2024年9月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

保険事業 不動産事業 千本松牧場 ゴルフ事業
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
保険事業 1,179 21.5 478 36.9 40.5
不動産事業 1,277 23.3 760 58.7 59.6
千本松牧場 2,254 41.1 135 10.4 6.0
ゴルフ事業 774 14.1 -78 -6.0 -10.1

事業内容

3【事業の内容】

 当社は、保険代理店業務、賃貸不動産の運営・管理、不動産の売買・仲介、飼料生産、乳牛の飼育、搾乳生乳・乳製品の製造・販売及びレストラン・観光施設の運営、ゴルフ場の運営など4つの事業活動を展開しております。

 当社の事業に係る位置付けは次のとおりであります。

なお、次の4部門は第5[経理の状況] 1[財務諸表等] (1)[財務諸表] [注記事項]に掲げるセグメントの区分と同一であります。

保険事業    当社の保険事業本部が自動車保険、火災保険等の損害保険代理店業務、終身・定期及びがん保険を主とする生命保険募集業務を行っております。

不動産事業   当社の不動産事業本部が当社所有ビルを中心とした不動産賃貸業、不動産の売買・仲介を行っております。
 また、千本松地区において太陽光発電事業者に対し土地の賃貸を行っております。

千本松牧場   当社の保有する千本松牧場において、原乳の生産から乳製品の製造・販売まで一貫して行うとともに、観光牧場としてレストラン、アミューズメント施設等の産業観光施設の運営等を行っております。

ゴルフ事業   当社のゴルフ事業本部がホウライカントリー倶楽部及び西那須野カントリー倶楽部の運営を行っております。

 

 事業系統図は次のとおりであります。

業績

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性から、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。

当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5[経理の状況] 1[財務諸表等] (1)[財務諸表] [注記事項]に記載しております。

財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5[経理の状況] 1[財務諸表等] (1)[財務諸表] [注記事項](重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

 

(2)経営成績の状況

当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が期待される中、緩やかに回復しました。個人消費は足踏みしつつも持ち直し、企業収益も総じてみれば改善しました。一方で、世界的な金融引締めや中国経済の先行き懸念等、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなり、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等から、不透明な状況が続きました。

このような状況下、当社は各事業がそれぞれの特性に応じた施策の推進に努めました。

当事業年度の経営成績は、営業収益につきましては、保険事業、不動産事業、千本松牧場は前期を上回りましたが、ゴルフ事業は前期を下回り、全体では5,480百万円(前期比294百万円増)と前期比増収となりました。営業総利益につきましては、保険事業、不動産事業、千本松牧場は前期を上回りましたが、ゴルフ事業は前期を下回り、全体では1,295百万円(前期比78百万円増)と前期比増益となりました。この結果、一般管理費も723百万円(前期比34百万円増)と前期を上回りましたが、営業利益は571百万円(前期比43百万円増)と前期比増益となりました。経常利益につきましては、営業外収益に計上したゴルフ会員権消却益が125百万円(前期比75百万円減)と前期を下回ったことを主因に、724百万円(前期比20百万円減)となりました。また、ゴルフ事業の収益性低下に伴い同事業用の固定資産の価値を見直し、特別損失に減損損失321百万円を計上しました。この結果、当期純利益は308百万円(前期比204百万円減)となりました。

 

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

①保険事業

リスク管理の専門家としての強みを活かして、お客様に寄り添ったコンサルティングを推進するとともに、リスク管理パートナーとしての総合提案力の深化や、継続的な成長を実現し得る組織・体制の強化に努めました。営業収益は、生命保険分野では新たにいただいたご契約の減少を主因に前期を下回りましたが、損害保険分野では期日を迎えるご契約の更改が順調に進んだことに加えて新たなご契約も数多くいただいて前期を上回り、全体では1,179百万円(前期比27百万円増)となりました。営業原価は適正な経費コントロールにより前期を下回り、営業総利益は478百万円(前期比60百万円増)となりました。

②不動産事業

テナント様・入居者様に「安心安全」かつ「快適」な空間のご提供に努め、所有不動産の入居率はほぼ満室状態で安定的に推移しました。2023年11月に取得したユーレジデンス西大井の賃料収入寄与もあり、営業収益は1,277百万円(前期比65百万円増)となりました。営業原価は物件取得に伴う経費増等を主因に前期を上回り、営業総利益は760百万円(前期比24百万円増)となりました。

③千本松牧場

観光施設においては、各種メディアを通じた牧場プロモーションや団体のお客様の誘致に引続き注力するとともに、季節を感じていただける装飾やイベント、お子様向け遊具エリアの拡大等、ご来場者様により「安心安全」に、一層お楽しみいただける牧場づくりに努めました。ご来場者数は前期を上回って新型コロナウイルス感染拡大前の2019年9月期の9割程度にまで回復し、前期比増収となりました。

2023年12月に着工した新しいレストラン・売店棟は2024年9月に完成し、2024年10月にリニューアルオープンを迎える運びとなりました。また、2024年4月には牧場外で4店目となるソフトクリームショップを群馬県太田市のイオンモール太田に開店し、お客様から好評をいただいて順調に売上を伸ばしております。

