2024年9月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

(単一セグメント)
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
(単一セグメント) 8,602 100.0 -298 - -3.5

事業内容

 

3 【事業の内容】

当社は、「アートやデザインを日常の暮らしに気軽に取り入れる」ライフスタイルの提案を目指して、ギフトラッピング、デザイン文具、キッチン・テーブルウエア、フラワー関連商品などを中心としたライフスタイル雑貨の企画・製造仕入・卸販売を主要な内容として事業を展開しております。販売先は、国内の100円ショップを主とした国内外の小売業者や卸売業者であります。

 

当社の事業は「ライフスタイル雑貨事業」の単一セグメントでありますが、取扱商品群としては以下のとおりとなります。

 

(1) ワンプライス商品事業

ギフトラッピング商品、デザイン文具、キッチン・テーブルウエアなどで、最終消費者向けに均一価格ショップにて販売される商品群であり、100円ショップを中心として、国内外の小売業者、卸売業者を通じて消費者に提供しております。『amifa』ブランドにて販売される商品と、販売先ブランド名にて提供している商品があります。

 

(2) プチプライス商品事業

希望小売価格100円を超える商品群をプチプライス商品と呼び、主な商品群は「OEM」、「一般小売商品」の2つで構成されています。

「OEM」分野は、アパレルメーカーやライフスタイル雑貨メーカーへ、縫製品を受注生産しています。また、大手量販店や食品メーカーへ包装資材、販売促進用品などを受注生産しています。単なる御用聞きではなく、営業・開発チームが一丸となって、取引先の売上アップに貢献するためのコンサルティングから行っています。ワンプライス商品開発で培ったノウハウとデザイン力を「OEM」分野で活かせることが当社の強みとなっています。

「一般小売商品」分野は、希望小売価格100円を超える価格帯の商品群です。2024年9月期現在はまだ売上高全体に占める割合は些少ですが、調理用小型家電や清掃用品、知育玩具でヒット商品も出始めており、今後も拡充してまいります。この価格帯で高付加価値・競争力のある商品を作るという高い目標は、企業価値を高め、主力のワンプライス商品事業強化にもつながると考えています。

今後、プチプライス商品事業が第2の収益の柱となるよう、さらに成長スピードを加速させてまいります。

 

当社商品のターゲットは主に女性で、いわゆる日用品や生活必需品などの無いと生活に困る商品というよりも、あったら暮らしが楽しくなる、いわゆる嗜好品を中心としているために、消費者の心の琴線に触れる商品であることが大切と考えております。当社が消費者に提供するのは、当社の商品を手にした消費者の誰もが『ワクワク感を抱き、「夢中になれるHAPPYな時間」を過ごしている、しかもそれを100円など手頃な価格帯で実現している』という、身近な楽しみと喜びであると考えております。

 

当社の考える「夢中になれるHAPPYな時間」とは、例えば贈る相手の笑顔を想像しながらギフトをラッピングしたり、数種類のマスキングテープの柄の中から自分の好みで組み合わせたり、花に囲まれた心癒される暮らしを想像しながらフラワーアレンジをする、といった心穏やかに没頭できる時間です。「好きなことに夢中になれる」ときに、人は満足感や幸福感を感じることができると考えております。したがって当社商品には、買ったら終わりの完成品よりも、購入したお客様が自らの手で素材、色柄、デザインを選び、組み合わせることで、作る時間そのものを楽しめる、いわば半製品とも言える商品の比率が高いという特徴があります。

 

全商品を100円などで販売する均一価格ショップは、価格の安心感と購入意欲を喚起することで小売業態のひとつとして認知されています。当社はその均一価格ショップへ年間約1億60百万個の商品を販売しております。

 

主な商品例としては、ギフトラッピングには、お菓子など消費者が手作りする食品をラッピングする紙やフィルム製の袋、ボックス、リボンなどがあります。また、手軽にギフトを包むことができる包装紙や手提げ袋、メッセージを添えてプレゼントするシーンを演出するギフトカードやタグなどがあります。

デザイン文具には、実用性だけではない、使うことを楽しむ文具としてメモパッド、ノート、ふせん、ダイアリーなどがあります。また、カラフルなデコレーション用のマスキングテープ、デザインペーパー、塗り絵ペーパー、箱などを好きな柄の紙を貼って楽しむデコパージュ商品などがあります。

