2024年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります

自動車事業 販売金融事業 セグメント間取引消去額
  • セグメント別売上構成
  • セグメント別利益構成 セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
  • セグメント別利益率

最新年度

セグメント名 セグメント別
売上高
(百万円)
売上構成比率
(%)
セグメント別
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
自動車事業 11,782,516 92.9 221,574 39.0 1.9
販売金融事業 1,161,778 9.2 308,718 54.3 26.6
セグメント間取引消去額 -258,578 -2.0 38,426 6.8 -14.9

事業内容

 

3 【事業の内容】

当社グループは当社と当社の子会社、関連会社及び当社のその他の関係会社で構成され、自動車及び部品の製造と販売を主な事業内容とし、さらに上記事業における販売活動を支援するために販売金融事業を行っている。

当社グループは世界的な本社機能として「グローバル日産本社」を設置し、各事業への資源配分を決定するとともに、グループ全体の事業を管理している。また、当社グループは4つの地域のマネジメント・コミッティによる地域管理と研究・開発、購買、生産といった機能軸による地域を越えた活動を有機的に統合した組織(グローバル日産グループ)により運営されている。

当社グループの構成図は以下のとおりである。

 


 * 連結子会社

** 持分法適用会社

 

・上記の他に*日産トレーデイング㈱、*日産ネットワークホールディングス㈱他の関係会社がある。

・また上記のうち、国内証券市場に上場している連結子会社は以下のとおりである。

 日産車体㈱…東京

 

業績

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりである。

 

① 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度のグローバル全体需要は前連結会計年度に比べ8.6%増の8,454万台となった。当社グループのグローバル小売台数は前連結会計年度に比べ4.1%増の344万2千台となった。売上高は12兆6,857億円となり、前連結会計年度に比べ2兆890億円(19.7%)の増収となった。営業利益は5,687億円となり、前連結会計年度に比べ1,916億円(50.8%)の増益となった。

営業外損益は1,334億円の利益となり、前連結会計年度に比べ49億円の減益となった。経常利益は7,022億円となり、前連結会計年度に比べ1,867億円(36.2%)の増益となった。特別損益は1,029億円の損失となり、前連結会計年度に比べ101億円の改善となった。税金等調整前当期純利益は5,992億円となり、前連結会計年度に比べ1,968億円(48.9%)の増益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は4,266億円となり、前連結会計年度に比べ2,047億円(92.3%)の増益となった。

 

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動により9,609億円増加、投資活動により8,127億円減少、財務活動により1,316億円減少した。また、現金及び現金同等物に係る換算差額により951億円増加した結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高に対し1,118億円(5.6%)増加の2兆1,262億円となった。

 

③ 生産、受注及び販売の状況

a.生産実績

会社所在地

生産台数(台)

増減

前年同期比

前連結会計年度

当連結会計年度

(台)

(%)

 日  本

596,694

724,838

128,144

21.5%

 米  国

555,924

605,652

49,728

8.9%

 メキシコ

412,098

607,089

194,991

47.3%

 英  国

260,532

325,458

64,926

24.9%

 タ  イ

79,997

93,605

13,608

17.0%

 インド

218,482

124,627

△93,855

△43.0%

 南アフリカ

26,891

25,136

△1,755

△6.5%

 ブラジル

53,171

58,761

5,590

10.5%

 アルゼンチン

26,816

29,646

2,830

10.6%

 エジプト

18,112

12,084

△6,028

△33.3%

合計

2,248,717

2,606,896

358,179

15.9%

 

(注) 台数集約期間は2023年4月から2024年3月までである。

 

b.受注状況

当社グループの受注生産は僅少なので受注状況の記載を省略する。

 

 

c.販売実績(小売り)

仕向地

販売台数(小売台数:台)

増減

前年同期比

前連結会計年度

当連結会計年度

(台)

(%)

 日本

 

454,449

484,195

29,746

6.5%

 北米

 

1,023,498

1,262,110

238,612

23.3%

 

内、米国

764,086

915,712

151,626

19.8%

 欧州

 

308,449

361,372

52,923

17.2%

 アジア

1,170,992

910,055

△260,937

△22.3%

 

内、中国

1,045,197

793,768

△251,429

△24.1%

 その他

 

347,816

424,525

76,709

22.1%

合計

 

3,305,204

3,442,257

137,053

4.1%

 

(注) 1 台数集約期間は、アジアに含まれる中国、台湾は2023年1月から2023年12月まで、日本、北米、欧州、その他、並びに中国、台湾を除くアジアは2023年4月から2024年3月までである。

2 中国には合弁会社である東風汽車有限公司の販売台数が含まれる。

 

d.販売実績(連結売上)

仕向地

販売台数(連結売上台数:台)