外販営業はギフト商社向けの減収を主因に前期比減収となりました。引続きソフトミックスの卸売りや、東京駅構内での当社製品の販売等、他社との協業にも積極的に取り組んでおります。

酪農は搾乳牛頭数、搾乳量ともに減少しましたが、乳価改定等により前期比増収となりました。

この結果、営業収益は全体で2,249百万円(前期比255百万円増)となりました。営業原価は変動費の増加や施設のリニューアルに伴う費用計上を主因に前期比増加し、営業総利益は134百万円(前期比59百万円増)となりました。

④ゴルフ事業

SNSやメール配信システムを積極的に活用して情報発信に力を入れるとともに、魅力ある平日プランのご提供、会員様へのサービスの充実、大学ゴルフ部の合宿誘致、地元の企業様へのアプローチ等で、より多くの方にご来場いただけるよう努めました。また、ご来場いただいたお客様に、より楽しく快適にお過ごしいただけるよう、コースの醍醐味や楽しみ方をご案内するタブレット端末の設置、食事メニュー・レシピの改善、外部講師研修による接遇の向上等に取り組みました。

ゴルフ場の基盤であるコースコンディションの維持・向上につきましては、充実したコース整備計画を策定して年間を通じて取り組み、ご来場いただいたお客様に一層お楽しみいただけるコースのご提供に注力いたしました。

2024年6月には、西那須野カントリー倶楽部において4年連続となる男子プロトーナメントが開催され、参加された男子プロからゴルフコースを高く評価いただくとともに、ネット配信等を通じて、我が国有数のゴルフ場としての認知度を更に高めることができました。

営業収益は、料金改定の影響等によるご来場者の減少を主因に前期を下回り、773百万円(前期比54百万円減)となりました。営業原価はコース整備関連機器の更新や施設改修に係る費用の増加を主因に前期を上回り、営業総損失は77百万円(前期比65百万円悪化)となりました。

 

(3)財政状態の状況

(資産)

当事業年度末の流動資産は3,122百万円となり、前期比659百万円減少しました。これは主に現金及び預金が減少したことによるものです。固定資産は16,677百万円となり、前期比1,605百万円増加しました。これは主に有形固定資産の増加によるものです。

この結果、総資産は、19,799百万円となり、前期比945百万円増加しました。

(負債)

当事業年度末の流動負債は1,771百万円となり、前期比531百万円増加しました。これは主に未払金の増加によるものです。固定負債は8,647百万円となり、前期比139百万円増加しました。これは主に長期借入金の増加によるものです。

この結果、負債合計は、10,419百万円となり、前期比670百万円増加しました。

(純資産)

当事業年度末の純資産合計は9,379百万円となり、前期比275百万円増加しました。これは主に当期純利益の計上によるものです。

 

(4)キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物は、前期比172百万円減少し、2,320百万円となりました。

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

税引前当期純利益525百万円を主因に734百万円の収入(前期は657百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

有形固定資産の取得による支出△2,274百万円を主因に1,080百万円の支出(前期は502百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

長期借入れによる収入500百万円を主因に173百万円の収入(前期は362百万円の支出)となりました。

 

キャッシュ・フロー関連指標の推移

 

2022年9月期

2023年9月期

2024年9月期

自己資本比率(%)

45.5

48.3

47.4

時価ベースの自己資本比率(%)

22.1

24.4

34.5

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)

4.8

4.3

4.3

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

20.6

22.5

23.8

(注)自己資本比率:自己資本/総資産

      時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

      キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー

      インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い

 キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しておりま

 す。有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としてお

 ります。また、利払いは、キャッシュ・フロー計算書の利息支払額を使用しております。

 

当社は、事業運営上必要な運転資金や設備資金等の調達につきましては、内部資金または金融機関からの借入により調達することを基本としております。

 

(5)生産、受注及び販売の実績

 a.生産実績

当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

なお、保険事業・不動産事業・ゴルフ事業については生産を行っておりません。

セグメントの名称

当事業年度

(自  2023年10月1日

    至  2024年9月30日)

前年同期比(%)

千本松牧場(千円)

581,659

104.7

(注)上記金額は、製造原価により表示しております。

 

 b.受注実績

当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高 (千円)

前年同期比(%)

受注残高 (千円)

前年同期比(%)

千本松牧場

343,250

94.6

2,341

129.2

(注)上記金額は、販売価格により表示しております。

 

 c.販売実績

当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当事業年度

(自  2023年10月1日

    至  2024年9月30日)

前年同期比(%)

保険事業(千円)

1,179,419

102.4

不動産事業(千円)

1,277,033

105.4

千本松牧場(千円)

2,249,748

112.8

ゴルフ事業(千円)

773,988

93.5

合計(千円)

5,480,189

105.7

(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。

2 最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。

相手先

前事業年度

(自 2022年10月1日

至 2023年9月30日)

当事業年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

三井住友海上火災保険株式会社

569,221

11.0

630,923

11.5