ストーリー・沿革
サマリ
タカラスタンダードは、ホーロー技術を水まわり製品に磨き込んできた住宅設備機器総合メーカーです。世界初の「ホーローキッチン」や「高品位ホーロー」を強みに、キッチン、浴室、洗面化粧台を提案しています。ショールームと生産・物流体制を生かし、暮らしの質を高める商品づくりに挑んでいます。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2026年度までに営業利益200億円
・2026年度までに営業利益率8%
・2026年度までにROE8%
・2026年度までにCO2排出量49,000tCO2
・2026年度までに従業員満足度77%
・2026年度までに女性管理職比率10%
・2030年度までに売上高2,700億円
・2030年度までに営業利益270億円
・2030年度までに営業利益率10%
・2030年度までにROE10%
・2030年度までにCO2排出量41,000tCO2
・2030年度までに従業員満足度80%
・2030年度までに女性管理職比率15%
トップメッセージの要約
助走の年
人力・馬力
サブミクロンフリット
次の50年
用語解説
金属とガラス質を結合させた素材です。ガラスの美しさや汚れにくさを持ちつつ、金属の強さも備えています。タカラスタンダードは、この素材を水まわり製品に活用してきました。
■高品位ホーロー
タカラスタンダードが水まわり製品の中核素材として磨いてきたホーローです。鋼板に凹凸を付け、ガラス質との密着力を高めています。汚れ、湿気、ニオイ、熱に強く、長くきれいに使える点が特徴です。
■ホーローキッチン
タカラスタンダードが1962年に開発に成功した、ホーローを使ったキッチンです。耐久性や高級感が評価され、同社が水まわり分野で独自の市場を築くきっかけになりました。
■E型シリーズ
1967年に発売された本格的ホーローキャビネット流し台です。斬新なデザインとホーローの耐久性が支持され、当時のタカラスタンダードの存在感を高めた商品です。
■ホーロー壁装材
ホーローを壁材として使う製品です。水まわりだけでなく、非住宅分野にも展開されています。汚れに強く、マグネットが使えるなど、ホーローの特性を壁面に生かせる点が特徴です。
■ホーローキッチンパネル
1992年に発売されたホーロー製のキッチンパネルです。熱に強く、手入れがしやすい点が評価されました。ホーローの用途をキッチン本体から周辺部材へ広げた商品です。
■エマウォール
タカラスタンダードのホーロー壁装材の商品名です。ホーローの清掃性や耐久性を壁面に生かし、住宅だけでなく幅広い空間で使える製品として展開されています。
■サブミクロンフリット
ホーローの原材料であるフリットを、さらに細かくした素材です。タカラスタンダードは大学との共同研究で開発を進めています。歯科材、電子基板の放熱機能を持つ接着剤、ロケットの耐熱タイルなどへの応用が期待されています。
■フリット
ホーローの原材料となるガラス質の素材です。タカラスタンダードは、このフリットを微細化する研究を進め、ホーロー技術を住宅設備以外の分野にも広げようとしています。
■TDX
「タカラスタンダードのDX」を意味する社内表現です。業務の可視化や自動化、サプライチェーン改革、データ活用などを進めるための取り組みを指します。
■平準化×標準化
タカラスタンダードがDXの取り組みで掲げる考え方です。業務のばらつきを減らし、誰でも同じ品質で仕事を進められる状態を目指します。人的生産性を高めるための重要な方針です。
■ノックダウン方式
完成品として輸出するのではなく、部品の状態で輸送し、現地で組み立てる方式です。タカラスタンダードは海外事業で、輸送効率と現地対応力を高める方法として検討しています。
■変革への再挑戦
小森 大社長が中期経営計画2026のテーマとして掲げる言葉です。コロナ禍で供給責任を優先してきた過去から脱却し、収益構造改革や財務戦略、サステナビリティ戦略を進める姿勢を表しています。
■人力・馬力
小森 大社長が、従来の属人的な業務スタイルを表す言葉として使っている表現です。今後はDXによる業務の可視化や自動化を進め、持続可能な働き方へ転換する考えが示されています。
■次の50年
小森 大社長が、海外事業やオープンイノベーションの可能性を語る文脈で使っている表現です。現在の住宅設備事業に加え、ホーロー技術を生かした新しい収益の柱を育てる意思を示しています。
沿革
2【沿革】
当社は、1912年5月30日に日本エナメル株式会社として設立、ホーロー鉄器の製造・販売を開始いたしました。1957年2月「タカラ」の商標にて流し台の製造・販売に着手し、従来からのホーロー技術を取り入れたホーロー製流し台の開発に成功したことにより厨房機器メーカーとしての地位を確立しております。
1971年6月に商号をタカラスタンダード株式会社に変更、その後商品の多角化に努め住宅設備機器の総合メーカーとして現在に至っております。
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1912年5月 |
日本エナメル株式会社の商号にて資本金15万円をもって設立、ホーロー鉄器の製造販売を開始 |
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1938年4月 |
航空機部品、鉄帽、薬莢の製造を開始 |
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1945年10月 |
ホーロー鉄器の製造を再開 |
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1947年8月 |
名古屋工場を新設、冷蔵庫内箱のホーロー加工工場として操業開始 |
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1951年3月 |
八幡エナメル株式会社を設立(半額出資)、鋼板材料仕入及びホーロー加工部門として操業開始 |
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1955年10月 |
名古屋工場を株式会社矢田ホーロー製作所として分離 |
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1956年5月
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株式会社宝鋳工所(現タカラベルモント株式会社)の資本参加を得て、理美容椅子部品のプレス 加工を開始 |
