ストーリー・沿革
サマリ
チノーは、温度を中心に「計測・制御・監視」を一体で提供する「ループソリューション」を核に、産業の現場課題を解く会社です。-269℃から3,500℃までの温度計測技術を持ち、世界29か国の温度標準にも貢献しています。水素、半導体、次世代電池、医療・食品、物流まで広い現場に深く入り込み、校正・サービスまで含めて価値を届ける点が独自性です。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2026年度に営業利益27億円
・2026年度に営業利益率9.0%
・2026年度に海外売上高70億円
・2026年度にROE10.0%
・2026年度にROA8.0%
・2026年度に配当性向40%
・2040年度にScope1,2を100%削減
・2030年度に全社最終処分率1%未満
・2026年度に女性管理職比率7%、女性役付者比率30%
・2026年度に新製品・システム上市数16件以上、顧客満足度80
トップメッセージの要約
共創
エンジニアリングサプライチェーン
超VUCA時代
共創・特長・信頼
用語解説
チノーが中核に置く独自の考え方です。温度を中心にした「計測→制御→監視」の一連の流れを、現場の課題に合わせてワンストップで提供する仕組みを指します。単品の機器販売ではなく、顧客の現場全体を見て最適な解決策を組み立てる点が特徴です。
■JCSS
「計量法校正事業者登録制度」のことです。チノーはこの登録事業者として、校正結果が国際的なトレーサビリティにつながる証明書を発行できます。要するに、温度計やセンサの測定値が正しいことを、公的な仕組みに沿って示せる資格です。
■チノークラウド
チノーが2025年に始動した、温度などのデータを一括管理するサービスです。計測データの遠隔監視やデータ管理に使い、顧客の設備診断にも役立てながら、継続課金型の収益にもつなげる考えです。単なる保存先ではなく、現場データ活用の基盤として位置づけられています。
■エンジニアリングサプライチェーン
モノを設計・開発する「エンジニアリングチェーン」と、製品を届ける「サプライチェーン」を同期させるチノーの取り組みです。営業がつかんだ顧客情報を開発へすばやく共有し、社会や市場のニーズに早く応えることを狙っています。現場の声を製品づくりに直結させるための仕組みと言えます。
■CISAS 5
チノーの「集録・監視システムパッケージソフト」です。自社の計測制御機器から集めた情報をパソコンへ送り、集録や監視を行うためのソフトを指します。工場や施設で複数の機器データをまとめて見たい場面で使われる、監視の中核ツールです。
■MZシリーズ
チノーの「リアルタイム無線ロガー」です。送信器で測ったデータを無線で受信機へ送り、集録・監視します。配線不要で広いエリアの温湿度データを見られるため、工場、施設、物流、医薬品や食品の温度管理などで活用されています。
■燃料電池評価試験装置
水素を使ってどれだけ発電効果が得られるかを測る装置です。チノーはこの装置を、水素社会の実現に欠かせない代表的な製品として位置づけています。水素関連の研究開発や評価の現場で使われる、成長分野向けの装置です。
■水電解評価装置
水の電気分解によって、どれだけ水素が得られたかを測る装置です。燃料電池評価試験装置と並び、水素を「作る・使う」技術を支える代表製品として紹介されています。水素利用の広がりを支える評価インフラの一つです。
■フィールドエンジニアリング
チノーのサービス技術員や委託サービスマンが顧客の現場に出向き、計測機器や記録計、調節計などの点検・校正を行うサービスです。製品を売って終わりではなく、現地で精度維持まで支える点にチノーらしさがあります。
■現場密着
チノーが繰り返し使う重要な言葉で、顧客のものづくり現場や試験・研究の場に深く入り込み、課題を理解したうえで解決策を出す姿勢を指します。営業や技術が現場の声を集め、それを製品やソリューションの高度化につなげる考え方です。
沿革
2【沿革】
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年月 |
概況 |
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1913年3月 |
千野一雄個人の経営で東京下谷に千野製作所の商号をもって理化学器械、電気器械の製造販売を創業する。 |
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1936年8月 |
千野製作所を株式会社とし商号を株式会社千野製作所(現株式会社チノー)とするとともに本店を東京都板橋区板橋町(現在の熊野町)に置く。 |
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1962年4月 |
株式を東京証券取引所市場第二部に上場。 |
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1963年4月 |
群馬県藤岡市に藤岡工場を新設。 |
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1964年5月 |
本店所在地を「東京都板橋区熊野町32番地」から「東京都豊島区西池袋一丁目22番8号」に移転し、同所は板橋工場として生産を続行。 |
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1977年5月 |
製造子会社「千幸電機株式会社(現㈱チノーソフテックス)」(現連結子会社)を設立。 |
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1978年6月 |
埼玉県久喜市に久喜工場を新設。 |
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1978年6月 |
本店所在地を「東京都新宿区西新宿一丁目26番2号」に移転する。 |
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1979年9月 |
当社株式につき東京証券取引所市場第一部銘柄に指定替される。 |
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1981年7月 |
東京営業所を東京支店に、大阪営業所を大阪支店に改組。 |
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1983年1月 |
米国カリフォルニア州ロサンゼルス市に販売子会社「CHINO Works America Inc.」(現連結子会社)を設立。 |
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1986年10月 |
商号を「株式会社千野製作所」から「株式会社チノー」に変更する。 |
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1988年6月 |
名古屋営業所を名古屋支店に改組。 |
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1989年6月 |
韓国儀旺市に合弁会社「韓国チノー株式会社」(現連結子会社)を設立。 |
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1990年8月 |
新社屋完成により本店所在地を「東京都板橋区熊野町32番8号」に移転する。 |
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1991年10月 |
大宮営業所を北部支店に改組。 |
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1992年2月 |
製造子会社「株式会社山形チノー」を設立。 |
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1993年3月 |
サービス子会社「株式会社チノーサービス」を設立。 |
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1993年12月 |
中国上海市に合弁会社「上海大華-千野儀表有限公司」(現連結子会社)を設立。 |
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1996年7月 |