増減

前年同期比

前連結会計年度

当連結会計年度

(台)

(%)

 日  本

 

456,415

473,517

17,102

3.7%

 北  米

 

1,063,933

1,340,587

276,654

26.0%

 

内、米国

802,266

977,028

174,762

21.8%

 欧  州

 

310,683

363,926

53,243

17.1%

 アジア

207,190

153,669

△53,521

△25.8%

 

内、中国

49

821

772

1,575.5%

 その他

 

412,544

453,915

41,371

10.0%

合計

 

2,450,765

2,785,614

334,849

13.7%

 

(注) 台数集約期間は、アジアに含まれる中国、台湾は2023年1月から2023年12月まで、日本、北米、欧州、その他、並びに中国、台湾を除くアジアは2023年4月から2024年3月までである。

 

(2) 経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであり、原則として連結財務諸表に基づいて分析したものである。

なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2024年6月28日)現在において当社グループが判断したものである。

 

① 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成している。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とする。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しているが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合がある。

連結財務諸表を作成するにあたって、重要な見積りは以下のとおりである。なお、「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用に伴い、翌連結会計年度に重要な影響を及ぼす可能性のある一部の項目については、第5[経理の状況]の1[連結財務諸表等]の(重要な会計上の見積り)に記載している

 

a.製品保証引当金

当社グループは、製品のアフターサービスに対する費用の支出に備えるため、保証書の約款に従い、類似の費用特性を有する製品グループごとに保証経過期間における発生費用総額に対して、過去実績に基づく保証期間内の費用発生パターンを見積もり、引当金を算定している。当社グループは、製品の安全を最優先課題として、研究開発・製造から販売サービスまで最善の努力を傾けているが、実際の製品の不具合等により発生した保証費用の発生パターンの実績が見積りと乖離した場合、引当金の追加計上が必要となる可能性がある。

b.退職給付費用

当社グループの従業員の退職給付に備えるための退職給付費用及び債務は、割引率、退職率及び死亡率などの年金数理計算上の基礎率及び年金資産の長期期待運用収益率に基づき算出されている。ただし、国際財務報告基準(IFRS)を適用している在外子会社においては、年金資産の期待運用収益率ではなく、利息純額として年金数理計算上の割引率と同じ指標が用いられている。実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び債務に影響を与える可能性がある。

 

② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社グループの当連結会計年度における経営成績及び財政状態の状況に関する認識及び分析・検討結果は、次のとおりである。

(業績)

a.売上高

連結売上高は前連結会計年度に対し2兆890億円(19.7%)増加し、12兆6,857億円となった。これは主に、販売台数の増加、台当たり正味売上高の改善及び為替変動によるものである。

b.営業利益

連結営業利益は5,687億円となり、売上高営業利益率は4.5%となった。前連結会計年度の3,771億円の利益に対し1,916億円(50.8%)の増益となった。これは主に、販売台数の増加、台当たり正味売上高の改善及び固定費の徹底管理によるものである。

c.営業外損益

連結営業外損益は1,334億円の利益となり、前連結会計年度の1,383億円の利益に対し、49億円の減益となった。これは主に、持分法による投資利益の減少によるものである。

d.特別損益

連結特別損益は1,029億円の損失となり、前連結会計年度の1,130億円の損失に対し、101億円の改善となった。これは主に、当連結会計年度に一過性の訴訟関連損失及び減損損失を計上したものの、前連結会計年度においてはロシア市場からの撤退に関連する損失等を計上したことによるものである。

e.法人税等

法人税等は1,497億円となり、116億円(7.2%)の減少となった。これは主に、当社において繰延税金資産の回収可能性を判断する際の企業分類の見直しを行ったことによるものである。

f.親会社株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益は4,266億円となり、前連結会計年度に比べ2,047億円(92.3%)の増益となった。

 

(事業セグメント)

a.自動車事業

当社グループのグローバル小売台数は344万2千台となり、前連結会計年度に比べ13万7千台(4.1%)の増加となった。日本、北米、欧州等中国以外の地域は前連結会計年度に比べ17.2%増加したものの、中国市場では減少した。日本国内では前連結会計年度に比べ6.5%増の48万4千台、メキシコとカナダを含む北米では前連結会計年度に比べ23.3%増の126万2千台、欧州では前連結会計年度に比べ17.2%増の36万1千台、中国では前連結会計年度に比べ24.1%減の79万4千台、その他地域は前連結会計年度に比べ14.2%増の54万1千台となった。

自動車事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は11兆7,825億円となり、前連結会計年度に比べ2兆957億円(21.6%)の増収となった。営業利益は2,216億円となり、前連結会計年度に比べ1,786億円(415.9%)の増益となった。これは主に、販売台数の増加に加え、台当たり正味売上高の改善及び固定費の徹底管理によるものである。

