2024年2月期有価証券報告書より
  • 社員数
    601名(単体) 1,421名(連結)
  • 平均年齢
    42.8歳(単体)
  • 平均勤続年数
    16.2年(単体)
  • 平均年収
    8,177,098円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2024年2月29日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

映像関連事業

576

(102)

演劇事業

578

(130)

不動産事業

83

(39)

その他

77

(17)

全社(共通)

107

(9)

合計

1,421

(297)

 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2024年2月29日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

601

(123)

42.8

16.2

8,177,098

 

セグメントの名称

従業員数(人)

映像関連事業

182

(21)

演劇事業

203

(72)

不動産事業

32

(4)

その他

77

(17)

全社(共通)

107

(9)

合計

601

(123)

 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(3)労働組合の状況

 松竹労働組合は映画演劇労働組合連合会(映演労連)に加盟し、また、連結子会社16社の中には合計で2の個別組合が存在しており、組合の自主性確立に努めると共に常に会社と一致協力して事業の発展、業績の向上に努力しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

2024年2月29日現在

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1

全労働者

うち

正規雇用

労働者

うち

パート・

有期雇用労働者

24.9

66.7

70.7

79.2

56.0

(注)3

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.等級、評価、報酬の制度や運用において男女の差は一切設けていません。しかしながら、以下の背景から賃金差異が生じています。

・正規雇用労働者

高年齢層に男性が多いこと、管理職の女性比率が24.9%に留まっていることにより基準年俸が高い等級にある女性社員の数が男性社員よりも少ないことによるものです。

・パート・有期雇用労働者

女性は男性よりも相対的に労働日数・労働時間が少ないアルバイト・パートに従事することが多いことによるものです。

 

②連結子会社

2024年2月29日現在

当事業年度

補足説明

会社名

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の

育児休業取得率(%)(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1

全労働者

うち

正規雇用

労働者

うち

パート・

有期雇用労働者

㈱松竹マルチプレックスシアターズ

13.3

83.3

87.1

82.6

92.9

 

松竹衣裳㈱

41.9

96.6

95.6

101.3

 

㈱松竹サービスネットワーク

49.0

76.3

21.0

(注)3

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.等級、評価、報酬の制度や運用において男女の差は一切設けていません。しかしながら、以下の背景から賃金差異が生じています。

・正規雇用労働者

管理職に女性がいないこと、および、女性従業員は主に事務職に従事しており残業時間が相対的に少ないことによるものです。

・パート・有期雇用労働者

女性は男性よりも相対的に労働日数・労働時間が少ないアルバイト・パートに従事することが多いことによるものです。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当企業グループにおける、サステナビリティに関する考え方及び取組みは次の通りです。

 

<松竹グループサステナビリティ基本方針>

 当企業グループでは以下のとおり「ミッション」を定めております。

・日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する。

・時代のニーズをとらえ、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする。

 今後もこのミッションに基づき、松竹グループの持続的成長を通じて、様々な社会課題の解決に寄与するとともに、お客様の心の豊かさに繋がる価値提供と従業員の幸福を追求して参ります。

 

 当企業グループでは、松竹グループサステナビリティ基本方針に基づき、時代の変化を捉えながら、当企業グループの持続的成長とともに社会の課題解決や持続可能な社会の実現に寄与すべく、サステナビリティ活動を推進して参ります。

 

(1)サステナビリティ

①ガバナンス

 当企業グループのサステナビリティ対応推進のため、松竹グループサステナビリティ基本方針や重要事項についての検討、審議の場として、サステナビリティ委員会を設置しております。

 サステナビリティ委員会は、代表取締役社長を委員長、経営企画担当役員を事務局長、取締役および上席執行役員を委員として構成し、審議の内容は取締役会へ報告を行います。

 サステナビリティ委員会にて審議する内容は、サステナビリティ担当取締役(管理本部担当取締役)を長とするワーキンググループにて、各事業における重要課題に沿った取組みの進捗状況の共有や情報交換、各種課題について検討議論し、集約したものをサステナビリティ委員会に報告しております。

