2026.08.27更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書 2026

サマリ

大型フォトマスク事業で世界シェア27%を誇る専業トップランナーです。1868年創業の印刷製版技術を源流とするフォトリソグラフィー技術を強みに、高付加価値製品を展開しています。中国・韓国で本格化する第8世代有機ELパネル需要を取り込むため、描画装置や検査装置へ積極的な成長投資を実施。さらに超小型RFIDタグ「エクストリームタグ」や医療機器を展開するソリューション事業、スクリーンマスク事業への進出により、新たな価値創出に挑んでいます。

目指す経営指標

・中長期的目標:営業利益率20%以上
・中長期的目標:ROE15%以上
・中長期的目標:売上高総資産回転率1.0以上
・連結配当性向50%を維持
・2028年9月期までに連結売上高342億円
・2028年9月期までに大型フォトマスク事業売上高329億円
・2028年9月期までにソリューション事業売上高約3億円
・2028年9月期までにスクリーンマスク・メタルマスク事業売上高約10億円
・2026年9月期から2028年9月期までの3年間で成長投資総額250~270億円
・2026年9月期までに女性管理職比率6.0%以上
・2026年9月期までに男性育児休業取得率85.0%以上
・2026年9月期までに女性採用比率30.0%以上

用語解説

■創造と調和
「創造」とは常に積極的に新しい価値創造に励み社会に貢献すること、「調和」とは社会・自然・人との調和を大切にした企業活動により社会的責任を果たすことを指す、当社グループの経営理念です。

■大型フォトマスク
スマートフォンやテレビ、パソコンなどのフラットパネルディスプレー(FPD)の生産において、回路パターンを転写・形成するために用いられる高精度な原版です。

■大型EB描画装置
大型電子ビーム描画装置の略称。当社が1988年に世界で初めて導入し、大型フォトマスク製造のパイオニアとして成長する基盤となった設備です。

■エクストリームタグ
当社が開発した一辺1mm以下の世界最小クラスの超小型RFIDタグ。高温環境に対応し、従来のタグでは困難だった小型部品や金属部品への埋め込み・個体管理を可能にしています。

■デジタルコルポスコープQ-CO
当社が自社開発した産婦人科向けの子宮頸がん検査機。小型・軽量で省スペースな診察室にも設置しやすく、デジタルデータを記録できる点が特長です。

■電気刺激装置WILMO
手に装着して神経を電気で刺激し、筋萎縮の改善を促すリハビリ用の医療機器。日常的な使用に適した軽量・スリムな設計が特徴です。

■スクリーンマスク・メタルマスク事業
2025年5月にアサヒテック株式会社を子会社化したことで加わった事業。車載ガラスや電子部品、半導体パッケージの印刷工程などで使用される高精度な製造用原版を提供する事業です。
2025年9月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

当社は、2001年10月1日に株式会社写真化学のエレクトロニクス事業部門に属する権利義務を承継し、会社分割により設立いたしました。

この会社分割は、これまで多角的な事業展開を行ってきた株式会社写真化学が、各々の業界に対し機動的な事業運営を行い、かつ事業特性を生かした経営に特化することで、各会社の企業価値を高めることを目的としたものであります。

 


 

 

当社の設立以後の企業集団に係る経緯は、以下のとおりであります。

年月

概要

2001年10月

㈱写真化学のエレクトロニクス事業部門を会社分割により独立させ、京都市上京区に当社を設立。

2002年5月

台湾に大型フォトマスクの製造・販売会社として、連結子会社「頂正科技股份有限公司」を設立。

2002年9月

久御山事業所(現:京都工場)において「ISO14001」認証取得。

2003年9月

日本証券業協会(現:東京証券取引所)に店頭登録銘柄として登録。

2004年7月

頂正科技股份有限公司において「ISO9001」認証取得。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取り消し、大阪証券取引所JASDAQ(現:東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。

