2026.09.29更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 2025 東京計器レポート 統合報告書

サマリ

東京計器は計測・認識・制御の独創技術を核に、船舶港湾、油空圧、流体、防衛・通信機器を展開する精密機器メーカーです。ジャイロ技術やマイクロ波技術に強みを持ち、オートパイロットや防衛装備品で高い市場シェアを有します。現在は既存事業の深化に加え、エッジAI、クリーンエネルギー、宇宙事業などの成長領域への挑戦を加速させています。高度なモノづくりと技術革新の両輪で、持続可能な社会課題の解決を目指しています。

目指す経営指標

・2030年度目標:売上高 1,000億円以上
・2030年度目標:営業利益 100億円以上
・2030年度目標:営業利益率 10%以上
・2030年度目標:自己資本利益率(ROE) 10%以上
・2030年度目標:時価総額 500億円以上
・2026年度目標(中期経営計画修正値):売上高 683億円
・2026年度目標(中期経営計画修正値):営業利益 55億8,000万円
・2026年度目標(中期経営計画修正値):営業利益率 8.2%
・2026年度目標(中期経営計画修正値):ROE 9.1%

用語解説

■計測・認識・制御
人間の感覚の働きをエレクトロニクスをはじめとする先端技術で商品化し、社会の基盤を支える各種精密機器を提供する東京計器グループの事業の核となる概念です。

■東京計器ビジョン2030
創業125周年を機に策定された長期ビジョンで、独自の技術を活用したグローバルニッチトップ事業の創出を通じ、持続的な成長と企業価値向上を目指す経営指針です。

■両利きの経営
既存事業の強化・拡大と新たな成長事業(宇宙、水素・エネルギー、エッジAI等)の育成・挑戦を両輪で推進し、事業の深化と新領域展開を同時に達成する経営手法です。

■自律型成長人材
会社の経営方針や戦略を共有しながら、激変する外部環境に対して自ら考え、判断し、能動的に課題へ挑戦して組織の成果に貢献できる人材像を指します。

■DAPDNA
画像処理などの高速演算に適した、東京計器独自の動的再構成プロセッサー技術です。

■MEMS-HRジャイロスコープ
微細加工(MEMS)技術を活かし、半球共振ジャイロスコープ(HRG)の小型化・高精度化・低コスト化を目指す、防衛省から研究受託した次世代の慣性航法技術です。

■超音波レール探傷車
超音波技術を用いて、外部からは見えないレール内部の微細な傷を走行しながら検出・診断する鉄道保線用車両です。

■SeaKu
海外向け製品の国内共通化を図り、従来のレーダーと比べて送信電力や消費電力を抑えた環境配慮型の小型固体化レーダーです。

■SSPO
Solid State Power Oscillatorの略称で、半導体製造装置のプラズマ電源等に用いられる高出力発振器です。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

1896年5月

和田計器製作所として創立。わが国で初めて圧力計の製造を開始。

1917年5月

株式会社東京計器製作所に改組。

1917年7月

光学部門を分離して、三菱合資会社との共同出資により日本光学工業株式会社を設立。

1937年3月

航空計器部門を分離して、東京航空計器株式会社を設立。

1948年12月

企業再建整備法に基づき、株式会社東京計器製作所の第二会社株式会社東京計器製造所として設立。

1949年5月

東京証券取引所に株式を上場。

1963年10月

油圧機器の販売会社である東京計器販売株式会社を吸収合併。

1968年5月

従来の職能別組織を改め、営業、技術、製造を舶用機器、油圧機器、工業機器、航空機器、空調機器の5事業部に分割した事業部組織を発足。

1968年8月

油圧機器の量産専門工場として、東京ビッカース株式会社を栃木県佐野市に設立。

1969年12月

電子応用機器、計測器の専門工場として、新東京計器株式会社を栃木県矢板市に設立。

1970年10月

社名を株式会社東京計器と変更。

また、油圧パワーユニット組立専門工場として株式会社東京計器メカニックスを設立し、横浜市鶴見区矢向に工場を開設(1987年に栃木県田沼町(現佐野市)に工場を移転、2008年に東京計器パワーシステム株式会社と社名変更)。

