2026.06.03更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

スカパーJSATは、宇宙事業とメディア事業を両輪とする企業です。衛星通信で防災・減災や安全保障を支え、地球観測データ活用や移動体通信にも展開しています。メディア事業ではスカパー!を中心に放送・配信・光再送信を提供しています。長年培った衛星運用力を強みに、「未知を、価値に。」を掲げて宇宙利用の拡大に挑戦しています。

目指す経営指標

・2030年度当期純利益280億円以上・ROE8%以上・ROA1.9%以上
・「Multi-Orbit」戦略による宇宙事業拡大
・「Multi-Alliance」戦略によるメディア事業変革

用語解説

■Multi-Orbit戦略
スカパーJSATが2030年に向けて推進する宇宙事業の成長戦略です。従来の静止軌道衛星だけでなく、低軌道衛星やHAPSなど複数の通信基盤を組み合わせることで、通信・地球観測・データ活用サービスを高度化し、宇宙ソリューションプロバイダーへの転換を目指す取り組みです。

■Multi-Alliance戦略
スカパーJSATがメディア事業で推進する成長戦略です。放送事業単独ではなく、多様な企業やコンテンツホルダーとの連携を拡大し、放送・配信・リアルイベントなどを組み合わせながら新たな顧客体験や収益機会を創出する取り組みです。

■宇宙ソリューションプロバイダー
衛星を提供するだけでなく、通信、地球観測データ、分析サービス、ネットワーク構築などを一体で提供する事業モデルです。顧客の課題に対し、宇宙インフラを活用した総合的な解決策を提供することを目指しています。

■Space for your Smile
スカパーJSATグループが掲げる長期ビジョンです。宇宙を活用したサービスやソリューションを通じて、人々の暮らしや社会をより豊かにすることを目指す考え方を表しています。

■未知を、価値に。
スカパーJSATのブランドスローガンです。まだ活用されていない宇宙の可能性や新しい技術を事業化し、新たな価値として社会へ提供していくという企業の姿勢を表しています。

■HAPS(High Altitude Platform Station)
成層圏に設置する高高度プラットフォームです。地上基地局や人工衛星を補完する通信インフラとして活用されます。離島や山間部など通信環境の整備が難しい地域への通信提供や、ドローン・空飛ぶクルマ向け通信への活用が期待されています。

■スペースインテリジェンス
地球観測衛星などから取得した画像や位置情報データを分析し、価値ある情報として提供する事業領域です。安全保障、防災、インフラ監視、農林水産、物流など幅広い分野での活用が想定されています。

■SPOOX
スカパーJSATが展開する動画配信サービスです。映画、アニメ、スポーツなど多様なコンテンツをインターネット経由で視聴できるサービスで、放送サービスと並ぶデジタル領域の事業基盤として位置付けられています。

■光アライアンス事業
通信事業者やケーブルテレビ事業者などと連携し、光回線を通じてテレビサービスを提供する事業です。スカパー!サービスの提供範囲を広げるとともに、メディア事業の安定収益源の一つとして育成されています。

■スカパー東京メディアセンター
スカパーJSATが保有する放送・配信関連の中核施設です。放送設備だけでなく、映像制作や配信支援などのメディアソリューションサービスを提供する拠点として活用されています。

■Esbird
スカパーJSATが提供する防災プラットフォームサービスです。衛星通信や各種データを活用し、災害発生時の情報共有や意思決定を支援することを目的としています。

■地球観測衛星データ
地球観測衛星が取得する画像や位置情報などのデータです。災害監視、森林管理、農業、生産活動の把握、安全保障分野などで活用される重要な情報資産として位置付けられています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

2006年10月

㈱スカイパーフェクト・コミュニケーションズ及びジェイサット㈱(以下「両社」といいます。)が、株式移転により、両社の完全親会社となるスカパーJSAT㈱(以下「当社」といいます。)を設立し、その傘下で経営統合を行うことについて基本合意書を締結し、これを発表

2007年2月

両社の臨時株主総会において、両社が共同で株式移転の方法により当社を設立し、両社がその完全子会社となることについて承認決議

2007年4月

両社が共同して株式移転により当社を設立

 

当社の普通株式を㈱東京証券取引所(市場第一部)に上場

2007年9月

当社及び両社が本社機能を統合し、港区赤坂に移転

2008年3月

株式取得により宇宙通信㈱を子会社化

2008年6月

当社の商号を㈱スカパーJSATホールディングスに変更

2008年6月

当社の本店所在地を東京都千代田区から東京都港区に変更

2008年10月

当社の連結子会社である㈱スカイパーフェクト・コミュニケーションズを存続会社として、同社、ジェイサット㈱及び宇宙通信㈱の3社が合併し、同社の商号をスカパーJSAT㈱に変更

2010年2月

当社の連結子会社であった㈱ケーブルテレビ足立の全株式を売却

2010年4月

㈱データネットワークセンター(現 ㈱スカパー・カスタマーリレーションズ)を完全子会社化

2012年12月

㈱ディー・エス・エヌを設立

2014年4月

スカパーJSAT㈱(連結子会社)が、当社の連結子会社であった㈱オプティキャストを吸収合併

2015年5月

WAKUWAKU JAPAN㈱を設立

2016年12月

東経124/128度CS放送において行う衛星一般放送業務の事業を㈱スカパー・ブロードキャスティングから㈱スカパー・エンターテイメントへ吸収分割により承継

2020年3月

スカパーJSAT㈱(連結子会社)が、当社の連結子会社であったWAKUWAKU JAPAN㈱を吸収合併

2021年12月

スカパーJSAT㈱(連結子会社)が、当社の連結子会社であった㈱衛星ネットワークを吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2024年4月

