ストーリー・沿革
サマリ
澁澤倉庫は、渋沢栄一の精神を受け継ぎ、物流事業と不動産事業を両輪に成長してきた企業です。飲料物流や多品種小ロット物流など特定分野で競争優位を築き、DXと自動化設備を活用したハイブリッドオペレーションで高品質な物流を提供しています。さらに物流の枠を超えたサービス領域の拡大に挑戦し、お客さまの事業活動に新たな価値を生み出す「Value Partner」への進化を目指しています。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2030年度営業利益65億円
・2030年度経常利益70億円
・2030年度ROE10%以上
・2030年度までに営業収益あたりCO₂排出量を2019年度比50%削減
・2026年度営業収益850億円
・2026年度営業利益53億円
・2026年度経常利益60億円
・2026年度ROE7%以上
トップメッセージの要約
競争は勉強や進歩の母
細心にして大胆であれ
物流の枠を超えた業域の拡大
チャレンジ精神
用語解説
澁澤倉庫グループが2030年に目指す姿を表す言葉です。単に物流サービスを提供するだけでなく、お客さまの事業活動全体に新たな価値を生み出す存在になることを意味しています。物流の効率化だけでなく、事業課題の解決や競争力向上まで支援するパートナーを目指しています。
■Shibusawa 2030 Vision
澁澤倉庫グループが2030年に向けて掲げる長期ビジョンです。「お客さまの事業活動に新たな価値を生み出すValue Partner」を目標とし、物流の枠を超えた新たなサービス領域の創造と企業価値向上を目指す経営構想です。
■競争力強化プロジェクト
澁澤倉庫が自社の強みを明確化し、競争優位性を高めるために進めている社内プロジェクトです。特定分野に特化した物流サービスの強化やDX推進を通じて、顧客に認知される独自の価値を確立することを目的としています。
■多品種小ロット物流
アパレル、化粧品、輸入雑貨など、種類が多く出荷単位が小さい商品を効率的に取り扱う物流サービスです。多数の商品を正確かつ迅速に管理・出荷する高度な運営ノウハウが求められる分野であり、同社の強みの一つとなっています。
■飲料物流
飲料メーカーや飲料関連企業向けに特化した物流サービスです。季節や天候による需要変動が大きい飲料の物流に対応するため、処理能力や柔軟なオペレーション体制を備えていることが特徴です。
■ハイブリッドオペレーション
自動化設備やロボティクスと、人による作業を組み合わせた物流運営手法です。物流波動や顧客ニーズの変化に柔軟に対応しながら、生産性向上と品質維持の両立を目指しています。
■物流DX
デジタル技術や自動化技術を活用して物流業務を高度化する取組みです。澁澤倉庫ではロボティクス自動倉庫やデジタル管理システムを導入し、省人化や効率化だけでなく、サプライチェーン全体の最適化を目指しています。
■ロボティクス自動倉庫
ロボット技術を活用して保管や搬送、出荷作業を自動化した倉庫です。松戸営業所では国内初となる設備を導入し、荷役の省人化、高精度化、保管効率の向上を実現しています。
■コールドチェーン物流
食品など温度管理が必要な商品を、生産地から消費地まで適切な温度帯で輸送・保管する物流サービスです。海外で拡大する日本食品需要への対応策として強化が進められています。
■物流機器販売
物流センターや倉庫で使用する機器を販売する新たな事業領域です。資料ではリチウムイオンバッテリーフォークリフトの販売代理店事業やメンテナンス事業への参入が紹介されています。
■物流不動産事業
物流施設を活用した不動産ビジネスです。倉庫物件の仲介や転貸、自営利用と賃貸の複合活用などを通じて、物流事業とのシナジー創出と新たな収益源の確立を目指しています。
■資産回転型ビジネス
不動産を長期間保有するだけでなく、開発や価値向上を行った後に売却することで利益を生み出す事業モデルです。不動産の含み益を実現し、資本効率向上につなげることを目的としています。
■共存共栄
創業者である渋沢栄一の精神を表す重要な価値観です。企業だけが利益を得るのではなく、お客さま、従業員、取引先、地域社会など多様なステークホルダーとともに発展していく考え方を意味しています。
■永続する使命。
