2026.06.17更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025

サマリ

小糸製作所は、「光」を基本テーマに交通の安全を支える企業です。鉄道信号灯用フレネルレンズから始まり、自動車照明器へ事業を広げました。現在はADB、LiDAR、シグナルロードプロジェクションなどを開発しています。夜間視界、周囲監視、人とクルマの意思疎通を光で支え、次世代モビリティ社会に挑んでいます。

目指す経営指標

・2026年度目標:売上高1兆円以上
・2026年度目標:営業利益率8%
・2026年度目標:ROIC9%以上
・2026年度目標:ROE9%以上
・2027〜2030年度目標:営業利益率、ROIC、ROEを10%以上
・2030年度目標:連結CO2排出量271.5千t
・2030年度目標:ヘッドランプに占めるLED比率100%
・2030年度目標:ヘッドランプに占めるADB比率20%
・2030年度目標:女性管理職比率10.0%

用語解説

■KOITO VISION~人と地球の未来を照らす~
小糸製作所が掲げる中長期の方向性です。「企業基盤の強化」「持続的な成長」「地球・社会との共生」を柱に、光をテーマとする製品や技術で、人とクルマの安全、次世代モビリティ、地球環境への貢献を目指す考え方です。

■安全を光に託して
小糸製作所の企業メッセージです。自動車、鉄道、航空機、船舶などの照明機器を通じて、人とクルマの安全を支えるという同社の事業姿勢を表しています。

■小糸源六郎商店
小糸製作所の源流となる商店です。1915年に創業者の小糸源六郎が、鉄道信号灯用フレネルレンズを販売するために東京・京橋で開業しました。

■鉄道信号灯用フレネルレンズ
小糸製作所の創業につながった鉄道向けのレンズです。鉄道信号灯の光を効率よく届けるための部品で、創業当初の主力技術として同社の照明機器事業の出発点になりました。

■ゴールデングロー前照灯
小糸製作所が1927年に開発した日本初の鉄道用前照灯です。鉄道の夜間走行をより安全にするため、遠くまで明るく照らし、雨や霧、粉塵にも強い光を出せる点が特徴です。

■セミ・シールドビーム・ヘッドランプ
小糸製作所が1950年に製品化した自動車用ヘッドランプです。当時の米国製シールドビームの明るさに着目して開発され、国内の各種自動車に採用されました。

■オールグラスSBヘッドランプ
セミ・シールドビーム・ヘッドランプより高い光束を持つヘッドランプです。小糸製作所が1957年に製品化し、自動車メーカー各社への納入を開始しました。

■LED Compact®-バイファンクション®
小糸製作所が2014年に生産・販売を開始した世界初のヘッドランプ技術です。ハイビームとロービームを1つのLEDで切り替え、省電力化、軽量化、低コスト化を実現しました。

■ADB
「Adaptive Driving Beam」の略称で、配光可変ヘッドランプを指します。前方の車両や歩行者に合わせてハイビームの一部を制御し、眩しさを抑えながら夜間視界を広げる技術です。

■高精細ADB
小糸製作所が開発に取り組む高度なADBです。多数のLEDを使って光を細かく制御し、車両、歩行者、標識、道路環境に合わせた光のパターンを照射します。ドライバーだけでなく、歩行者やカメラにも見やすい視界を提供することを目指しています。

■LiDAR
赤外線レーザー光を照射し、反射光をもとに障害物までの距離や形状を検知するセンサです。小糸製作所はランプで培った技術を応用し、自動車だけでなく産機、建機、農機車両などの周囲監視にも対応する製品として開発を進めています。

■シグナルロードプロジェクション
ターンシグナルランプの点灯に合わせて、路面にシェブロンと呼ばれるV字型のサインを投影する技術です。歩行者や周辺車両のドライバーに自車の存在や動きを早く知らせ、見通しの悪い交差点などでの安全性向上に役立ちます。

■コミュニケーションランプ
クルマの状態やドライバーの意思、メッセージを「光」で周囲に伝えるランプです。自動運転が広がる時代に、人とクルマが安全に共存するための新しいライティング技術として位置づけられています。

■KPS(小糸生産方式)
小糸製作所の生産現場で用いられる生産方式です。適正な生産体制をつくり、改善活動を継続することで、品質や生産性を高める仕組みとして位置づけられています。

■QCDD
品質、コスト、納期、開発をまとめた考え方です。小糸製作所は顧客満足と信頼を得るため、グローバルでQCDDのレベルアップを重視しています。

■小糸グループ行動憲章
小糸グループが企業活動で守るべき原則をまとめた憲章です。持続可能な成長、信頼される企業活動、人権の尊重、環境問題への取り組みなどを掲げ、事業活動の土台にしています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

