ストーリー・沿革
サマリ
オリエントコーポレーション(オリコ)は、個品割賦・クレジットカード・銀行保証・決済・保証・リースを束ねる総合リテール金融グループ。強みは70年で培った加盟店ネットワークと顧客基盤、独自の与信力、正確な事務運営と回収力。近年は「認定包括信用購入あっせん業者」の枠組みと自社データ×AIを活かし、デジタル分割払い「ワケタラ」など“与信×テクノロジー”で新しい決済体験を拡張している。
過去
現在
未来
目指す経営指標
2029年度:経常利益500億円超、ROE12%以上、営業収益一般経費率50%台前半。
経営の最重要課題:「早期のPBR1倍超回復」。
トップメッセージの要約
PBR1倍超回復
与信×テクノロジー
デジタル分割払い「ワケタラ」
「アキカツローン」
用語解説
オリコの「デジタル分割払い」アプリ。自宅や店頭・ECで申し込みから決済まで完結でき、店頭ではアプリのQRを読み取り、金額と回数を入力して利用する。一度の申込後は、利用可能枠内なら繰り返し分割払いができるのが特徴。
■ デジタル分割払い
AI等を活用した与信により、スマホ等のデジタル手続きで分割払いを提供する仕組み。オリコは自社の与信力を活かし、新しい顧客体験価値として開発・展開している。
■ 性能規定与信
割賦販売法で認められた枠組みに基づき、企業独自の与信手法で迅速に審査する考え方。申込項目を減らせるため、従来より短時間で審査が完了し、顧客体験と加盟店の事務負担軽減に寄与する。
■ 認定包括信用購入あっせん業者
キャッシュレス・Fintech推進の規制緩和で設けられた制度。国の認定を受けた事業者は、所定の申告項目を求めずに独自与信で支払可能見込額を算定できる。オリコは厳しい条件をクリアし、約3年かけて認定を取得した。
■ 売掛金決済保証
法人・個人事業主(卸先)向けに、加盟店(卸元)の売掛金等を決済・保証するスキーム。オリコは立替金から加盟店手数料を徴収し、これが収益となる。
■ オリコフォレントインシュア(家賃決済保証)
入居者が保証人を探さずに契約できる賃貸保証の仕組み。同社グループの㈱オリコフォレントインシュアが連帯保証人となり、入居者からの保証料・手数料等が収益となる。
■ サーキュラーエコノミー(同社の文脈)
建築・住宅や自動車などの長期利用・再流通を金融面から後押しする取り組み。中古住宅やリフォーム、車両の長期利用を促す市場の循環を、与信力とネットワークで深耕する方針を指す。
■ アキカツローン
空き家を含む中古住宅の利活用を促すためのローンに関し、同社が保証機会の拡大を見込む分野。ビジネスパートナーと連携し、市場の循環促進を狙う。
■ ビジネスカード(同社の活用文脈)
中小企業の支払・請求・資金繰りの可視化とDXを進める起点として位置づけるカード。会計・資金繰りアプリ等と連携し、各種サービスをプラットフォーム上で展開する戦略の核となる。
沿革
2【沿革】
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1950年代 ~ 1970年代 |
1954年12月 1961年8月
1967年5月 1972年12月 1974年4月 1974年10月 1977年10月 1978年6月 1979年9月 |
協同組合広島クーポンを設立 広島信用販売株式会社を設立 協同組合広島クーポンと業務提携し、融資業務を開始 広島信販株式会社に商号変更 本社の新社屋を広島市中区幟町14番8号に建設移転 株式会社オリエントファイナンスと合併 広島証券取引所に上場 東京証券取引所市場第二部に上場 本社機構を東京都豊島区東池袋3丁目1番1号に移転 東京証券取引所市場第一部に上場 |
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1980年代 ~ 2000年代 |
1985年12月 1989年10月 1999年1月 2000年9月 2004年3月 2004年7月 2005年2月 2007年3月
2007年8月 2008年3月 |
現株式会社オリコビジネス&コミュニケーションズを設立 株式会社オリエントコーポレーションに商号変更 日本債権回収株式会社を設立 本社の新社屋を東京都千代田区麹町5丁目2番地1(現所在地)に建設移転 オリファサービス債権回収株式会社を設立 株式会社みずほ銀行と業務提携 伊藤忠商事株式会社と業務提携 株式会社CAL信用保証を設立 伊藤忠保険サービス株式会社に資本参加し、伊藤忠オリコ保険サービス株式会社に商号変更 東京証券取引所市場第二部へ指定替え 株式会社オリコオートリースを設立 |
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2010年代 |
2010年9月 2011年3月 2015年4月 2015年5月 2017年10月 2019年9月 |
株式会社みずほフィナンシャルグループの持分法適用関連会社となる 東京証券取引所市場第一部に復帰 株式会社オリコビジネスリースを設立 タイでOrico Auto Leasing(Thailand)Ltd.を設立 家賃保証会社を買収し株式会社オリコフォレントインシュアへ商号変更 フィリピンでOrico Auto Finance Philippines Inc.を設立 |
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2020年代 ~ |
2021年3月 2022年4月 2022年6月 2023年9月
2024年3月 2024年12月 2025年3月 |
インドネシアのオートローン会社を買収しPT Orico Balimor Financeへ商号変更 東京証券取引所の新市場区分「プライム市場」に移行 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 株式会社オリコオートリースを連結子会社化 株式会社オリコビジネスリースを連結子会社化 個品割賦事業会社を買収し株式会社オリコプロダクトファイナンスへ商号変更 空き家活用株式会社を持分法適用関連会社化 個人リース事業の運営会社を買収し株式会社オリコカーライフへ商号変更 |
