2024年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長 河野 義勝 (66歳) 議決権保有率 31.66%

略歴

1986年8月

当社入社

1988年6月

当社取締役就任

1990年6月

当社常務取締役就任

1992年6月

当社専務取締役就任

2004年9月

当社取締役副社長就任

2005年6月

当社代表取締役社長就任 (現)

所有者

 

(5) 【所有者別状況】

2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

1

11

32

2

3

2,060

2,109

所有株式数
(単元)

10

65

2,424

1

3

7,944

10,447

5,300

所有株式数
の割合(%)

0.10

0.62

23.20

0.01

0.03

76.04

100.00

 

(注)  自己株式3,624株は、「個人その他」に36単元、「単元未満株式の状況」に24株含まれています。

 

役員

 

(2) 【役員の状況】

①役員一覧

男性6名 女性1名 (役員のうち女性の比率14.2%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(株)

代表取締役
社長

河 野 義 勝

1958年4月3日生

1986年8月

当社入社

1988年6月

当社取締役就任

1990年6月

当社常務取締役就任

1992年6月

当社専務取締役就任

2004年9月

当社取締役副社長就任

2005年6月

当社代表取締役社長就任 (現)

2024年6月から1年

332,468

常務取締役
営業担当兼内部統制担当

 

河 野 優 子

1961年9月17日生

2009年4月

当社顧問

2009年6月

当社取締役就任

2009年11月

当社常務取締役就任 (現)

2010年5月

当社営業担当就任 (現)

2011年5月

当社内部統制担当就任 (現)

2024年6月から1年

82,463

取締役

マッシュー アイアトン

1986年3月21日生

2015年4月

アイアトン・エンタテインメント㈱入社 プロデューサー

2019年6月

当社取締役就任 (現)

2023年5月

YOSHIMOTO ENTERTAINMENT

 U.S.A., INC CEO就任 (現)

2024年6月から1年

取締役

朝 山 英 夫

1949年1月22日生

1971年4月

㈱カネダ企画設立 専務取締役就任

1973年5月

㈱ニューエンタープライズ(現㈱パンジャパン)設立 代表取締役就任

1978年7月

日本プロ野球名球会設立 事務局長就任

1985年6月

㈱ベルグインターナショナル代表取締役就任

2012年5月

㈱ベルグインターナショナル代表取締役就任

2015年2月

㈱パンジャパン代表取締役就任(現)

2018年7月

㈱ベルグインターナショナル取締役就任 (現)

2022年6月

当社取締役就任 (現)

2024年6月から1年

常勤監査役

谷 口   均

1954年1月1日生

1977年4月

当社入社

1988年5月

当社経理部長

1989年6月

当社取締役就任

1993年6月

当社常務取締役就任

2009年4月

当社経理部担当就任

2011年6月

当社常勤監査役就任 (現)

2023年6月から4年

400

監査役

宇 野 昭 秀

1971年1月24日生

1997年4月

公認会計士登録

2006年1月

宇野公認会計士事務所代表就任 (現)

2012年6月

税理士登録

2012年6月

オータックス㈱監査役就任 (現)

2013年6月

当社監査役就任 (現)

2019年7月

㈱ASパートナーズ代表取締役就任 (現)

2020年4月

宇野昭秀税理士事務所代表就任 (現)

2023年11月

㈱出雲殿取締役就任 (現)

2023年6月から4年

監査役

出 口 洋 一

1951年9月23日生

1976年3月

田中司法書士事務所入所

1979年3月

㈱エスプリ設立 代表取締役就任

1991年10月

東京司法書士会入会

1993年4月

出口司法書士事務所開設 所長就任 (現)

2014年3月

当社監査役就任 (現)

2024年6月から4年

415,331

 

(注) 1 常務取締役河野優子は、代表取締役社長河野義勝の配偶者であります。

   2 取締役のマッシュー アイアトン、朝山英夫は、社外取締役であります。

3 監査役の宇野昭秀、出口洋一は、社外監査役であります。

 

② 社外取締役及び社外監査役

 

(ア)員数並びに提出会社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係

当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります。

・社外取締役 マッシュー アイアトン氏は、YOSHIMOTO ENTERTAINMENT U.S.A.,INCのCEOであります。同社との間には人的関係、資本的関係、取引関係、その他の利害関係につきましても該当事項はありません。当社は同氏を㈱東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定し、同取引所に届け出ております。

・社外取締役 朝山英夫氏は、㈱パンジャパンの代表取締役並びに㈱ベルグインターナショナルの取締役であります。同社との間には人的関係、資本的関係、取引関係、その他の利害関係につきましても該当事項はありません。当社は同氏を㈱東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定し、同取引所に届け出ております。