なお、当連結会計年度におけるセグメント間の取引消去額を含む自動車事業の営業利益は2,600億円となった。

 

b.販売金融事業

販売金融事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は1兆1,618億円となり、前連結会計年度に比べ1,380億円(13.5%)の増収となった。営業利益は3,087億円となり、前連結会計年度に比べ32億円(1.0%)の減益となった。これは主に、ポートフォリオの拡大や為替変動による増益影響はあったものの、金利上昇に伴う調達コストの増加及び市場の徐々な正常化に伴う貸倒引当金の繰入額の増加によるものである。

 

(地域セグメント)

a.日本

日本国内市場の全体需要は前連結会計年度に比べ3.2%増加し453万台となった。当社グループの小売台数は前連結会計年度に比べ6.5%増の48万4千台となり、市場占有率は前連結会計年度に比べ0.3ポイント増の10.7%となった。

この結果、日本地域におけるセグメント間の内部売上高を含む売上高は4兆9,479億円と、前連結会計年度に比べ1兆96億円(25.6%)の増収となった。営業利益は1,081億円となり、前連結会計年度に比べ2,584億円の改善となった。これは主に、インフレーションはあったものの、国内販売については新型「セレナ」等の新車投入による台数の増加及び台当たり正味売上高の改善、輸出については台数の増加及び為替変動の影響によるものである。

b.北米

メキシコとカナダを含む北米市場の全体需要は前連結会計年度に比べ13.1%増加し1,880万台となり、当社グループの小売台数は前連結会計年度に比べ23.3%増の126万2千台となった。

この結果、北米地域におけるセグメント間の内部売上高を含む売上高は7兆2,793億円と、前連結会計年度に比べ1兆3,302億円(22.4%)の増収となった。営業利益は3,345億円となり、前連結会計年度に比べ215億円(6.0%)の減益となった。これは主に、販売台数の増加、原材料価格の減少及び為替変動の影響はあったものの、販売奨励金の増加及びインフレーションによるものである。

米国市場の全体需要は前連結会計年度に比べ12.4%増加し1,568万台となった。当社グループの小売台数は前連結会計年度に比べ19.8%増の91万6千台となり、市場占有率は前連結会計年度に比べ0.3ポイント増の5.8%となった

c.欧州

ロシアを含む欧州市場の全体需要は前連結会計年度に比べ12.3%増加し1,635万台となった。当社グループの小売台数は前連結会計年度に比べ17.2%増の36万1千台となり、市場占有率は前連結会計年度に比べ0.1ポイント増の2.2%となった。

この結果、欧州地域におけるセグメント間の内部売上高を含む売上高は1兆8,705億円と、前連結会計年度に比べ4,738億円(33.9%)の増収となった。営業損失は173億円となり、前連結会計年度に比べ127億円の悪化となった。これは主に、「日産ジューク」、「キャシュカイ」、新型「エクストレイル」等の販売台数の増加、原材料価格の減少はあったものの、販売費用の増加及びインフレーションによるものである。

d.アジア

中国を除くアジア市場の小売台数は前連結会計年度に比べ7.6%減の11万6千台となった。アジア地域におけるセグメント間の内部売上高を含む売上高は1兆6,078億円と、前連結会計年度に比べ1,689億円(11.7%)の増収となった。営業利益は1,092億円となり、前連結会計年度に比べ233億円(27.1%)の増益となった。これは主に、輸出台数の増加及び原材料価格の減少によるものである。

中国市場の全体需要は、前連結会計年度に比べ6.0%増加し2,475万台となった。当社グループの小売台数は前連結会計年度に比べ24.1%減の79万4千台となり、市場占有率は前連結会計年度に比べ1.3ポイント減の3.2%となった。これは主に、小型商用車事業の売却、価格競争の激化、及びICE車から新エネルギー車へのシフトが加速したことによるものである。なお、合弁会社である東風汽車有限公司の業績は、持分法による投資損益として営業外損益に計上している。

 

e.その他

大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米等における当社グループの小売台数は、前連結会計年度に比べ22.1%増の42万5千台となった。中南米市場の小売台数は前連結会計年度に比べ23.9%増の16万7千台、中東市場の小売台数は前連結会計年度に比べ26.8%増の15万2千台、南アフリカ等のアフリカ市場の小売台数は前連結会計年度に比べ13.1%減の5万5千台となった。

大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米等におけるセグメント間の内部売上高を含む売上高は1兆5,146億円と、前連結会計年度に比べ3,487億円(29.9%)の増収となった。営業利益は273億円となり、前連結会計年度に比べ572億円(67.7%)の減益となった。これは主に、販売費用の増加及びインフレーションによるものである。

 

(資本の財源及び資金の流動性についての分析)