 なお、サステナビリティ委員会は、当社の規定するリスク管理委員会とも連携し、課題解決の推進とガバナンス強化を継続的に実施して参ります。

 

②戦略

 当企業グループでは、松竹グループサステナビリティ基本方針に則り、「地球環境への配慮」「お客様と従業員の幸福」など、中長期的かつ重点的に取り組むべき課題を抽出しております。

 今後も各課題に関連するリスクと機会について、サステナビリティ委員会にて継続的に議論を行って参ります。

 

③リスク管理

 サステナビリティ委員会において各種リスク及び機会を検討、特定し、同委員会内にて課題解決に向けた取組み状況の報告および議論検討を実施しております。各種リスクのうち、サステナビリティに関し事業経営に重要な影響を与える可能性のあるリスクについて、取締役会およびリスク管理委員会へ報告を行っております。

 

④指標及び目標

 当企業グループでは、地球環境に配慮した事業活動の推進を重要課題の一つと認識していることから、温室効果ガス(GHG)排出量を指標としております。

 直近の当企業グループにおけるScope1,2の排出量は下記の通りです。

 

2023年2月期 31,299t-CO2

2024年2月期 現在、策定中

 

(2)人的資本

 当企業グループではミッションを実現するために、従業員一人ひとりが個性を発揮し多様性を活かせることが重要と判断し、働きがいのある職場を作り、仕事を通して喜びを感じられるウェルビーイングの実現を目指します。

 

①戦略

当企業グループでは「多様性」「働く環境」「育成」を人材戦略の柱として推し進めています。

[多様性]

 多様性を確保するために、新卒採用のみならず中途採用も実施し、事業の特性に応じた人材を採用しております。近年では当社における男女の採用はほぼ半数であり、全体に占める女性割合も半数に近づき、管理職に占める女性の割合も経年では増加傾向にあります。

[働く環境]

 従業員が心身ともに健康かつ生産性高く働けるように、フレックスタイム制、在宅勤務制度、時短勤務等を、グループ各社の事業形態に合わせて運用しております。健康管理やメンタルヘルスケアの支援に際しては、専門家によるカウンセリングや治療と就労の両立支援等を行い、働きやすい職場づくりに全グループが取り組んでいます。

[育成]

 エンタテインメントを取り巻く環境の変化に対応すべく、育成面においては、当社では様々なビジネススキルを身につける研修メニューを揃えている他に、社外派遣研修、自己啓発支援を設け、従業員の自発的な学びやチャレンジを促進する仕組みも整えています。グループ全体では、全従業員を対象としたオンライン研修や、松竹の伝統や文化、事業を共有する松竹学園、グループ各社の人材を集めて当企業グループのミッションとそれぞれの事業への理解を深め合う研修などを開催しております。

 

②指標及び目標

[健康経営への取組み]

指標

目標

結果

2022年

2月期

2023年

2月期

2024年

2月期

定期健康診断受診率

100%

98.1%

94.5%

95.3%

適正体重維持者率
(BMI値18.5~25未満)

68%

65.1%

66.0%

65.3%

運動習慣者率
(週2回以上、汗をかく運動を
1年以上続けている人)

25%

22.2%

22.1%

22.6%

睡眠で十分に休養が
取れている人の割合

70%

66.4%

67.1%

64.0%

喫煙者率

15%

17.1%

16.7%

16.0%

高ストレス者率

8%

8.8%

9.6%

8.6%

(注)連結グループにおける記載が困難であるため、当社の実績及び目標を記載しております。

 

[女性が活躍できる職場環境の整備]

労働者に占める女性労働者の割合 ※出向者除く正社員

2022年2月期(2022年2月末時点):46.3%

2023年2月期(2023年2月末時点):46.4%

2024年2月期(2024年2月末時点):47.9%

 

管理職に占める女性労働者の割合 ※出向者除く正社員

2022年2月期(2022年2月末時点):24.9%

2023年2月期(2023年2月末時点):25.4%

2024年2月期(2024年2月末時点):24.9%