2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    922名(単体) 3,718名(連結)
  • 平均年齢
    43.0歳(単体)
  • 平均勤続年数
    14.0年(単体)
  • 平均年収
    5,377,389円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    3.7%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1)【人財戦略に関する基本方針等】

当社グループの人財戦略の詳細は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (3)人的資本・多様性」をご参照ください。

また、当社グループは、「従業員の成長が持続的な企業価値向上の源泉である」との考え方のもと、従業員のエンゲージメント向上と優秀な人財の確保・定着を図る給与体系を目指しております。

従業員の給与額およびその内容は、個人の「役割(職務の大きさ)」および「発揮された能力・成果」を勘案して決定するようにしております。

 

基本給:各職位や職能等級において求められる役割や職務遂行能力に基づき、決定しております。また、労働市場の賃金水準や物価動向を総合的に勘案し、ベースアップや初任給の引き上げを機動的に実施しております。

 

賞 与:業績への貢献度を反映させるため、会社全体の連結業績(営業利益等)および個人・部門ごとの目標達成度(評価結果)に連動して支給額を決定しております。

 

(2)【従業員の状況】

①連結会社の状況

 

2026年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

貨物自動車運送事業

1,073

[51]

センター事業

1,147

[1,781]

その他事業

1,165

[36]

全社(共通)

333

[10]

合計

3,718

[1,878]

(注)1.従業員は就業人員であり、臨時従業員数は年間の平均人員を[ ]内に外数で記載しております。

2.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属しているものであります。

 

②提出会社の状況

 

 

 

 

 

 

 

2026年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢

平均勤続年数

平均年間給与(円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率

(%)

922

[1,659]

43歳

0か月

14年

1か月

5,377,389

3.7

 

セグメントの名称

従業員数(人)

貨物自動車運送事業

325

[33]

センター事業

532

[1,618]

その他事業

9

[4]

全社(共通)

56

[4]

合計

922

[1,659]

(注)1.従業員は就業人員であり、臨時従業員数は年間の平均人員を[ ]内に外数で記載しております。

2.平均年間給与(税込)は、基準外給与および賞与を含んでおります。

3.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属しているものであります。

 

③労働組合の状況

当社の労働組合は、「日本ロジテム労働組合」と称し、1946年9月1日に結成され、2026年3月31日現在の組合員数は788人であります。また、一部の連結子会社において、各社独立した労働組合が組織されております。

 

④男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の額の差異

a.提出会社

当事業年度

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)1.

労働者の男女の賃金の額の差異(%)

(注)2.

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

41.7

62.0

77.6

90.8

 

b.連結子会社

当事業年度

名称

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)1.

労働者の男女の賃金の額の差異(%)

(注)2.

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

阪神ロジテム㈱

75.0

69.7

80.9

91.1

(注)1.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。有期労働者については、正規雇用労働者の所定労働時間(1日8時間)で換算した人員数を基に平均年間賃金を算出しています。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

(1)サステナビリティ全般

当社グループは、物流価値の創造による持続可能な社会の実現をめざしています。その実現に向けて、多様性のある創意にあふれた人財育成や組織づくりを行うとともに、持続可能なサプライチェーンの強化に取り組んでおります。さらに、すべての事業活動において基本的人権を尊重し、社員、取引先、地域社会を含むすべてのステークホルダーに対して責任を果たすことを重要な使命と考えております。

また、「人財価値の向上」「取引先との協働」「環境への配慮」「リスク管理の強化」の4つをマテリアリティに掲げ、社員と家族、取引先、地域社会など全てのステークホルダーを尊重するとともに、地球環境問題に関しては、カーボンニュートラルに向けた取り組みや、生物多様性への配慮など環境負荷とリスクの低減を意識した事業を推進することにより、よりよい未来の創造に貢献してまいります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

①サステナビリティ推進体制とガバナンスについて

当社グループは、2023年度にCSR本部を設け、その下部組織としてサステナビリティ推進部を設けております。また、当社グループにおけるサステナブル経営を推進するために、代表取締役副社長を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」を定期的に開催しており、その活動のなかで2024年度に「サステナビリティ・マニュアル」を定め、サステナブル経営の意識浸透を図っております。また、年1回「サステナビリティ・レポート」を作成し、サステナブル経営の取り組みについて開示を行っております。

当委員会では、サステナビリティに関わる課題への対応やリスク管理を行い、重要な事項は取締役会へ付議・報告することで経営の実効性を確保しております。

 

サステナビリティ推進体制(ガバナンス)

 

②リスク管理について

当社グループでは、サステナビリティ推進委員会においてサステナビリティに関連するリスクの管理を行っております。当委員会では、マテリアリティに基づくテーマごとの分科会を開催しており、リスクマネジメント委員会の活動とあわせ、リスクの特定やモニタリング、低減に取り組んでおります。

 

