2026.06.18更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: カヤバグループレポート2025

サマリ

カヤバは、創業からの油圧技術を礎にした企業です。振動制御技術、パワー制御技術、電子制御技術を磨いてきました。現在はモビリティ・インフラ・リビングの安全性と快適性を支えます。AIやIoTも活用し、「夢ある明日」をつくる挑戦を進めています。

目指す経営指標

・2025年度までに売上高4,700億円
・2025年度までにセグメント利益率8.1%以上
・2025年度までにROE12.0%
・2025年度までに配当性向30%以上
・2030年度までにCO2排出量を2018年度比50%削減
・2035年にROE11%以上
・2026年4月以降の10年で成長投資約3,000億円

用語解説

■AC事業(オートモーティブコンポーネンツ事業)
主に自動車、二輪車、鉄道車両向けの製品を扱う事業です。四輪車用ショックアブソーバや二輪車用フロントフォークなどを通じて、移動時の安全性、快適性、運動性能を支えています。

■HC事業(ハイドロリックコンポーネンツ事業)
建設機械や産業車両向けの油圧機器を扱う事業です。シリンダ、バルブ、ポンプ、モータなどを提供し、大きな力を正確に動かす現場を支えています。

■特装車両事業
コンクリートミキサ車を中心とした特装車両を開発・製造する事業です。顧客の要望を反映しながら1台ずつカスタマイズし、建設現場での作業効率や安全性を高めています。

■油圧技術
油の圧力を使って、大きな力を生み出したり、機械をなめらかに動かしたりする技術です。カヤバでは創業以来の基盤技術であり、自動車、建設機械、特装車両など幅広い製品に活用されています。

■振動制御技術
車両や機械の揺れを抑え、乗り心地や安定性を高める技術です。カヤバではショックアブソーバなどに使われ、人々の安全で快適な移動を支える中核技術になっています。

■パワー制御技術
大きな力を必要な方向へ正確に伝え、機械の動きをコントロールする技術です。建設機械や産業車両向けの油圧機器で活用され、重いものを動かす現場を支えています。

■電子制御技術
機械の動きを電子的に細かく制御する技術です。カヤバではサスペンションやステアリング関連の製品に活用し、安全性や快適性を高めるための技術進化につなげています。

■ショックアブソーバ
車両の揺れや衝撃を吸収し、乗り心地と走行安定性を高める部品です。カヤバが早くから手がけてきた代表的な製品で、自動車やモータースポーツの分野で使われています。

■オイルダンパ
油の流れを利用して揺れや衝撃を抑える装置です。カヤバでは鉄道車両用機器などで開発してきた製品で、移動時の安定性や快適性を支えています。

■フロントフォーク
二輪車の前輪を支え、路面からの衝撃を吸収する部品です。走行時の安定性や操作性に関わる重要部品で、カヤバの二輪車用油圧緩衝器の代表例です。

■コンクリートミキサ車
生コンクリートを運びながら、ドラムを回転させて品質を保つ車両です。カヤバの特装車両事業の中心製品で、建設現場へ安定してコンクリートを届ける役割を担います。

■CASE
自動車業界の変化を示す言葉です。Connected、Autonomous、Shared & Services、Electricを指し、接続、自動運転、共有、電動化の進展を表します。カヤバはこの流れを見据え、安心・安全・快適な移動体験につながる製品開発を進めています。

■夢ある明日
カヤバが未来に向けて掲げる考え方です。技術や製品を通じて、人々の暮らしの安全性と快適性を支え、100周年とその先の未来社会に貢献していく姿勢を表しています。

■活気
カヤバが掲げる価値観の一つです。高い目標に挑戦し、活気あふれる企業風土を築くという意味で使われています。事業拡大や成長分野への重点投資にもつながる考え方です。

■独創
カヤバが掲げる価値観の一つです。常に独創性を追い求め、顧客、株主、取引先、社会の発展に貢献するという姿勢を示しています。創業者から受け継いだ精神として位置付けられています。

■愛
カヤバが掲げる価値観の一つです。優しさと誠実さを保ち、自然を愛し、環境を大切にするという考え方です。環境にも働く人にも優しいモノづくりを目指す姿勢につながっています。

■規範
カヤバが掲げる価値観の一つです。規範を守り、何事にも真摯に向き合うという意味で使われています。企業活動の土台として、コンプライアンスや誠実な経営姿勢を重視する考え方です。

