2026.05.18更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
統合報告書2025
サマリ
日本瓦斯は、1955年のLPガス事業からスタートし、都市ガス・電気まで伸ばした「エネルギーのラストワンマイル」を担う総合エネルギー企業です。現在はNICIGAS3.0として、ハイブリッド給湯器やスマートリモコンを核に、分散型エネルギー機器とデジタル技術でエネルギー最適利用を実現するエネルギーソリューション事業と、LPガス物流・保安・工事などの高効率オペレーションを同業他社にも開放するプラットフォーム事業「エナジー宇宙」を成長エンジンに据え、業界横断の共創を通じて地域社会を支えるインフラとサービスの両輪をスケールアップさせようとしています。
過去
1955年にLPガス事業からスタートし、その後都市ガス事業や株式上場を通じて事業基盤を拡大しました。LPガス自由化をきっかけに競争を正面から受け止め、「より良いサービスで選ばれる」ことを軸に顧客基盤を築き、物流改革やデジタルオペレーション導入、資本市場との対話、東京電力グループなどとの提携を重ねて総合エネルギー会社へと進化してきました。
創業当初はLPガスの販売から事業を開始し、1966年に都市ガス事業に参入、1973年に東証第二部上場、1979年に東証第一部へ指定替えと、規模拡大と金融市場での信認獲得を並行して進めてきました。199...
現在
現在は、LPガス・都市ガス・電気を組み合わせたエネルギー小売事業を基盤に、ハイブリッド給湯器や太陽光パネル、蓄電池、EV充電器などのソリューション機器とスマートリモコンを活用したエネルギーソリューション事業、さらにLPガスの充填・配送や保安・工事オペレーション、スマートメーター「スペース蛍」などを他社とシェアするエナジー宇宙のプラットフォーム事業を展開し、地域密着の営業力とデジタル技術を組み合わせて成長を続けています。
LPガス・都市ガス・電気の小売では、LPガス市場で培った高い営業力を武器に、都市ガスへの切替提案や他社都市ガスからの切替、新築住宅への供給など「攻め」と「待ち」の営業を組み合わせて顧客数を増やしていま...
未来
将来は、NICIGAS3.0として分散型エネルギー機器とスマートリモコンを組み合わせ、各家庭のスマートハウス化とコミュニティ全体のスマートシティ化を進めながら、エネルギーソリューションとプラットフォーム事業を成長の柱に据え、「エネルギー最適利用」と高効率なオペレーションを業界全体に広げることを目指しています。同時に、LPガス業界のリーディングカンパニーとしてインフラのシェアリングやM&Aを通じて業界集約を主導し、エネルギーのラストワンマイルを支える総合エネルギー調整力を高める構想です。
長期ビジョンでは、地球温暖化や人口減少・高齢化、財政制約や人手不足といった2050年の社会構造の変化を踏まえ、巨大な集中型インフラから自律分散型インフラへのシフトを先取りすることを掲げています。具体的...
目指す経営指標
・2026年3月期までの3ヶ年計画で、営業利益200億円、ROE22%、ROIC12%、総還元性向100%超を目標とする
・2026年3月期に自己資本比率を40%まで引き下げ、よりスリムな資本で高い収益を生む資本構成を実現する
・2030年までにデジタルを活用した省資源化により、世帯あたりCO2排出量を2020年3月期比で約50%削減する
・2050年までにCO2排出量ネットゼロを達成し、エナジー宇宙事業の粗利拡大を通じて成長基盤を強化する
・31/3期に時価総額5,000億円、その先に1兆円規模を目指し、LPガス業界集約とプラットフォーム・エネルギーソリューション事業の拡大で企業価値を高める
・2026年3月期に自己資本比率を40%まで引き下げ、よりスリムな資本で高い収益を生む資本構成を実現する
・2030年までにデジタルを活用した省資源化により、世帯あたりCO2排出量を2020年3月期比で約50%削減する
・2050年までにCO2排出量ネットゼロを達成し、エナジー宇宙事業の粗利拡大を通じて成長基盤を強化する
・31/3期に時価総額5,000億円、その先に1兆円規模を目指し、LPガス業界集約とプラットフォーム・エネルギーソリューション事業の拡大で企業価値を高める
トップメッセージの要約
NICIGAS3.0
総合エネルギー調整力
エネルギー最適利用
“Last One Mile”から“One Best Solution”へ
共創のスケールアップ
総合エネルギー調整力
エネルギー最適利用
“Last One Mile”から“One Best Solution”へ
共創のスケールアップ
代表取締役社長執行役員 柏谷 邦彦は、自社の70年の歩みをNICIGAS1.0(ガス小売)、2.0(総合エネルギー)、3.0(エネルギーソリューション)というステージで捉え直し、人口減少・高齢化、財政...
