2026.06.15更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
統合報告書2025
サマリ
マクセルは、創業以来の電池と磁気テープで培った「混合分散」「精密塗布」「高精度成形」のアナログコア技術を軸に、民生品メーカーから産業用部品メーカーへ進化してきた企業です。いまは耐熱コイン形リチウム電池、半導体製造工程用テープ、LEDヘッドランプレンズなどで強みを磨き、全固体電池を次の成長エンジンに育てようとしています。ポートフォリオ改革で収益性の低い事業を見直しながら、顧客ごとの難しい課題に技術営業で入り込み、注力3分野で価値を広げる構図が同社の核です。
過去
創業当初は、日東電気工業から分離独立した乾電池、磁気テープ事業が出発点でした。乾電池と記録媒体で築いた技術を土台に、のちに産業用部品へ軸足を移し、現在の事業基盤を形づくりました。
1961年に乾電池、磁気テープ部門が分離独立して創業しました。高度経済成長期にはカセットテープやビデオテープ、フロッピーディスクを国内外で展開し、「マクセルブランド」を確立しました。そこから民生用市場...
現在
現在は、アナログコア技術を生かしたエネルギー、機能性部材料、光学・システム、価値共創事業を展開しています。とくに耐熱コイン形リチウム電池、医療機器用一次電池、半導体製造工程用テープ、LEDヘッドランプレンズなどが現在の強みです。
同社の現在の特徴は、単品販売ではなく、顧客ごとの複雑で繊細な要望に高いレベルですり合わせる技術営業とモノづくりの一体運営にあります。車載、医療、半導体、建築・建材など高い安全性や信頼性が求められる領域...
未来
未来に向けては、アナログコア事業群へ経営資源を集中し、全固体電池の事業化を核に事業ポートフォリオを入れ替えていく構想です。注力3分野での成長を加速し、次期中期経営計画では新事業の本格収益化を狙っています。
同社はMEX26で、エネルギー、機能性部材料、光学・システムを「アナログコア事業群」と定義し、成長投資を集中させています。全固体電池では「永久電源」の実用化を掲げ、小型セルのモジュール化と中型セル開発...
目指す経営指標
・2026年度に売上高1,500億円
・2026年度に営業利益120億円
・2026年度に営業利益率8.0%
・2026年度にROIC7.5%
・2026年度にROE10.0%
・2030年度に営業利益率10.0%
・2030年度にROE12.0%
・2030年度に全固体電池売上高300億円をめざす
・MEX26の3年間で成長投資約350億円
・全固体電池は2030年度までに100億円規模の投資を行う
・2026年度に営業利益120億円
・2026年度に営業利益率8.0%
・2026年度にROIC7.5%
・2026年度にROE10.0%
・2030年度に営業利益率10.0%
・2030年度にROE12.0%
・2030年度に全固体電池売上高300億円をめざす
・MEX26の3年間で成長投資約350億円
・全固体電池は2030年度までに100億円規模の投資を行う
トップメッセージの要約
MVVSS
全体最適
ポートフォリオ改革
全固体電池
できないと言わず
全体最適
ポートフォリオ改革
全固体電池
できないと言わず
中村 啓次氏は、社長就任直後にMVVSSを定め、拠点を回るタウンホールミーティングを重ねながら、グループの一体感を取り戻してきたと語っています。強く出ている意思は、事業本部ごとの部分最適から脱し、グル...