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1957年2月 |
ステンレス流し台のプレス成型に成功、「タカラ」の商標にて流し台の製造・販売を開始 |
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1958年12月 |
ステンレス流し台が日本住宅公団(現都市再生機構)の指定を受ける |
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1960年6月 |
大阪木材工業株式会社に資本参加(全額出資)、流し台木部の製造を開始 |
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1961年7月 |
関西染色株式会社八尾工場を買収、当社八尾工場として流し台の組立を開始 |
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1962年6月
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株式会社矢田ホーロー製作所(現名古屋工場)に資本参加(全額出資)、ホーロー流し台の製造を開始 |
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1963年6月 |
公共住宅用規格部品委員会の<KJ>の指定を受ける |
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〃 7月 |
株式を大阪証券取引所市場第二部に上場 |
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1964年2月 |
企業組合平和ブロック工業に出資(半額出資)、流し台木部の製造能力の拡充を図る |
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1966年2月 |
タカラ販売株式会社を設立(全額出資)、阪神地区の販路拡充を図る |
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1968年7月 |
硬質ホーロー流し台が通産省グッドデザイン及び大阪デザインハウスの選定を受ける |
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1970年4月 |
九州タカラ工業株式会社を設立(全額出資)、企業組合平和ブロック工業の全業務を引き継ぐ |
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1971年6月 |
商号をタカラスタンダード株式会社に変更 |
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1973年8月 |
株式を大阪証券取引所市場第一部に上場 |
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〃 10月 |
株式を東京証券取引所市場第一部に上場 |
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1974年5月 |
大阪木材工業株式会社の商号を大阪住機株式会社に変更 |
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〃 9月 |
大阪住機株式会社トナミ工場(現北陸工場)を新設、金属加工能力の拡充を図る |
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1975年3月 |
八幡エナメル株式会社の全株式を取得、ホーロー流し台の製造能力の拡充を図る |
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〃 9月 |
株式会社木村製作所に資本参加(80%出資)、ガス器具の製造を開始 |
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〃 10月 |
株式会社宝国製作所(現びわこ工場)に資本参加(51%出資)、厨房用電気機器の製造を開始 |
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1976年9月 |
鹿島工場を新設、操業開始 |
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1977年10月 |
大阪住機株式会社、九州タカラ工業株式会社を吸収合併 |
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1978年2月 |
ホーロー流し台<エマーユ>が大阪デザインセンターの選定を受ける |
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〃 12月 |
株式会社木村製作所の全株式を取得、ガス器具の製造能力の拡充を図る |
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1980年7月 |
ベッカー株式会社(現北陸工場)に資本参加(78%出資)、電気温水器・給湯機器の製造を開始 |
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1982年10月 |
八幡エナメル株式会社を吸収合併 |
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1983年7月 |
ベッカー株式会社(現北陸工場)の全株式を取得、電気温水器・給湯機器の製造能力の拡充を図る |
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1988年2月 |
関工場(現滋賀工場)を新設、操業開始 |
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1990年10月 |
株式会社木村製作所を吸収合併 |
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1991年4月 |
滋賀工場の本格稼働開始 |
