2024年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長  新 美 俊 生 (62歳) 議決権保有率 0.02%

略歴

1984年4月

トヨタ自動車株式会社入社

2009年1月

同社内外装生技部長

2013年4月

同社生技管理部長

2017年4月

同社生技管理領域長、広瀬工場長

2018年1月

同社本社・広瀬・衣浦工場長

2021年1月

トヨタモーターノースアメリカ

執行副社長

2023年1月

当社執行役員

2023年6月

当社代表取締役社長就任(現任)

所有者

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び

地方公共

団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数(人)

-

20

28

97

91

7

5,437

5,680

所有株式数

(単元)

-

37,908

5,061

151,351

20,272

14

76,922

291,528

19,657

所有株式数の割合(%)

-

13.01

1.74

51.92

6.96

0.00

26.38

100

(注) 自己株式271,888株は、「個人その他」に2,718単元、「単元未満株式の状況」に88株含まれております。

 

役員

(2)【役員の状況】

① 役員一覧

男性7名 女性1名 (役員のうち女性の比率12.5%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

代表取締役社長

新 美 俊 生

1962年1月12日

1984年4月

トヨタ自動車株式会社入社

2009年1月

同社内外装生技部長

2013年4月

同社生技管理部長

2017年4月

同社生技管理領域長、広瀬工場長

2018年1月

同社本社・広瀬・衣浦工場長

2021年1月

トヨタモーターノースアメリカ

執行副社長

2023年1月

当社執行役員

2023年6月

当社代表取締役社長就任(現任)

 

(注)3

6

代表取締役副社長

粟 津 滋 喜

1964年3月21日

1986年4月

当社入社

2009年1月

当社経営企画部部長

2012年6月

タイホウコーポレーションオブ

アメリカ社長

2014年6月

当社執行役員

2023年6月

当社代表取締役

2024年6月

当社代表取締役副社長就任(現任)

 

(注)3

26

代表取締役

加 納 知 広

1962年10月2日

1987年4月

トヨタ自動車株式会社入社

2007年1月

同社第2エンジン技術部主査

2007年11月

同社エンジンプロジェクト推進部主査

2013年1月

同社エンジン設計部主査

2013年4月

同社TNGA企画部主査

2016年4月

同社コーポレート戦略部グループ長

2017年1月

当社理事

2017年6月

当社執行役員

2023年6月

当社代表取締役就任(現任)

 

(注)3

9

取締役

佐 藤 邦 夫

1955年1月20日

2009年9月

株式会社三井住友銀行 投資銀行統括部 参与

2010年4月

日興コーディアル証券株式会社 (現SMBC日興証券株式会社)常務執行役員

2011年4月

同社 常務執行役員 名古屋駐在

2012年3月

同社 専務執行役員 名古屋駐在兼名古屋事業法人本部長

2014年3月

同社 専務取締役 名古屋駐在兼名古屋事業法人本部長

2016年7月

同社 顧問

2017年4月

べステラ株式会社 社外取締役

 

グッドインシュアランスサービス株式会社

取締役就任(現任)

2017年6月

当社社外取締役就任(現任)

2021年10月

中央電力株式会社 社外監査役

2022年12月

株式会社ティア 社外監査役就任(現任)

2023年6月

株式会社オートウェーブ 社外監査役就任(現任)

 

(注)3

-

取締役

岩 井 善 郎

1949年9月16日

1991年10月

福井大学 工学部 教授

2010年5月

株式会社パルメソ 社外取締役就任(現任)

2012年4月

福井大学 工学研究科長・工学部長

2013年4月

同大学 理事(研究・国際担当)・副学長

2016年4月

同大学 理事(研究、産学・社会連携担当)・副学長

2019年4月

同大学 名誉教授

同大学 産学官連携本部 特命教授

2020年6月

当社社外取締役就任(現任)

2024年4月

福井大学 産学官連携本部 客員教授就任(現任)

 

(注)3

-

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

監査役

舩 越 七 洋

1974年7月14日

2003年10月

当社入社

2013年1月

当社経理部原価管理室室長

2019年1月

当社経理部部長

2020年6月

当社監査室室長

2022年6月

当社常勤監査役就任(現任)

 