■夢をかなえる志
カヤバのチャレンジを支える言葉です。一人ひとりが夢を持ち、前向きに挑戦する姿勢を大切にする考え方を表しています。社長メッセージでは、人を育てる企業風土づくりとも結び付けられています。

■不撓不屈
社長が好きな言葉として挙げている表現です。困難があっても諦めず、前向きに挑み続ける精神を意味します。カヤバでは、時代の変化に合わせて進化し続ける姿勢を示す言葉として使われています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

1919年11月

創業者萱場資郎、萱場発明研究所を創業

1927年1月

個人経営の萱場製作所を発足、航空機用油圧緩衝脚、カタパルト等を製作

1935年3月

株式会社萱場製作所を東京都港区芝浦に創立

1943年7月

岐阜製造所(現岐阜南工場)を新設

1948年11月

企業再建整備法に基づく第二会社として萱場工業株式会社を設立

1956年6月

当社製品の市販、サービスを目的に萱場オートサービス株式会社(KYBエンジニアリングアンドサービス株式会社)を設立

1958年3月

鉱山用油圧機器の開発、販売のため日本鉱機株式会社(カヤバシステムマシナリー株式会社)を設立

1959年10月

東京証券取引所に株式上場

1961年3月

浦和特装車両工場(浦和工場)を新設、東京工場から特装車両の生産を移管

1968年4月

岐阜北分工場(現岐阜北工場)を新設、四輪車用油圧緩衝器生産を集約

1970年6月

台湾の油圧緩衝器生産会社永華機械工業股份有限公司(現連結子会社)に資本参加

1971年1月

熊谷工場を新設、浦和工場から特装車両の生産を移管

1971年5月

三重工場を新設、岐阜工場から舶用機器の生産を移管

1974年7月

米国にKYB Corporation of Americaを設立、北米の市販市場へ進出

1975年5月

相模工場を新設、東京工場から全面移転

1976年2月

インドネシアに油圧緩衝器の生産を目的とする合弁会社PT. Kayaba Indonesia(現持分法適用関連会社)

を設立

1983年6月

スペインの油圧緩衝器生産会社AP Amortiguadores S.A.(現KYB Suspensions Europe, S.A.U.(現連結子

会社))を共同で買収

1983年8月

マレーシアに油圧緩衝器の生産を目的とする合弁会社Kayaba(Malaysia) Sdn. Bhd.(現KYB-UMW

Malaysia Sdn. Bhd.(現持分法適用関連会社))を設立

1985年10月

商号をカヤバ工業株式会社に変更

1987年11月

北米に油圧緩衝器の生産を目的とするKYB Industries, Inc.を設立

1989年6月

欧州への当社製品の市販を目的とするKayaba Europe GmbH(現KYB Europe GmbH(現連結子会社))をドイツに設立

1996年1月

タイに油圧緩衝器の生産を目的とするSiam Kayaba Co., Ltd.(現KYB (Thailand) Co., Ltd.(現連結子

会社))を設立

1996年6月

スペインに油圧機器の生産を目的とするKayaba Arvin S.A.を設立

1996年10月

タイに油圧機器の生産を目的とするThai Kayaba Industries Co., Ltd.(現KYB Steering (Thailand)

Co., Ltd.(現連結子会社))を設立

2002年10月

ベトナムに二輪車用油圧緩衝器の製造・販売を目的とするKayaba Vietnam Co., Ltd.(現KYB Manufacturing Vietnam Co., Ltd.(現連結子会社))を設立

2002年12月

中国に四輪車用油圧緩衝器の製造・販売を目的とする凱迩必機械工業(鎮江)有限公司(現連結子会社)を設立

2003年8月

チェコに四輪車用油圧緩衝器の製造・販売を目的とするKYB Manufacturing Czech, s.r.o.(現連結子会社)を設立

2004年2月

中国に産業用油圧機器の製造・販売を目的とする凱迩必液圧工業(鎮江)有限公司(合併により現凱迩必機械工業(鎮江)有限公司(現連結子会社))を設立

2004年6月

電子部品の製造・販売会社である株式会社トロンデュール(現長岡カヤバ株式会社(現連結子会社))の株式を取得

2004年7月

当社の装置事業部門を会社分割し、日本鉱機株式会社に承継。併せて、株式会社カヤバ・レイステージを合併し、社名をカヤバシステムマシナリー株式会社(現カヤバ株式会社)に変更