用語解説
■NICIGAS1.0
日本瓦斯が自社の歴史を整理する際に使っている区分で、「創業・拡大期」を指します。LPガスや都市ガスの小売を軸に、営業力と地域密着のサービスで顧客基盤を広げ、株式上場を通じて総合エネルギー会社の土台をつくった時期をこう呼んでいます。
■NICIGAS2.0
NICIGAS1.0の次のステージで、「総合エネルギー会社への発展期」を指します。LPガスに加え、都市ガスや電気の小売を本格化させ、東京電力グループなどとの提携、デジタル技術を活かしたオペレーション高度化を進めたフェーズを総称した呼び方です。
■NICIGAS3.0
現在の成長ステージを示すキーワードで、「エネルギーソリューションへの進化」を意味します。ガスや電気を単純に販売するのではなく、ハイブリッド給湯器や太陽光パネル、蓄電池、EV充電器とスマートリモコンを組み合わせ、エネルギーの使い方そのものを最適化するサービスと、プラットフォーム事業の拡大を含めた新しい事業モデルを指します。
■エナジー宇宙/エナジー宇宙事業
2024年に設立されたグループ会社で、日本瓦斯グループの「プラットフォーム事業」を担う存在です。LPガスの保安・工事・配送オペレーションやインフラ、スマートメーターなどを標準化し、同業他社や異業種の新規参入者にも提供することで、業界全体の生産性向上と安定供給を支える事業領域を「エナジー宇宙事業」と呼んでいます。
■スマートメーター「スペース蛍」
日本瓦斯グループが導入しているオンラインスマートメーターのブランド名です。LPガスの使用量を遠隔で自動検針できるほか、AIによるデータ活用の基盤として、配送の最適化や保安高度化にも活用される、同社のデジタルインフラの中核機器です。
■スマホアプリ「マイニチガス」
日本瓦斯が提供するスマートフォン向けアプリで、ガスや電気の料金・使用量の確認、支払い情報の管理などを一元的に行える顧客向けサービスです。紙の検針票に代わる「デジタルな窓口」として、顧客接点の強化やデータ活用の入り口となる役割を持ちます。
■ハブ充填基地「夢の絆・川崎」
日本瓦斯グループが運営するLPガスの大規模充填拠点の名称です。広域のLPガスボンベを一括して充填・出荷するハブとして機能し、スマートメーターやAIによる配送最適化と組み合わせることで、LPガス物流の効率向上と安定供給を支える中核インフラになっています。
■エネルギー調整力
電力需給が厳しくなる時間帯に、ハイブリッド給湯器や蓄電池などの機器を制御して電力使用量を増減させ、電力系統の負荷を和らげる力を指します。日本瓦斯は、スマートリモコンを通じて各家庭の機器をまとめて制御し、ピーク時には給湯を電気からガスに切り替えるなどして、需要側から需給バランスを整える機能を「エネルギー調整力」と呼んでいます。
■総合エネルギー調整力
電気だけでなくガスも組み合わせて需給をコントロールする、日本瓦斯独自の強みとして位置づけている概念です。再生可能エネルギーの出力変動やデータセンターの電力需要増といった環境下で、電気単独ではなく「電気+ガス+ソリューション機器」を一体で制御することで、地域全体のエネルギーを安定させる力を総称して「総合エネルギー調整力」としています。
■エネルギー最適利用
「最適なエネルギーを、最適な時間帯に、最適な方法で創る・貯める・賢く使う」という日本瓦斯の長期ビジョンを表す言葉です。太陽光パネルで発電し、蓄電池やハイブリッド給湯器に貯め、電力需給や価格の状況に応じて電気とガスを切り替えることで、CO₂削減とコスト低減、快適な暮らしを同時に実現しようとする考え方を指します。
■ニチガス版・スマートシティ
日本瓦斯が描く、エネルギー面から見た地域全体の未来像です。各家庭のハイブリッド給湯器や蓄電池、EV充電器などをスマートリモコンでつなぎ、AIで地域全体の電力需給を解析・制御することで、災害時にも強く、脱炭素にもつながる分散型エネルギーシステムを実現しようとする取り組みを「ニチガス版・スマートシティ」と呼んでいます。
■エネルギーのラストワンマイル(Last One Mile)
発電所や幹線パイプラインなどの大規模インフラから、実際に家庭や店舗へエネルギーを届ける「最後の区間」を指す、日本瓦斯のキーワードです。地域に密着した営業・保安・配送網を通じて、このラストワンマイルを担うことが同社の使命であり、強みであるという意味合いを込めています。
■One Best Solution
