2026.06.02更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合レポート2025

サマリ

NECキャピタルソリューションは、NEC製品の販売金融を起点に発展した金融サービス会社です。ICT機器に関する豊富な知見と官公庁・自治体との強固な顧客基盤を強みに、リース、ファイナンス、インベストメントを展開しています。現在は「Capital Solution」を軸に、資源循環や再生可能エネルギー、ICT資産管理などを通じて「次世代循環型社会」を目指しています。2024年にはSBI新生銀行グループの一員となり、金融機能と顧客基盤を広げながら成長を加速しています。

目指す経営指標

・2026年3月期に親会社株主に帰属する当期純利益100億円
・2026年3月期にROA0.9%
・2026年3月期にROE8%
・2026年3月期までに官公庁・自治体の成約高累計4,000億円
・2026年3月期までにリース満了品処理台数累計70万台
・2026年3月期までに再生可能エネルギー発電容量累計100MW
・2041年3月期までに連結ベースScope1+2実質ゼロ

用語解説

■Capital Solution(キャピタルソリューション)
NECキャピタルソリューションが掲げる事業コンセプトです。単なるリースや融資の提供ではなく、顧客が保有する設備・資産・資金・事業課題に対して、金融機能と事業支援を組み合わせて最適な解決策を提供する考え方を指します。

■次世代循環型社会をリードするSolution Company
同社のグループビジョン2030です。リース満了品の再利用、再生可能エネルギー事業、資源循環型サービスなどを通じて、資源を有効活用する循環型経済の実現を目指す企業像を表しています。

■CSV(共通価値の創造)
「Creating Shared Value」の略称です。同社では、企業の利益追求と社会価値の創出を両立させる考え方として位置付けています。顧客や地域社会の課題解決に取り組みながら、自社の成長につなげる経営方針を指します。

■ICT機器のライフサイクルマネジメントサービス
ICT機器の導入から運用、保守、回収、再利用、処分までを一貫して支援するサービスです。機器の有効活用と資源循環を促進し、顧客の管理負担軽減や環境負荷低減に貢献しています。

■リサ・パートナーズ
NECキャピタルソリューショングループの中核的な投資・金融サービス会社です。不動産や事業再生、投資事業などを手掛けており、同社がリース会社から総合金融サービス企業へ発展するうえで重要な役割を担っています。

■NCSアールイーキャピタル
NECキャピタルソリューショングループの戦略子会社です。再生可能エネルギー関連事業への投融資や太陽光発電設備の導入支援を行い、脱炭素社会の実現と循環型経済の推進を担っています。

■ウェアハウジング事業
顧客やベンダーが保有する機器や設備を同社が一時的に取得し、必要なタイミングで再販売・リース提供する仕組みです。顧客の資金効率向上や在庫負担軽減を支援する同社独自の金融サービスの一つです。

■ベンダーソリューション領域
メーカーや販売会社(ベンダー)と連携し、販売促進や資金調達支援を行う事業領域です。リースやファイナンスを組み合わせることで、ベンダーの販売機会拡大と顧客の設備導入を支援しています。

■PFI・PPP事業
国や自治体が整備する公共施設や社会インフラに民間資金や民間ノウハウを活用する事業です。同社は金融機能や事業運営ノウハウを提供し、公共サービスの効率化や地域活性化を支援しています。

■再生PCサービス
リース契約終了後のパソコンを回収し、データ消去や整備を行ったうえで再利用するサービスです。ICT機器の循環利用を促進し、廃棄物削減や資源の有効活用につなげています。

■オンサイトPPA事業
顧客施設の敷地内に太陽光発電設備を設置し、発電した電力を利用してもらう事業です。顧客は初期投資を抑えながら再生可能エネルギーを導入でき、同社は脱炭素社会の推進に貢献しています。

■GIGAスクール構想
全国の児童生徒に1人1台端末と高速ネットワーク環境を整備する国の教育政策です。同社はICT機器の調達やリースを通じて教育現場のデジタル化を支援しています。