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〃 6月 |
埼玉工場(現関東工場)の本格稼働開始 |
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〃 12月 |
株式会社宝国製作所(現びわこ工場)の全株式を取得、厨房用電気機器の製造能力の拡充を図る |
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1995年1月 |
三国機電工業株式会社(現和歌山工場)の全株式を取得、厨房関連機器の製造能力の拡充を図る |
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1996年4月
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シルバー工業株式会社(現三島工場・新潟工場)の出資比率を引き上げ(51%出資)、浴槽機器の製造供給に関する経営効率の向上を図る |
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〃 11月 |
福岡第二工場(現鞍手工場)の稼働開始 |
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1999年7月
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ティーエス北陸株式会社及びティーエス精機株式会社を吸収合併し、それぞれ北陸工場及びびわこ工場に名称変更 |
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2000年6月
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高木工業株式会社(現関東工場・岐阜工場)の全株式を取得 人造大理石浴槽・プラスチック等の射出成型品の製造能力の拡充を図る |
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〃 9月 |
ティーエス企画株式会社を吸収合併 |
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2002年4月
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日本フリット株式会社(現知多工場)の全株式を取得、ホーローやタイル等の釉薬の主原料であるフリットやホーロー建材、薄板鋼板ホーローパネル等の製造能力の拡充を図る |
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〃 9月 |
シルバー工業株式会社(現三島工場・新潟工場)を株式交換により完全子会社化 |
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2003年9月 |
丸共建材株式会社へ資本参加(50%出資) |
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2004年2月 |
丸共建材株式会社を株式交換により完全子会社化 |
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2005年3月 |
タカラホーロー株式会社を吸収合併し、名古屋工場に名称変更 |
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2007年1月 |
タカラ厨房株式会社を吸収合併 |
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〃 4月 |
丸共建材株式会社の全株式を譲渡 |
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2012年4月 |
シルバー工業株式会社を吸収合併し、三島工場・新潟工場に名称変更 |
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〃 5月 |
創業100周年 |
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2013年4月 |
和歌山タカラ工業株式会社を吸収合併し、和歌山工場に名称変更 |
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2014年7月 |
高木工業株式会社を吸収合併し、千葉工場(現関東工場)・岐阜工場に名称変更 |
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2019年1月 |
タカラ化工株式会社の全株式を取得、プラスチック成型品・複合材料等の製造能力の拡充を図る |
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2020年4月 |
日本フリット株式会社を吸収合併し、知多工場に名称変更 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
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2025年4月 |
初の海外拠点となる台湾支店を設立 |
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2026年4月 |
新規事業である家事代行サービス「saikou!」の提供を東京・大阪・京都で開始 |
関係会社
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
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(連結子会社) |
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タカラ化工㈱ |
滋賀県湖南市 |
10 |
プラスチック成型品・複合材料の製造 |
100.0 |
当社製品を製造しております。 役員の兼任…有 |
(注)1 上記の連結子会社は、有価証券届出書及び有価証券報告書は提出しておりません。
2 前連結会計年度において連結子会社でありましたタカラ物流サービス㈱は、2025年12月18日付で清算したため、連結の範囲から除いております。