2026.05.20更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

住友不動産は、住友グループ430年の事業精神を受け継ぐ総合デベロッパーとして、「信用と創造」と「より良い社会資産を創造し、それを後世に残していく」を軸に、東京都心の再開発で「土地を創る力」を磨き、オフィスビル・住宅・仲介など4つの主力事業と東京・ムンバイのプライム資産への投資で、都市とともに持続的な成長と新しい価値創造を狙う企業。

目指す経営指標

・2027年3月期までに経常利益3,000億円を達成(第十次中期経営計画で1年前倒し設定)
・第十次中計3か年累計で経常利益9,000億円、当期純利益6,500億円を目標
・今後10年の長期展望として経常利益4,000億円超を目指す
・2028年3月期末までに政策保有株式簿価の株主資本比率10%以下、株式の時価ベースで純資産比率20%以下に縮減
・配当性向35%到達まで年15円以上の累進配当を継続し、2028年3月期までに年間配当115円を計画
・10年総額2.5兆円の成長投資のうち、東京都心再開発とインド・ムンバイへの投資に7,000億円+1.0兆円を配分

用語解説

■文殊院旨意書
住友グループの源流とされる商いの心得書で、住友初代・政友(文殊院)が家人に示したものです。「誠心誠意つくす」「浮利に走らない」「自分の利益と社会の利益を一体で生み出す」といった考え方を説き、住友不動産グループの経営理念や行動の根っこになっています。

■自利利他 公私一如
「自分の利益と他人・社会の利益は一体」「公と私を分けて考えず、どちらも大事にする」という住友の事業精神を表す言葉です。住友不動産グループは、この考え方を踏まえ、企業としての利益だけでなく、街や社会にとっての価値も同時に生み出すことを目標に事業を進めています。

■信用と創造
住友不動産のコーポレートスローガンです。何よりも取引先や地域との「信用」を大切にし、「浮利を追わず」時間をかけて新しい企業価値を「創造」するという姿勢を示しています。単に建物を建てるのではなく、長く求められる街やサービスをつくるというデベロッパーとしての誇りを込めた言葉です。

■より良い社会資産を創造し、それを後世に残していく
住友不動産グループが掲げる「基本使命」です。オフィスビル、マンション、注文住宅、リフォームなどを通じて、将来世代にとっても価値のある建物や街(社会資産)をつくり、長期にわたって維持・活用していくという意思を表しています。短期の売却益ではなく、長く残る資産づくりを優先する考え方です。

■災害に強い/環境にやさしい/地域とともに/人にやさしい
住友不動産グループが価値創造とESG経営の柱としている4つの重要課題(マテリアリティ)です。「災害に強い」は木造密集地の解消や免震・制振構造の採用などによる防災性向上、「環境にやさしい」は省エネ設備や都市緑化などで環境負荷を減らす取り組み、「地域とともに」は地域と共創するまちづくりやタウンマネジメント、「人にやさしい」はバリアフリーやユニバーサルデザインといった誰もが使いやすい街づくりを指します。

■土地を創る力
東京都心のように大規模な空き地が少ないエリアで、多数の地権者と時間をかけて合意形成を図り、再開発や都市開発を実現していく力を指します。バラバラに所有されている土地をまとめ、道路や公園も含めて街全体を再設計することで、新しい事業用地を生み出す同社ならではの開発力として位置づけられています。

■土地を創り出すメーカー
住友不動産が自らを表現するときに用いる言い回しで、「土地を創る力」を持つデベロッパーであることを強調する言葉です。単に既存の土地を買って建物を建てるのではなく、権利調整や再開発を通じて新たな土地の価値そのものを「製造」する会社だという自負を込めています。

■プライム資産
住友不動産が「金の卵を産む鶏」と表現する、東京都心などにある希少性の高いオフィスビルや高級賃貸マンション(ラ・トゥールなど)を指します。立地・規模・スペックの面で今後も入手が難しいと考えられる物件群で、同社は成長投資によってこれらプライム資産を積み上げ、安定的かつ成長性の高い収益源として位置づけています。