・社外監査役 宇野昭秀氏は、公認会計士、税理士であり、㈱ASパートナーズ代表取締役並びに宇野公認会計士事務所および宇野昭秀税理士事務所の代表であります。同社および同事務所との間には人的関係、資本的関係、取引関係はなく、その他の利害関係につきましても、該当事項はありません。また、同氏はオータックス㈱の社外監査役並びに㈱出雲殿の社外取締役を兼務しておりますが、同社と当社との間には人的関係、資本的関係、取引関係はなく、その他の利害関係につきましても該当事項はありません。当社は同氏を㈱東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定し、同取引所に届け出ております。
 ・社外監査役 出口洋一氏は司法書士であり、出口司法書士事務所において業務執行の権限を有する者であります。当社は同事務所との間に登記申請等の業務に係る取引関係がありますが、取引の規模に照らして、株主、投資家の判断に影響を及ぼすおそれはないと判断しております。当社との人的関係、資本的関係、その他の利害関係につきましても該当事項はありません。当社は同氏を㈱東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定し、同取引所に届け出ております。

 

(イ)社外取締役または社外監査役が提出会社の企業統治において果たす機能および役割
 一般株主と利益相反することなく、客観的・中立的な立場で、取締役会の監督機能強化、経営に対する監視、業務執行の適正さの保持、また、公正な助言提言等をその役割とし、当社の企業価値向上に寄与すべく経営の監督・監視を果たしております。それらの役割が機能することで、当社の法令遵守姿勢や財務報告の適正性にさらなる信頼性を担保してくれるものと考えております。
 当社の社外取締役は2名であり、それぞれが豊富なビジネス経験と幅広い見識を持ち、相互が対等な立場で意見交換および経営陣や監査役会と連携を取っております。社外取締役2名は客観的な立場に基づく情報交換・認識共有をはかっており、ともに主要な役割を担いながら、当社の取締役会等の席上で議案審議に必要な発言を適宜行い、また、経営に関する有用な意見を提示できるよう、意見交換を行っております。
 当社の社外監査役は2名であり、それぞれが企業会計・税務・法務の専門的な知識・経験を以て、客観的な立場で適切な経営監視を行うため、情報交換・認識共有をはかっており、常勤監査役とも意見交換を行っております。また、取締役会においては適宜、疑問点等の質問や意見を述べ、監査役会においては監査結果についての意見交換、監査に関する重要事項の協議等を行っております。

 

 

 (ウ)社外取締役または社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針の内容及び選任状況に対する提出会社の考え方
 当社は、社外取締役または社外監査役を選任するための当社からの独立性に関する基準(社外役員独立性基準)を定めております。本基準は、当社のガバナンス体制の中において、客観的な経営の監督と透明性を確保するために、業務の執行には携わらず、業務の執行と一定の距離を置く独立性を有し、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことを基本条件に、東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準の内容を十分考慮したうえ、制定を行っております。本基準に定められた独立性を妨げる要因となる項目に該当しないことを必須条件とし、当社経営の責務を負うに相応しい人格、また、客観的・中立的な立場から経営監督・監視を行うための経験・見識等を総合的に勘案し、株主からの経営委任に対しその職務を全うできる人材を審議・検討し社外取締役または社外監査役を選任しております。

・社外取締役 マッシュー アイアトン氏は、映像制作、配給およびコンサルティング等の業務に幅広く携わっており、同氏のエンタテインメント関連事業に関する識見をもとに、当社の経営全般に助言を頂戴することにより、当社の経営体制がさらに強化できるものと判断しており、一般株主の利益に相反しない立場で当社の経営の監督を行えることから、当社の社外取締役として適任であります。また、一般株主と利益相反することのない独立性を有する当社の独立役員として適任であります。

・社外取締役 朝山英夫氏は、不動産業に関する豊富な経験と経営者としての幅広い識見があり、一般株主の利益に相反しない立場で当社の経営の監督を行えることから、当社の社外取締役として適任であります。また、東京証券取引所が定める独立性の基準および開示加重要件への該当事項もなく、一般株主と利益相反することのない独立性を有する当社の独立役員として適任であります。

・社外監査役 宇野昭秀氏は、公認会計士、税理士、経営コンサルタントとしての幅広い実績と専門的な知識・経験等を以て、当社の経営に関して適切な監視を行えることから、当社の社外監査役として適任であります。また、東京証券取引所が定める独立性の基準および開示加重要件への該当事項もなく、一般株主と利益相反することのない独立性を有する当社の独立役員として適任であります。
 ・社外監査役 出口洋一氏は、司法書士としての専門分野である民事法、商事法、関連税法の専門的な知識・経験等を以て、当社の経営に関して適切な監視を行えることから、当社の社外監査役として適任であります。また、東京証券取引所が定める独立性の基準および開示加重要件への該当事項もなく、一般株主と利益相反することのない独立性を有する当社の独立役員として適任であります。

 

  (エ)社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部監査部門との関係

社外取締役は、独立した立場で取締役会等に出席し、会社の意思決定方法や議題の内容、議事の進行等が公正妥当なものであるか、また一般株主の利益に相反しないものであるかどうか判断し、取締役会の監督機能の強化や経営監視を行うとともに、公正な助言提言を行っております。また、必要に応じて、内部監査部門や監査役会、会計監査人、内部統制部門と連携し、取締役会で決定された会社の公正妥当な経営方針等が実務に反映され、業務執行の適正さの保持がなされているか確認しております。
 社外監査役は、独立した立場で取締役会等に出席し、会社の意思決定方法や議題の内容、議事の進行等が公正妥当なものであるか、また一般株主の利益に相反しないものであるかどうか監視するとともに、常勤監査役や内部監査部門、会計監査人、内部統制部門と連携し、会社の運営が客観的に公正妥当な経営判断のもと行われているか、監視をしております。