1915年4月

小糸源六郎商店創業(東京・京橋) 鉄道信号灯用フレネルレンズの販売開始

1935年2月

品川工場開設

1936年4月

株式会社小糸製作所設立 資本金250万円

1943年4月

静岡工場開設

1949年5月

株式を東京、大阪両証券取引所に上場

1957年8月

小糸電機株式会社設立

1957年10月

オールグラス・シールドビームヘッドランプ生産・販売開始

1957年12月

大阪府に大阪支店開設

1962年1月

小糸電機株式会社を吸収合併

1967年4月

小糸工業株式会社へ営業の一部を譲渡

1968年8月

米国イリノイ州にシカゴ事務所開設

1970年3月

東京・港区に本社屋開設

1970年10月

愛知県に豊田支店開設

1972年7月

静岡県に航空電装・電子工場開設

1972年12月

広島県に広島支店開設

1977年8月

静岡県に榛原工場開設

1978年7月

ハロゲンヘッドランプ生産・販売開始

1979年6月

異形ヘッドランプ生産・販売開始

1982年4月

自動車用ハロゲン電球生産・販売開始

1983年4月

米国イリノイ州に「ノースアメリカンライティングインク」設立

1986年8月

タイ国バンコク市に「タイコイトカンパニーリミテッド」設立

1986年9月

静岡県に吉川工場開設

1986年12月

静岡県に相良工場開設

1987年7月

ノースアメリカンライティングインク セーラム工場開設

1988年3月

小糸工業株式会社 東京証券取引所市場第二部に上場

1988年4月

台湾「大億交通工業製造股份有限公司」へ資本参加(現・連結子会社)

1989年2月

中国に「上海小糸車灯有限公司」設立

1992年5月

静岡県に富士川工機工場開設

1993年2月

米国ミシガン州にノースアメリカンライティングインク 技術センター開設

1996年5月

英国「ブライタックスベガリミテッド」へ資本参加

1996年7月

ディスチャージヘッドランプ生産・販売開始

1997年3月

静岡工場に技術センター開設

1997年4月

インドに「インディアジャパンライティングプライベートリミテッド」設立(現・連結子会社)

1997年7月

韓国「株式会社インヒライティング」へ資本参加

1997年10月

大億交通工業製造股份有限公司 台湾証券交易所に上場

1998年7月

タイコイトカンパニーリミテッドを子会社化(現・連結子会社)

1998年7月

ブライタックスベガリミテッドを子会社化

1998年10月

ノースアメリカンライティングインクを子会社化(現・連結子会社)

1999年4月

ブライタックスベガリミテッドを「コイトヨーロッパリミテッド」に社名変更

2001年3月

チェコに「コイトチェコs.r.o.」設立(現・連結子会社)

2002年7月

ノースアメリカンライティングインク パリス工場開設

2003年2月

2003年4月

世界初 スイブル式AFS(配光可変型ヘッドランプ)生産・販売開始

ディスチャージバルブ生産・販売開始

2004年7月

世界初 水銀フリーディスチャージヘッドランプ生産・販売開始

2004年11月

ベルギーに「コイトヨーロッパNV」設立

2005年9月

中国「福州大億灯具工業有限公司」を子会社化

 

 

 

2005年11月

佐賀県に「小糸九州株式会社」設立(現・連結子会社)

2005年11月

中国に「広州小糸車灯有限公司」設立(現・連結子会社)

2006年7月

シールドビーム生産終了(生産累計4億3千万個)

2006年10月

小糸九州株式会社 工場開設

2007年3月

広州小糸車灯有限公司 工場開設

2007年5月

世界初 LEDヘッドランプ生産・販売開始

2007年7月

ノースアメリカンライティングインク アラバマ工場開設

2007年9月

インディアジャパンライティングプライベートリミテッド バワール工場開設

2008年2月

福州大億灯具工業有限公司を「福州小糸大億車灯有限公司」に社名変更(現・連結子会社)

2008年9月

小糸九州株式会社 第2工場開設

2010年1月

東京都港区に「コイト保険サービス株式会社」設立(現・連結子会社)

2010年6月

インドネシアに「PT.インドネシアコイト」設立(現・連結子会社)

 

2011年4月

PT.インドネシアコイト 工場開設

2011年8月

小糸工業株式会社 航空機シート事業以外の事業を、会社分割により「コイト電工株式会社」に承継(現・連結子会社)