当社グループは、グローバルに展開するグループ会社の資金状況を当社にて一括管理し、グループの資金効率を高めている。

当社グループの資金需要としては、自動車事業における研究開発費及び設備投資と、販売金融事業における金融資産の取得原資などがある。これらの必要資金を安定的に確保するため、運転資金効率の改善を含めた自動車事業の営業キャッシュ・フローの向上やグループ内の余剰資金の活用により、内部資金を最大限に利用している。また、外部調達としては、銀行借入やコマーシャルペーパー及び社債の発行のほか、販売金融事業では保有金融債権の流動化も行い、各地域での金融市場の特性や状況に応じて調達手法を最適に組み合わせることで、低コストでの資金調達を実現している。なお、研究開発費及び設備投資については、電動化、モビリティ革新、グローバルなエコシステムの構築といった重点分野に集中して投入している。また、販売金融事業における自動車ローンや自動車リースを中心とした金融資産の取得については、常に資産の質を重視して管理している。株主への配当については、収益及びキャッシュ・フロー等の状況を総合的に勘案し決定している。

流動性について、当社グループは、地政学的リスクや金融市場の想定外の変化にも対応できるよう、常に十分な流動性の確保を図っている。当社グループは従来から世界の主要銀行とコミットメントライン契約を締結しており、自動車事業と販売金融事業を合わせたグループ全体での未使用のコミットメントラインとして2024年3月末時点で2兆1,823億円を保有している。また、2024年3月末時点での自動車事業における手元資金は2兆143億円である。これらにより当社グループの流動性は十分に高い水準にあると考えている。

当社グループによる無担保資金調達に係わるコスト及びその発行の可否は、一般に当社グループに関する信用格付によっている。ムーディーズ(Moody's)、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)及び格付投資情報センター(R&I)による2024年5月末時点での当社の長期信用格付は以下のとおりである。なお、これらの格付は当社グループの債券の売買・保有を推奨するものではない。また、当社グループの金融債務やコミットメントラインについて、格付の見直しにより強制的に返済の必要が生じたり新たな借入が制限される条件が付されているものはない。

 

 

Moody's

S&P

Fitch Ratings

R&I

長期格付

Baa3

BB+

BBB-

A

 

 

なお、当社グループは、事業の中核と位置付けているサステナビリティの推進に必要となる資金を調達するため、2022年7月にサステナブル・ファイナンス・フレームワークを策定し、フレームワークに基づき2022年度に資金調達を行った。本フレームワークを通じて調達した資金は、バッテリーを含む電動車の開発や生産、EVエコシステム・スマートシティの実現に向けた技術開発やインフラ整備、より安全で持続可能なモビリティの開発など、幅広い取り組みに使用されている。

 

 

 

なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況と、前連結会計年度に対するキャッシュ・フローの増減は以下のとおりである。

 

営業活動

営業活動による収入は9,609億円となり、前連結会計年度の1兆2,211億円の収入に比べて2,602億円減少した。これは主として、自動車事業の収益の改善があった一方で、事業拡大に伴う当連結会計年度の販売金融債権の増加によるものである。

投資活動

投資活動による支出は8,127億円となり、前連結会計年度の4,470億円の支出に比べて3,656億円支出が増加した。これは主として、設備投資の増加と、販売金融事業のリース車両の取得が増加したことによるものである。

財務活動

財務活動による支出は1,316億円となり、前連結会計年度の6,706億円の支出に比べて5,391億円の支出が減少した。これは主として、販売金融事業の資金調達が増加したことによるものである。

なお、当連結会計年度における自動車事業のフリーキャッシュフローは前連結会計年度に比べ1,363億円改善し、3,230億円のプラスとなった。また、当連結会計年度末における自動車事業のネットキャッシュは1兆5,460億円となり、前連結会計年度末から3,328億円増加した。

 

セグメント別の内訳は以下のとおりである。

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(百万円)

 

自動車事業及び消去

販売金融事業

連結計

営業活動によるキャッシュ・フロー

492,095

728,956

1,221,051

投資活動によるキャッシュ・フロー

△305,347

△141,694

△447,041

小計:フリーキャッシュフロー

186,748

587,262

774,010

財務活動によるキャッシュ・フロー

△104,199

△566,408

△670,607

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(百万円)

 

自動車事業及び消去

販売金融事業

連結計

営業活動によるキャッシュ・フロー

698,060

262,839

960,899

投資活動によるキャッシュ・フロー

△375,028

△437,636

△812,664

小計:フリーキャッシュフロー

323,032

△174,797

148,235

財務活動によるキャッシュ・フロー

△298,193

166,642

△131,551

 

対前年度増減

(百万円)

 

