ストーリー・沿革
サマリ
タムロンは、光学技術を核に企画・開発・製造からアフターサービスまで自社で担う「自社一気通貫体制」を強みとする総合光学機器メーカーです。写真用交換レンズで高い世界シェアを獲得する一方、車載・医療・産業分野へ領域を拡大しています。さらに赤外線技術を活用して「撮る」から「測る」へ技術を進化させ、AIや先端技術と「つなぐ」ことで社会課題解決に挑むソリューション企業への変革を推進しています。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2026年目標:営業利益 205億円
・2026年目標:営業利益率 21.6%
・2026年目標:EBITDA率 24%以上
・2026年目標:ROE 16%以上
・2026年目標:総還元性向 60%程度
・長期目標:売上高 1,000億円
・長期目標:新規事業売上高 100億円
・2050年目標:自社の事業活動におけるCO₂排出量ゼロ
トップメッセージの要約
自立と共創の両立
撮り、測り、つなぐ
100年企業
一気通貫体制
用語解説
タムロンが掲げる2035年の長期ビジョン(目指す姿)です。培ってきた光学技術で光の価値を「撮り」「測り」、AIや解析技術などと融合させて社会課題の解決へ「つなぐ」ことで、人と自然の健康を創造する企業を目指しています。
■一気通貫体制
企画・研究開発から製品開発、調達、製造、販売、アフターサービスに至るすべての工程を自社で担うタムロン独自の事業体制です。シームレスな連携により高品質かつ独創的な製品を迅速に提供します。
■Value Creation26 ver2.0
2024年から2026年までを対象とするタムロンの中期経営計画です。初年度の業績進捗を踏まえて目標を上方修正し、売上高1,000億円企業を見据えた成長戦略として進化させた計画です。
■バリフォーカルレンズ
監視カメラ市場等に向けてタムロンが業界で初めて導入した、画角調整が可能なレンズ製品です。ズームレンズよりも簡易な構造で安価かつ軽量・コンパクトを実現し、業界の標準製品となりました。
■VC
タムロンが独自開発した手ブレ補正機構です。3点のマグネットと小型ボールを用いて補正レンズを直接動かすことで摩擦を低減し、高い即応性と補正効果を発揮します。
■SWIR
短波赤外線領域を活用する技術およびレンズ製品です。可視光では捉えられない水分量や糖度などを対象物を壊さずに測定・可視化でき、スマート農業や産業用検査など幅広い分野へ応用されています。
■VXD
タムロンの交換レンズ等に採用されている高速・高精度なリニアモーターフォーカス機構です。高いAF追従性と静粛性を備え、すぐれた描写力と機動性の両立に貢献しています。
■世界3極生産体制
日本(青森)、中国(仏山)、ベトナム(ノイバイ・ビンフック)の3拠点に構築されたタムロンの生産ネットワークです。地政学的リスクや関税リスクの低減と、安定した生産供給を実現しています。
■環境ビジョン2050
2050年までに自社の事業活動におけるCO₂排出量実質ゼロを目指すタムロンの長期環境方針です。「脱炭素社会」「資源循環社会」「自然共生社会」の実現に向けた取り組みを推進しています。
沿革
2【沿革】
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年月 |
沿革 |
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1952年10月 |
埼玉県浦和市大字上木崎に資本金2,500千円をもって「泰成光学工業株式会社」を設立。 |
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1959年9月 |
本社及び工場を埼玉県大宮市蓮沼1385番地に新設移転。 |
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1966年6月 |
資本金6,000万円に増資。 |
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同 7月 |
埼玉県大宮市に「和宏光機株式会社」を設立。 |
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1969年5月 |
青森県弘前市に弘前工場建設。 |
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1970年4月 |
商号を「株式会社タムロン」に変更。 |
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同 7月 |
弘前工場を「泰成光学工業株式会社」として分離。 |
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1971年4月 |
東京都板橋区に「タムロン商事株式会社」を東京都板橋区小豆沢に設立。 |
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1976年9月 |
東京都北区滝野川7丁目17番11号に本社移転。 |
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1978年12月 |
株式額面金額を変更するため、「株式会社杉本商店」(東京都北区所在、形式上の存続会社)に吸収合併、「株式会社タムロン」に商号変更。 |
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1979年4月 |
アメリカに「タムロン,インダストリーズ,INC.」(現「TAMRON USA, INC.」)設立。 |
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1981年1月 |
「泰成光学工業株式会社」、「タムロン商事株式会社」、「和宏光機株式会社」を吸収合併。 |
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同 12月 |
資本金4億5,250万円に増資。 |
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1982年7月 |
資本金5億2,037万5千円に増資。 |
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同 9月 |
西ドイツに「タムロン,フェアトリーブス,Ges.m.b.H.」 (現「TAMRON Europe GmbH.」)を設立。 |
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1984年2月 |
青森県南津軽郡浪岡町に「株式会社オプテック・タムロン」を設立。 |
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同 8月 |
社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭登録銘柄として登録、株式公開する。 |
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資本金8億5,157万5千円に増資。 |
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同 11月 |
大宮工場内に技術開発センターを新設、併せて本社管理部門移転。 |
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同 12月 |
資本金38億3,557万5千円に増資。 |
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1985年12月 |
金型の設計・製作会社「株式会社ファイン技研」を買収し、子会社とする。 |
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1986年1月 |
青森県南津軽郡大鰐町に成形工場建設。 |
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1991年7月 |
「株式会社オプテック・タムロン」を吸収合併し、浪岡工場となる。 |
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1995年4月 |
