ストーリー・沿革
サマリ
SGホールディングスは、京都―大阪間の「飛脚」から始まり、「飛脚の精こころ神」を軸に宅配便・3PL・低温物流・国際物流・不動産・ITを束ねるトータルロジスティクスグループへ進化した。全国の営業所網と10万人規模の従業員、幹線輸送協力会社や宅配サポーターなどのパートナー網、DXや「HIKYAKU LABO」で磨いた現場力を武器に、リアルコマースや越境EC、冷凍食品など多様な産業の物流をつなぎ、「Grow the new Story. 新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」という長期ビジョンに向けて挑戦している。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2030年度の経営目標として、営業収益2兆2,000億円、営業利益1,400億円、親会社株主に帰属する当期純利益980億円、ROE15%、ROIC10%を掲げる
・温室効果ガス排出については2013年度比▲15%の削減を起点に、CO₂排出量(国内グループみなし排出量)を2014年3月期比で2031年3月期▲46%、2050年3月期までにゼロとする目標を設定している
トップメッセージの要約
必要不可欠な存在(=インフラ)
大規模災害時の復旧スピード
人材こそが物流の要
SGHビジョン2030/SGH Story 2027
用語解説
SGホールディングスグループが大切にしている原点の価値観で、「飛脚のように誠実で迅速に荷物を届ける心構え」を指します。単に荷物を運ぶのではなく、お客さまや地域社会の役に立つことを第一に考える姿勢を表した言葉です。
■トータルロジスティクス
宅配便の集配だけでなく、倉庫での保管・在庫管理、流通加工、輸出入手続き、ITシステムまでを一体で提供する総合物流の考え方です。荷主企業のサプライチェーン全体をまとめて任せてもらうことで、コスト削減と業務効率化を同時に実現するモデルを指します。
■3PL
「サードパーティ・ロジスティクス」の略で、荷主企業に代わって物流業務全体を請け負う形態を意味します。SGホールディングスグループの場合、佐川急便による輸配送に加え、グループのロジスティクス会社が倉庫運営や在庫管理を担うことで、企業の物流機能そのものを外部パートナーとして支えるスタイルを指します。
■低温物流
冷蔵・冷凍設備を備えたトラックや倉庫を使い、一定の温度帯を保ちながら食品などを運ぶ物流のことです。名糖運輸やヒューテックノオリンなどグループ会社が担い、アイスクリームや冷凍食品、チルド食品などの鮮度や品質を守りながらスーパーや外食チェーンに届ける役割を果たしています。
■フォワーディング
国際輸送において、海運会社や航空会社と荷主の間に入り、貨物スペースの手配や通関、現地配送手配などを一括して行う業務を指します。SGホールディングスグループでは、EFLやエクスポランカ、Morrisonなどのグループ会社がフォワーダーとして機能し、グローバルな物流ネットワークを構築しています。
■宅配サポーター
佐川急便と業務委託契約を結び、主にラストワンマイル(お客さまの玄関先まで)の配達を担う個人事業主や小規模事業者の呼称です。社員ドライバーと宅配サポーターが協力することで、荷物量の増減やエリア特性に柔軟に対応できる配送体制をつくっています。
■リアルコマース
ネット通販だけでなく、実店舗での販売や街中の購入行動など、現実空間で行われる商取引全体を指す表現です。SGホールディングスグループは、店舗への納品や倉庫からの補充配送、ECとの在庫一元管理などを組み合わせ、リアルな売場とオンライン販売を両方支える物流を目指しています。
■越境EC
国境をまたいで行われる電子商取引を指し、日本の事業者が海外の消費者に商品を販売したり、海外ブランドが日本向けに販売したりする形態です。SGホールディングスグループは、海外拠点やフォワーディング機能を活かし、海外への配送や返品フローなどを含めた越境EC向け物流を提供しています。
■HIKYAKU LABO
SGホールディングスグループが設けたイノベーション拠点の名称で、社内外のパートナーとともに新しい物流サービスや現場改善のアイデアを検証する「実験の場」です。ドライバーや現場スタッフ、スタートアップ企業などと協働し、デジタル技術や新しい仕組みを試しながら事業化につなげていく役割を担っています。
■Xフロンティア
グループが開発した大型物流拠点の名称で、荷物の集約・仕分け・保管機能などを一体化したハブ施設です。複数の輸送モードや倉庫機能を集約することで、幹線輸送からラストワンマイルまでを効率的につなぎ、リードタイム短縮とコスト削減の両立を狙った中核拠点として位置づけられています。
■GOAL
営業開発組織「GOAL」は、法人顧客の物流課題を聞き取り、最適な輸配送・倉庫・ITの組み合わせを提案するための社内横断の専門チームです。従来の荷物単位の受注ではなく、顧客のサプライチェーン全体を見渡し、オーダーメイドの物流ソリューションを設計する役割を担っています。
■SGHビジョン2030
SGホールディングスグループが掲げる2030年までの長期ビジョンで、「Grow the new Story. 新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」というメッセージのもと、トータルロジスティクスとグローバル物流を強化していく方向性を示したものです。事業ポートフォリオの転換や人材・DX・環境投資を通じて、次世代の物流インフラ像を描いています。
■SGH Story 2027
SGHビジョン2030を実現するための中期経営計画の名称で、2027年度までの具体的な成長シナリオをまとめたものです。デリバリー・ロジスティクス・グローバル物流の3本柱をどう伸ばすか、低温物流や国際物流をどう成長エンジンにするかといった重点テーマを整理し、収益構造の強化と投資方針を示しています。
■Grow the new Story. 新しい物流で、新しい社会を、共に育む。
SGホールディングスグループの長期ビジョンを象徴するスローガンで、荷主企業やパートナーと一緒に新しい物流の仕組みをつくり、その結果として社会の姿も変えていこうという意思を表現したフレーズです。単に効率化を追うのではなく、生活者の利便性や産業の発展につながる「新しい物語」を共創する姿勢を示しています。
沿革
2 【沿革】
当社は、2006年2月開催の佐川急便株式会社臨時株主総会決議に基づき、2006年3月、佐川急便株式会社を株式移転完全子会社とする単独株式移転により設立された純粋持株会社であり、資本金11,275百万円にて発足し現在に至っております。次では当社グループ設立の沿革として、現子会社である佐川急便株式会社の設立からの経緯を記載しております。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.議決権の所有割合の( )内は、内数で間接所有割合であります。
3.特定子会社に該当しております。
4.佐川急便株式会社については、営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えております。当連結会計年度における主要な損益情報等は次のとおりです。
5.佐川急便株式会社は、2026年3月に減資を実施いたしました。
6.株式会社ヒューテックノオリンは、名糖運輸株式会社を通じての間接所有となっておりましたが、2026年4月1日より当社の直接所有となっております。
7.SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.は、2025年5月、7月及び10月に増資を実施いたしました。
8.EFL HUB (PVT) LTDは、2025年5月に増資を実施いたしました。
9.当連結会計年度において、子会社46社を増加したことにより当連結会計年度から連結の範囲に含め、子会社14社を減少したことにより連結の範囲から除外しております。また、持分法適用の関連会社1社を持分法適用の範囲から除外しております。