2011年8月

小糸工業株式会社 「KIホールディングス株式会社」に社名変更

2012年1月

ノースアメリカンライティングインク アラバマ第2工場開設

2012年3月

ノースアメリカンライティングインク インディアナ金型工場開設

2012年4月

タイコイトカンパニーリミテッド パチンブリ工場及び技術センター開設

2012年12月

メキシコに「ノースアメリカンライティングメキシコエスエーデシーブイ」設立(現・連結子会社)

2014年9月

ノースアメリカンライティングメキシコエスエーデシーブイ 工場開設

2014年9月

2014年11月

中国に「湖北小糸車灯有限公司」設立(現・連結子会社)

世界初 LED CompactⓇ-バイファンクションⓇ生産・販売開始

2015年4月

創業100周年を迎える

2016年6月

2017年1月

 

2017年4月

湖北小糸車灯有限公司 工場開設

ブラジルに「エヌエーエルドブラジルインドゥストリアイコメルシオデコンポーネンテスジイルミナサンオリミターダ」設立(現・連結子会社)

米国カリフォルニア州にシリコンバレー研究ラボ開設

2017年10月

2018年3月

2018年5月

 

2019年6月

2019年8月

2019年8月

2019年11月

2019年12月

2020年2月

2020年4月

2020年8月

マレーシアに「コイトマレーシアエスディエヌビィエッチディ」設立(現・連結子会社)

「上海小糸車灯有限公司」株式売却・合弁解消

エヌエーエルドブラジルインドゥストリアイコメルシオデコンポーネンテスジイルミナサンオリミターダ 工場開設

イスラエル「ブライトウェイビジョンリミテッド」へ資本参加

KIホールディングス株式会社を完全子会社化

世界初 ブレードスキャンⓇADB(Adaptive Driving Beam)生産・販売開始

コイトマレーシアエスディエヌビィエッチディ 工場開設

インディアジャパンライティングプライベートリミテッドを完全子会社化

米国「セプトンテクノロジーズインク」へ資本参加(現・連結子会社)

KIホールディングス株式会社を吸収合併

愛知県豊田市に小糸開発センター開設

2022年4月

2022年10月

2023年3月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場へ移行

広州小糸車灯有限公司 技術センター開設

東京都品川区に本社を一時移転

2024年3月

インディアジャパンライティングプライベートリミテッド グジャラート工場開設

2024年8月

福州小糸大億車灯有限公司を完全子会社化、同社を「福州小糸車灯有限公司」に社名変更

2025年1月

セプトンテクノロジーズインク等7社を子会社化

2025年4月

創業110周年を迎える

2025年11月

「コイトヨーロッパリミテッド」株式売却

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(出資金)

主要な事業の

内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

百万円

 

 

 

小糸九州㈱
(注)1

佐賀県佐賀市

3,000

自動車照明機器の製造・販売

100

当社自動車照明機器の製造

役員の兼任あり

コイト運輸㈱

静岡県静岡市

清水区

40

輸送業務

100

当社製品の輸送

アオイテック㈱

(注)1

静岡県浜松市

中央区

100

電子・電気通信精密機器の製造・販売

98

当社自動車照明機器の製造

静岡電装㈱

(注)1

(注)3

静岡県静岡市

清水区

76

自動車照明機器の製造・販売

100

(35)

当社自動車照明機器の製造

日星工業㈱

(注)3

静岡県静岡市

清水区

51

各種小型電球、電気機器の製造・販売

62

(12)

当社製品の販売

当社自動車照明機器の小型電球等の製造

藤枝オートライティング㈱

(注)3

静岡県藤枝市

100

自動車照明機器の製造・販売

100

(50)

当社自動車照明機器の製造

静岡ワイヤーハーネス㈱

(注)3

静岡県静岡市

清水区

100

自動車照明機器の製造・販売

100

(50)

当社自動車照明機器の製造

榛原工機㈱

(注)3

静岡県牧之原市

50

樹脂成形用金型の製造・販売

100

(55)