1973年4月

航空機用及び地上用電子機器、精密計器の専門工場として、第一東京計器株式会社を栃木県那須町に設立。

1973年12月

航空製品の部品及び修理契約の代行業務を行うために渋谷区に東京計器アビエーション株式会社を設立(業務拡充に伴い1994年に埼玉県飯能市に移転)。

1979年10月

航空機用電子機器及び精密計器生産工場を、第一東京計器株式会社の敷地内に建設し、操業を開始。

1981年4月

生産体制の充実をはかるため第一東京計器株式会社を吸収合併。また、那須の工場設備を拡充し、これらを統合して新たに那須事業所(現那須工場)を開設。

1982年4月

電子応用機器、計測制御機器の業務拡充に伴い、生産体制を更に充実させるために新東京計器株式会社を吸収合併し、矢板事業所(現矢板工場)を開設。

1984年10月

油圧機器の生産体制の充実をはかるため、東京ビッカース株式会社を吸収合併し、佐野事業所(現佐野工場)を開設。

1987年11月

栃木県田沼町(現佐野市)に油圧応用装置の組立を目的として田沼事業所を開設。

1988年5月

研究開発体制の強化をはかるため、蒲田本社敷地内に研究所・事務所として本社ビルを新築。

1990年9月

社名を株式会社トキメックと変更。

また、本社敷地内にインテリジェントオフィスビルを建設。

1991年4月

埼玉県飯能市に航空機器・特機の研究・技術部門を拡大・強化するための一環として飯能事業所を開設。

1996年4月

事業領域の見直しと「総合力」「機動性」「効率化」を促進するため、従来のマリンシステム、パワーコントロール、計測の各事業部を統合し、新たに「制御システム事業部」を新設。

1997年12月

米国における部品購入のためにロサンゼルスのTECHNOPORT U.S.A., INC.を当社の子会社とし、社名をTOKIMEC U.S.A., INC.(2008年にTOKYO KEIKI U.S.A., INC.と社名変更)に変更。

1998年12月

韓国における油空圧機器販売の合弁会社TOKIMEC KOREA HYDRAULICS CO., LTD.(2004年4月1日にTOKIMEC KOREA POWER CONTROL CO., LTD.と社名変更)を韓国に設立。

2000年3月

本社ビルの土地・建物を売却。

2000年9月

賃貸用不動産の土地・建物を売却。

2001年6月

執行役員制度を導入。

2002年4月

制御システム事業部を第1制御事業部と第2制御事業部に改編。

2008年10月

社名を東京計器株式会社と変更。

2011年7月

中国における営業・サービス拠点として、上海に東涇技器(上海)商貿有限公司を設立。

2012年10月

アジア地域等へ販売する製品の生産拠点として、ベトナムにTOKYO KEIKI PRECISION TECHNOLOGY CO., LTD.を設立。

2013年4月

従来の事業部制を社内カンパニー制に改め、第1制御事業部、第2制御事業部、電子事業部を舶用機器システム、油圧制御システム、計測機器システム、電子システム、検査機器システムの5カンパニーに改編。

2015年4月

電子システムカンパニーを電子システムカンパニーと通信制御システムカンパニーに改編。

2016年6月

監査等委員会設置会社へ移行。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。

2026年3月

本社を東京都大田区南蒲田から東京都大田区羽田空港に移転。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の
所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

東京計器アビエーション㈱

(注2、4)

埼玉県

飯能市

20

防衛・通信機器

100

当社製造製品を販売しております。

なお、当社所有の建物を賃借しております。

役員の兼任等……無

東京計器パワーシステム㈱

東京都

大田区

70

油空圧機器

100

当社製造製品を使用した装置の製造販売をしております。なお、当社所有建物を賃借しております。

役員の兼任等……無

東京計器インフォメーションシステム㈱

東京都

大田区

50

その他

100

当社情報処理サービス業務の受託、当社債務のファクタリングの受託をしております。

役員の兼任等……無

東京計器テクノポート㈱

東京都

大田区

80

その他

100

当社グループの製品等の荷造・梱包等をしております。

役員の兼任等……無

東京計器レールテクノ㈱

東京都

大田区

60

その他

70

当社製造製品を販売しております。

役員の兼任等……無

㈱モコス・ジャパン

神奈川県

横浜市中区

32

船舶港湾機器

100

当社製造製品を販売しております。

役員の兼任等……無

TOKYO KEIKI U.S.A., INC.

米国

カリフォルニア州

50千

米ドル

その他

100

当社製造製品を販売しております。

役員の兼任等……無

東涇技器(上海)商貿有限公司

中国

上海

350千

米ドル

船舶港湾機器

100

当社製造製品を販売及び販売斡旋しております。

役員の兼任等……無

TOKYO KEIKI PRECISION

TECHNOLOGY CO., LTD.

(注2)

ベトナム

ダナン

8,750千

米ドル

油空圧機器

100

当社製品を製造し、当社へ販売しております。

役員の兼任等……有

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

TOKIMEC KOREA POWER

CONTROL CO., LTD.

韓国

ソウル

1,750百万

ウォン

油空圧機器

34.48

当社製造製品を販売しております。

役員の兼任等……有

その他1社

 

 

 

 

 

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2 特定子会社に該当しております。

3 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

4 東京計器アビエーション㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

同社の主要な損益情報等

① 売上高

10,548百万円

 

② 経常利益

158百万円

 

③ 当期純利益

102百万円

 

④ 純資産額

1,094百万円

 

⑤ 総資産額

4,635百万円