「エネルギーの販売量を増やすビジネス」から、「お客さまにとって最も良いエネルギーの使い方を提案するビジネス」へ転換するという決意を示すフレーズです。電気とガス、ソリューション機器を組み合わせて、省エネと快適さ、コストをバランスよくかなえる最適解を提供することを、日本瓦斯は“One Best Solution”と表現しています。
■スマートリモコン
日本瓦斯グループが開発している、家庭内のエネルギー関連機器を一括制御するためのリモコン装置です。ハイブリッド給湯器や蓄電池、EV充電器などを遠隔でON/OFF・モード切替できるようにし、電力需要が高い時間帯には自動的にガス給湯へ切り替えるなど、エネルギー調整力とエネルギー最適利用を実現する中核デバイスとして位置づけられています。
■ハイブリッド給湯器
電気とガスの両方を使ってお湯をつくることができる給湯器で、日本瓦斯のエネルギーソリューションの中核機器です。電気が余っている時間帯には電気でお湯を沸かしてタンクに貯め、電力需給が厳しい時間帯にはガスで給湯することで、タンクを「エネルギーのダム」として活用し、CO₂削減と電力系統の安定化に貢献します。
■エナジーソリューション(エネルギーソリューション事業)
日本瓦斯がNICIGAS3.0の柱として位置づける事業領域で、ガス・電気の販売にとどまらず、ハイブリッド給湯器や太陽光パネル、蓄電池、EV充電器とスマートリモコンを組み合わせて、家庭ごとのエネルギー利用を設計・制御するサービスを指します。お客さまの暮らしの快適性を保ちながら、電源調達コストやCO₂排出を抑えることを目的としています。
■共創のスケールアップ/Scale-Up
日本瓦斯がトップメッセージで繰り返し用いる表現で、自社だけでなく同業他社や異業種、地域のステークホルダーと連携し、エネルギーインフラやオペレーション、デジタル技術の活用範囲を広げていくことを指します。エナジー宇宙のプラットフォームを開放することで「共創の輪」を広げ、その規模と影響力を一段引き上げていくという経営姿勢をまとめた言葉です。
日本瓦斯が自社の歴史を整理する際に使っている区分で、「創業・拡大期」を指します。LPガスや都市ガスの小売を軸に、営業力と地域密着のサービスで顧客基盤を広げ、株式上場を通じて総合エネルギー会社の土台をつくった時期をこう呼んでいます。
■NICIGAS2.0
NICIGAS1.0の次のステージで、「総合エネルギー会社への発展期」を指します。LPガスに加え、都市ガスや電気の小売を本格化させ、東京電力グループなどとの提携、デジタル技術を活かしたオペレーション高度化を進めたフェーズを総称した呼び方です。
■NICIGAS3.0
現在の成長ステージを示すキーワードで、「エネルギーソリューションへの進化」を意味します。ガスや電気を単純に販売するのではなく、ハイブリッド給湯器や太陽光パネル、蓄電池、EV充電器とスマートリモコンを組み合わせ、エネルギーの使い方そのものを最適化するサービスと、プラットフォーム事業の拡大を含めた新しい事業モデルを指します。
■エナジー宇宙/エナジー宇宙事業
2024年に設立されたグループ会社で、日本瓦斯グループの「プラットフォーム事業」を担う存在です。LPガスの保安・工事・配送オペレーションやインフラ、スマートメーターなどを標準化し、同業他社や異業種の新規参入者にも提供することで、業界全体の生産性向上と安定供給を支える事業領域を「エナジー宇宙事業」と呼んでいます。
■スマートメーター「スペース蛍」
日本瓦斯グループが導入しているオンラインスマートメーターのブランド名です。LPガスの使用量を遠隔で自動検針できるほか、AIによるデータ活用の基盤として、配送の最適化や保安高度化にも活用される、同社のデジタルインフラの中核機器です。
■スマホアプリ「マイニチガス」
日本瓦斯が提供するスマートフォン向けアプリで、ガスや電気の料金・使用量の確認、支払い情報の管理などを一元的に行える顧客向けサービスです。紙の検針票に代わる「デジタルな窓口」として、顧客接点の強化やデータ活用の入り口となる役割を持ちます。
■ハブ充填基地「夢の絆・川崎」
日本瓦斯グループが運営するLPガスの大規模充填拠点の名称です。広域のLPガスボンベを一括して充填・出荷するハブとして機能し、スマートメーターやAIによる配送最適化と組み合わせることで、LPガス物流の効率向上と安定供給を支える中核インフラになっています。
■エネルギー調整力
電力需給が厳しくなる時間帯に、ハイブリッド給湯器や蓄電池などの機器を制御して電力使用量を増減させ、電力系統の負荷を和らげる力を指します。日本瓦斯は、スマートリモコンを通じて各家庭の機器をまとめて制御し、ピーク時には給湯を電気からガスに切り替えるなどして、需要側から需給バランスを整える機能を「エネルギー調整力」と呼んでいます。