当社製品の製造用樹脂成形用金型の製造

静岡金型㈱

(注)2

静岡県藤枝市

20

樹脂成形用金型の製造・販売

40

当社製品の製造用樹脂成形用金型の製造

コイト保険サービス㈱

東京都品川区

10

保険代理業

100

当社及び当社関係会社の保険代理

役員の兼任あり

コイト電工㈱

静岡県駿東郡

90

鉄道車両制御機器、道路交通信号・交通管制システム、鉄道車両シート等の製造・販売

100

同社製品及び設備の購入

役員の兼任あり

ミナモト通信㈱

神奈川県横浜市戸塚区

40

信号・保安機器の保守管理

100

子会社製品の保守・管理

丘山産業㈱

群馬県邑楽郡

50

鉄道車両シート等の製造・販売

51

子会社製品の製造

ノースアメリカンライティングインク

(注)1

(注)6

米国

イリノイ州

千米ドル

130,000

自動車照明機器の製造・販売

100

同社製品を米国中心に製造・販売

技術援助契約あり

役員の兼任あり

セプトンテクノロジーズインク

(注)1

(注)3

米国

カリフォルニア州

千米ドル

200,411

LiDAR関連技術の開発

97

(97)

LiDAR関連技術の開発を委託

役員の兼任あり

ノースアメリカンライティングメキシコエスエーデシーブイ

(注)1

(注)3

メキシコ

サンルイスポトシ州

百万メキシコ

ペソ

750

自動車照明機器の製造・販売

90

(30)

同社製品をメキシコ中心に製造・販売

技術援助契約あり

役員の兼任あり

広州小糸車灯有限公司

(注)1

中国

広州市

百万円

4,000

自動車照明機器の製造・販売

100

同社製品を中国中心に製造・販売

技術援助契約あり
役員の兼任あり

湖北小糸車灯有限公司

(注)1

中国

孝感市

百万円

5,000

自動車照明機器の製造・販売

100

同社製品を中国中心に製造・販売

技術援助契約あり
役員の兼任あり

福州小糸車灯有限公司

(注)1

中国

福州市

千米ドル

78,684

自動車照明機器の製造・販売

100

同社製品を中国中心に製造・販売

技術援助契約あり

タイコイトカンパニーリミテッド

(注)1

タイ

サムットプラカン県

千タイバーツ

365,200

自動車照明機器の製造・販売

62

同社製品をタイ中心に製造・販売

技術援助契約あり

PT.インドネシアコイト

(注)1

インドネシア

ウェストジャワ州

千米ドル

60,000

自動車照明機器の製造・販売

90

同社製品をインドネシア中心に製造・販売

技術援助契約あり

役員の兼任あり

大億交通工業製造股份有限公司

(注)1

(注)2

(注)4

台湾

台南市

千台湾元

762,300

自動車照明機器の製造・販売

33

[36]

同社製品を台湾中心に製造・販売

技術援助契約あり

役員の兼任あり

インディアジャパンライティングプライベートリミテッド

(注)1

インド

タミルナドゥ州

百万インド

ルピー

4,099

自動車照明機器の製造・販売

100

同社製品をインド中心に製造・販売

技術援助契約あり

役員の兼任あり

コイトマレーシアエスディエヌビィエッチディ

(注)1

マレーシア

ネグリセンビラン州

百万

リンギット

200

自動車照明機器の製造・販売

90

同社製品をマレーシア中心に製造・販売

技術援助契約あり

コイトチェコs.r.o.

(注)1

チェコ

ジャーテッツ市

百万チェココルナ

1,000

自動車照明機器の製造・販売

100

同社製品を欧州に製造・販売

技術援助契約あり

役員の兼任あり

エヌエーエルドブラジルインドゥストリアイコメルシオデコンポーネンテスジイルミナサンオリミターダ

(注)1

(注)3

ブラジル

サンパウロ州

千ブラジル

レアル

533,000

自動車照明機器の製造・販売

95

(11)

同社製品をブラジル中心に製造・販売

技術援助契約あり

その他 6社

 

 

 

 

 

(持分法適用関連会社)

 

百万円

 

 

 

竹田サンテック㈱

静岡県静岡市駿河区

15

樹脂成形用金型の製造・販売

20

当社製品の製造用樹脂成形用金型の製造

(その他の関係会社)

 

百万円

 

 

 

トヨタ自動車㈱

(注)5

愛知県豊田市

635,402

自動車及び同部品の製造・販売

(被所有)

21

当社自動車照明機器を販売

 

 

(注)1.特定子会社に該当します。

2.持分は、100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。

3.議決権の所有割合の( )内は、子会社が所有する当該関係会社の所有割合で内数となっております。

4.議決権の所有割合の[ ]内は、緊密な者又は同意している者の所有割合で外数となっております。

5.有価証券報告書を提出しております。

6.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

名称

主要な損益情報等

売上高

(百万円)

経常利益

(百万円)

当期純利益

(百万円)

純資産額

(百万円)

総資産額

(百万円)

ノースアメリカンライティングインク

231,045

7,222

6,561

86,586

125,495