キッチン・テーブルウエアには、マフィンやパウンドケーキ用のカップなどの製菓材料や、カジュアルなホームパーティーを演出する紙コップ、紙皿、食品のおすそ分けにも使われるワックスペーパーなどがあります。

ハロウィン、クリスマス、バレンタインといった季節のイベントを盛り上げる季節型雑貨や、季節にとらわれず一年を通して楽しめる通年型の雑貨を企画開発しております。

「日常の何気ない暮らしにワクワク感をプラスし、自分好みのスタイルで夢中になれるHAPPYな時間を楽しんでいただきたい」という想いで当社はこれらの商品群を「ライフスタイル雑貨」と呼んでおります。当社は営業部署と商品開発部署が一体となって、楽しい暮らしを提案するというテーマで、デザイン・品質・お得感を重視して企画、開発をしております。

また、日々変化する消費者の好みや世の中のトレンドの変化を注視しながら、主な販売先である100円ショップの顧客ニーズから離れることのないように、「お客様の“少しだけ”先を行く」商品を開発することに注力しております。

 

当社は商品開発部署に女性を中心とした40名以上のデザイナーを配置し、商品それぞれの素材、形、色、柄、仕様を企画し、国内外ネットワークを通じた100名以上のフリーランスイラストレーターと代理人を通さずに直接コミュニケーションを取って、企画の意図を正確に伝えながら共同作業で商品をデザインしております。外部デザイナー主導型のいわゆる「ライセンス商品」ではなく、あくまで当社の世界観を大切にした商品群となるように注力しております。

当社の考える世界観とは、統一感を持った「ライフスタイル」の提案であり、多種の商品がシリーズとして一同に並んだ状態で販売されることで、相乗効果によってその魅力が単品で見るよりも明確に消費者に伝わると考えております。消費者が心地よさとワクワク感、HAPPYな時間を過ごしている自分を明確に想い描ける世界を、様々なライフスタイルに合わせて数多く提案したいと考えております。

また、均一価格ショップ各社においては、頻繁に来店するリピーター、ファンの維持拡大が課題となっております。これを受け、当社は廃番と新商品発売を繰り返す「改廃サイクル」のスピードも重視しております。商品開発を内製化することにより、改廃スケジュールに遅れが出ないようにコントロールを行い、年間約2,100アイテムの新商品をタイミング良く市場に投入する、商品サイクルのスピードを維持しております。

 

さらに当社は、顧客の委託に従い生産した販売先OEM商品や、包装資材、販売促進用品を中心とした商品も取り扱っております。

 

製造にあたっては、当社は自社工場設備を持たずに、国内外の工場へ委託生産を行ういわゆるファブレスメーカーです。海外生産を主力としており、海外企業からの仕入・調達金額が約94%を占めております。当社がファブレスメーカーを選択している理由は、顧客本位、マーケットインの発想で最終消費者の嗜好の変化へ柔軟に対応したいと考えているからです。機械設備や材料在庫などの制約に左右されがちなプロダクトアウトの発想ではなく、自社設備を持たずに常に新しい委託工場を開拓していくことが、新カテゴリーへの進出を容易にするという認識のもと、「持たざる経営」を選択しているからです。

 

「We are smile producers!」

この言葉を胸に、当社商品を使用していただくときのワクワク感、夢中になれるHAPPYな時間を通して、世界中の人々に笑顔になっていただくことをミッションとして、今後もより良い商品をお届けするために尽力してまいります。

 

 

 


 

 

業績

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当事業年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)に関する経営成績の状況及び分析・検討内容は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前事業年度

当事業年度

増減及び増減率

 

自 2022年10月1日
至 2023年9月30日

自 2023年10月1日
至 2024年9月30日

増減

増減率(%)

売上高

8,131,382

8,602,129

470,747

5.8

売上原価

5,430,019

6,156,391

726,372

13.4

販売費及び一般管理費

2,519,767

2,743,796

224,029

8.9

営業利益又は営業損失(△)

181,596

△298,058

△479,654

営業外収益

24,650

19,677

△4,973

△20.2

営業外費用

3,518

8,065

4,547

129.3

経常利益又は経常損失(△)

202,728

△286,447

△489,176

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

202,728

△286,447

△489,176

法人税等

55,292

△2,522

△57,814

当期純利益又は当期純損失(△)

147,436

△283,924

△431,361

 

 

(売上高)