自動車事業及び消去

販売金融事業

連結計

営業活動によるキャッシュ・フロー

205,965

△466,117

△260,152

投資活動によるキャッシュ・フロー

△69,681

△295,942

△365,623

小計:フリーキャッシュフロー

136,284

△762,059

△625,775

財務活動によるキャッシュ・フロー

△193,994

733,050

539,056

 

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、マネジメントが経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものである。

当社グループの事業は、製品及びサービスの特性に基づいて、自動車事業と販売金融事業に区分される。自動車事業は、自動車及び部品の製造と販売を行っている。販売金融事業は、自動車事業の販売活動を支援するために、販売金融サービス及びリース事業を行っている。

 

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表の作成の基礎となる会計処理の方法と概ね一致している。

事業セグメントの利益は営業利益ベースの数値である。セグメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づいている。事業セグメントの資産は総資産ベースの数値である。

 

3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

セグメント間

取引消去額

連結財務諸表

計上額

 

自動車事業

販売金融事業

売上高

 

 

 

 

 

 外部顧客への売上高

9,591,859

1,004,836

10,596,695

10,596,695

 セグメント間の内部
 売上高又は振替高

94,983

18,989

113,972

△113,972

9,686,842

1,023,825

10,710,667

△113,972

10,596,695

セグメント利益

42,952

311,908

354,860

22,249

377,109

セグメント資産

10,258,231

9,019,801

19,278,032

△1,679,451

17,598,581

その他の項目

 

 

 

 

 

 減価償却費

349,831

343,909

693,740

693,740

 のれんの償却額

1,320

1,320

1,320

 支払利息(売上原価)

172,394

172,394

△29,157

143,237

 持分法適用会社への投資額

1,129,127

5,288

1,134,415

1,134,415

 有形固定資産及び
 無形固定資産の増加額

370,839

813,881

1,184,720

1,184,720

 

 

 

(注) 1 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した連結財務諸表

・要約連結貸借対照表、要約連結損益計算書及び要約連結キャッシュ・フロー計算書の販売金融事業は株式会社日産フィナンシャルサービス(日本)、米国日産販売金融会社(米国)、エヌアールファイナンスメキシコ(メキシコ)、東風日産汽車金融有限公司(中国)他13社及びカナダ日産自動車会社の販売金融事業(カナダ)で構成されている。

・自動車事業及び消去の数値は連結値から販売金融事業の数値を差し引いたものとしている。

 

(1) 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約連結貸借対照表

 

前連結会計年度(2023年3月31日)

自動車事業
及び消去
(百万円)

販売金融事業
(百万円)

連結計
(百万円)

(資産の部)

 

 

 

Ⅰ 流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

 

1,684,331

114,144

1,798,475

受取手形、売掛金及び契約資産

581,587

4,052

585,639

販売金融債権

 

△115,079

6,595,684

6,480,605

棚卸資産

 

1,681,040

22,136

1,703,176

その他の流動資産

 

651,041

149,275

800,316

流動資産合計

 

4,482,920

6,885,291

11,368,211

Ⅱ 固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

2,367,772

2,001,509

4,369,281

投資有価証券

 

1,171,291

5,541

1,176,832

その他の固定資産

 

551,368

127,140

678,508

固定資産合計

 

4,090,431

2,134,190

6,224,621

Ⅲ 繰延資産

 

 

 

 

社債発行費

 

5,429

320

5,749

繰延資産合計

 

5,429

320

5,749

資産合計

 

8,578,780

9,019,801

17,598,581

(負債の部)

 

 

 

 

Ⅰ 流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

 

1,865,525

46,626

1,912,151

短期借入金

 

△987,821

3,819,422

2,831,601

リース債務

 

49,788

273

50,061

その他の流動負債

 

1,581,404

394,109

1,975,513

流動負債合計

 

2,508,896

4,260,430

6,769,326

Ⅱ 固定負債

 

 

 

 

社債

 

1,317,525

740,571

2,058,096

長期借入金

 

223,146

1,790,105

2,013,251

リース債務

 

84,345

1,709

86,054

その他の固定負債

 

502,027

554,687

1,056,714

固定負債合計

 

2,127,043

3,087,072

5,214,115

負債合計

 

4,635,939

7,347,502

11,983,441

(純資産の部)

 

 

 

 

Ⅰ 株主資本

 

 

 

 

資本金

 

380,208

225,606

605,814

資本剰余金

 

631,818

179,391

811,209

利益剰余金

 

3,204,752

843,118

4,047,870

自己株式

 

△136,172

△136,172

株主資本合計

 

4,080,606

1,248,115

5,328,721

Ⅱ その他の包括利益累計額

 

 

 

 

為替換算調整勘定

 

△313,129

201,435

△111,694

その他

 