■総合エネルギー調整力
電気だけでなくガスも組み合わせて需給をコントロールする、日本瓦斯独自の強みとして位置づけている概念です。再生可能エネルギーの出力変動やデータセンターの電力需要増といった環境下で、電気単独ではなく「電気+ガス+ソリューション機器」を一体で制御することで、地域全体のエネルギーを安定させる力を総称して「総合エネルギー調整力」としています。
■エネルギー最適利用
「最適なエネルギーを、最適な時間帯に、最適な方法で創る・貯める・賢く使う」という日本瓦斯の長期ビジョンを表す言葉です。太陽光パネルで発電し、蓄電池やハイブリッド給湯器に貯め、電力需給や価格の状況に応じて電気とガスを切り替えることで、CO₂削減とコスト低減、快適な暮らしを同時に実現しようとする考え方を指します。
■ニチガス版・スマートシティ
日本瓦斯が描く、エネルギー面から見た地域全体の未来像です。各家庭のハイブリッド給湯器や蓄電池、EV充電器などをスマートリモコンでつなぎ、AIで地域全体の電力需給を解析・制御することで、災害時にも強く、脱炭素にもつながる分散型エネルギーシステムを実現しようとする取り組みを「ニチガス版・スマートシティ」と呼んでいます。
■エネルギーのラストワンマイル(Last One Mile)
発電所や幹線パイプラインなどの大規模インフラから、実際に家庭や店舗へエネルギーを届ける「最後の区間」を指す、日本瓦斯のキーワードです。地域に密着した営業・保安・配送網を通じて、このラストワンマイルを担うことが同社の使命であり、強みであるという意味合いを込めています。
■One Best Solution
「エネルギーの販売量を増やすビジネス」から、「お客さまにとって最も良いエネルギーの使い方を提案するビジネス」へ転換するという決意を示すフレーズです。電気とガス、ソリューション機器を組み合わせて、省エネと快適さ、コストをバランスよくかなえる最適解を提供することを、日本瓦斯は“One Best Solution”と表現しています。
■スマートリモコン
日本瓦斯グループが開発している、家庭内のエネルギー関連機器を一括制御するためのリモコン装置です。ハイブリッド給湯器や蓄電池、EV充電器などを遠隔でON/OFF・モード切替できるようにし、電力需要が高い時間帯には自動的にガス給湯へ切り替えるなど、エネルギー調整力とエネルギー最適利用を実現する中核デバイスとして位置づけられています。
■ハイブリッド給湯器
電気とガスの両方を使ってお湯をつくることができる給湯器で、日本瓦斯のエネルギーソリューションの中核機器です。電気が余っている時間帯には電気でお湯を沸かしてタンクに貯め、電力需給が厳しい時間帯にはガスで給湯することで、タンクを「エネルギーのダム」として活用し、CO₂削減と電力系統の安定化に貢献します。
■エナジーソリューション(エネルギーソリューション事業)
日本瓦斯がNICIGAS3.0の柱として位置づける事業領域で、ガス・電気の販売にとどまらず、ハイブリッド給湯器や太陽光パネル、蓄電池、EV充電器とスマートリモコンを組み合わせて、家庭ごとのエネルギー利用を設計・制御するサービスを指します。お客さまの暮らしの快適性を保ちながら、電源調達コストやCO₂排出を抑えることを目的としています。
■共創のスケールアップ/Scale-Up
日本瓦斯がトップメッセージで繰り返し用いる表現で、自社だけでなく同業他社や異業種、地域のステークホルダーと連携し、エネルギーインフラやオペレーション、デジタル技術の活用範囲を広げていくことを指します。エナジー宇宙のプラットフォームを開放することで「共創の輪」を広げ、その規模と影響力を一段引き上げていくという経営姿勢をまとめた言葉です。
2026年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
(注) ※は連結子会社に係る事項であります。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) *1 特定子会社に該当します。
*2 日本瓦斯運輸整備㈱は2025年10月1日付で㈱エナトラに名称変更しております。
3 連結子会社の主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
4 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。