2025.11.10更新
コーポレートストーリー
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
Integrated Report2025
サマリ
オリエントコーポレーション(オリコ)は、個品割賦・クレジットカード・銀行保証・決済・保証・リースを束ねる総合リテール金融グループ。強みは70年で培った加盟店ネットワークと顧客基盤、独自の与信力、正確な事務運営と回収力。近年は「認定包括信用購入あっせん業者」の枠組みと自社データ×AIを活かし、デジタル分割払い「ワケタラ」など“与信×テクノロジー”で新しい決済体験を拡張している。
過去
1954年「協同組合 広島クーポン」設立に始まり、割賦債権買取(現オート・ショッピング)、カード発行、銀行保証、みずほ銀行との包括提携などで領域を拡大した。
創業ののち、1969年に割賦債権買取を開始し(現オートローン・ショッピングクレジット)、同年にクレジットカード発行へと踏み出した。1983年には金融機関の個人向けローン保証を開始し(現・銀行保証)、1...
現在
個品割賦(オート・ショッピング)、カード・融資、銀行保証、売掛金決済保証・家賃決済保証、リース等を展開。与信力とネットワーク、正確な事務・回収力が独自性。
現在の収益は、割賦・カードでは手数料(分割・年会費・リボ等)、保証では保証料、決済・保証では加盟店手数料・保証料を主に得るモデル。B2Bでは売掛金決済保証やビジネスカードを軸に、会計・資金繰りアプリ等...
未来
「与信×テクノロジー」で“新たな金融シーンを創りだす先進企業”へ。5年で「オリコならではの金融モデル」を確立し、個人(デジタル分割払い)・法人(ビジネスカード/売掛保証)・サーキュラーを伸ばす。
新中期経営計画(2025~2029年度)は、前半3年で事業構造改革を完遂・基盤固め、後半2年で優位分野のシェア拡大と収益加速へ。重点は①新たな体験価値で個人エンゲージメント強化(デジタル分割払いの本格...
目指す経営指標
2027年度:経常利益250億円超、ROE7.5%以上、営業収益一般経費率60%未満。
2029年度:経常利益500億円超、ROE12%以上、営業収益一般経費率50%台前半。
経営の最重要課題:「早期のPBR1倍超回復」。
2029年度:経常利益500億円超、ROE12%以上、営業収益一般経費率50%台前半。
経営の最重要課題:「早期のPBR1倍超回復」。
トップメッセージの要約
「サイロ化」の解消
PBR1倍超回復
与信×テクノロジー
デジタル分割払い「ワケタラ」
「アキカツローン」
PBR1倍超回復
与信×テクノロジー
デジタル分割払い「ワケタラ」
「アキカツローン」
代表取締役社長 梅宮 真は、就任前後に見た強みとして、個品割賦加盟店網、顧客基盤、高度な審査力、正確な事務処理、寄り添う回収力を挙げ、「金融シーンを変革できる可能性」を語る。一方でIR不足や「サイロ化...
専門用語
■ ワケタラ
オリコの「デジタル分割払い」アプリ。自宅や店頭・ECで申し込みから決済まで完結でき、店頭ではアプリのQRを読み取り、金額と回数を入力して利用する。一度の申込後は、利用可能枠内なら繰り返し分割払いができるのが特徴。
■ デジタル分割払い
AI等を活用した与信により、スマホ等のデジタル手続きで分割払いを提供する仕組み。オリコは自社の与信力を活かし、新しい顧客体験価値として開発・展開している。
■ 性能規定与信
割賦販売法で認められた枠組みに基づき、企業独自の与信手法で迅速に審査する考え方。申込項目を減らせるため、従来より短時間で審査が完了し、顧客体験と加盟店の事務負担軽減に寄与する。
■ 認定包括信用購入あっせん業者
キャッシュレス・Fintech推進の規制緩和で設けられた制度。国の認定を受けた事業者は、所定の申告項目を求めずに独自与信で支払可能見込額を算定できる。オリコは厳しい条件をクリアし、約3年かけて認定を取得した。
■ 売掛金決済保証
法人・個人事業主(卸先)向けに、加盟店(卸元)の売掛金等を決済・保証するスキーム。オリコは立替金から加盟店手数料を徴収し、これが収益となる。
■ オリコフォレントインシュア(家賃決済保証)
入居者が保証人を探さずに契約できる賃貸保証の仕組み。同社グループの㈱オリコフォレントインシュアが連帯保証人となり、入居者からの保証料・手数料等が収益となる。
■ サーキュラーエコノミー(同社の文脈)
建築・住宅や自動車などの長期利用・再流通を金融面から後押しする取り組み。中古住宅やリフォーム、車両の長期利用を促す市場の循環を、与信力とネットワークで深耕する方針を指す。
■ アキカツローン
空き家を含む中古住宅の利活用を促すためのローンに関し、同社が保証機会の拡大を見込む分野。ビジネスパートナーと連携し、市場の循環促進を狙う。
■ ビジネスカード(同社の活用文脈)
中小企業の支払・請求・資金繰りの可視化とDXを進める起点として位置づけるカード。会計・資金繰りアプリ等と連携し、各種サービスをプラットフォーム上で展開する戦略の核となる。
オリコの「デジタル分割払い」アプリ。自宅や店頭・ECで申し込みから決済まで完結でき、店頭ではアプリのQRを読み取り、金額と回数を入力して利用する。一度の申込後は、利用可能枠内なら繰り返し分割払いができるのが特徴。
■ デジタル分割払い
AI等を活用した与信により、スマホ等のデジタル手続きで分割払いを提供する仕組み。オリコは自社の与信力を活かし、新しい顧客体験価値として開発・展開している。
■ 性能規定与信
割賦販売法で認められた枠組みに基づき、企業独自の与信手法で迅速に審査する考え方。申込項目を減らせるため、従来より短時間で審査が完了し、顧客体験と加盟店の事務負担軽減に寄与する。
■ 認定包括信用購入あっせん業者
キャッシュレス・Fintech推進の規制緩和で設けられた制度。国の認定を受けた事業者は、所定の申告項目を求めずに独自与信で支払可能見込額を算定できる。オリコは厳しい条件をクリアし、約3年かけて認定を取得した。
■ 売掛金決済保証
法人・個人事業主(卸先)向けに、加盟店(卸元)の売掛金等を決済・保証するスキーム。オリコは立替金から加盟店手数料を徴収し、これが収益となる。
■ オリコフォレントインシュア(家賃決済保証)
入居者が保証人を探さずに契約できる賃貸保証の仕組み。同社グループの㈱オリコフォレントインシュアが連帯保証人となり、入居者からの保証料・手数料等が収益となる。
■ サーキュラーエコノミー(同社の文脈)
建築・住宅や自動車などの長期利用・再流通を金融面から後押しする取り組み。中古住宅やリフォーム、車両の長期利用を促す市場の循環を、与信力とネットワークで深耕する方針を指す。
■ アキカツローン
空き家を含む中古住宅の利活用を促すためのローンに関し、同社が保証機会の拡大を見込む分野。ビジネスパートナーと連携し、市場の循環促進を狙う。
■ ビジネスカード(同社の活用文脈)
中小企業の支払・請求・資金繰りの可視化とDXを進める起点として位置づけるカード。会計・資金繰りアプリ等と連携し、各種サービスをプラットフォーム上で展開する戦略の核となる。