(注)4

1

監査役

加 藤 貴 己

1969年8月18日

1992年4月

トヨタ自動車株式会社入社

2012年1月

同社調達企画室主査

2014年1月

トヨタモーター エンジニアリング アンド

マニュファクチャリング ノース アメリカ

株式会社 調達部 副社長

2018年4月

トヨタ自動車株式会社調達企画部部長

2021年1月

同社サプライチェーン戦略部部長

2022年7月

同社調達本部副本部長就任(現任)

2023年6月

当社社外監査役就任(現任)

 

愛三工業株式会社社外監査役就任(現任)

 

株式会社アドヴィックス社外取締役就任

(現任)

 

(注)5

-

監査役

榎 本 幸 子

1974年5月26日

2004年11月

監査法人トーマツ

(現 有限責任監査法人トーマツ)入社

2008年6月

公認会計士登録

2017年8月

榎本幸子公認会計士事務所開設

2020年7月

榎本商事株式会社監査役就任(現任)

2021年4月

名古屋家庭裁判所家事調停委員就任(現任)

2023年6月

当社社外監査役就任(現任)

2023年10月

名古屋地方裁判所及び名古屋簡易裁判所民事調停委員(現任)

 

(注)5

-

43

(注)1 取締役 佐藤 邦夫および岩井 善郎は、社外取締役であります。

2 監査役 加藤 貴己および榎本 幸子は、社外監査役であります。

3 2024年6月20日開催の定時株主総会の終結の時から1年間

4 2022年6月17日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

5 2023年6月16日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

6 当社は、コーポレート・ガバナンスの強化および経営意思決定・業務執行のスピードアップを図るため、執行役員制度を導入しております。

② 社外役員の状況

(イ)社外取締役

 当社は社外取締役を2名選任しております。

 佐藤邦夫は、銀行・証券業界の経験者であり、特別な利害関係はありません。また、岩井善郎は、大学経営の経験者であり、特別な利害関係はありません。両氏を社外取締役として選任し、技術と経営の両面における豊富な知識と経験を当社経営に反映していただくとともに、経営意思決定の透明性を高めることで、コーポレート・ガバナンスの強化を図っております。

 社外取締役の独立性に関する基準として、証券取引所が定める独立役員の要件をもとに判断を行っており、両氏を独立役員としております。

(ロ)社外監査役

 当社は社外監査役を2名選任しております。

 加藤貴己は、トヨタ自動車株式会社の調達本部 副本部長であります。トヨタ自動車株式会社は、当社議決権の33.5%を所有しており、最大の販売先であります。その他、特別な利害関係はありません。

 榎本幸子は榎本幸子公認会計士事務所 所長であり、当社との取引関係はありません。

 社外監査役の独立性に関する基準として、証券取引所が定める独立役員の要件をもとに判断を行っており、榎本幸子は証券取引所の定めに基づく独立役員として、公認会計士としての経験と専門的見地から意見をいただいております。

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

 社外取締役には、取締役会への出席を通じ、専門分野はもとより豊富な経験や幅広い見識、独立した立場からの助言、提言により経営の管理監督機能を発揮いただいております。また、主要部署からの定期的な業務執行状況の報告および相談に対する助言、提言をいただいております。

 社外監査役には、取締役会への出席、重要書類の閲覧等を実施し、独立した立場から経営の監視機能の役割を担っていただくとともに、事業会社での豊富な経験や他社での監査役経験を通して得た幅広い見識をもとに、公正かつ客観的に意見を述べていただいております。社外監査役の選任については、各々の専門分野や経営に関する豊富な経験と知見を有する人物を選任しております。主な活動として、監査役会を通じて他の監査役と連携を取りながら、会計監査人および内部統制監査機能を含む内部監査部門とそれぞれの監査計画、実施状況、監査結果について定期的に会合をもち、必要に応じ随時連絡を行い、意見交換と情報の共有化を図り効率的かつ効果的な監査を進めております。

関係会社

4【関係会社の状況】

2024年3月31日現在

 

名称

住所

資本金

又は出資金

主要な事業の

内容

議決権

の所有

割合

(%)

関係内容

役員の

兼任

(名)