■「二刀流」戦略
統合レポート内で示された表現です。従来から強みを持つNECとの協業を維持しながら、SBI新生銀行グループとの連携によって新たな金融市場を開拓する成長戦略を意味しています。NECの顧客基盤とSBI新生銀行グループの金融機能の双方を活用する点が特徴です。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

年月

事項

1978年11月

日本サテライトテレコミュニケーションズ株式会社を日本電気リース株式会社と商号変更し、同年12月本社を東京都港区芝五丁目37番8号、営業所(現関西支店)を大阪に置き、情報処理機器、通信機器を中心にリース事業の営業を開始

1980年11月

福岡営業所(現九州支店)を開設  その後主要都市に支店、営業所等を開設

1983年4月

ファクタリング事業の営業開始

1997年4月

資産担保証券(ABS)を発行し、資金調達多様化の開始

1998年4月

株式の額面金額変更のため、日電海外エンジニアリング株式会社と合併
旧日電海外エンジニアリング株式会社が、旧日本電気リース株式会社を吸収合併し、同日商号を変更

1999年12月

環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得

2002年2月

「エヌイーシーリース株式会社」に商号を変更

2004年6月

「NECリース株式会社」に商号を変更

2005年2月

東京証券取引所市場第二部に上場

2006年3月

東京証券取引所市場第一部に上場

情報セキュリティマネジメントシステム「ISO27001」の認証を取得

2007年10月

NLアセットサービス株式会社(現連結子会社、現キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社)を設立

2008年4月

リブートテクノロジーサービス株式会社(現連結子会社、現キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社)を設立

2008年11月

「NECキャピタルソリューション株式会社」に商号を変更

2010年12月

株式会社リサ・パートナーズの株式を取得し、同社を連結子会社化

2011年2月

「金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律」に基づく特定金融会社等の登録

2012年4月

「NLアセットサービス株式会社」を「キャピテック株式会社」(現キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社)に商号を変更

 

イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合(現連結子会社)を設立

2012年12月

シンガポールに現地法人NEC Capital Solutions Singapore Pte.Limited(現連結子会社)を設立

2013年11月

本社を東京都港区港南に移転

2013年12月

マレーシアに現地法人NEC Capital Solutions Malaysia Sdn. Bhd.(現連結子会社)を設立

2015年10月

「リブートテクノロジーサービス株式会社」が「キャピテック株式会社」を吸収合併し、
「キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社」(現連結子会社)に商号を変更

2018年9月

品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証を取得(現東日本官公社会システム営業本部、現西日本官公社会システム営業本部)

2020年4月

プライバシーマークを取得

2020年11月

米国のNEC Financial Services, LLCの全持分を取得し、同社を連結子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2024年7月

NCSアールイーキャピタル株式会社(現連結子会社)を設立

2024年10月

株式会社SBI新生銀行の持分法適用関連会社に移行

2026年1月

株式会社キーストーンの株式を取得し、同社を連結子会社化

 

関係会社

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有(又は被所有)割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