㈱スカパー・ピクチャーズを設立

2025年1月

当社の連結子会社であった㈱スカパー・カスタマーリレーションズの株式の一部を売却し、持分法適用の関連会社

2025年2月

JSAT Beyond Innovation LLCを設立

 

(注) 2026年4月1日にスカパーJSAT㈱(連結子会社)を吸収合併し、当社の商号をスカパーJSAT㈱に変更しております。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

関係会社の状況は次のとおりです。

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業内容

議決権の

所有割合又は

被所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

スカパーJSAT㈱

(注2,4)

東京都

港区

50,083

宇宙事業及び

メディア事業

100

資金援助

役員の兼務 有

JSAT International Inc.

(注2)

米国

ワシントンD.C.

255

(百万USドル)

宇宙事業

100

(100)

役員の兼務 無

JSAT MOBILE Communications㈱

東京都

港区

200

宇宙事業

53.3

(53.3)

役員の兼務 無

JSAT IOM Limited

英領マン島

ダグラス

338

(千USドル)

宇宙事業

100

(100)

役員の兼務 無

㈱ディー・エス・エヌ

東京都

港区

1,000

宇宙事業

65.0

(65.0)

役員の兼務 無

JSAT Beyond Innovation LLC

(注2,5)

米国

ワシントンD.C.

103

(百万USドル)

宇宙事業

100

(100)

役員の兼務 無

㈱スカパー・ブロードキャスティング

東京都

港区

100

メディア事業

100

役員の兼務 無

㈱スカパー・エンターテイメント

東京都

港区

10

メディア事業

100

役員の兼務 無

㈱スカパー・ピクチャーズ

東京都

港区

100

メディア事業

51.0

(51.0)

役員の兼務 無

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

Horizons Satellite Holdings LLC

米国

ワシントンD.C.

0

(百万USドル)

宇宙事業

50.0

(50.0)

役員の兼務 無

㈱ジェイ・スポーツ

(注6)

東京都

江東区

3,833

メディア事業

15.0

(15.0)

役員の兼務 無

日活㈱

東京都

文京区

100

メディア事業

28.4

(28.4)

役員の兼務 有

㈱エム・シー・シー

東京都

港区

400

宇宙事業

45.0

(45.0)

役員の兼務 無

Horizons-3 Satellite LLC

米国

ワシントンD.C.

205

(百万USドル)

宇宙事業

50.0

(50.0)

役員の兼務 無

㈱THReee entertainment

東京都

品川区

100

メディア事業

20.5

(20.5)

役員の兼務 無

Sol Levante Sports㈱

東京都

港区

15

メディア事業

25.0

(25.0)

役員の兼務 無

㈱Space Compass

東京都

千代田区

100

宇宙事業

50.0

(50.0)

役員の兼務 無

Horizons-4 Satellite LLC

米国

ワシントンD.C.

45

(百万USドル)

宇宙事業

50.0

(50.0)

役員の兼務 無

ナヴァリノジャパン㈱

東京都

港区

233

宇宙事業

49.0

(49.0)

役員の兼務 無

㈱スカパー・カスタマーリレーションズ

東京都

品川区

100

メディア事業

49.0

(49.0)

役員の兼務 無

㈱Orbital Lasers

(注6,7)

東京都

港区

100

宇宙事業

17.2

(17.2)

役員の兼務 無

㈱トライサット・コンステレーション

(注8)

東京都

新宿区

490

宇宙事業

45.0

(45.0)

役員の兼務 無

その他15社

 

 

 

 

 

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

伊藤忠・フジ・パートナーズ㈱

東京都

港区

100

投融資業

経営コンサルティング業

被所有

27.0

役員の兼務 有

伊藤忠商事㈱

(注9)

大阪市

北区

253,448

総合商社

被所有

27.0

(27.0)

役員の兼務 無

 

(注1) 連結子会社及び持分法適用関連会社の「主要な事業内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

(注2) 特定子会社に該当しております。

(注3) 議決権の所有割合及び被所有割合の( )内は間接所有割合であります。

 

(注4) スカパーJSAT㈱については、営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えております。

 

主要な損益情報等

スカパーJSAT㈱

(百万円)

(1) 営業収益

118,076

(2) 経常利益

34,015

(3) 当期純利益

23,148

(4) 純資産額

274,827

(5) 総資産額

354,516

 

 

(注5) 当連結会計年度より、新たに設立したJSAT Beyond Innovation LLCを連結子会社に含めております。

(注6) 持分は100分の20未満となっておりますが、実質的に影響力を持っているため持分法適用関連会社としております。

(注7) 当連結会計年度において、連結子会社であった㈱Orbital Lasersについては、第三者割当増資を実施したことにより、連結子会社から除外し、持分法適用関連会社に含めております。

(注8) 当連結会計年度において新たに出資したため、㈱トライサット・コンステレーションを持分法適用関連会社に含めております。

(注9) 有価証券報告書を提出しております。