当事業年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)におけるわが国経済は、春闘における賃上げの成果、株式市況の活況、インバウンド需要の大きな伸び、定額減税の実施など明るい兆しも見える一方、日銀の金利政策の変更、急激かつ大幅な円安の進行、諸物価の高騰、地震や天候不順の影響もあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。

こうした環境下、当社は、クリスマス等のイベントをはじめとして、新企画、新商品の提案に積極的に取り組み、主要顧客である100円ショップ各社に向けてライフスタイル雑貨の販売に注力し、売上高は前事業年度を上回り、設立以来最高を記録いたしました。

この結果、売上高は、前期比470,747千円増加(前期比5.8%増)の8,602,129千円となりました。

これは、ハロウィン、クリスマスのイベント関連商品の販売が前期をやや上回る水準で進捗したこと、前事業年度から引き続きキッチン用品、ライフスタイル雑貨等の販売が好調に推移したことによるものです。

なお、当事業年度における当社のライフスタイル雑貨の商品群別累計売上高は、「ワンプライス商品」が8,119,932千円(前期比5.1%増)、「プチプライス商品」が482,197千円(前期比18.2%増)となりました。今後も需要動向を的確に把握し、消費者のニーズ、シーズを捉えた新商品、新企画を提案していくことが重要と考えております。

 

 

(売上原価)

個別商品ごとの採算性を重視した販売、積極的なコスト削減、生産性向上等に努めましたが、円安による仕入商品の高騰や営業循環から外れたと判断した商品在庫の評価損の増加により、売上原価率は71.6%と前期比4.8ポイント上昇いたしました。

為替管理、企画から販売までの期間短縮、販売予測精度の向上による在庫の適正化等、継続的に原価低減を推進することが重要と認識しております。

 

(販売費及び一般管理費)

販売費は、物流費削減努力の取り組みで一定の成果があったものの、物流量増加による出荷・倉庫関連費用の増加により、売上高販売費比率は前期比0.5ポイント増加しました。一般管理費は、従業員の増加に伴う労務関係費用の増加等により、売上高一般管理費比率は前期比0.4ポイント増加しました。

この結果、販売費及び一般管理費は、前期比224,029千円増加(前期比8.9%増)しました。出荷・配送業務の効率的な取り組み、経費の見直し及び人事制度の適切な運用により、生産性の更なる向上に努めてまいります。

 

(営業損失)

以上の結果、営業損失は、298,058千円(前期は181,596千円の営業利益)となりました。

 

(営業外収益及び営業外費用)

当事業年度における営業外収支において、為替差益が前期に比較し減少したことや、支払利息の増加等により、営業外収支差は前期比9,521千円減少しました。

 

(経常損失)

以上の結果、経常損失は、286,447千円(前期は202,728千円の経常利益)となりました。

 

(法人税等)

当事業年度における法人税等合計は、税引前当期純損失を計上したことにより、2,522千円のマイナスとなりました。

 

(当期純損失)

以上の結果、当期純損失は、283,924千円(前期は147,436千円の当期純利益)となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

(資産)

当事業年度末における流動資産は3,553,187千円となり、前事業年度末に比べ686,662千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が157,136千円、売掛金が43,815千円、棚卸資産が371,422千円それぞれ減少したことによるものであります。固定資産は255,922千円となり、前事業年度末に比べ86,644千円増加いたしました。これは主に繰延税金資産が92,432千円増加したことによるものであります。

この結果、総資産は、3,809,110千円となり、前事業年度末に比べ600,018千円減少いたしました。

 

(負債)

当事業年度末における流動負債は1,335,328千円となり、前事業年度末に比べ393,197千円減少いたしました。これは主に買掛金が104,092千円、1年内返済予定の長期借入金が199,599千円、未払金が150,577千円、流動負債その他が185,389千円それぞれ増加しましたが、短期借入金が1,000,000千円、未払法人税等が35,325千円それぞれ減少したことによるものであります。固定負債は590,305千円となり、前事業年度末に比べ302,407千円増加いたしました。これは主に長期借入金が300,666千円増加したことによるものであります。

この結果、負債合計は、1,925,634千円となり、前事業年度末に比べ90,790千円減少いたしました。

 

(純資産)

当事業年度末における純資産合計は1,883,476千円となり、前事業年度末に比べ509,228千円減少いたしました。これは主に当期純損失283,924千円、配当金支払71,878千円、繰延ヘッジ損益169,007千円の減少によるものであります。