イギリスに「TAMRON U.K.Ltd.」を設立。 |
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同 7月 |
中判カメラの製造、販売会社「ブロニカ株式会社」を買収し、子会社とする。 |
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1996年1月 |
「ブロニカ株式会社」より中判カメラの営業の譲受けを行う。 |
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1997年5月 |
中国香港に「タムロン工業香港有限公司」を設立。 |
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同 7月 |
中国広東省仏山市に「タムロン光学仏山有限公司」を設立。 |
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1998年7月 |
「ブロニカ株式会社」を吸収合併。 |
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2000年5月 |
フランスに「TAMRON France EURL.」を設立。 |
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同 7月 |
「株式会社ファイン技研」から、営業全部の譲受けを行う。 |
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2002年6月 |
「TAMRON U.K.Ltd.」を清算。 |
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2004年4月 |
資本金65億5,257万5千円に増資。 |
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同 5月 |
資本金69億2,307万5千円に増資。 |
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同 12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
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2005年4月 |
埼玉県さいたま市見沼区蓮沼1385番地に本社移転。 |
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同 10月 |
中国上海市に「タムロン光学上海有限公司」を設立。 |
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2006年11月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 |
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同 12月 |
ジャスダック証券取引所の株式上場を廃止。 |
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2012年3月 |
ロシアに「Tamron(Russia)LLC.」を設立。 |
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同 5月 |
ベトナムに「TAMRON OPTICAL(VIETNAM)CO.,LTD.」を設立。 |
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2013年3月 2015年3月 同 6月 |
インドに「TAMRON INDIA PRIVATE LIMITED」を設立。 「株式会社宏友興産」を買収し、子会社とする。 「株式会社宏友興産」を吸収合併。 |
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2017年5月 2020年3月 同 7月2022年4月 2024年11月 |
「東明技研株式会社」を買収し、子会社とする。 「株式会社ニューウェル」を買収し、子会社とする。 「株式会社ニューウェル」を清算。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 ベトナムに第2工場「ビンフック工場」を建設。 |
関係会社
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金又は出資金(千) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合(%) |
関係内容 |
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(連結子会社) |
アメリカ ニューヨーク州 |
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TAMRON USA,INC. |
US$ 3,389 |
光学及び精密機械器具等の販売 |
100.0 |
当社製品の販売 役員の兼任3名 |
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TAMRON Europe GmbH. |
ドイツ ケルン市 |
EUR 200 |
光学及び精密機械器具等の販売 |
100.0 |
当社製品の販売 役員の兼任3名 |
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TAMRON France EURL.(注)2 |
フランス ル・プレシベルヴィル市 |
EUR 1,139 |
光学及び精密機械器具等の販売 |
100.0 (100.0) |
当社製品の販売 |
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Tamron (Russia) LLC. |
ロシア モスクワ市 |
RUB 22,000 |
光学及び精密機械器具等の販売 |
100.0 |
当社製品の販売 役員の兼任3名 |
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TAMRON OPTICAL (VIETNAM) CO.,LTD. (注)1 |
ベトナム ハノイ市 |
US$ 25,000 |
光学及び精密機械器具等の製造及び販売 |
100.0 |
当社製品の製造及び販売 役員の兼任2名 |
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TAMRON INDIA PRIVATE LIMITED(注)2 |
インド ハリヤーナー州 グルガオン市 |
INR 28,000 |
光学及び精密機械器具等の販売 |
100.0 (0.4) |
当社製品の販売 役員の兼任2名 |
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タムロン工業香港有限公司(注)1 |
中国香港 |
HK$ 3,365 |
光学及び精密機械器具等の販売及び仲介 |
100.0 |
当社製品の販売及び製造の仲介 役員の兼任2名 |
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タムロン光学仏山有限公司(注)1 |
中国広東省仏山市 |
US$ 25,000 |
光学及び精密機械器具等の製造及び販売 |
100.0 |
当社製品の製造及び販売 役員の兼任2名 |
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タムロン光学上海有限公司(注)3 |
中国上海市 |
US$ 1,050 |
光学及び精密機械器具等の販売 |
100.0 |
当社製品の販売 役員の兼任3名 |
(注)1.特定子会社に該当しております。
2.議決権の所有割合の( )内数字は間接所有割合(内数)であります。
3.タムロン光学上海有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 (1)売上高 9,469百万円
(2)経常利益 494
(3)当期純利益 370
(4)純資産額 1,312
(5)総資産額 2,908