澁澤倉庫グループのコーポレートスローガンです。創業者の精神を受け継ぎ、社会に必要とされる企業として長期的に価値を提供し続ける決意を表しています。
沿革
2【沿革】
|
1897年3月 |
澁澤榮一を営業主とし東京深川に澁澤倉庫部を創業 |
|
1909年7月 |
倉庫部を改組し澁澤倉庫株式会社を設立 |
|
1915年10月 |
小樽出張所(現:北海澁澤物流株式会社)を開設 |
|
1922年5月 |
門司支店(現:中国・九州支店)を開設 |
|
1923年9月 |
東京茅場町に本店事務所を移転 |
|
1933年12月 |
浪華倉庫株式会社を合併、横浜、大阪に支店を開設し六大港に倉庫、港湾施設を保有 |
|
1937年1月 |
神戸出張所を開設(現:神戸支店) |
|
1950年12月 |
東京証券取引所に株式を上場 |
|
1963年5月 |
澁澤不動産株式会社を株式会社第一銀行と合弁設立 |
|
1963年7月 |
澁澤陸運株式会社(現:連結子会社)を設立 |
|
1969年8月 |
国際航空貨物運送取扱業務を開始 |
|
1969年9月 |
香港に現地法人澁澤倉庫(香港)有限公司(現:澁澤(香港)有限公司、連結子会社)を設立 |
|
1972年4月 |
IATA(国際航空運送協会)公認代理店の資格を取得し航空貨物取扱業務を拡充 |
|
1972年4月~ |
倉庫、海運、陸運の営業一体化をはかり、新しい総合物流体制を開始 |
|
1974年7月 |
東京都中央区に賃貸用オフィスビル(澁澤ビル)竣工 |
|
1981年1月 |
大宮通運株式会社(現:連結子会社)の株式取得 |
|
1991年4月 |
東京都中央区に賃貸用オフィスビル(澁澤シティプレイス)竣工 |
|
1991年6月 |
日正運輸株式会社(現:連結子会社)の株式取得 |
|
1994年12月 |
上海に駐在員事務所を開設 |
|
1998年7月 |
ホーチミンに駐在員事務所を開設 |
|
2002年9月 |
上海に現地法人澁澤物流(上海)有限公司(現:連結子会社)を設立 |
|
2004年5月 |
東京都江東区に賃貸用オフィスビル(澁澤シティプレイス永代)竣工 |
|
2005年8月 |
広州に駐在員事務所を開設 |
|
2009年7月 |
神戸市中央区において港島倉庫竣工 |
|
2009年8月 |
東京都江東区の創業の地に本店を移転 |
|
2009年9月 |
東京都中央区に賃貸用オフィスビル(澁澤シティプレイス蛎殻町)竣工 |
|
2009年11月 |
ホーチミンに現地法人Shibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd.(現:連結子会社)を設立 |
|
2011年11月 |
ハノイに現地法人Shibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd.の支店を開設 |
|
2012年3月 |
AEO認定通関業者の認定取得 |
|
2013年6月 |
広州に現地法人澁澤物流(上海)有限公司の分公司を開設 |
|
2013年9月 |
マニラに駐在員事務所を開設 |
|
2014年4月 |
AEO特定保税承認者の承認取得 |
|
2014年4月 |
大阪府茨木市に茨木倉庫A棟竣工 |
|
2014年8月 |
横浜市神奈川区に澁澤ABCビルディング1号館竣工 |
|
2014年11月 |
Vinafco Joint Stock Corporation(ベトナムの物流企業、現:持分法適用関連会社)の株式取得 |
|
2015年5月 |
大阪府茨木市に茨木倉庫B棟竣工 |
|
2018年4月 |
武漢に現地法人澁澤物流(上海)有限公司の分公司を開設 |
|
2018年6月 |
ダイドー・シブサワ・グループロジスティクス株式会社をダイドードリンコ株式会社と合弁設立 |
|
2019年10月 |
株式会社データ・キーピング・サービス(現:持分法適用関連会社)の株式取得 |
|
2020年2月 |
横浜市神奈川区に澁澤ABCビルディング2号館竣工 |
|
2020年9月 |
現地法人Shibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd.の出資比率変更(51%から90%に引上げ) |
|
2022年6月 |
マニラに現地法人TDG-Shibusawa Logistics, Inc.を設立し営業開始 |