2004年11月

中国への当社及び子会社製品の市販を目的とする凱迩必貿易(上海)有限公司(合併により現無錫凱迩必拓普減震器有限公司(現連結子会社))を設立

2005年2月

東南アジア及びオセアニアへの当社および子会社製品の市販を目的とするKYB Asia Co., Ltd. (現

KYB Asian Pacific Corporation. Limited(現連結子会社))をタイに設立

2005年6月

中東及びアフリカへの当社および子会社製品の市販を目的とするKYB Middle East FZE(現連結子会

社)を設立

2006年10月

油圧機器部品等の製造会社である株式会社タカコ(現連結子会社)を株式取得により完全子会社化

 

 

2008年8月

中国の二輪車用油圧緩衝器製造・販売会社を買収し、無錫凱迩必拓普減震器有限公司(現連結子会社)を設立

2008年10月

スペインに四輪車用油圧緩衝器の製造・販売を目的とするKYB Advanced Manufacturing Spain, S.A.U.

(現連結子会社)を設立

2009年12月

ドイツに欧州子会社の統轄を目的とするKYB Europe Headquarters GmbH(合併により現KYB Europe GmbH

(現連結子会社))を設立

2010年11月

連結グループ経営の一層の強化を目的として、株式交換により株式会社柳沢精機製作所(KYB-YS株式会社)を完全子会社化

2010年12月

中国に中国子会社の統轄を目的とする凱迩必(中国)投資有限公司(現連結子会社)を設立

2011年5月

KYB do Brasil Fabricante de Autopeças Ltda.の株式の50%を韓国Mando Corporationに売却し、ブラジルにおいて合弁事業開始。併せて、KYB-Mando do Brasil Fabricante de Autopeças S.A.に名称変更

2011年10月

米州における事業強化を目的として、KYB America LLCをKYB Manufacturing North America,Inc.に合併し、商号をKYB Americas Corporation(現連結子会社)に変更

2012年10月

メキシコにCVT用油圧ポンプの製造・販売を目的とするKYB Mexico S.A. de C.V.(現連結子会社)を設立

2012年12月

インドに二輪車用油圧緩衝器の製造・販売を目的とするKYB Motorcycle Suspension India Pvt. Ltd.

(現連結子会社)を設立

2013年1月

チェコに市販向け四輪車用懸架バネの製造・販売を目的とする合弁会社KYB CHITA Manufacturing

Europe s.r.o.(現連結子会社)を設立

2013年2月

インドのコンクリート建設機器の大手メーカーConmat Systems Pvt. Ltd.の株式を取得し子会社化

2013年10月

当社の二輪車用油圧緩衝器事業の一部を分割し、新設会社であるKYBモーターサイクルサスペンション株式会社(現カヤバモーターサイクルサスペンション株式会社(現連結子会社))へ継承

2013年10月

インドネシアにショベル用油圧シリンダの製造・販売を目的とする合弁会社PT. KYB Hydraulics

Manufacturing Indonesia(現連結子会社)を設立

2013年12月

ブラジルにメルコスール経済圏への当社及び子会社製品の市販を目的とするComercial de

Autopeças KYB do Brasil Ltda.(現連結子会社)を設立

2015年10月

商号をKYB株式会社に変更

2016年4月

中国における経営基盤の強化を目的として、凱迩必液圧工業(鎮江)有限公司を凱迩必機械工業(鎮江)有限公司に吸収合併

2017年4月

タイのKYB Asia Co., Ltd.とKYB Technical Center (Thailand)Co.,Ltd.を合併し、アジア地域の当社生産拠点に対する営業・技術・品質保証・調達・ITに関する支援サービスの提供を目的としたKYB Asian Pacific Corporation. Limited.(現連結子会社)を設立

2018年6月

ブラジル市場及びメルコスール諸国での更なる売上拡大を目的とし、KYB-Mando do Brasil Fabricante

de Autopeças S.A.の株式を追加取得。併せて、KYB Manufacturing do Brasil Fabricante de Autopecas S.A.(現連結子会社)に名称を変更

2018年8月

中国にEPS拡販を目的とする合弁会社、湖北恒隆凱迩必汽車電動転向系統有限公司(現持分法適用関連会社)を設立

2020年3月

中国における経営基盤の強化を目的として、凱迩必貿易(上海)有限公司を無錫凱迩必拓普減震器有限公司に吸収合併

2021年7月

ガバナンス体制の強化等を目的として、カヤバシステムマシナリー株式会社を当社に吸収合併

2022年1月

営業力の強化と収益力の向上を目的として、KYBエンジニアリングアンドサービス株式会社を当社に吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2023年4月

