2024年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    47名(単体) 1,626名(連結)
  • 平均年齢
    49.6歳(単体)
  • 平均勤続年数
    12.3年(単体)
  • 平均年収
    5,481,000円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社における状況

令和6年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

時計関連

1,106

メガネフレーム

27

釣具・応用品

398

全社(共通)

95

合計

1,626

 

(注) 1. 従業員数は就業人員であり、パートタイマー及び派遣社員は除いております。

2. 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員です。

3. 前連結会計年度末に比べ従業員数が449名減少しております。主な理由は、ベトナムにおける公的年金制度の改正が起因となり、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.の退職者が増加したことなどによるものです。

 

(2) 提出会社の状況

 令和6年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

47

49.6

12.3

5,481

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

時計関連

23

メガネフレーム

5

釣具・応用品

5

全社(共通)

14

合計

47

 

(注) 1. 従業員数は就業人員であり、パートタイマー及び派遣社員は除いております。

2. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3. 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員です。

4. 従業員数及び平均年間給与には、外国人労働者5名を含んでおります。

5. 提出会社における従業員数の男女数は、男性36名、女性11名です。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループの労働組合員数は、令和6年3月31日現在870名です。
 なお、労使関係は良好な状態にあります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

(1) サステナビリティに関する考え方

当社グループは、気候変動及び環境問題への対応を重要な経営課題と位置付けております。パリ協定や日本政府の目標に沿い、令和32年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指しております。持続可能な社会の実現に向けて、企業が果たすべき役割を認識し、ビジネスを通じて課題解決を図ることが当社グループの持続的成長に繋がると考えております。 
 経営理念「夢、美、形」とその実践のための4つの指針を通じて、社会貢献と企業価値向上を目指してまいります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において、当社グループが判断したものです。

 

(2) ガバナンス

当社グループでは、取締役会やリスク管理委員会、コンプライアンス委員会などの諮問機関を月1回開催し、サステナビリティを含む経営の基本方針や重要事項を検討・審議・決議しております。リスク管理委員会は年度計画の立案と進捗管理を行い、取締役会に報告いたします。取締役会はこれを評価、モニタリングし、重要事項を審議・決議することで監視・監督機能を強化し、実効性を確保しております。

 

(3) 戦略

当社グループは、事業全般の脱炭素化を進めるために、シナリオ分析を行い、今後の事態を想定し、戦略の妥当性や課題を把握いたします。

 

 

特定されるリスクに対する対応策

 

変化要因

内容

主なリスク

リスクの対応策

 

物理的リスク

異常気象の発生割合

工場の被災(台風の激甚化・高潮・浸水被害等)

製造停止による売上高の減少

事業継続計画の策定

インフラの損壊による物流の遮断

入出荷の途絶による売上高の減少

自社工場間による相互供給体制の構築

気温上昇等の気象変化

真夏日や猛暑日の増加

工場の稼働率の低下による売上高の減少

暑熱対策のブラッシュアップ

移行
リスク

規制の強化

温室効果ガス排出規制の強化

温室効果ガス排出削減のための設備投資による減価償却費の増加

温室効果ガス排出量の低減によるコスト上昇の抑制

産業廃棄物のリサイクル強化

廃棄物の処理費用の増加

明確な分類による販売可能廃材量の増加

 

 

(4) リスク管理

当社グループは、リスク管理委員会を中心にリスク管理体制を構築し、取締役会が定期的にモニタリングを行い適切に管理いたします。また、リスク管理委員会は、気候変動や法制度・規制変更などの外部要因を共有し、サステナビリティ基本方針、戦略及び施策を年に1回見直しをいたします。 
 なお、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性のあるリスクについては、「第2 事業のリスク 3 事業等のリスク (6)人的資本及び(10)環境・気候変動によるリスク」などに記載しております。

 

(5) 指標及び目標

当社グループは、事業活動全体でCO2排出削減に取り組み、在外子会社での電力使用量削減や再生可能エネルギーの利用を推進してまいります。なお、具体的な数値目標は現在定めておりませんが、持続的成長に向けた取り組みを継続してまいります。

 

当社グループのこれまでの取り組みと今後の計画

 

施策

平成25年10月

NISSEY CAMBODIA CO.,LTD. 空冷システム装置を導入(原則工場内にエアコンを設置しない)

平成29年7月

NISSEY VIETNAM CO.,LTD. 照明をLEDに交換

令和3年

NISSEY CAMBODIA CO.,LTD. 照明の間引きによる節電を実施

令和3年7月

NISSEY CAMBODIA CO.,LTD. IEIA(カンボジア環境省の環境影響評価)を取得

令和3年10月

NISSEY VIETNAM CO.,LTD. 工場排水処理設備のメンテナンス契約を専門業者と締結

令和4年6月

NISSEY VIETNAM CO.,LTD. 廃棄物処理の効率化のため、リサイクル専門施設を増設

令和4年10月

「古くなった服をリユースしよう!」プロジェクトを実施

令和4年12月

SDGsへの取組み(他社とのコラボレーション)

~不要になったゴルフウェア等の衣料品をカンボジアでリユース~

令和5年

NISSEY VIETNAM CO.,LTD. 2交替制から日勤への勤務体制の移行や残業時間の抑制などにより、電気使用量を前期比で31.1%削減

   〃

NISSEY CAMBODIA CO.,LTD. 2交替制から日勤への勤務体制の移行や残業時間の抑制などにより、電気使用量を前期比で23.4%削減

令和5年7月

NISSEY VIETNAM CO.,LTD. ベトナム環境省への定期報告のため、集塵ダクトに排気量計測器を設置

令和5年8月

NISSEY VIETNAM CO.,LTD. ベトナム新環境保護法の施行にともない、環境許可証の発給を申請

令和5年12月

NISSEY CAMBODIA CO.,LTD. 第3工場の照明をLEDに交換

令和6年1月

NISSEY VIETNAM CO.,LTD. 老朽化した空調設備(事務所)の更新により、電気使用量を削減

令和7年

NISSEY VIETNAM CO.,LTD. DX化の推進

 

 

(6) 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績

当社グループは、昭和53年の創業以来、時計バンド及び関連商品の製造を中心に事業を拡大してまいりました。当社グループにとりましては、技術開発力が市場競争力の核であり、専門技術者の確保と製造拠点の環境改善が重要課題と考えられます。そのため、現地社員への教育機会提供や環境改善に積極的に投資するとともに、多様な人材の採用・育成と職場環境の整備を進め、高いモチベーションを持つ社員の多様なキャリアパスや働き方の実現を目指してまいります。なお、現時点では具体的な数値目標は現在定めておりません。