資金援助

営業上の取引

設備の

賃貸借

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

大豊精機

株式会社 (注)4、5

愛知県

豊田市

百万円

878

自動車製造用

設備関連事業

自動車部品

関連事業

100.0

兼任 2

設備及び設備部品の購入、当社金型の加工

工場用地及び設備の賃貸

株式会社

ティーイーティー

愛知県

豊田市

百万円

75

自動車製造用

設備関連事業

自動車部品

関連事業

100.0

兼任 3

転籍 2

当社より145百万円貸付け

当社金型の加工設備及び設備部品の購入

工場用地及び設備の賃貸

株式会社

タイホウライフサービス

愛知県

豊田市

百万円

20

その他

100.0

兼任 3

転籍 1

人材斡旋、清掃業務及び生協業務

事務所の賃貸

日本ガスケット

株式会社 (注)4、5

愛知県

豊田市

百万円

757

自動車部品

関連事業

100.0

兼任 2

転籍 2

業務提携、技術提携

設備の賃貸

タイホウ コーポレーション オブ アメリカ (注)4

アメリカ

オハイオ州

ティフィン市

千米ドル

17,550

自動車部品

関連事業

100.0

兼任 1

出向 1

当社より

1,353百万円貸付け

自動車部品の販売、

自動車部品素材の供給

タイホウ ヌサンタラ

株式会社 (注)4

インドネシア

カラワン県

カラワン市

百万ルピア

194,851

自動車部品

関連事業

100.0

兼任 1

出向 2

自動車部品の販売、

自動車部品素材の供給

タイホウ コーポレーション オブ ヨーロッパ

有限会社 (注)4

ハンガリー

ペシュト県

ウィハルチャン町

百万フォリント

1,800

自動車部品

関連事業

100.0

兼任 2

出向 1

自動車部品の販売、

自動車部品素材の供給

韓国大豊

株式会社 (注)4

韓国

大邱広域市

百万ウォン

10,420

自動車部品

関連事業

92.1

兼任 2

出向 1

自動車部品の販売、

自動車部品素材の供給

大豊工業(煙台)

有限公司 (注)4

中国

山東省煙台市

千人民元

291,061

自動車部品

関連事業

100.0

兼任 2

出向 2

自動車部品の販売、

自動車部品素材の供給

常州恒業軸瓦材料

有限公司 (注)4

中国

江蘇省常州市

千人民元

186,508

自動車部品

関連事業

100.0

兼任 4

 -

自動車部品素材の供給

タイホウ コーポレーション オブ タイランド

株式会社

タイ

プラチンブリ県

千バーツ

103,000

自動車部品

関連事業

74.0

兼任 3

出向 2

自動車部品の販売

タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシー 株式会社(注)2、4

アメリカ

テネシー州

千米ドル

6,500

自動車部品

関連事業

100.0

(100.0)

兼任 2

ニッポンガスケット

タイランド

株式会社(注)2、4

タイ

パトゥムタニ県

千バーツ

203,200

自動車部品

関連事業

100.0

(100.0)

兼任 2

出向 1

YANTAI NIPPON GASKET CO.,LTD. (注)2

中国

山東省煙台市

千人民元

22,208

自動車部品

関連事業

100.0

(100.0)

兼任 2

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

アストラニッポンガスケットインドネシア

株式会社(注)2

インドネシア

カラワン県

カラワン市

百万ルピア

29,458

自動車部品

関連事業

50.0

(50.0)

兼任 2

(注)1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 「議決権の所有」欄の(内書き)は間接所有の割合です。

3 その他の関係会社であるトヨタ自動車(株)については、「第5経理の状況1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項(関連当事者情報)」の項で記載しているため、記載を省略しております。また、同社は有価証券報告書を提出している会社です。

4 特定子会社に該当いたします。

 

 

5 大豊精機(株)、日本ガスケット(株)については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

大豊精機(株)

① 売上高

13,554百万円

 

② 経常利益

40百万円

 

③ 当期純利益

27百万円

 

④ 純資産額

7,899百万円

 

⑤ 総資産額

11,027百万円

 

日本ガスケット(株)

① 売上高

13,362百万円

 

② 経常利益

1,329百万円

 

③ 当期純利益

1,088百万円

 

④ 純資産額

12,422百万円

 

⑤ 総資産額

17,478百万円

 

 

 

沿革

2【沿革】

年月

概要

1939年12月

精密機及び精密機械器具の製造並びに販売等を目的として、愛知県幡豆郡西尾町(現西尾市)に資本金180,000円で西尾精機株式会社設立。

1944年1月

挙母町(現豊田市)へ移転し、商号を西尾精機株式会社から大豊工業株式会社へ改称。

1945年11月

営業の目的から「精密機」を削除し、「自動車、自転車及び紡績機の部分品」等を追加。

1946年10月

青銅鋳物ブシュ用機械加工工場を新設し、トヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車株式会社)からの依頼を受け、青銅鋳物ブシュの機械加工開始。