用語解説
■MVVSS
マクセルグループの経営の基本方針を示す言葉で、Mission、Vision、Value、Spirit、Sloganの頭文字を取ったものです。会社の使命、目指す未来、約束する価値、大切にする精神、共通スローガンをひとつにまとめた考え方です。
■MEX26
マクセルの現中期経営計画の名称で、「Maximum Excellence 2026」を意味します。2026年度の目標達成に向けて、事業ポートフォリオ改革、成長投資、新事業の立ち上げを進める計画です。
■アナログコア技術
マクセルが自社の強みとして再定義した中核技術です。「まぜる」「ぬる」「かためる」という3つの技術を土台に、デジタル技術だけでは届きにくい複雑で繊細なモノづくりを実現する考え方です。
■混合分散(まぜる)
素材の大きさ、硬さ、液体の粘度に関わらず、均一に混ぜ合わせる技術です。マクセルではこの技術を使って、高容量で耐高温・耐低温の電池づくりにつなげています。
■精密塗布(ぬる)
あらゆる粘度の塗料や粘着剤を、広い範囲に均一な厚さで塗る技術です。半導体製造工程用テープのように、高い粘着力と剥離性を両立した製品に活かされています。
■高精度成形(かためる)
ディスクやレンズ製造で培った精密な金型製造技術と成形技術です。複雑な形状や先端機能に対応するLEDヘッドランプレンズなどをつくる基盤になっています。
■アナログコア事業群
マクセルが重点的に伸ばすべき事業群として定義した枠組みです。エネルギー、機能性部材料、光学・システムの3事業を指し、経営資源や成長投資を集中させる対象です。
■価値共創事業
2025年度から、アナログコア事業群以外の事業をまとめた新しい事業区分です。利益貢献を目的に効率運営を徹底しつつ、インフラやヘルスケアの販路開拓も担う位置づけです。
■全固体電池
マクセルが次の成長エンジンと位置づける電池です。高容量、高出力、広い放電温度範囲、高い信頼性を持ち、液漏れ、破裂、発火の懸念がないことを特長として、産業機器、医療、インフラ監視などへ用途拡大を進めています。
■永久電源
マクセルが全固体電池で目指す将来像を表す言葉です。長寿命でメンテナンス回数を減らし、過酷な環境でも長く使える電源を実用化する構想を指します。
■SBM
全固体電池モジュールの略称です。FAロボットなどで使われるバックアップ用一次電池を置き換え、繰り返し充放電を可能にするモジュールとして、SUBARUの新工場向けに開発と実証が進められています。
■Air Patch Battery
マクセルが開発している薄形フレキシブル電池です。有害物や危険物を使わず、安全性と環境負荷低減を重視しており、医療・ヘルスケア分野のパッチやIoT・ウェアラブル機器向けを視野に入れています。
■半導体DMS
「Design & Manufacturing Service」の略称です。マクセルの光学・システム領域に含まれる事業で、半導体関連の組込みシステムを設計から製造まで支えるサービスを指します。
■塗布型セパレータ
電池関連で使われる製品で、マクセルでは機能性部材料の成長事業のひとつです。アナログコア技術のひとつである精密塗布を活かしてつくられ、xEV需要の増加に対応するため増産投資も進めています。
■耐熱コイン形リチウム電池
高温環境でも信頼性を発揮するマクセルのマイクロ電池です。TPMS向けなど車載用途で強みを持ち、長寿命と安全性が求められる分野で使われています。
■LEDヘッドランプレンズ
マクセルの光学・システム事業を代表する製品のひとつです。高精度成形と超精密金型の技術を活かし、自動車の先進的なヘッドランプに対応するレンズを開発・生産しています。
■RIC-FOAM
マクセルが開発を進める独自方式の低圧発泡成形技術です。これまで発泡成形が難しかった材料にも対応し、部品の軽量化や金属部品のプラスチック化、環境負荷の軽減につなげることを狙っています。
■EMC対策部材
電波を吸収する用途を持つ部材で、磁気テープで使う磁性粉を活用した新製品です。主に自動車関連での利用を見込み、全固体電池に続く新事業テーマのひとつとして育成されています。
マクセルグループの経営の基本方針を示す言葉で、Mission、Vision、Value、Spirit、Sloganの頭文字を取ったものです。会社の使命、目指す未来、約束する価値、大切にする精神、共通スローガンをひとつにまとめた考え方です。
■MEX26
マクセルの現中期経営計画の名称で、「Maximum Excellence 2026」を意味します。2026年度の目標達成に向けて、事業ポートフォリオ改革、成長投資、新事業の立ち上げを進める計画です。