■六本木五丁目西地区再開発
港区六本木で進めている、日本最大級の再開発プロジェクトです。地上66階・高さ約327メートルのオフィス主体のタワーと、住宅約1,000戸、ホテル、商業施設などを備えた総延床約108万平方メートル規模の計画で、総事業費は8,000億円規模とされています。周辺開発との相乗効果により、東京駅周辺「大丸有」地区に匹敵する都心中核エリアへの発展を狙う、同社の基幹プロジェクトです。

■BKC地区/BKC第1号物件/ワーリー複合開発
インド・ムンバイで同社が展開する大規模開発のキーワードです。BKC地区はオフィス賃料が東京・丸の内に近い水準まで上昇している新都心ビジネスエリアで、住友不動産はここで複数の賃貸オフィスビル計画(BKC第1~4号計画)を進めています。第1号物件は国際水準の高スペックビルとして評価され、東京都心最高水準相当の賃料での入居が内定しています。ワーリー複合開発は、ムンバイのワーリー地区で進める約31万坪規模の複合用途プロジェクトで、インドにおけるもう一つの成長エンジンと位置づけられています。

■新築そっくりさん
住友不動産ハウジングが展開する大規模リフォームのブランド名です。既存の住宅の骨組みを生かしつつ耐震補強や断熱性能向上を行い、間取りや内装も含めて「新築のような」住まいに再生するサービスです。建て替えに比べて工期や廃棄物、CO₂排出を抑えながら、個々の住宅の価値を高める同社ならではの事業として位置づけられています。

■ステップ事業
住友不動産ステップが担う、中古住宅仲介を中心とした事業セグメントです。買取転売などの在庫を持つビジネスには踏み込まず、あくまで仲介の専門家として売主と買主の間に立つスタイルを重視しているのが特徴です。公正で透明性の高い取引を徹底し、「お客様のために」を合言葉に、中古住宅ストックの流通を支える役割を担っています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

1949年12月

財閥解体により株式会社住友本社を継承する会社として設立 (当時は泉不動産株式会社と称する)

1957年5月

住友不動産株式会社に商号変更

1963年4月

清算中の株式会社住友本社を吸収合併

1964年4月

大阪支店を開設

1964年8月

「浜芦屋マンション」(兵庫県神戸市)分譲 (マンション分譲事業に進出)

1970年10月

東京・大阪証券取引所に株式上場

1972年5月

住友不動産カリフォルニア(連結子会社)設立

1973年7月

住友不動産建物サービス株式会社(連結子会社)設立

1974年3月

「新宿住友ビル」(東京都新宿区)竣工

1974年6月

本社を東京住友ビル(東京都千代田区)から新宿住友ビルに移転

1975年3月

住友不動産販売株式会社(連結子会社)設立

1978年2月

株式会社琵琶湖リゾートクラブ(現:住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社)(連結子会社)設立

1980年8月

住友不動産シスコン株式会社(連結子会社)設立

1982年9月

「新宿NSビル」(東京都新宿区)竣工

1982年10月

本社を新宿住友ビルから新宿NSビルに移転

1982年11月

「広尾ガーデンヒルズ」(東京都渋谷区)分譲開始 (共同事業)

1986年9月

住友不動産フィットネス株式会社(現:住友不動産エスフォルタ株式会社)(連結子会社)設立

1995年10月

規格住宅「アメリカンコンフォート」事業を開始

1996年4月

新建替えシステム「新築そっくりさん」事業を開始

1998年6月

住友不動産販売株式会社(連結子会社)が東京証券取引所に株式上場

1999年3月

不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化ファンド「SURFシリーズ」発売 ※2019年10月事業終了

1999年6月

商業用不動産で国内初の公募証券化実施 (サムクエスト社債)

2002年10月

「泉ガーデンタワー」(東京都港区)竣工

2003年4月

定価制都市型住宅「J・URBAN」シリーズ発売開始

2004年5月

「WORLD CITY TOWERS」(東京都港区)分譲開始

2008年4月

住友不動産ベルサール株式会社(連結子会社)設立

2011年10月

「総合マンションギャラリー」新規開設(秋葉原・新宿・渋谷・池袋・田町) ※現在12か所

2014年12月

分譲マンションで初の年間供給戸数日本一達成 (2014年~2019年まで6年連続)

