人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数324名(単体) 847名(連結)
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平均年齢44.5歳(単体)
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平均勤続年数19.6年(単体)
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平均年収7,591,736円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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2025年3月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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国内総合物流事業 |
721 |
(54) |
国際物流事業 |
126 |
(1) |
合計 |
847 |
(55) |
(注) 従業員数は、就業人員であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を( )外数で記載している。
(2)提出会社の状況
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2025年3月31日現在 |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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324 |
(24) |
44.5 |
19.6 |
7,591,736 |
(注)1.従業員数は、就業人員であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を( )外数で記載している。
2.平均年間給与は、超過勤務手当及び賞与を含んでいる。
3.当社は、国内総合物流事業の単一セグメントである。
(3)労働組合の状況
当社グループにおける主たる労働組合は、東洋埠頭労働組合(1946年9月結成、所属組合員数167名)、鹿島東洋埠頭労働組合(1987年6月結成、所属組合員数90名)が組織されており、全日本倉庫運輸労働組合同盟に加盟しているほか、志布志東洋埠頭労働組合(1992年12月結成、所属組合員数94名)が組織されている。
なお、特記すべき紛争事項はない。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
当事業年度 |
補足説明 |
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名称 |
管理職に占める女性労働者の割合 (%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率 (%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)3. |
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全労働者 |
正社員 |
パート・有期社員 |
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東洋埠頭株式会社 |
10.0 |
- |
82.7 |
83.3 |
20.9 |
・対象期間:2024年4月から2025年3月 ・労働者の男女の賃金の差異(パート・有期社員)について、勤続年数が近く職務内容が類似したパート・有期社員(男性2名、女性2名)の対比では、49.5%となる。 |
志布志東洋埠頭株式会社 |
7.1 |
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- |
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(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。なお、志布志東洋埠頭株式会社においては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表をしていないため、記載を省略している。
3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。なお、志布志東洋埠頭株式会社においては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表をしていないため、記載を省略している。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。
当社グループは、すべてのステークホルダーにとって現在以上に価値ある企業になるために、「サステナビリティに関する考え方」をまとめている。
(当社グループのサステナビリティ概念図)
「サステナビリティに関する考え方」
当社グループは、お得意さまをはじめ、株主さま、地域社会、協力会社、従業員などすべてのステークホルダーに対して、現在以上に価値ある企業になるために事業を展開している。
事業展開そのものが、社会全体のサステナビリティの確保につながるよう、ESG(Environment、Social、Governance)それぞれの取り組みに対して方針を定めている。
Environment |
: 環境の保全 |
環境方針 |
Social |
: 社会への貢献 |
品質方針 安全衛生方針 社会・地域貢献活動推進方針 ダイバーシティ&インクルージョン方針 人材育成方針 |
Governance |
: ガバナンスの向上 |
内部統制システムの基本方針 |
方針に基づいた取り組み計画を長期ビジョン、経営三カ年計画、年度ごとの予算に反映し、達成状況を確認、適時適切に改善することにより、推進する。
環境・社会・ガバナンスへの取り組み
課題と対応する方針 |
主要な取り組み |
関連するSDGs |
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環境の保全 |
「環境方針」 環境に配慮した 事業活動の推進 |
・環境負荷低減型機材、施設の導入 ・カーボンニュートラルへの取り組み ・お得意さまへのモーダルシフトの提案 ・大気汚染、水質汚濁の防止 ・3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進 ・環境に関する認証などの取得※ |
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社会への貢献 |
「品質方針」 物流サービスの品質向上 |
・ISO9001に基づく物流品質の向上 ・多種多様な貨物の特性に応じた物流品質の向上 ・DXの推進(業務の効率化、高度化及び情報サービスの提供) |
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「安全衛生方針」 安全で働きやすい 職場環境の整備 |
・安全衛生管理の着実な実行 ・働きやすい職場環境の確立 ・心身両面の健康管理の強化 |
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※省エネ法「事業者クラス分け評価制度」:優良事業者Sクラス
※国際的な環境行動に関する格付機関であるCDPの2024年「SME(中小企業)版」への回答
※グリーン経営認証(川崎支店)、エコステージ認証(東扇島支店)を取得
課題と対応する方針 |
主要な取り組み |
関連するSDGs |
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社会への貢献 |
「社会・地域貢献 活動推進方針」 地域社会との調和 |
・事業を通じた地域社会への貢献 ・社会・地域貢献活動への参加 ・業界団体や地域社会との協働 |
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「ダイバーシティ& インクルージョン方針」 人材の多様性確保 |
・ダイバーシティと女性活躍の推進 ・ハラスメントの防止 ・多様な人材の募集 ・人権の尊重 |
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「人材育成方針」 人材育成の強化 |
・従業員の能力向上 ・体系的な研修プログラムの充実 ・自己啓発制度の活用促進 ・OJTの強化 ・キャリアアップの促進 |
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ガバナンスの 向上 |
「内部統制システム の基本方針」 ガバナンスの強化 |
・コンプライアンス(法令遵守)の徹底 ・内部統制の実効性の向上 ・リスク管理体制の強化 ・情報セキュリティの強化 ・災害に強い設備・体制づくり |
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当社グループのサステナビリティに関する具体的な考え方及び取り組みは、以下のとおりである。
(1)ガバナンス
当社グループは、サステナビリティへの取り組みを重要な経営課題の一つとして認識している。
毎月定例の取締役会のほか、必要に応じて取締役会を開催して迅速に意思決定し、機動的に業務を執行する体制としている。
経営会議を定期的に開催して、業務執行上の重要課題について掘り下げて議論し、戦略を練る。
執行役員会及び全国支店長会議を定期的に開催し、業務執行状況を確認するとともに経営方針の徹底を図る。
コーポレート・ガバナンス体制の充実を図るため、取締役会の諮問機関として指名・報酬諮問委員会を設置し、取締役の指名・報酬等に関する手続の公正性・透明性・客観性を強化する。
(2)戦略
当社グループでは、「行動の指針」や「長期ビジョン」において、事業を通じた社会貢献を推進すること、省エネルギーを心がけ地球環境を守ることや働きやすい職場環境を確立することなどへの積極的な対応を掲げている。
詳細は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等の(2)経営戦略等」に記載している。
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境の整備に関する方針は、安全衛生方針、ダイバーシティ&インクルージョン方針、人材育成方針を定めており、経営三カ年計画や年度ごとの予算に反映し、推進している。
(3)リスク管理
事業上のあらゆるリスクに対処し、リスク全般を統括する組織として、社長を委員長とする「コンプライアンス・リスク管理委員会」を設置し、予防対策及び有事の対策を講じている。
コンプライアンス・リスク管理委員会に下部組織を設置し、迅速に当社のリスクを把握して、対策を講じている。
当社のコンプライアンス・リスク管理委員会が当社グループのリスク管理体制を推進していくとともに、子会社各社にリスク管理推進責任者を置き、子会社各社のリスク管理を推進する。
事業上のリスクについては、「3 事業等のリスク」に記載している。
(4)指標及び目標
当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境の整備に関する方針について、経営理念に基づいた人材の育成を基本に人材育成体制を整備し、公正な評価や処遇の改善などにより一人ひとりの能力を高め、組織力の向上を図っている。また、積極的な採用活動による多様な人材の確保、女性が活躍できる働きやすい職場づくりを推進している。
当社グループは人材こそがすべての企業活動の基本であると考え、人材の育成・成長を通じて、現在以上に価値ある企業として持続的に発展していくことを目指している。