△94,132

11,754

△82,378

その他の包括利益累計額合計

△407,261

213,189

△194,072

Ⅲ 新株予約権

 

273

273

Ⅳ 非支配株主持分

 

269,223

210,995

480,218

純資産合計

 

3,942,841

1,672,299

5,615,140

負債純資産合計

 

8,578,780

9,019,801

17,598,581

 

(注) 1 「自動車事業及び消去」の販売金融債権は販売金融会社による製品在庫に関わるグループ内融資の消去額を表している。

2 「自動車事業及び消去」の借入金は「販売金融事業」への貸付金1,456,947百万円の消去後で表示している。

 

 

(2) 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約連結損益計算書

 

前連結会計年度

(自2022年4月1日

2023年3月31日)

自動車事業
及び消去
(百万円)

販売金融事業
(百万円)

連結計
(百万円)

売上高

 

9,572,870

1,023,825

10,596,695

売上原価

 

8,251,043

631,803

8,882,846

売上総利益

 

1,321,827

392,022

1,713,849

営業利益率

 

0.7%

30.5%

3.6%

営業利益

 

65,201

311,908

377,109

金融収支

 

△23,771

85

△23,686

その他営業外損益

 

177,027

△15,007

162,020

経常利益

 

218,457

296,986

515,443

税金等調整前当期純利益

 

95,676

306,760

402,436

親会社株主に帰属する当期純利益

 

27,241

194,659

221,900

 

 

(3) 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約連結キャッシュ・フロー計算書

 

前連結会計年度

(自2022年4月1日

2023年3月31日)

自動車事業
及び消去
(百万円)

販売金融事業
(百万円)

連結計
(百万円)

Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前当期純利益

95,676

306,760

402,436

減価償却費

 

349,831

343,909

693,740

販売金融債権の増減額(△は増加)

 

6,156

215,319

221,475

その他

 

40,432

△137,032

△96,600

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

492,095

728,956

1,221,051

Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

投資有価証券の取得による支出

 

△1,409

△440

△1,849

固定資産の取得による支出

 

△318,690

△4,035

△322,725

固定資産の売却による収入

 

19,037

14,931

33,968

リース車両の取得による支出

 

△810,777

△810,777

リース車両の売却による収入

 

679,146

679,146

その他

 

△4,285

△20,519

△24,804

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△305,347

△141,694

△447,041

Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

 

△693,232

543,819

△149,413

長期借入金の変動及び社債の償還

 

116,460

△749,593

△633,133

社債の発行による収入

 

199,168

199,168

自己株式の取得による支出

 

△1

△1

その他

 

273,406

△360,634

△87,228

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△104,199

△566,408

△670,607

Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額

110,788

1,647

112,435

Ⅴ 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

193,337

22,501

215,838

Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高

1,700,990

91,702

1,792,692

Ⅶ 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額

5,857

5,857

Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高

1,900,184

114,203

2,014,387

 

(注) 1 「自動車事業及び消去」の短期借入金の純増減額は、「販売金融事業」への貸付金純増加552,063百万円の消去額を含めて表示している。

2 「自動車事業及び消去」の長期借入金の変動及び社債の償還は、「販売金融事業」への貸付金純減少25,019百万円の消去額を含めて表示している。

 

 

(注) 2 所在地別に区分した売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

日本

北米

欧州

アジア

その他

消去

合計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客に
対する売上高

1,888,240

5,547,730

1,204,658

804,119

1,151,948

10,596,695

10,596,695

(2) 所在地間
の内部売上高

2,050,014

401,358

192,044

634,771

13,992

3,292,179

△3,292,179

3,938,254

5,949,088

1,396,702

1,438,890

1,165,940

13,888,874

△3,292,179

10,596,695

営業利益又は
営業損失(△)

△150,269

356,024

△4,601

85,937

84,457

371,548

5,561

377,109

 

 

(注) 1 地域は当社並びにグループ会社の所在地を表している。

2 地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。

3 本邦以外の区分に属する主な国又は地域

(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ

(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン、ロシア他欧州諸国

(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国

(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

セグメント間

取引消去額

連結財務諸表

計上額

 

自動車事業

販売金融事業

売上高

 

 

 

 

 

 外部顧客への売上高

11,582,863

1,102,853

12,685,716

12,685,716

 セグメント間の内部
 売上高又は振替高

199,653

58,925

258,578

△258,578

11,782,516

1,161,778

12,944,294

△258,578

12,685,716

セグメント利益

221,574

308,718

530,292

38,426

568,718

セグメント資産

11,282,240

10,375,882

21,658,122

△1,802,971

19,855,151

その他の項目

 

 

 

 

 

 減価償却費

353,895

324,058

677,953

677,953

 のれんの償却額

1,242

1,242

1,242

 支払利息(売上原価)