(2)気候変動への対応

当社グループでは、気候変動への対応を重要な経営課題として捉えております。そのため、マテリアリティの一つに「環境への配慮」を掲げ、温室効果ガス排出量削減と大気汚染物質削減の目標を定めております。この取り組みをより具体化するために、2025年度はScope1、2、3の排出量を算定し、現状把握を行いました。今後はより精度の高い排出量算定や、排出量減少に向けた取り組みについて情報収集や検討を行い、課題解決に向けた施策を実施します。なお、2025年度の取り組みとして、BEV(バッテリー式電気)トラックを1台導入しております。

当社グループはこれらの活動を通じて、2050年のカーボンニュートラルに向けて取り組んでまいります。

 

(3)人的資本・多様性

①戦略

当社グループは、物流価値の創造を通じて社会に貢献することを使命とし、「日本一信頼される企業グループ」を目指しております。その実現のためには、あらゆる活動の根幹であり競争力の源泉である「人財」の力を最大化することが不可欠であると考えております。社員一人ひとりが個性や能力を活かして会社と共に成長し、多様化するニーズに的確に応えられる組織を構築するため、以下の方針に基づき人財の育成強化およびエンゲージメントの向上に取り組んでおります。

 

(人財方針)

企業を取り巻く環境がめまぐるしく変化する中で、当社グループは企業価値を高め、持続的な成長を目指すため、2024年に「サステナビリティ基本方針」を制定し、これに基づき「人財方針」を策定いたしました。

この方針を踏まえ、以下の5つの指針を柱として、心理的安全性の確保やハラスメント防止、アンコンシャス・バイアス教育などを通じた多様性への理解促進と、誰もが働きやすい職場環境の整備を進めております。さらに、従来の集合型研修に加え、多言語対応のイーラーニングを併用するなど、多様な属性を持つ全ての社員が学びを通じて成長し、意欲的に働ける環境づくりに向けて取り組んでおります。

 

1.学ぶ機会の提供

事業活動を通じてステークホルダーの期待に応え、社会に貢献できるよう、役員およびすべての社員に対して、学び、成長する機会を積極的に提供します。

2.キャリア形成の支援

一人ひとりの個性を尊重し、中長期的な視野でのキャリア形成を支援します。

3.学び続ける組織風土の醸成

自ら研鑽し、互いに学び合う組織風土を醸成します。

4.多様な意見の尊重

社員が互いの価値観や考え方を尊重しあい、自由に意見を出しあえる組織風土を醸成します。

5.社内環境の整備

年齢、性別、性的指向や性自認、国籍、障がいの有無、採用・雇用形態の違い等にかかわらず、一人ひとりの社員にとって働きやすい職場環境と、公正な処遇・制度を構築します。

 

(中期経営計画2028における重点的な取り組み)

当社グループは、従来より「人財力の強化」を経営の重要事項として継続的に取り組んでおります。2026年度を初年度とする「中期経営計画2028」においても、これを引き続き基本戦略の柱として位置付け、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略等」に記載の各施策を一段と加速させております。

これらの経営戦略を確実に遂行する主体は「人財」であるとの認識のもと、特に「3PLの提案力」や「DX・ITリテラシー」といった戦略上の優先度が高いスキルを定義し、それらを有する人員の確保および育成を最優先課題として取り組んでおります。具体的な重点内容は以下のとおりです。

 

・マネジメント力および施策実行力の強化

経営戦略を現場で着実に実行できるリーダー層を育成するため、階層別研修の再構築とともに、戦略上の要となる専門スキル習得を支援する教育プログラムの拡充を推進しております。今後も環境変化に柔軟に対応し、個々の能力を最大限に引き出すことで、組織全体の実行力を高めてまいります。

 

・採用力の強化と柔軟な人事制度の整備

求める人物像の明確化と採用手法の見直しによる採用力強化を図りつつ、「働きがい」と「働きやすさ」の両面から、多様な人財の活躍を支える人事制度の整備や職場の環境改善を行っております。これらの施策を軸とした魅力ある組織運営を通じて、人財の確保・定着およびグループ全体の人財力の底上げを推進してまいります。

 

・コンプライアンス意識の醸成と一体感ある組織づくり

「強固な経営基盤」の要として、全社員を対象とした継続的なコンプライアンス教育や心理的 安全性を高める対話の場を設け、高い倫理観と「ロジテムらしさ」を兼ね備えた、揺るぎない結束を誇る組織風土の醸成に取り組んでおります。

 

②指標および目標

 

指標

2025年度

実績

2026年度

目標

人財育成の強化

キャリア形成支援制度の利用者数(注)1

140

170名

採用力の強化・多様な人財の活躍(注)2

採用人数に占める女性比率

21.8

25%

障がい者雇用率(注)3

2.27

2.5%

外国籍社員の採用数

6

8名

働きやすい環境の整備(注)2

男性育休取得率

50

60%

(注)1.提出会社単体における、当社が指定する公的資格の取得支援制度、および外部研修等の受講者数の合計(延べ人数)を記載しております。

2.提出会社および阪神ロジテム株式会社を対象範囲としております。

3.各年度6月1日時点の数値を記載しております。