人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数193名(単体) 223名(連結)
-
平均年齢40.8歳(単体)
-
平均勤続年数9.6年(単体)
-
平均年収7,439,561円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
|
2023年8月31日現在 |
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
物流事業 |
157 |
コネクティッド事業 |
18 |
報告セグメント計 |
175 |
全社(共通) |
48 |
合計 |
223 |
(注)1.従業員数は正社員の就業人員(グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(人材会社からの派遣社員等)は、従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況
|
|
|
2023年8月31日現在 |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
193 |
40.8 |
9.6 |
7,439,561 |
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
物流事業 |
127 |
コネクティッド事業 |
18 |
報告セグメント計 |
145 |
全社(共通) |
48 |
合計 |
193 |
(注)1.従業員数は正社員の就業人員(社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(人材会社からの派遣社員等)は、従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況
当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
当事業年度 |
補足説明 |
||||
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)2. |
|||
全労働者 |
うち正規雇用労働者 |
うちパート・有期労働者 |
|||
4.9 |
- |
- |
- |
- |
|
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異につきましては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
② 連結子会社
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社は「地球と人を尊重する会社」を企業理念とし、パレットレンタル事業の展開を通じたシェアリングの推進や、プラスチック素材の再利用をはじめとするマテリアルリサイクル、そしてより良い職場環境づくりなど、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいりました。「豊かな社会インフラの構築をDXで実現し、循環型社会に貢献する」という基本方針のもと、パレットというハードのレンタルにとどまらず、生産工場から消費者へとモノを運ぶうえで、物流の川上から川下までのあらゆる課題解決に取り組むソリューション提案企業を目指しております。
(1)ガバナンス
当社は2023年5月に、社会や環境のサステナビリティに関する課題への取り組み強化を目的に、サステナビリティ委員会を設置しました。全社を挙げた取り組みとして推進すべく、本委員会は、代表取締役社長執行役員を委員長とし、委員は各部門の部門長で構成されます。代表取締役社長執行役員の直属組織である経営企画部が委員会の事務局を担い、計画の推進及び進捗管理を行うとともに、各部門がテーマ別活動の計画を立案・実行します。委員会は四半期に1回以上開催しており、サステナビリティ戦略の立案・実行・目標に対する進捗管理・情報開示等を行い、定期的に取締役会へ報告・提言を行い、監督される体制となっています。また、サステナビリティに関する課題への取り組みの中で重要な案件については、取締役会で審議・承認を行うこととしております。
コーポレート・ガバナンス体制図については、「4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください
(2)戦略
当社では、マテリアリティ(重要課題)について協議会メンバーと2021年2月から検討を行い、中期経営計画2025 (ver.2)と連動させて繰り返し検討し、取締役会における審議を経て、4つのマテリアリティ(重要課題)の特定を行いました。
当社のマテリアリティ
① 地球にポジティブな影響を与える事業活動
② 社会のインフラをシェアする
③ 人間尊重
④ 企業基盤の強化
これら4つのマテリアリティ(重要課題)に対し、サステナビリティ委員会にて、それぞれのテーマに基づいた取り組み状況について定期的に報告を行っております。
●環境に配慮した事業活動と設備投資
当社はレンタル・シェアリング事業の推進により社会全体の環境負荷低減に貢献可能であると考えます。資源の再利用・再資源化に取り組むと共に、地球環境の保全と生物多様性への配慮の重要性を認識し、持続可能な循環型社会の構築に貢献してまいります。
1.パレットレンタル
物流用パレットとは、工場・倉庫・コンテナ・トラックなどの中で、荷物を載せる荷役台のことです。パレットの上に載せてフォークリフトを活用することで、1度に多くの荷物を運ぶことができ、物流現場には不可欠なアイテムです。