1958年10月

アルミダイカスト工場を新設し、ダイカスト製品の生産開始。

1961年7月

米国フェデラル モーグル バワー ベアリング社(現フェデラル モーグル コーポレーション)とすべり軸受に関する技術導入契約締結。

1969年8月

細谷工場新設。

1973年5月

米国リバノイスオートメーション社との合弁会社「株式会社大豊リバノイスオートメーション」を設立。(現連結子会社)

1977年7月

フェデラル モーグル コーポレーション社との技術導入契約の終結。

1978年11月

「株式会社大豊リバノイスオートメーション」を「大豊精機株式会社」に社名を変更し、リバノイスオートメーション社の出資を引き継ぎ子会社となる。(現連結子会社)

1981年12月

米国現地法人「タイホウ コーポレーション オブ アメリカ」を子会社として設立。(現連結子会社)

1985年4月

豊田市グリーンテクノピア工場団地に土地を取得し、篠原工場新設。

1991年11月

鹿児島県出水市に九州工場新設。

1996年10月

米国現地法人「タイホウ コーポレーション オブ アメリカ」の工場操業。(現連結子会社)

1997年9月

米国自動車ビッグ3の品質管理要求規格である「QS-9000」の認証を取得。

1998年8月

技術本館建設。

インドネシア現地法人「タイホウ ヌサンタラ 株式会社」を三井物産株式会社との合弁で子会社として設立。(現連結子会社)

1999年1月

ドイツ(デュッセルドルフ市)に欧州駐在員事務所を設置。

3月

名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。

4月

愛知県春日井市に春日井工場を新設。

7月

株式会社ティーイーティーを子会社として設立。(現連結子会社)

2000年3月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

4月

幸海工場新設。

ハンガリー現地法人「タイホウ コーポレーション オブ ヨーロッパ有限会社」を子会社として設立。(現連結子会社)

2001年3月

東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第一部に上場。

6月

韓国現地法人「韓国大豊株式会社」を三井物産株式会社等との合弁で子会社として設立。(現連結子会社)

10月

株式会社タイホウライフサービスを子会社として設立。(現連結子会社)

2002年10月

中国における軸受製品の製造に関して、中国莱州市電業公司及び中国芝興有限公司より中国煙台春生滑動軸承有限公司の資本持分の100%を取得し、子会社とする。

12月

大豊工業(煙台)有限公司を子会社として設立。(現連結子会社)

2003年4月

第2幸海工場建設。

7月

大豊工業(煙台)有限公司による、中国煙台春生滑動軸承有限公司の吸収合併。

10月

タイ国現地法人「タイホウ コーポレーション オブ タイランド株式会社」を現地企業との合弁により設立。(現連結子会社)

11月

日本ガスケット株式会社を買収し38.9%を取得。(なお、2004年3月にて追加取得を実施し、当社出資比率39.6%)

2004年8月

株式会社タイホウパーツセンターを子会社として設立。

10月

当社連結子会社大豊精機株式会社が豊田花本地区企業団地(豊田市)に工業用地を取得し、工場新設。

2005年4月

大豊岐阜株式会社を子会社として設立。

10月

株式交換により、日本ガスケット株式会社を完全子会社化。(現連結子会社)

2007年2月

タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシーLLCを子会社として設立。

2012年7月

中国現地法人「常州恒業軸瓦材料有限公司」の資本持分の100%を取得し、子会社とする。(現連結子会社)

2013年10月

2015年12月

2018年1月

 

 

2019年4月

タイホウ コーポレーション オブ タイランド株式会社への増資により当社出資比率が増加。(当社出資比率74.0%)

当社連結子会社株式会社タイホウパーツセンターが当社連結子会社大豊岐阜株式会社へ吸収合併。

当社連結子会社ニッポンガスケット オブ アメリカ株式会社が当社連結子会社タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシーLLCへ吸収合併。

タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシー株式会社へ商号変更。

当社連結子会社大豊岐阜株式会社が当社へ吸収合併。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行

2023年10月

東京証券取引所の市場区分の再選択により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行