この結果、自己資本比率は49.4%(前事業年度末は54.3%)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ157,136千円減少し、当事業年度末には719,071千円となりました。

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動で獲得した資金は、441,886千円(前期は1,033,785千円の支出)となりました。これは主に税引前当期純損失が286,447千円でしたが、売上債権の減少額43,492千円、棚卸資産の減少額371,422千円、仕入債務の増加額104,092千円、未払金の増加額162,181千円等により大幅に改善いたしました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動に使用した資金は、44,200千円(前期は35,498千円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出7,067千円、無形固定資産の取得による支出37,133千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動に使用した資金は、555,953千円(前期は1,047,356千円の収入)となりました。これは主に短期借入金の純減額1,000,000千円、長期借入の実施による収入600,000千円、配当金の支払71,802千円によるものです。

 

 

(4) 生産、受注及び販売の実績

a.商品仕入実績

当事業年度の商品仕入実績を取扱商品群別に示すと、次のとおりであります。

取扱商品群の名称

当事業年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

前年同期比(%)

ワンプライス商品(千円)

5,276,531

87.6

プチプライス商品(千円)

363,447

95.2

合計(千円)

5,639,978

88.1

 

(注) 1.当社は商品の仕入を中心とし、一部組立業務はあるものの、当社事業に占める割合は低いことから生産実績等の記載は行っておりません。

2.当社はライフスタイル雑貨事業の単一セグメントであるため、取扱商品群別に記載しております。

 

b.受注実績

当事業年度の受注実績を取扱商品群別に示すと、次のとおりであります。

取扱商品群の名称

当事業年度

(自 2023年10月1日  至 2024年9月30日)

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

ワンプライス商品

8,317,301

106.5

1,312,222

117.7

プチプライス商品

483,634

117.3

7,396

124.1

合計

8,800,935

107.1

1,319,618

117.7

 

(注) 当社はライフスタイル雑貨事業の単一セグメントであるため、取扱商品群別に記載しております。

 

c.販売実績

当事業年度の販売実績を取扱商品群別に示すと次のとおりであります。

取扱商品群の名称

当事業年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

前年同期比(%)

ワンプライス商品(千円)

8,119,932

105.1

プチプライス商品(千円)

482,197

118.2

合計(千円)

8,602,129

105.8

 

(注) 1.当社はライフスタイル雑貨事業の単一セグメントであるため、取扱商品群別に記載しております。

2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

販売実績を主な販売先別に示すと次のとおりであります。

相手先

前事業年度

(自 2022年10月1日

至 2023年9月30日)

当事業年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

株式会社セリア

4,396,746

54.1

4,380,307

50.9

株式会社大創産業

1,882,452

23.2

2,061,551

24.0

株式会社キャンドゥ

1,003,217

12.3

1,211,169

14.1

 

 

 

(5) 資本の財源及び資金の流動性に関する情報

当社の資金需要の主なものは、商品の仕入れ代金の支払いから販売代金の入金までの期間の運転資金であります。事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金を基本としておりますが、当事業年度において運転資金の増加に対応するため、短期借入金に加え長期借入金を調達しております。短期借入金については、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行と当座貸越契約(総額3,500,000千円)を締結しており、長期借入金については、一定水準を長期の運転資金として借入を行っております。当事業年度の末日における当座貸越契約に基づく短期借入金残高及び長期借入金残高は、それぞれ300,000千円及び500,266千円であります。また、現金及び現金同等物の残高は719,071千円となっております。適正利潤の確保に加え、売掛債権及び棚卸資産の管理を徹底することにより、営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めてまいります。

 

(6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、会計年度における資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える将来に関する見積りを実施する必要があります。経営者は、これらの見積りについて、事業年度末において過去の実績やその他の様々な要因を勘案し、総合的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、将来においてこれらの見積りとは異なる場合があります。

当社の財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 (注記事項)」に記載しております。

 

(7) 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社は、持続的に成長することを目指し、その基盤となる付加価値率(売上総利益から販売費を控除した額の対売上高比)の向上に努めております。また、株主還元を重視し、長期的に安定した配当の実施に努めております。このため、株主資本利益率8%以上及び配当性向30%を目標とする経営指標としております。

当事業年度においては株主資本利益率△13.3%(前事業年度は6.1%)となり、目標水準を大きく下回りました。今後は付加価値率の向上のための施策をより一層強化し、当該指標の確保に努めてまいります。