し、6,574,867千円となりました。これは1年内返済長期借入金510,436千円及び長期借入金が3,119,724千円増加、また繰延税金負債が726,658千円増加したことを主要因とするものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて724,092千円増加し、8,587,296千円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加617,678千円、第三者割当による新株式の発行による増加306,900千円、及び市場買付による自己株式の取得による減少299,980千円を主要因とするものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて745,590千円減少し、5,393,167千円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は、前連結会計年度と比較して253,158千円の収入減となる600,073千円となりました。この主な要因は、税金等調整前当期純利益1,046,606千円の計上、減価償却費501,962千円の計上、のれん償却費309,486千円の計上、売上債権及び契約資産の増加856,428千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は、前連結会計年度と比較して4,589,094千円の支出増となる5,011,980千円となりました。この主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出4,648,102千円、投資有価証券の取得による支出121,024千円、敷金の差入による支出105,088千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により獲得した資金は、前連結会計年度と比較して3,659,236千円の収入増となる3,666,316千円となりました。この主な要因は、長期借入れによる収入4,200,000千円、長期借入金の返済による支出569,840千円によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
|
2022年9月期 |
2023年9月期 |
自己資本比率 |
81.1% |
54.7% |
時価ベースの自己資本比率 |
298.97% |
145.76% |
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 |
0.2年 |
6.3年 |
インタレスト・カバレッジ・レシオ |
852.7倍 |
44.2倍 |
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
(注1)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注2)営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
(注3)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(生産、受注及び販売の実績)
(1)生産実績
当社グループは、製品の生産を行っていないため、記載すべき事項はありません。
(2)受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
|
販売高(千円) |
前年同期比(%) |
|
集合知プラットフォーム事業 |
11,797,970 |
198.2 |
医療機関支援プラットフォーム事業 |
499,266 |
107.0 |
予防医療プラットフォーム事業 |
2,243,598 |
110.4 |
合計 |
14,540,835 |
172.0 |
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.最近2事業年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先 |
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
||
金額(千円) |
割合(%) |
金額(千円) |
割合(%) |
|
ファイザー 株式会社 |
- |
- |
1,797,628 |
12.3 |
3.当連結会計年度において、販売実績に著しい増加がありました。この増加の内容は、(1)経営成績の状況①集合知プラットフォーム事業に記載のとおりであります。
(経営者の視点による経営成績等の分析・検討内容)
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択、適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を及ぼす見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
① 財政状態
「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)財政状態の状況」をご参照ください。
② 経営成績
(売上高)
当連結会計年度の売上高は14,540,835千円(前期は8,452,113千円)となりました。詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の状況」、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (生産、受注及び販売の実績)」に記載のとおりであります。
(営業利益)
営業利益は1,119,997千円(同1,063,716千円)となりました。これは、売上高の増加により売上総利益が1,832,877千円増加したこと、MIフォース株式会社の連結子会社化によるのれん償却費の増加を主な要因として販売費及び一般管理費が前連結会計年度に比べ1,776,596千円増加したことによるものであります。
(経常利益)
営業外収益は、持分法による投資利益57,562千円を計上したこと等により63,592千円となりました。また、営業外費用は、支払利息13,328千円を計上したこと等により19,337千円となりました。
以上の結果、経常利益は1,164,252千円(同1,113,716千円)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金等調整前当期純利益は、特別損失として投資有価証券評価損117,645千円を計上した結果1,046,606千円(同1,113,763千円)となりました。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は617,678千円(同812,388千円)となりました。
③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況とキャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
当社グループの主な資金需要は、各セグメントにおいてサービスを提供するための労務費、業務委託費並びに販売費及び一般管理費等の営業費用となります。これらにつきましては、基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金を充当し、投資が必要な場合には、状況に応じて金融機関からの借入や株式を利用した資金調達で対応していくことを想定しております。
なお、当社グループの財務基盤は健全であり、現在の現金及び現金同等物の残高、営業活動によるキャッシュ・フローの水準については、事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、法的規制、事業運営体制等、様々な要因の変化の影響を受ける可能性があります。このため、事業環境を注視するとともに、優秀な人材の採用と組織体制の整備、内部統制システムの強化等により、これらのリスク要因に対応するよう努めて参ります。
セグメント情報
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
(1)セグメント区分の変更
当社グループは、当連結会計年度より、報告セグメントを「ドクタープラットフォーム事業」、「ヘルスケアソリューション事業」の2区分から、「集合知プラットフォーム事業」、「医療機関支援プラットフォーム事業」、「予防医療プラットフォーム事業」の3区分に変更しています。
また、当連結会計年度より各セグメントをより実態に即した費用負担で管理するために、「ドクタープラットフォーム事業」に含まれていた費用の一部を全社費用に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の区分方法により報告セグメントに基づき作成したものを記載しています。
(2)報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、当社及び当社の連結子会社が各々独立した経営単位として、取り扱うサービスについて主体的に包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、当社及び子会社を基礎としたサービス別のセグメントから構成されており、「集合知プラットフォーム事業」、「医療機関支援プラットフォーム事業」、「予防医療プラットフォーム事業」の三つを報告セグメントとしております。