(注)当社(オリエントコーポレーション)の設立年月日は1951年3月15日でありますが、当社は広島信販株式会社の株式額面変更(500円から50円に変更)のため、1974年4月1日を合併期日として広島信販株式会社を吸収合併し、同社の資産、負債及び権利・義務の一切を引継ぎ営業活動を全面的に承継いたしましたので、実質上の存続会社である広島信販株式会社の沿革より記載しております。
関係会社
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合(%) |
関係内容 |
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(連結子会社 18社) |
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(所有) |
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㈱CAL信用保証 |
東京都 千代田区 |
50 |
オートローン |
100.0 |
業務提携等 役員の兼務等 |
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㈱オリコプロダクトファイナンス |
東京都 千代田区 |
9,910 |
ショッピングクレジット オートローン |
100.0 |
資金の供給 業務提携 役員の兼務等 |
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㈱オリコオートリース |
東京都 台東区 |
240 |
オートリース |
65.9 |
資金の供給 業務提携 役員の兼務等 |
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Orico Auto Leasing (Thailand) Ltd. |
タイ バンコク |
1,587百万 タイバーツ |
オートローン |
100.0 (90.0) |
借入金に対する債務保証等 役員の兼務等 |
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Orico Auto Finance Philippines Inc. |
フィリピン マニラ |
600百万 フィリピン ペソ |
オートローン |
100.0 |
借入金に対する債務保証等 役員の兼務等 |
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PT Orico Balimor Finance |
インドネシアジャカルタ |
149,165百万 インドネシア ルピア |
オートローン |
51.0 |
借入金に対する債務保証等 役員の兼務等 |
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㈱オリコフォレント インシュア |
東京都 港区 |
391 |
家賃決済保証 |
100.0 |
資金の供給 業務提携等 役員の兼務等 |
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㈱オリコビジネスリース |
東京都 台東区 |
240 |
小口リース |
80.0 |
資金の供給 業務提携 役員の兼務等 |
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㈱オリコビジネス& コミュニケーションズ |
東京都 千代田区 |
100 |
商事物販・広告宣伝 |
100.0 |
業務委託等 役員の兼務等 |
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日本債権回収㈱ |
東京都 千代田区 |
700 |
債権管理回収 |
100.0 |
資金の供給 業務提携 役員の兼務等 |
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オリファサービス債権回収㈱ |
東京都 新宿区 |
500 |
債権管理回収 |
100.0 |
業務委託 役員の兼務等 |
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その他 7社 |
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(持分法適用関連会社 4社) |
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伊藤忠オリコ保険サービス㈱ |
東京都 港区 |
200 |
保険代理店業務 |
35.0 (35.0) |
業務提携等 役員の兼務等 |
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その他 3社 |
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(その他の関係会社) |
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(被所有) |
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㈱みずほフィナンシャル グループ (注)2 |
東京都 千代田区 |
2,256,767 |
金融持株会社 |
48.9 (48.9) |
- |
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㈱みずほ銀行 (注)2 |
東京都 千代田区 |
1,404,065 |
銀行業 |
48.8 |
資金の借入 業務提携等 |
(注)1.議決権の所有割合又は被所有割合の( )内は、間接所有割合又は間接被所有割合で内数であります。
2.有価証券報告書を提出しております。