■アナログコア技術
マクセルが自社の強みとして再定義した中核技術です。「まぜる」「ぬる」「かためる」という3つの技術を土台に、デジタル技術だけでは届きにくい複雑で繊細なモノづくりを実現する考え方です。
■混合分散(まぜる)
素材の大きさ、硬さ、液体の粘度に関わらず、均一に混ぜ合わせる技術です。マクセルではこの技術を使って、高容量で耐高温・耐低温の電池づくりにつなげています。
■精密塗布(ぬる)
あらゆる粘度の塗料や粘着剤を、広い範囲に均一な厚さで塗る技術です。半導体製造工程用テープのように、高い粘着力と剥離性を両立した製品に活かされています。
■高精度成形(かためる)
ディスクやレンズ製造で培った精密な金型製造技術と成形技術です。複雑な形状や先端機能に対応するLEDヘッドランプレンズなどをつくる基盤になっています。
■アナログコア事業群
マクセルが重点的に伸ばすべき事業群として定義した枠組みです。エネルギー、機能性部材料、光学・システムの3事業を指し、経営資源や成長投資を集中させる対象です。
■価値共創事業
2025年度から、アナログコア事業群以外の事業をまとめた新しい事業区分です。利益貢献を目的に効率運営を徹底しつつ、インフラやヘルスケアの販路開拓も担う位置づけです。
■全固体電池
マクセルが次の成長エンジンと位置づける電池です。高容量、高出力、広い放電温度範囲、高い信頼性を持ち、液漏れ、破裂、発火の懸念がないことを特長として、産業機器、医療、インフラ監視などへ用途拡大を進めています。
■永久電源
マクセルが全固体電池で目指す将来像を表す言葉です。長寿命でメンテナンス回数を減らし、過酷な環境でも長く使える電源を実用化する構想を指します。
■SBM
全固体電池モジュールの略称です。FAロボットなどで使われるバックアップ用一次電池を置き換え、繰り返し充放電を可能にするモジュールとして、SUBARUの新工場向けに開発と実証が進められています。
■Air Patch Battery
マクセルが開発している薄形フレキシブル電池です。有害物や危険物を使わず、安全性と環境負荷低減を重視しており、医療・ヘルスケア分野のパッチやIoT・ウェアラブル機器向けを視野に入れています。
■半導体DMS
「Design & Manufacturing Service」の略称です。マクセルの光学・システム領域に含まれる事業で、半導体関連の組込みシステムを設計から製造まで支えるサービスを指します。
■塗布型セパレータ
電池関連で使われる製品で、マクセルでは機能性部材料の成長事業のひとつです。アナログコア技術のひとつである精密塗布を活かしてつくられ、xEV需要の増加に対応するため増産投資も進めています。
■耐熱コイン形リチウム電池
高温環境でも信頼性を発揮するマクセルのマイクロ電池です。TPMS向けなど車載用途で強みを持ち、長寿命と安全性が求められる分野で使われています。
■LEDヘッドランプレンズ
マクセルの光学・システム事業を代表する製品のひとつです。高精度成形と超精密金型の技術を活かし、自動車の先進的なヘッドランプに対応するレンズを開発・生産しています。
■RIC-FOAM
マクセルが開発を進める独自方式の低圧発泡成形技術です。これまで発泡成形が難しかった材料にも対応し、部品の軽量化や金属部品のプラスチック化、環境負荷の軽減につなげることを狙っています。
■EMC対策部材
電波を吸収する用途を持つ部材で、磁気テープで使う磁性粉を活用した新製品です。主に自動車関連での利用を見込み、全固体電池に続く新事業テーマのひとつとして育成されています。
2026年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
(注) 当社は、1970年4月に株式の額面金額変更のため日立マクセル㈱(実質上の存続会社)を合併しており、登記上の設立年月日は1947年11月7日となっております。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1.上記のうち、特定子会社は、Maxell Europe Ltd.、Maxell Digital Products China Co., Ltd.、及びMaxell Corporation of Americaであります。
2.議決権の所有割合の( )内は間接所有(内数)であります。
3.マクセルイズミ㈱及びMaxell Corporation of Americaについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。