ストーリー・沿革
サマリ
丸文は、世界の先端技術を必要な場所へつなぐエレクトロニクス商社です。「先見」と「先取」の精神を受け継ぎ、半導体、電子部品、電子応用機器を届けています。グローバル調達網と技術支援を強みに、お客様の生産、調達、開発を支えています。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2027年度までにROE9.0%以上
・2030年度アスピレーションとして経常利益100億円
・2030年度アスピレーションとしてROE10.0%以上
・2027年度までにデバイス事業の売上高1,670億円、経常利益30億円以上
・2027年度までにシステム事業の売上高670億円、経常利益40億円以上
・2027年度までにアントレプレナ事業の売上高60億円、経常利益10億円以上
・2030年度までに温室効果ガスの自社排出量を2019年度比半減
・2050年までにScope1とScope2でカーボンニュートラル達成・女性管理職比率15%以上
トップメッセージの要約
先見と先取
両利きの経営
世界とかなえる
さん付け
用語解説
半導体、電子部品、電子応用機器などを仕入れ、メーカーや医療施設などへ販売する商社です。丸文の場合は、単に製品を流通させるだけでなく、技術サポートや保守サービスも組み合わせて提供している点が特徴です。
■「先見」と「先取」
丸文が創業以来受け継いできた考え方です。社会や市場の変化を早く見抜き、必要とされる技術や製品を先に取り入れる姿勢を指します。呉服問屋から貿易、さらにエレクトロニクス分野へ事業を広げてきた丸文の歴史を表す言葉です。
■デバイス事業
国内外の半導体や電子部品メーカーから製品を仕入れ、主に電機メーカーなどへ販売する事業です。幅広い品揃えに加え、技術サポートやグローバルな販売ネットワークを活かして、顧客の開発や生産を支えています。
■システム事業
航空宇宙機器、製造・検査機器、レーザー機器、医用機器などを扱う事業です。製品の販売だけでなく、導入から据付、保守までを一貫して支援するエンジニアリングサポートが特徴です。
■アントレプレナ事業
通信、AI、ロボティクスを中核とした先端ソリューションを開発・販売する事業です。ICTソリューション、AIロボット、ミリ波レーダーモジュールなどを扱い、丸文の商材とDX・IoT・ネットワーク技術を組み合わせて新たなサービスを生み出す役割を担っています。
■丸文 Nextage 2027
丸文が2025年5月に策定した中期経営計画です。グループ全体の力を活かし、商権の拡大と収益力の強化を目指す計画です。「航空・宇宙・防衛」と「医療・ヘルスケア」を重点分野に位置づけています。
■世界と、かなえる。
「丸文 Nextage 2027」で掲げられたスローガンです。世界の最先端技術や製品を見つけ出し、顧客の課題解決や夢の実現をともに叶えていくという丸文の姿勢を表しています。
■オンリーワンのエレクトロニクス商社
丸文が目指す姿を表す言葉です。単なる販売会社ではなく、独自の価値を提供し、顧客から最初に相談される事業パートナーになることを意味しています。
■グローバル調達網
世界中の仕入先や拠点を活用し、顧客が必要とする部材や製品を調達する仕組みです。丸文はアジアや北米を中心に拠点を展開し、海外での部材調達や生産移管の支援にも取り組んでいます。
■技術支援
顧客が機器や部品を導入・活用する際に、専門知識を持つ人材が技術面から支えるサービスです。丸文では、機器の導入、据付、保守、複数機器を組み合わせた提案などを通じて、顧客のものづくりを支援しています。
■Marubun/Arrow Asia,Ltd.