(3)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「集合知プラットフォーム事業」は、医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の16万人以上の医師会員を基盤として製薬企業・医療機器メーカー向けマーケティング・営業支援サービスを展開しております。
「医療機関支援プラットフォーム事業」は、医療機関や医療現場の業務効率化支援を展開しております。
「予防医療プラットフォーム事業」は、コンシューマー向けヘルスケアサービスを展開しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、2023年9月30日で終了した連結会計年度にかかる連結財務諸表作成において採用している当社グループの会計方針と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益および振替高は、市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報及び収益の分解情報
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
報告セグメント |
調整額 (注1) |
連結財務諸表 計上額 |
|||
|
集合知プラットフォーム事業 |
医療機関支援プラットフォーム事業 |
予防医療プラットフォーム事業 |
計 |
||
売上高 |
|
|
|
|
|
|
一時点で移転される財またはサービス |
3,097,259 |
131,380 |
904,035 |
4,132,675 |
- |
4,132,675 |
一定の期間にわたり移転される財またはサービス |
2,855,306 |
335,382 |
1,128,748 |
4,319,437 |
- |
4,319,457 |
顧客との契約から生じる収益 |
5,952,566 |
466,762 |
2,032,783 |
8,452,113 |
- |
8,452,113 |
その他の収益 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
外部顧客への売上高 |
5,952,566 |
466,762 |
2,032,783 |
8,452,113 |
- |
8,452,113 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
3,828 |
5,416 |
9,150 |
18,395 |
△18,395 |
- |
計 |
5,956,395 |
472,179 |
2,041,934 |
8,470,508 |
△18,395 |
8,452,113 |
セグメント利益 |
2,206,774 |
64,419 |
126,387 |
2,397,580 |
△1,333,864 |
1,063,716 |
セグメント資産 |
1,496,605 |
414,903 |
400,258 |
2,311,767 |
7,039,240 |
9,351,008 |
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
58,201 |
769 |
21,127 |
80,098 |
57,597 |
137,696 |
のれん償却額 |
36,828 |
11,260 |
- |
48,089 |
- |
48,089 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
52,675 |
5,448 |
36,792 |
94,916 |
62,967 |
157,883 |
のれんの未償却残高 |
82,863 |
349,083 |
- |
431,947 |
- |
431,947 |
注1 調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額には、セグメント間取引消去9,060千円、各報告セグメントに配分していない全社費用1,342,924千円が組みこまれております。
(2)セグメント資産の調整額7,039,240千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、繰延税金資産であります。
(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額62,967千円は、主に本社における設備等への投資額であります。
注2 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
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|
報告セグメント |
調整額 (注1) |
連結財務諸表 計上額 |
|||
|
集合知プラットフォーム事業 |
医療機関支援プラットフォーム事業 |
予防医療プラットフォーム事業 |
計 |
||
売上高 |
|
|
|
|
|
|
一時点で移転される財またはサービス |
2,406,785 |
187,062 |
1,090,800 |
3,684,648 |
- |
3,684,648 |
一定の期間にわたり移転される財またはサービス |
9,391,185 |
312,204 |
1,152,797 |
10,856,167 |
- |
10,856,187 |
顧客との契約から生じる収益 |
11,797,970 |
499,266 |
2,243,598 |
14,540,835 |
- |
14,540,835 |
その他の収益 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
外部顧客への売上高 |
11,797,970 |
499,266 |
2,243,598 |
14,540,835 |
- |
14,540,835 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
4,145 |
2,619 |
653 |
7,417 |
△7,417 |
- |
計 |
11,802,115 |
501,886 |
2,244,252 |
14,548,253 |
△7,417 |
14,540,835 |
セグメント利益又は損失(△) |
2,403,148 |
△91,820 |
171,666 |
2,482,994 |
△1,362,997 |
1,119,997 |
セグメント資産 |
7,794,691 |
392,286 |
452,491 |
8,639,469 |
6,522,694 |
15,162,163 |
その他の項目 |
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|
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減価償却費 |
409,834 |
1,138 |
18,786 |
429,759 |
72,203 |
501,962 |
のれん償却額 |
264,443 |
45,043 |
- |
309,486 |
- |
309,486 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
60,346 |
- |
16,854 |
77,200 |
31,935 |
109,135 |
のれんの未償却残高 |
2,094,569 |
304,040 |
- |
2,398,610 |
- |
2,398,610 |
注1 調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額には、セグメント間取引消去20,880千円、各報告セグメントに配分していない全社費用1,383,877千円が組みこまれております。
(2)セグメント資産の調整額6,522,694千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、繰延税金資産であります。
(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額31,935千円は、主に本社における設備等への投資額であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額には新規連結に伴う増加額を含んでおりません。
注2 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。 |
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
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【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。