NCSアールイーキャピタル株式会社 (注)2、6 

東京都
港区

500

リース事業

ファイナンス事業

その他の事業

100.0

役員の兼任有り
資金の貸付

キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社

東京都
港区

100

リース事業

100.0

中古ICT関連機器の再生及び売却、管理サービスの委託

匿名組合広野東町住宅 (注)2

東京都

港区

430

リース事業

―

―

株式会社リサ・パートナーズ

東京都
港区

100

インベストメント事業

99.9

資金の貸付

リサ企業再生債権回収株式会社  (注)2、4

東京都
港区

500

インベストメント事業

100.0

〔100.0〕

―

株式会社リサ投資顧問 (注)4

東京都
港区

100

インベストメント事業

100.0

〔100.0〕

―

リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド4号投資事業有限責任組合 (注)2

東京都
港区

16,124

インベストメント事業

―

―

広島リサ地域活性化ファンド投資事業有限責任組合 (注)2

東京都
港区

1,540

インベストメント事業

―

―

RISA Vertex Venture Fund LP (注)2

Singapore

12,408

インベストメント事業

―

―

リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド5号投資事業有限責任組合 (注)2

東京都

港区

14,248

インベストメント事業

―

―

匿名組合Rレジデンス1号 

(注)2

東京都

港区

7,500

インベストメント事業

―

―

リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド6号投資事業有限責任組合 (注)2

東京都

港区

6,177

インベストメント事業

―

―

リサRT債権回収株式会社 

(注)2、4、7

東京都

港区

500

インベストメント事業

100.0

〔100.0〕

―

帯広事業承継ファンド1号投資事業有限責任組合 (注)2

東京都

港区

820

インベストメント事業

―

―

株式会社R-ファンド9号 

(注)2、4

東京都

港区

1,591

インベストメント事業

100.0

〔100.0〕

―

イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合 (注)2

東京都
港区

3,800

インベストメント事業

―

組合管理の受託

価値共創ベンチャー有限責任事業組合 (注)2

東京都
港区

1,055

インベストメント事業

―

―

価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合 (注)2

東京都

港区

1,809

インベストメント事業

―

組合管理の受託

NVC1号有限責任事業組合 (注)2

東京都

港区

5,005

インベストメント事業

―

―

シリウス・ソーラー・ジャパン17合同会社

東京都
港区

0

その他の事業

―

―

Mega Solar1414-L合同会社 (注)2

東京都
港区

513

その他の事業

―

―

匿名組合低圧セカンダリー太陽光 (注)2

東京都
港区

430

その他の事業

―

―

株式会社キーストーン(注)8

東京都
港区

48

その他の事業

100.0

アドバイザリー業務の受託

 

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有(又は被所有)割合(%)

関係内容

NEC Capital Solutions Singapore  Pte. Limited (注)2

Singapore

SGD 百万
26

リース事業
ファイナンス事業

100.0

役員の兼任有り

資金の貸付

業務委託

NEC Capital Solutions Malaysia  Sdn. Bhd. (注)2

Kuala Lumpur,

Malaysia

MYR 百万
30

リース事業
ファイナンス事業

100.0

役員の兼任有り

債務保証

NEC Capital Solutions America, Inc. (注)2

New Jersey,
U.S.A.

USD 百万
45

リース事業
ファイナンス事業

100.0

役員の兼任有り
資金の貸付

NEC Financial Services, LLC (注)2、4

New Jersey,
U.S.A.

USD 百万
32

リース事業
ファイナンス事業

100.0

〔100.0〕

役員の兼任有り

資金の貸付

債務保証

上記の他、53社の連結子会社があります。

(持分法適用非連結子会社)

 

 

 

 

 

NEC Capital Solutions(Thailand) Ltd. (注)4、5

Bangkok,
Thailand

THB 百万
98

リース事業
ファイナンス事業

100.0

〔0.0〕

―

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

エナジーアンドパートナーズ株式会社 (注)4

東京都
中央区

120

その他の事業

39.0

〔39.0〕

太陽光発電設備のリース

株式会社ホロニック

兵庫県
神戸市

50

その他の事業

16.3

資本業務提携

上記の他、40社の持分法適用関連会社があります。

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

株式会社SBI新生銀行 (注)3

東京都
中央区

178,507

銀行業

(43.4)

資金の貸付、不動産ノンリコースローンのシンジケーション取引等

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称等を記載しております。

2.特定子会社であります。

3.有価証券報告書の提出会社であります。

4.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の〔内書〕は間接所有であります。

5.当社は、2022年3月30日開催の取締役会において、NEC Capital Solutions (Thailand) Ltd.を清算することを決議しました。必要な手続きが完了次第、同社は清算結了となる予定です。

6.当社は、2025年4月1日付で、当社の不動産関連事業及び再生可能エネルギー関連事業等について、NCSアールイーキャピタル株式会社を承継会社とする吸収分割を行いました。

7.当社は、2025年12月26日開催の取締役会において、当社連結子会社であるリサRT債権回収株式会社の全株式をSBIアルヒ株式会社に売却することを決議し、同日付けで株式譲渡契約を締結しております。

  当該株式譲渡実行日(2026年7月1日)以降、同社は連結の範囲から除外される予定です。

8.当社は、2026年1月30日付で株式会社キーストーンの株式を取得し、連結子会社としました。