インドダマン市に合弁会社「CHINO-LAXSONS (I) Private Limited(現CHINO Corporation India Private Limited)」(現連結子会社)を設立。 |
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1998年11月 |
「三基計装株式会社」(現連結子会社)の全株式を取得、子会社とする。 |
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2003年8月 |
中国江蘇省昆山市に合弁会社「千野測控設備(昆山)有限公司」(現連結子会社)を設立。 |
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2006年9月 |
「東京精工株式会社」及び「株式会社浅川レンズ製作所」(現連結子会社)の全株式を取得、子会社とする。 |
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2009年1月 |
「CHINO-LAXSONS (I) Private Limited(現CHINO Corporation India Private Limited)」(現連結子会社)の株式を追加取得し、100%子会社とする。 |
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2010年2月 |
「アーズ株式会社」(現連結子会社)の株式を取得、子会社とする。 |
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2011年10月 |
連結子会社の「東京精工株式会社」を吸収合併する。 |
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2012年4月 |
連結子会社の「株式会社山形チノー」を吸収合併する。 |
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2012年10月 |
タイバンコク都に販売子会社「CHINO Corporation (Thailand) Limited」(現連結子会社)を設立。 |
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2014年12月 |
「アドバンス理工株式会社」(現連結子会社)の全株式を取得、子会社とする。 |
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2015年1月 2016年4月 |
連結子会社の「株式会社チノーサービス」を吸収合併する。 東京支店、北部支店を統合し、東日本支店に改組。 |
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2018年2月 |
技術開発センターをイノベーションセンターに改組。 |
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2019年7月 |
「明陽電機株式会社」の株式を追加取得し、持分法適用関連会社とする。 |
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2020年4月 2022年4月 |
「明陽電機株式会社」(現連結子会社)の株式を追加取得し、子会社とする。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
関係会社
4【関係会社の状況】
連結子会社
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名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業 の内容 |
議決権の所有(又は被所有)割合(%) |
関係内容 |
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営業上 の取引 |
資金援助 |
設備の 賃貸借 |
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㈱チノーソフテックス |
群馬県藤岡市 |
百万円 30 |
その他(ソフトウェア関連) |
100 |
ソフトウエアの制作委託 |
- |
当社建物の賃貸 |
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三基計装㈱ |
埼玉県北葛飾郡 |
百万円 35 |
計装システム |
100 |
製品等の 販売・仕入 |
- |
当社建物の 賃貸 |
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㈱浅川レンズ製作所 |
埼玉県久喜市 |
百万円 10 |
センサ |
100 |
製品等の 仕入 |
運転資金の 貸付 |
当社建物の賃貸 |
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アーズ㈱ |
東京都新宿区 |
百万円 68 |
その他(センサネットワーク製品開発・販売関連) |
81 |
製品等の 仕入 |
- |
- |
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アドバンス理工㈱ |
神奈川県横浜市 都筑区 |
百万円 80 |
計装システム |
100 |
製品等の 販売 |
運転資金の 貸付 |
- |
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明陽電機㈱ |
静岡県静岡市 清水区 |
百万円 45 |
センサ |
64 |
製品等の 販売 |
- |
当社建物の 賃貸 |
(注)4 |
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CHINO Works America Inc. |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス市 |
千ドル 500 |
計測制御機器 |
100 |
製品等の 販売 |
運転資金の 貸付 |
- |
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上海大華-千野儀表 有限公司 |
中華人民共和国 上海市 |
千元 11,610 |
計測制御機器 |
50 |
製品等の 販売 |
- |
- |
(注)2 |
|
千野測控設備(昆山)有限公司 |
中華人民共和国 江蘇省昆山市 |
千元 13,242 |
計測制御機器及び計装システム |
80 |
製品等の 販売・仕入 |
運転資金の 貸付 |
- |
|
|
韓国チノー㈱ |
大韓民国 京畿道華城市 |
千ウォン 600,000 |
計測制御機器、 計装システム及びセンサ |
50 |
製品等の 販売 |
- |
- |
(注)2 |
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CHINO Corporation India Private Limited |
インド共和国 ナビムンバイ市 |
千ルピー 125,818 |
計測制御機器 |
100 |
製品等の 販売・仕入 |
運転資金の 貸付 |
- |
|
|
CHINO Corporation (Thailand)Limited |
タイ王国 バンコク都 |
千バーツ 7,000 |
計測制御機器 |
49 |
製品等の 販売・仕入 |
運転資金の 貸付 |
- |
(注)2 |
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2.持分は、100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。
3.上記子会社は有価証券届出書又は有価証券報告書を提出しておりません。
4.明陽電機㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
<主要な損益情報等> ⑴売上高 4,106百万円
⑵経常利益 598百万円
⑶当期純利益 420百万円
⑷純資産 5,295百万円
⑸総資産 6,640百万円