なお、「4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (3)監査の状況」の各項目につきましても、関連項目として併せてご参照ください。

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有(被所有)割合

関係内容

所有割合(%)

被所有割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

㈱寄居武蔵野
自動車教習所
※1

埼玉県大里郡

10,000

自動車教習事業

100.0

土地の賃貸

役員の兼任 4名

自由ケ丘土地興業㈱
※2

東京都新宿区

10,000

不動産事業

100.0

建物の賃借 

資金の貸付

役員の兼任 4名

武蔵野エンタテインメント㈱

※3

東京都新宿区

5,000

映画事業

90.0

資金の貸付 

役員の兼任 4名

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

㈱野和ビル

東京都新宿区

20,000

不動産事業

50.0

土地の賃貸   

建物の賃借

債務保証

役員の兼任 3名

 

㈱フラッグスビジョン

東京都新宿区

30,000

壁面広告事業

33.3

役員の兼任 2名

 

(注) 1 連結子会社における主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2 有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。

   3 ※1 ㈱寄居武蔵野自動車教習所については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

①売上高

291百万円

 

②経常利益

36百万円

 

③当期純利益

32百万円

 

④純資産額

473百万円

 

⑤総資産額

572百万円

 

4 ※2 債務超過会社であり、債務超過額は  350百万円であります。

    5 ※3 債務超過会社であり、債務超過額は  410百万円であります。

 

沿革

 

2 【沿革】

1920年5月

桜井新治以下8名が発起人となり、資本金11万円をもって東京都新宿区に於いて、映画興行を目的とする株式会社武蔵野館を設立し、映画館「武蔵野館」(現・「新宿武蔵野館」)を開館。

1928年12月

現在地新宿区新宿三丁目に「武蔵野館」を移転し、近代的な洋画専門館として発足。

1949年6月

旧帝都興業株式会社を吸収合併。

1949年8月

商号を武蔵野映画劇場株式会社と変更。

1949年9月

東京証券取引所に株式を上場。

1951年7月

目黒区自由が丘に「自由が丘武蔵野館」を開館。

1955年1月

大宮市所在の映画館を買収,「大宮武蔵野館」を開館。

1963年10月

東京証券取引所市場第二部に指定替。

1968年12月

武蔵野ビルを改築し、映画館、貸店舗など経営の多角化に着手。

1970年7月

「大宮武蔵野館」を取り壊し、跡地に地上8階、地下3階の賃貸ビルを建設、これを大宮高島屋に賃貸。

1973年6月

不動産部門を設置、マンション及び別荘地の分譲を開始。

1978年3月

資本金を5億円に増資。

1981年1月

埼玉県大里郡寄居町に株式会社寄居武蔵野自動車教習所(現・連結子会社)を設立。

1985年12月

中野区に「中野武蔵野ホテル」及び「中野武蔵野ホール」を開設。

1986年10月

商号を武蔵野興業株式会社と変更。

1986年10月

「自由が丘武蔵野館」を取り壊し、跡地に総合レジャービル「自由が丘ミュー」を新築し、「自由が丘武蔵野館」・「エグザス自由が丘武蔵野ミュー」(2008年3月「コナミスポーツクラブ自由が丘」に名称を変更)をそれぞれ開設。

1988年10月

資本金を10億450万円に増資。

1992年9月

第二武蔵野ビルを建設、これを株式会社丸井に賃貸。

1994年10月

武蔵野ビル3階に「シネマ・カリテ」(2002年1月「新宿武蔵野館」に館名変更)(3館)を開館。

1996年4月

株式会社野和ビル(テナント飲食店ビルの経営)を合弁会社として設立(現・関連会社)。

1998年9月

山梨県甲府市に「甲府武蔵野シネマ・ファイブ」(5館)を開館。

2003年9月

「新宿武蔵野館」(4館)のうち武蔵野ビル7階(1館)を閉館。

2004年2月

「自由が丘武蔵野館」を閉館。

2004年5月

「中野武蔵野ホール」を閉館。

2004年8月

「中野武蔵野ホテル」を閉鎖。

2004年12月

「第二武蔵野ビル」を売却。

2005年5月

株式会社リサ・パートナーズと資本・業務提携。

2005年5月

「武蔵野ビル」を流動化。

2011年3月

「甲府武蔵野シネマ・ファイブ」を閉鎖。

2011年3月

「コナミスポーツクラブ自由が丘」を閉鎖。

2012年12月

新宿区新宿に「シネマカリテ」を開館。

2013年8月

新宿区新宿に武蔵野エンタテインメント株式会社(現・連結子会社)を設立。

2021年5月

株式会社リサ・パートナーズとの資本・業務提携を解消。

2022年4月

東京証券所の市場区分見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行。