丸文と米国Arrow Electronics, Inc.との合弁会社です。丸文のグローバル展開における重要な基盤であり、アジア地域での半導体・電子部品の調達や販売を支える役割を担っています。
■航空・宇宙・防衛
丸文が重点分野として位置づける領域の一つです。航空宇宙機器や人工衛星搭載部品などに関わる分野で、丸文は長年の事業実績と専門性を活かして顧客を支援しています。
■医療・ヘルスケア
丸文が重点分野として育成を進める領域の一つです。医用機器や医療施設向けの製品・サービスに関わる分野で、グループ内の専門知識や技術を連携させ、新たな成長につなげる方針です。
■両利きの経営
丸文のトップメッセージで使われている表現です。丸文が長年築いてきた安定と信頼を守る一方で、未来に向けた挑戦と変革も進めるという考え方を指します。
■「さん付け」
丸文のトップメッセージで、オープンな組織文化をつくるための具体例として示された取り組みです。役職や年次に関係なく、互いを「さん付け」で呼ぶことで、意見を出しやすいフラットな職場を目指す考え方です。
沿革
2【沿革】
|
年月 |
沿革 |
|
1947年7月 |
堀越合資会社と中善商事株式会社の合併により、機械器具及び日用雑貨類の販売業並びに輸出入業を目的として丸文株式会社を東京都中央区に資本金703万円で設立。 |
|
1947年12月 |
理化学機器、計測器及び医療機器の販売を開始。 |
|
1952年10月 |
米国製機器の輸入販売を開始。 |
|
1958年9月 |
トランジスター及びダイオードの輸入販売を開始。 本社内に技術室を設置し、輸入機器の技術サービス業務を開始。 |
|
1961年3月 |
金沢支店を分離独立させ、丸文金沢株式会社を設立。(現:丸文通商株式会社 連結子会社) |
|
1965年5月 |
集積回路の輸入販売を開始。 |
|
1968年4月 |
先端情報の入手及び仕入先開拓のため、米国駐在事務所を設置。 |
|
1983年10月 |
米国駐在事務所をMarubun USA Corporationとして分離独立。(現:連結子会社) |
|
1985年11月 |
物流機能強化のため、南砂物流センター(現:成田物流センター)を設置。 |
|
1988年4月 |
Marubun Electronics (S) Pte Ltd.を設立。(現:Marubun/Arrow (S) Pte Ltd. 連結子会社) |
|
1989年11月 |
Marubun Taiwan,Inc.を設立。(現:連結子会社) |
|
1994年8月 |
Marubun Hong Kong Ltd.を設立。(現:Marubun/Arrow (HK) Ltd. 連結子会社) |
|
1997年1月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
|
1998年11月 |
Marubun Electronics (S) Pte Ltd.及びMarubun Hong Kong Ltd.の全株式を現物出資し、米国Arrow Electronics,Inc.との間で折半出資合弁会社Marubun/Arrow Asia,Ltd.を設立。(現:連結子会社) |
|
1999年1月 |
Marubun USA Corporationの営業の一部と米国Arrow Electronics,Inc.の営業の一部をそれぞれ出資し、Marubun/Arrow USA,LLC.を設立。(現:関連会社) |
|
1999年3月 |
三岩商事株式会社(現:ミツイワ株式会社)と共同出資にて株式会社フォーサイトテクノを設立。 |
|
2000年10月 |
Marubun/Arrow (S) Pte Ltd.がMarubun Arrow (Thailand) Co., Ltd.を設立。(現:連結子会社) |
|
2001年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定。 |
|
2001年5月 |
ISO14001認証取得。 |
|
2001年10月 |
Marubun/Arrow (S) Pte Ltd.がMarubun/Arrow (Phils), Inc.を設立。(現:連結子会社) |
|
2002年9月 |
Marubun/Arrow (HK) Ltd.がMarubun/Arrow (Shanghai) Co., Ltd.を設立。 |
|
2003年12月 |
Marubun USA Corporationの営業活動を終結し、Marubun/Arrow USA,LLC.の持株会社となる。 |
|
2005年5月 |
神戸支店を分社し、丸文ウエスト株式会社を設立。(現:連結子会社) |
|
2006年6月 |
Marubun/Arrow (S) Pte Ltd.がMarubun Arrow (M) SDN BHD.を設立。(現:連結子会社) |
|
2007年4月 |
株式会社フォーサイトテクノの第三者割当増資を引き受け、子会社化。(現:連結子会社) |
|
2007年11月 |
ISO9001認証取得。 |
|
2010年3月 |
丸文通商株式会社が株式会社北信理化の株式の35%を取得。 |
|
2010年10月 |
丸文通商株式会社が株式会社池田医療電機の株式の35%を取得。 |
|
2013年4月 |
丸文通商株式会社が株式会社北信理化の株式の100%を取得し子会社化。 |
|
2013年6月 |
Marubun/Arrow (HK) Ltd.がMarubun/Arrow (Shenzhen) Electronic Product Consulting Co.,Ltd.を設立。(現:連結子会社) |
|
2013年8月 |
Marubun/Arrow (S) Pte Ltd.がPT. Marubun Arrow Indonesiaを設立。(現:連結子会社) |
|
2014年4月 |
Marubun/Arrow USA,LLC.がMarubun-Arrow Mexico, S. de R.L. de C.V.を設立。 |
|
2015年6月 |
丸文通商株式会社が株式会社池田医療電機の株式の100%を取得。 |
|
2016年4月 |
株式取得により、株式会社ケィティーエルを子会社化。 |
|
2017年4月 |
丸文通商株式会社が株式会社池田医療電機を吸収合併。 |
|
2017年11月 |
Marubun/Arrow USA,LLC.がMarubun Arrow Europe Kft.を設立。 |
|