|
2022年7月 |
平和みらい株式会社(現:連結子会社)の株式追加取得 |
|
2024年10月 |
横浜市中区に本牧ふ頭倉庫竣工 |
|
2025年1月 |
商号の英文表示をShibusawa Logistics Corporationに変更 |
|
2025年1月 |
バンコクに駐在員事務所を開設 |
|
2025年6月 |
監査等委員会設置会社に移行 |
|
2026年3月 |
大宮通運株式会社、平和みらい株式会社を完全子会社化 |
|
2026年5月 |
名鉄ワールドトランスポート株式会社の全株式取得、澁澤ワールドトランスポート株式会社と改称 |
関係会社
4【関係会社の状況】
|
名称 |
所在地 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
澁澤陸運㈱
|
東京都江東区 |
80 |
物流事業 |
100.0 |
当社取扱貨物が主体の陸上運送会社で、当社役員2名、従業員5名がその役員を兼任しております。また、当社が貸付による資金援助および債務保証を行っております。 |
|
大宮通運㈱ |
さいたま市 |
45 |
物流事業 |
100.0 |
鉄道貨物取扱い、陸上運送業および倉庫業を主体とする会社で、当社は北関東地区の陸上運送業の一部を委託し、当社役員2名、従業員4名がその役員を兼任しております。また、当社へ資金の貸付を行っております。 |
|
日正運輸㈱ |
東京都江東区 |
100 |
物流事業 |
100.0 |
カーフェリーを用いた無人航送および陸上運送業を主体とする会社で、当社は陸上運送業の一部を委託し、当社役員2名、従業員5名がその役員を兼任しております。また、当社が貸付による資金援助を行っております。 |
|
北海澁澤物流㈱ |
札幌市白石区 |
90 |
物流事業 |
100.0 |
北海道における陸上運送業および倉庫業を主体とする会社で、当社役員2名、従業員3名がその役員を兼任しております。また、当社が貸付による資金援助を行っております。 |
|
平和みらい㈱ |
静岡市駿河区 |
50 |
物流事業 |
100.0 |
静岡県における陸上運送業および倉庫業を主体とする会社で、当社役員1名、従業員3名がその役員を兼任しております。 |
|
澁澤(香港)有限公司 |
香港 |
10 (百万HK$) |
物流事業 |
100.0 |
香港において倉庫業、輸出入フォワーディング業、通関業を主体とする会社で、当社従業員4名がその役員を兼任しております。 |
|
Shibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd. |
ベトナム |
6,000 (百万VND) |
物流事業 |
90.0 |
ホーチミンとハノイを拠点とした輸出入フォワーディング業、通関業を主体とする会社で、当社従業員1名がその役員を兼任しております。 |
|
澁澤物流(上海)有限公司 |
中国 |
1 (百万US$) |
物流事業 |
100.0 |
中国において倉庫業、輸出入フォワーディング業、通関業を主体とする会社で、当社従業員4名がその役員を兼任しております。また、当社が債務保証を行っております。 |
|
澁澤ファシリティーズ㈱ |
東京都江東区 |
20 |
不動産事業 |
100.0 |
オフィスビルおよび物流施設等の設備管理ならびに各種工事請負を主体とする会社で、当社役員1名、従業員6名がその役員を兼任しております。 |
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
|
|
㈱データ・キーピング・ |
東京都 |
120 |
物流事業 |
49.0 |
文書および伝票類の倉庫業、陸上運送業を主体とする会社で、当社役員1名がその役員を兼任しております。 |
|
Vinafco Joint Stock Corporation |
ベトナム |
340,000 (百万VND) |
物流事業 |
44.9 |
ベトナムにおいて倉庫業、陸上運送業、内航船業を主体とする会社で、当社従業員2名がその役員を兼任しております。 |
(注)主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。