279,944

279,944

△59,639

220,305

 持分法適用会社への投資額

1,304,837

11,304

1,316,141

1,316,141

 有形固定資産及び
 無形固定資産の増加額

424,116

1,222,876

1,646,992

1,646,992

 

 

 

(注) 1 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した連結財務諸表

・要約連結貸借対照表、要約連結損益計算書及び要約連結キャッシュ・フロー計算書の販売金融事業は株式会社日産フィナンシャルサービス(日本)、米国日産販売金融会社(米国)、エヌアールファイナンスメキシコ(メキシコ)、東風日産汽車金融有限公司(中国)他13社及びカナダ日産自動車会社の販売金融事業(カナダ)で構成されている。

・自動車事業及び消去の数値は連結値から販売金融事業の数値を差し引いたものとしている。

 

(1) 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約連結貸借対照表

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

自動車事業
及び消去
(百万円)

販売金融事業
(百万円)

連結計
(百万円)

(資産の部)

 

 

 

Ⅰ 流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

 

1,784,547

111,854

1,896,401

受取手形、売掛金及び契約資産

622,019

13,310

635,329

販売金融債権

 

△126,034

7,544,234

7,418,200

棚卸資産

 

2,005,958

49,647

2,055,605

その他の流動資産

 

686,951

191,114

878,065

流動資産合計

 

4,973,441

7,910,159

12,883,600

Ⅱ 固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

2,465,396

2,298,114

4,763,510

投資有価証券

 

1,367,521

11,557

1,379,078

その他の固定資産

 

668,886

155,514

824,400

固定資産合計

 

4,501,803

2,465,185

6,966,988

Ⅲ 繰延資産

 

 

 

 

社債発行費

 

4,025

538

4,563

繰延資産合計

 

4,025

538

4,563

資産合計

 

9,479,269

10,375,882

19,855,151

(負債の部)

 

 

 

 

Ⅰ 流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

 

2,177,176

52,034

2,229,210

短期借入金

 

△1,397,853

3,799,152

2,401,299

リース債務

 

46,477

307

46,784

その他の流動負債

 

1,820,013

429,633

2,249,646

流動負債合計

 

2,645,813

4,281,126

6,926,939

Ⅱ 固定負債

 

 

 

 

社債

 

1,460,025

891,191

2,351,216

長期借入金

 

270,651

2,650,977

2,921,628

リース債務

 

88,997

1,469

90,466

その他の固定負債

 

503,682

590,677

1,094,359

固定負債合計

 

2,323,355

4,134,314

6,457,669

負債合計

 

4,969,168

8,415,440

13,384,608

(純資産の部)

 

 

 

 

Ⅰ 株主資本

 

 

 

 

資本金

 

380,208

225,606

605,814

資本剰余金

 

646,760

179,391

826,151

利益剰余金

 

3,322,949

962,559

4,285,508

自己株式

 

△111,377

△111,377

株主資本合計

 

4,238,540

1,367,556

5,606,096

Ⅱ その他の包括利益累計額

 

 

 

 

為替換算調整勘定

 

29,071

393,812

422,883

その他

 

△59,465

12,133

△47,332

その他の包括利益累計額合計

△30,394

405,945

375,551

Ⅲ 新株予約権

 

304

304

Ⅳ 非支配株主持分

 

301,651

186,941

488,592

純資産合計

 

4,510,101

1,960,442

6,470,543

負債純資産合計

 

9,479,269

10,375,882

19,855,151

 

(注) 1 「自動車事業及び消去」の販売金融債権は販売金融会社による製品在庫に関わるグループ内融資の消去額を表している。

2 「自動車事業及び消去」の借入金は「販売金融事業」への貸付金1,559,961百万円の消去後で表示している。

 

 

(2) 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約連結損益計算書

 

当連結会計年度

(自2023年4月1日

2024年3月31日)

自動車事業
及び消去
(百万円)

販売金融事業
(百万円)

連結計
(百万円)

売上高

 

11,523,938

1,161,778

12,685,716

売上原価

 

9,885,975

732,827

10,618,802

売上総利益

 

1,637,963

428,951

2,066,914

営業利益率

 

2.3%

26.6%

4.5%

営業利益

 

260,000

308,718

568,718

金融収支

 

△14,741

411

△14,330

その他営業外損益

 

148,666

△893

147,773

経常利益

 

393,925

308,236

702,161

税金等調整前当期純利益

 

340,988

258,237

599,225

親会社株主に帰属する当期純利益

 

256,422

170,227

426,649

 

 

(3) 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約連結キャッシュ・フロー計算書

 

当連結会計年度

(自2023年4月1日

2024年3月31日)

自動車事業
及び消去
(百万円)

販売金融事業
(百万円)

連結計
(百万円)

Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前当期純利益

340,988

258,237

599,225

減価償却費

 