2018年10月 |
株式会社ケィティーエルを吸収合併。 |
|
2019年4月 |
丸文通商株式会社が株式会社北信理化を吸収合併。 |
|
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。 |
関係会社
4【関係会社の状況】
|
名称 |
住所 |
資本金又は 出資金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有(被所有)割合 |
関係内容 |
|
|
所有割合 (%) |
被所有割合(%) |
|||||
|
(連結子会社) |
|
百万円 |
|
|
|
|
|
丸文通商株式会社 (注)8 |
石川県金沢市 |
100 |
システム事業 |
100.0 |
- |
当社グループの取扱商品の一部を主に北陸地方で販売している。 役員の兼任あり。 |
|
|
|
百万円 |
|
|
|
|
|
丸文ウエスト株式会社 |
兵庫県神戸市中央区 |
30 |
システム事業 |
100.0 |
- |
当社グループの取扱商品の一部を兵庫県を中心とする近畿、中国、四国地方で販売している。 役員の兼任あり。 |
|
|
|
百万円 |
|
|
|
|
|
株式会社フォーサイトテクノ |
東京都江東区 |
77 |
システム事業 アントレプレナ事業 |
51.0 |
- |
業務委託契約に基づき、当社販売商品の据付・保守サービスをしている。 役員の兼任あり。 |
|
|
|
千US$ |
|
|
|
|
|
Marubun USA |
San Mateo, |
1,500 |
デバイス事業 |
100.0 |
- |
Marubun/Arrow USA,LLC.(当社グループの取扱商品の一部を販売している会社)の持株会社。 |
|
|
|
千NT$ |
|
|
|
|
|
Marubun Taiwan,Inc. |
Taipei, Taiwan |
60,000 |
デバイス事業 |
100.0 |
- |
当社グループの取扱商品の一部(主に台湾製品)の仕入を行っている。 役員の兼任あり。 |
|
|
|
千US$ |
|
|
|
|
|
Marubun/Arrow (注)2、5 |
British Virgin |
7,202 |
デバイス事業 |
50.0 |
- |
Marubun/Arrow (S) Pte Ltd.及びMarubun/Arrow (HK) Ltd.(当社グループの取扱商品の一部を販売している会社)の持株会社。 役員の兼任あり。 |
|
|
|
千US$ |
|
|
|
|
|
Marubun/Arrow (S) Pte Ltd. (注)6 |
Howard Road, |
3,639 |
デバイス事業 |
50.0 (50.0) |
- |
当社グループの取扱商品の一部を主としてシンガポールで販売している。 |
|
|
|
千US$ |
|
|
|
|
|
Marubun/Arrow (HK) (注)6 |
NT,Hong Kong, |
4,490 |
デバイス事業 |
50.0 (50.0) |
- |
当社グループの取扱商品の一部を主として香港で販売している。 |
|
|
|
千THB |
|
|
|
|
|
Marubun Arrow (注)7 |
Bangkok, Thailand |
38,000 |
デバイス事業 |
50.0 (50.0) |
- |
当社グループの取扱商品の一部を主としてタイで販売している。 |
|
|
|
千US$ |
|
|
|
|
|
Marubun/Arrow (Phils), Inc. (注)7 |
Laguna, |
2,001 |
デバイス事業 |
50.0 (50.0) |
- |
当社グループの取扱商品の一部を主としてフィリピンで販売している。 |
|
|
|
千MYR |
|
|
|
|
|
Marubun Arrow (M) SDN BHD. (注)7 |
Penang, Malaysia |
518 |
デバイス事業 |
50.0 (50.0) |
- |
当社グループの取扱商品の一部を主としてマレーシアで販売している。 |
|
名称 |
住所 |
資本金又は 出資金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有(被所有)割合 |
関係内容 |
|
|
所有割合 (%) |
被所有割合(%) |
|||||
|
|
|
千US$ |
|
|
|
|
|
Marubun/Arrow Electronics (Shenzhen) Company Limited (注)7 |
Shenzhen, China |
180 |
デバイス事業 |
50.0 (50.0) |
- |
当社グループの取扱商品の一部の販売支援活動を主として中国で行っている。 |
|
|
|
千US$ |
|
|
|
|
|
PT.Marubun Arrow Indonesia (注)7 |
Jawa Barat, Indonesia |
300 |
デバイス事業 |
50.0 (50.0) |
- |
当社グループの取扱商品の一部を主としてインドネシアで販売している。 |
|
(持分法適用関連会社) |
|
千US$ |
|
|
|
|
|
Marubun/Arrow USA, |
Centennial, U.S.A. |
2,000 |
デバイス事業 |
50.0 (50.0) |
- |
当社グループの取扱商品の一部を主として北米で販売している。 役員の兼任あり。 |
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社に該当しております。
3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
5.持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配している状況から子会社としたものであります。
6.Marubun/Arrow Asia, Ltd.の100%子会社であります。
7.Marubun/Arrow Asia, Ltd.の間接所有100%子会社であります。
8.丸文通商株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 (1)売上高 31,503百万円
(2)経常利益 828百万円
(3)当期純利益 548百万円
(4)純資産額 7,065百万円
(5)総資産額 17,764百万円