2015年4月

「東京日本橋タワー」(東京都中央区)竣工

2015年9月

「新築そっくりさん」事業の累計受注棟数10万棟突破

2016年10月

「住友不動産六本木グランドタワー」(東京都港区)竣工

2017年2月

住友不動産商業マネジメント株式会社(連結子会社)(2020年1月商号変更)設立

2017年6月

住友不動産販売株式会社上場廃止 (完全子会社化)

2019年1月

インド事業会社 Goisu Realty Pvt. Ltd.設立

2019年7月

インド・ムンバイ 新都心「BKC地区」で第1号物件用地取得

2020年6月

「新宿住友ビル」(東京都新宿区)リニューアル・全天候型イベント空間「三角広場」完成

2021年6月

「新築そっくりさん」事業25周年(4月)、累計受注棟数15万棟突破

2021年9月

住友不動産販売株式会社の不動産仲介新サービス「ステップオークション」を開始

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

2022年11月

インド・ムンバイ 新都心「BKC地区」で第2号物件用地取得

2023年1月

羽田空港直結複合施設「羽田エアポートガーデン」(東京都大田区)全面開業

2023年2月

「住友不動産東京三田ガーデンタワー」(東京都港区)竣工

2023年10月

インド・ムンバイ中心部 「ワーリー地区」で延床100万㎡超の大規模複合開発用地取得

2025年4月

「新築そっくりさん」、「注文住宅」事業を会社分割(吸収分割)により、住友不動産ハウジング株式会社(新規設立)に承継・分社化 (新規設立連結子会社)

2025年4月

住友不動産販売株式会社を住友不動産ステップ株式会社に商号変更

2025年5月

インド・ムンバイ 新都心「BKC地区」で第3号、第4号物件用地取得

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
又は出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

住友不動産ハウジング㈱(注2)

東京都新宿区

3,000

ハウジング事業

 100

同社に事務所を賃貸しております。

職員の兼任 2名

住友不動産ステップ㈱(注3)

東京都新宿区

2,970

ステップ事業

 100

当社分譲物件の販売を委託しております。また、同社に事務所を賃貸しております。

職員の兼任 1名

住友不動産建物サービス㈱

東京都新宿区

300

不動産販売事業

100

当社分譲・賃貸物件の管理を委託しております。また、同社に事務所を賃貸しております。
職員の兼任 1名

住友不動産シスコン㈱

東京都新宿区

70

不動産販売事業

100

当社分譲・賃貸物件の内外装工事を発注しております。また、同社に事務所を賃貸しております。
職員の兼任 2名

住友不動産
ヴィラフォンテーヌ㈱

東京都新宿区

50

不動産賃貸事業

100

同社にホテル・事務所を賃貸しております。

住友不動産ベルサール㈱

東京都新宿区

50

不動産賃貸事業

100

同社にイベントホール・会議室・事務所を賃貸しております。
職員の兼任  1名

住友不動産商業マネジメント㈱

東京都新宿区

50

不動産賃貸事業

100

同社に商業施設・事務所を賃貸しております。
職員の兼任 2名

住友不動産エスフォルタ㈱

東京都新宿区

50

その他の事業
(フィットネスクラブ)

100

同社に店舗・事務所を賃貸しております。

住友不動産
カリフォルニアインク(注4)

California U.S.A.

US.$

162,771千

不動産賃貸事業

100

職員の兼任  3名

エスエフ目黒開発特定目的
会社(注4)

東京都新宿区

15,265

不動産賃貸事業

-

同社から賃貸住宅・事務所を賃借しております。また、同社に優先出資をしております。

その他39社

 

 

 

 

 

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

   2 2025年4月1日付で当社の完成工事事業(現ハウジング事業)を住友不動産ハウジング㈱へ会社分割(吸収分割)により承継し、同社を当連結会計年度より連結の範囲に含めております。

3 住友不動産ステップ㈱は、2025年4月1日に住友不動産販売㈱から商号変更しております。

4 特定子会社に該当しております。

5 住友不動産ハウジング㈱の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)は、連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報における「ハウジング事業」の売上高に占める当該連結子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む)の割合が100分の90を超えるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。