2005年1月

久御山事業所(現:京都工場)に世界初の第8世代対応の新工場竣工。

2005年11月

韓国に大型フォトマスクの販売会社として、連結子会社「SKE KOREA CO.,LTD.」を設立。

2008年11月

世界初の第10世代、第11世代対応の滋賀工場竣工。

2008年12月

頂正科技股份有限公司において「ISO14001」認証取得。

2009年3月

世界初の第10世代用フォトマスクの生産、出荷開始。

2010年9月

中国に販売会社として、連結子会社「愛史科電子貿易(上海)有限公司」を設立。

2011年9月

滋賀工場において、「ISO14001」拡張認証取得。

2012年11月

京都工場において「OHSAS18001」認証取得。

2013年12月

台湾に頂正科技股份有限公司の営業拠点として、台北支社を開設。

2014年7月

各種オフセット印刷向けガラスドライエッチング版の販売を開始。

2014年10月

京都府から「第二種医療機器製造販売業」の業許可を取得。

2016年6月

高度管理医療機器等販売業・貸与許可証取得(医療機関QMS)

2017年6月

「電気刺激装置 WILMO」の販売開始。

2018年6月

「ピッキングタグ」の販売開始。

2019年3月

本社、京都工場において「ISO13485」認証取得。

2020年8月

京都工場において「ISO45001」認証取得。

2020年9月

「デジタルコルポスコープQ-CO」の販売開始。

2022年5月

「エクストリームタグ」の販売開始。

2025年5月

「アサヒテック株式会社」を子会社化。

 

 

(参考)

㈱写真化学における概要について記載いたします。 

年月

概要

明治初頭

石田才次郎(当社取締役相談役石田敬輔の曾祖父)が銅版彫刻印刷を手掛け、石田旭山印刷所として事業開始。

1934年3月

石田旭山印刷㈱(現:㈱写真化学)を設立。

1937年5月

ガラススクリーン研究部門を分離(1943年10月、法人化により大日本スクリーン製造㈱(現㈱SCREENホールディングス)として設立)。

1964年3月

本店を移転(京都市上京区)。

1970年5月

商号を㈱写真化学に変更。

1971年9月

エレクトロニクス事業部門(現:当社事業)を新設。

1981年12月

久御山事業所(現:京都工場)を開設。

1988年3月

久御山事業所(現:京都工場)に新工場(現:当社大型フォトマスク事業)を増設。

世界初の大型EB描画装置を導入。

1995年9月

工場・設備を一新し、業界に先駆けて、800mmサイズの大型フォトマスク製造を実現。

1999年4月

電子事業部(現:当社大型フォトマスク事業)において「ISO9002(現・ISO9001)」認証取得。

 

関係会社

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

主要な事業の
内容

議決権の所有
(被所有)割合(%)

関係内容

(連結子会社)
頂正科技股份有限公司(注)3,4

台湾南部科學園區

931,000千NT$

大型フォトマスクの製造・販売

ヘルスケア製品の販売

100.00

大型フォトマスク用材料等の販売
大型フォトマスク製品の仕入
役員の兼任 有

(連結子会社)
SKE KOREA CO.,LTD.

韓国忠淸南道天安市

1,100,000千KRW

大型フォトマスクの販売

100.00

大型フォトマスクの販売
役員の兼任 有

(連結子会社)
愛史科電子貿易(上海)有限公司

中国上海市長寧区

100百万円

大型フォトマスクの販売

その他電子製品の販売

100.00

大型フォトマスクの販売
役員の兼任 有

(連結子会社)
アサヒテック

株式会社

愛知県瀬戸市

54百万円

スクリーンマスク、メタルマスクの製造・販売

100.00

役員の兼任 有

 

(注) 1 新台湾ドルは、NT$と表示しております。

2 韓国ウォンは、KRWと表示しております。

3 頂正科技股份有限公司は特定子会社に該当いたします。

4 頂正科技股份有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等 (1) 売上高

9,984,379千円

         (2) 経常利益

1,640,860千円

         (3) 当期純利益

1,340,443千円

         (4) 純資産額

9,427,195千円

         (5) 総資産額

11,800,349千円

 

5 当社は、2025年4月30日付でアサヒテック株式会社の株式を取得し、完全子会社といたしました。