パレットを使うには、購入して保有する、またはレンタルで借りるという2つの方法があります。
自社でパレットを保有して利用する場合、繁忙期の業務量に合わせて必要最大限の枚数を、パレットを利用する各企業がそれぞれ用意する必要があります。また、パレットに載せた荷物を遠方の輸送先へ運んだ後、パレット回収を行う車両を用意して輸送先まで行き、自社拠点まで戻さなければなりません。
多くの業界でパレットのシェアリングを推進することで、自社保有だけでは閑散期に発生してしまう休眠パレットや、輸送後に使い捨てられるパレットを削減し、資源を効率的に活用しています。
自社保有パレットからレンタルパレット活用に切り替えて輸送を行う場合、複数の会社がパレットをシェアすることにより、製造にかかる全体的な資源効率を向上させることができます。そして、パレットを遠方の輸送先へ運んだ場合でも、着地最寄りのuprデポへ返送すればよくなるため、パレット回収を行う車両の走行距離を削減することができます。
自社保有パレットからレンタルパレット活用に切り替えて輸送を行うと、以下の効果が期待できます。
①複数の会社がパレットをシェアすることで、製造にかかる全体的な資源効率を向上させることができます。
レンタルパレットの利用により、パレット製造時のCO2排出量が70.6%削減(注1)されます。
②パレットを遠方の輸送先へ運んでも、発地まで戻さずに着地最寄りのuprデポへ返送可能となるため、パレット回収を行う車両の走行距離の削減につながります。
自社パレット輸送からレンタルパレット輸送に切り替えた場合、74.7kg-CO2/枚年(注2)のCO2排出量削減につながります。
(注)1.株式会社運輸・物流研究室による調査。プラスチックパレット製造にかかるCO2排出量32.811kg-CO2/枚、木製1.696kg-CO2/枚にて算出。自社パレットはトラック1台分の空パレットを纏めて回収する前提。
2.株式会社運輸・物流研究室による調査。自社パレットはトラック1台分の空パレットを纏めて回収する前提。プラスチックパレット製造にかかるCO2排出量32.811kg-CO2/枚、木製1.696kg-CO2/枚にて算出。
2.再利用・再生素材レンタルパレット
出来るだけ長く使う(リデュース)、持続可能な資源を使う(リユース)、再利用する(リサイクル)、3つのRで循環型の事業に取り組んでいます。
(主な取り組み事項)
・木製パレットの修繕
・マテリアルリサイクル(破損パレットのプラスチックを再資源化)
・バイオマス由来パレットの開発
3.環境に配慮したデポ運営を目指して
当社は各地のお客様にレンタルパレットを迅速・効率的にご提供するため、全国各地にデポ(物流拠点)を設置し、持続可能な物流を推進する場所として環境負荷低減活動に取り組んでいます。
(主な取り組み事項)
・EVフォークリフトの活用
・構内全体にLED照明を導入
●人的資本
当社は、人的資本強化のための主な取り組みとして、2021年8月期に人事部内に教育グループ(現:人材開発グループ)を新設し、人材育成についての各方針を制定、社員教育の仕組みを体系化(人材育成ハンドブック作成)を行いました。
1.人材育成方針
当社は求める人材像として、「情熱あふれ真摯にチャレンジする人材」を掲げています。会社がさらなる成長を遂げるためには、社員1人1人の成長が不可欠であり、社員全員が当事者意識を持ち主体的に取り組む組織を目指し、独自の教育体系を構築し、社員の成長を後押しする環境を整えています。
2.社内環境整備方針
当社は一人ひとりが多様な個性・価値観を尊重し、革新性と柔軟性を持って高付加価企業の実現を目指し、わが社で働くすべての人達がワクワク・イキイキとし、会社を通じ自己実現できる環境を追求していきます。
3.健康経営の取り組み
代表取締役社長執行役員が健康推進責任者となり、人事部・社内から選ばれた健康経営推進プロジェクトチーム(チームリーダーは取締役常務執行役員コーポレート本部長)を主体として、産業医・保険者と連携をしながら健康経営の推進を行ってまいります。
これらの取り組みから、当社は経済産業省及び日本健康会議から 「健康経営優良法人2023(大規模法人部門(ホワイト500))」に認定されました(期間2023年3月9日より2024年3月31日まで)。「ホワイト500」認定は2021年より3年連続となります。
(3)リスク管理
当社では、経営に支障をきたす恐れのある様々なリスクに対し適切な対応を行い、経営基盤の安定化を図るため「リスク管理委員会」を設置しており、リスク全般を対象として、重要な課題についてはリスク管理プログラムを策定し、その実施状況を年4回取締役会に報告しております。また、「サステナビリティ委員会」は、気候変動や多様性を含めサステナビリティに関連する取り組み状況を四半期に1回以上取締役会に報告しております。
(4)指標及び目標
・人材育成のための施策・目標・実績
施策 |
目標(2025年8月期) |
実績(当連結会計年度) |
教育研修費 |
年間約15.5百万円 (1人当たり年間80,000円以上) |
22.0百万円 (1人当たり年間110,000円以上) |
・社内環境整備のための施策・目標・実績
施策 |
目標(2025年8月期) |
実績(当連結会計年度) |
ダイバーシティ&インクルージョン |
||
男性社員の育児休暇取得率 |
80%以上 |
100% |
女性社員の育児休業からの復職率 |
100%維持 |
100% |
管理職に占める女性労働者の割合 |
5人以上 |
3人(4.9%) |
安全と健康に配慮した職場づくり |
||
健康診断受診率 (精密検査等の二次検診も含める) |
100%維持 |
100% |
ストレスチェック受診率 (50人未満の事業場を含めた受診率) |
100%維持 |
100% |