営業力の強化、収益力の向上及び財務基盤の強化を目的に、KYB-YS株式会社を当社に吸収合併

2023年10月

商号をカヤバ株式会社に変更

2024年12月

普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施

2025年1月

当社が保有するKYB-Conmat Pvt.Ltd.の全株式をインド側パートナーに売却し、合弁事業を解消

2025年5月

事業拡大及びサプライチェーンの安定化を目的として、知多鋼業株式会社の全株式を取得し完全子会社化

2025年7月

タイにおける市販ショックアブソーバの販売拡大を目的として、SIAM KYB Sales Co., Ltd.(現持分法適用関連会社)を設立

2025年8月

インド市場における事業拡大を目的として、KYB India Private Limited(現連結子会社)を設立

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

(1) 連結子会社

名称

住所

資本金

又は出資金

主要な事業の

内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

凱迩必(中国)投資有限公司

(注)1.

中国江蘇省

鎮江市

US$

84,710千

中国における

AC事業及び

HC事業の統轄等

100.0

中国における当社

関係会社の統轄等

役員の兼任 1名

KYB Americas Corporation

(注)1.3.

Franklin

Indiana U.S.A.

US$

60,000千

AC事業製品の製造・販売及びHC事業製品の販売

100.0

当社部品の販売先

当社の技術供与先

凱迩必機械工業(鎮江)有限公司

(注)1.2.

中国江蘇省

鎮江市

US$

66,950千

AC事業及び

HC事業製品の製造・販売

100.0

(100.0)

当社部品の販売先

当社の技術供与先

役員の兼任 1名

無錫凱迩必拓普減震器有限公司

(注)1.

中国江蘇省

無錫市

US$

34,400千

AC事業製品の製造・販売

100.0

当社部品の販売先

役員の兼任 1名

KYB Mexico S.A. de C.V.

(注)1.2.

Silao

Guanajuato
Mexico

US$

51,008千

AC事業製品の製造・販売

100.0

(35.2)

当社部品の販売先

当社の技術供与先

資金援助…有

KYB (Thailand) Co.,Ltd.

Chonburi

Thailand

BAHT

200百万

AC事業製品の製造・販売

67.0

当社部品の販売先

当社の技術供与先

カヤバモーターサイクルサスペンション㈱

(注)1.

岐阜県可児市

400百万

AC事業製品の製造・販売

66.6

当社製品の製造委託先

当社の技術供与先

役員の兼任 1名

設備等の賃貸借…有

KYB Suspensions Europe, S.A.U.

(注)1.2.

Ororbia

Navarra Spain

EUR

27,083千

AC事業製品の製造・販売

100.0

(100.0)

当社部品の販売先

当社の技術供与先

KYB Europe GmbH

Munich

Germany

EUR

701千

欧州における

AC事業の

統轄・販売等

100.0

欧州における当社

関係会社の統轄等

及び当社製品の販売先

資金援助…有

KYB Manufacturing Czech s.r.o.

(注)1.2.

Pardubice

Czech Republic

CZK

930百万

AC事業製品の製造・販売

100.0

(99.0)

当社部品の販売先

当社の技術供与先

資金援助…有

KYB Motorcycle Suspension India

Pvt.Ltd.

(注)1.

Chennai

India

INR

2,241百万

AC事業製品の製造・販売

66.6

当社部品の販売先

KYB Manufacturing do Brasil

Fabricante de Autopeças S.A.

(注)1.2.

Fazenda Rio

Grande Paraná

Brazil

BRL

332,808千

AC事業製品の製造・販売

100.0

(0.0)

当社部品の販売先

当社の技術供与先

KYB Middle East FZE

Dubai

United Arab

Emirates

AED

2,000千

AC事業製品の販売

100.0

当社製品の販売先

その他20社

 

(注) 1.特定子会社であります。

2.子会社の「議決権の所有割合」欄の( )内数字は間接所有割合(内数)であります。

3.KYB Americas Corporationについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

     主要な損益情報等

(1)

売上高

60,974百万円

(2)

当期利益

3,480百万円

(3)

資本合計

25,787百万円

(4)

総資産額

49,291百万円

 

 

 

(2) 持分法適用関連会社

 

名称

住所

資本金

主要な事業の

内容

議決権の
所有割合

(%)

関係内容

PT. Kayaba Indonesia

Cikarang Barat

Indonesia

RP

3,942百万

AC事業製品の製造・販売

30.0

当社部品の販売先

当社の技術供与先

その他4社