353,895

324,058

677,953

販売金融債権の増減額(△は増加)

 

11,201

△254,806

△243,605

その他

 

△8,024

△64,650

△72,674

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

698,060

262,839

960,899

Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

投資有価証券の取得による支出

 

△47,571

△493

△48,064

固定資産の取得による支出

 

△363,123

△5,150

△368,273

固定資産の売却による収入

 

25,376

11,421

36,797

リース車両の取得による支出

 

△1,259,505

△1,259,505

リース車両の売却による収入

 

796,697

796,697

その他

 

10,290

19,394

29,684

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△375,028

△437,636

△812,664

Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

 

24,197

△404,956

△380,759

長期借入金の変動及び社債の償還

 

△160,674

363,966

203,292

社債の発行による収入

 

311,855

311,855

自己株式の取得による支出

 

△119,968

△119,968

その他

 

△41,748

△104,223

△145,971

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△298,193

166,642

△131,551

Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額

89,320

5,815

95,135

Ⅴ 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

114,159

△2,340

111,819

Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高

1,900,184

114,203

2,014,387

Ⅶ 現金及び現金同等物の期末残高

2,014,343

111,863

2,126,206

 

(注) 1 「自動車事業及び消去」の短期借入金の純増減額は、「販売金融事業」への貸付金純増加29,054百万円の消去額を含めて表示している。

2 「自動車事業及び消去」の長期借入金の変動及び社債の償還は、「販売金融事業」への貸付金純減少77,729百万円の消去額を含めて表示している。

 

 

(注) 2 所在地別に区分した売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

日本

北米

欧州

アジア

その他

消去

合計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客に
対する売上高

2,002,217

6,881,033

1,562,557

746,684

1,493,225

12,685,716

12,685,716

(2) 所在地間
の内部売上高

2,945,678

398,239

307,941

861,093

21,408

4,534,359

△4,534,359

4,947,895

7,279,272

1,870,498

1,607,777

1,514,633

17,220,075

△4,534,359

12,685,716

営業利益又は
営業損失(△)

108,112

334,488

△17,326

109,206

27,285

561,765

6,953

568,718

 

 

(注) 1 地域は当社並びにグループ会社の所在地を表している。

2 地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。

3 本邦以外の区分に属する主な国又は地域

(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ

(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン他欧州諸国

(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国

(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

セグメント情報の中で同様の情報を開示しているため、省略している。

2 地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本

北米

欧州

アジア

その他

合 計

 

 

内、米国

 

 

 

 

1,729,099

5,343,003

4,305,867

1,311,499

904,270

1,308,824

10,596,695

 

 

(注) 1 地域は顧客の所在地を表している。

2 地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。

3 本邦以外の区分に属する主な国又は地域

(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ

(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン、ロシア他欧州諸国

(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国

(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米等

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

北米

欧州

アジア

その他

合 計

 

 

内、米国

 

 

 

 

1,648,199

2,384,088

1,826,668

131,537

146,905

58,552

4,369,281

 

 

(注) 1 地域は当社並びにグループ会社の所在地を表している。

2 地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。

3 本邦以外の区分に属する主な国又は地域

(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ

(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン他欧州諸国

(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国

(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米

3 主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、省略している。

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

セグメント情報の中で同様の情報を開示しているため、省略している。

2 地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本

北米

欧州

アジア

その他

合 計

 

 

内、米国

 

 

 

 

1,935,148

6,591,399

5,049,687

1,643,258

818,525

1,697,386

12,685,716

 

 

(注) 1 地域は顧客の所在地を表している。

2 地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。

3 本邦以外の区分に属する主な国又は地域

(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ

(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン他欧州諸国

(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国

(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米等

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

北米

欧州

アジア

その他

合 計

 

 

内、米国

 

 

 

 

1,692,778

2,751,347

2,082,152

156,175

85,912

77,298

4,763,510

 

 

(注) 1 地域は当社並びにグループ会社の所在地を表している。

2 地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。

3 本邦以外の区分に属する主な国又は地域

(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ

(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン他欧州諸国

(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国

(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米

3 主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、省略している。

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

セグメント間
取引消去額

合計

自動車事業

販売金融事業

減損損失

8,615

8,615

8,615

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

セグメント間
取引消去額

合計

自動車事業

販売金融事業

減損損失

58,972

58,972

58,972

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

セグメント間
取引消去額

合計

自動車事業

販売金融事業

当期償却額

1,320

1,320

1,320

当期末残高

8,260

8,260

8,260

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

セグメント間
取引消去額

合計

自動車事業

販売金融事業

当期償却額

1,242

1,242

1,242

当期末残高

7,018

7,018

7,018

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

  重要性が乏しいため、注記を省略している。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

  該当事項なし。