2026.06.15更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: NOMURA REPORT

サマリ

乃村工藝社グループは、商業施設、ホテル、オフィス、博物館、イベントまで手掛ける空間の総合プロデュース企業です。強みは「経験値」「個の力」「総合力・組織力」です。馬の着ぐるみの逸話に始まる演出の精神を受け継ぎ、空間で人々に「歓びと感動」を届けることに挑み続けています。

目指す経営指標

・2025年度予想:グループ連結売上高1,550億円
・2025年度予想:グループ連結営業利益95億円
・2025年度予想:グループ連結営業利益率6.1%
・2025年度予想:自己資本利益率(ROE)10.0%以上
・2025年度予想:自己資本比率50.0%以上
・2025年度予想:純資産配当率(DOE)6.0%以上
・2023〜2025年度の3年間で成長投資70億円以上

用語解説

■空間創造
乃村工藝社グループが事業の中心に置く考え方です。店舗、ホテル、オフィス、博物館、イベント会場などを、単なる建物や内装ではなく、人が体験し、記憶に残る場としてつくることを指します。

■空間の総合プロデュース
調査・企画・コンサルティングから、デザイン・設計、制作・施工、運営・管理までを一貫して担う事業モデルです。空間づくりの一部だけでなく、構想段階から完成後の運営まで関わる点が特徴です。

■歓びと感動
乃村工藝社グループのミッションを象徴する言葉です。美しい空間をつくるだけでなく、そこを訪れる人の心を動かし、前向きな体験を届けることを意味します。

■馬の着ぐるみ
乃村工藝社の原点を示す逸話に登場する言葉です。創業者の乃村泰資が芝居で使う馬の着ぐるみに涙が流れる「からくり」を施し、観客の心を動かした経験が、同社の「歓びと感動」につながっています。

■段返し
菊人形の舞台で場面を切り替える仕掛けを指します。乃村泰資はこの演出を進化させ、見世物を新しいショービジネスへ高めたとされています。同社の演出力や挑戦姿勢を示す歴史的な技術です。

■経験値
乃村工藝社グループが133年の歴史で蓄積してきた空間づくりのノウハウを指します。博覧会、百貨店、商業施設、文化施設など、多様なプロジェクトを通じて培われた対応力が含まれます。

■個の力
社員一人ひとりの専門性やクリエイティビティを指します。プランナー、デザイナー、制作管理などの人財が、自分の視点や技術を生かして空間づくりに挑むことが、同社の競争力になっています。

■総合力・組織力
多様な専門人財、グループ会社、協力会社が連携し、大規模で複雑なプロジェクトに対応する力を指します。企画から運営までをつなぐ体制と、国内外のネットワークを組み合わせる点が特徴です。

■運営事業
施設をつくって終わりにせず、開業後の運営・管理にも関わる事業です。博物館や科学館などの公共施設で培った経験を生かし、施設の使われ方や利用者の視点を次の空間づくりに反映します。

■建築事業
既存の建物を再生し、用途や構造を見直して価値を高める取り組みです。新築だけに頼らず、空間創造で培った知見を使って、建築資産をより魅力ある場へ変えていく考え方です。

■未来創造研究所
乃村工藝社グループの研究開発組織です。新しい空間体験、サステナブルデザイン、アクセシビリティデザインなどを研究し、未来の空間づくりに必要な商品やサービスの開発に取り組んでいます。

■Creative Lab.
未来創造研究所の新しい拠点として位置づけられる場です。社外パートナーとも連携し、社会課題へのソリューション開発や顧客体験の向上に向けた実証を進める価値創造のハブです。

■一気通貫のサービス
空間づくりの各工程を分断せず、企画から運営までつなげて提供する考え方です。顧客の課題を深く理解し、完成後の使われ方まで見据えて提案できる点が強みです。

■スポーツ・エンターテインメント市場
乃村工藝社グループが重点市場に加えた領域です。アリーナやエンターテインメント施設などで、試合や公演がない日にも人が集まる場をつくり、地域のにぎわいを生み出すことを目指しています。
2026年2月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 1892年3月、香川県高松市において、乃村泰資が芝居の大道具方を業としたのが、当社の創業であります。

 当社の主な変遷は次のとおりであります。

年 月

事  項

1942年12月

・資本金75千円で東京都本所区(現 墨田区)に設立(商号 日本軍事工藝株式会社)

1943年1月

・大阪市南区に大阪出張所開設(1948年6月支店登記)

1945年12月

・株式会社乃村工藝社に商号変更

1946年9月

・百貨店の店内装飾、催事および新聞社、電鉄会社主催の展覧会業務を受注

1951年4月

・カラチ国際見本市、ハノーバー国際建築博覧会の海外展示プロジェクトを受注

1954年1月

・第1回日本国際見本市、第1回全日本自動車ショー(現 東京モーターショー)を受注

1961年10月

・奈良ドリームセンター、後楽園ゲームセンター、向ヶ丘遊園フラワーショー等大型余暇施設受注

1963年4月

・日本交通科学館、東芝科学館、東京科学技術館等の科学系博物館展示施設を受注

1966年10月

・本社を港区芝浦に移転

1970年3月

・日本万国博覧会(EXPO '70)において、テーマ館、政府館ほか主要パビリオンを受注

1971年3月

・札幌営業所開設(現 北海道支店)

1973年3月

・岡山営業所開設(2021年2月閉鎖)

1974年6月

・福岡営業所開設(現 九州支店)

1975年3月

・沖縄国際海洋博覧会において、海洋文化館、水族館、アメリカ館ほか主要パビリオンを受注

1978年3月

・北日本事業部開設(現 東北支店)

1984年1月

・㈱技研工芸社(1995年5月 ㈱ノムラ技研に商号変更)を株式取得により完全子会社化

1984年9月

・新木場スタジオ新設

1985年3月

・広島営業所開設(現 中四国支店)

・つくば科学博覧会(EXPO '85)において、テーマ館、アメリカ館ほか主要パビリオンを受注

・㈱乃村工藝社ピーオーピー広告事業部(2000年7月 ㈱ノムラコムスに商号変更)を設立

1986年3月

・名古屋営業所開設(現 名古屋事業所)

1989年8月

・社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録

1990年3月

・国際花と緑の博覧会(EXPO '90)において、政府苑ほか主要パビリオンを受注

8月

・大阪事業所社屋を大阪市住之江区に移転

1991年11月

・東京証券取引所市場第二部に株式を上場

1992年1月

・㈱ノードを設立(2021年2月清算)

1992年3月

・創業100周年

1992年4月

・セビリア万国博覧会(EXPO '92)において、日本館の展示を受注

1993年2月

・東京都江戸東京博物館の展示制作をJVの代表幹事会社として運営

8月

・大田世界博覧会(EXPO '93)において、日本館の展示を受注

1994年2月

・㈱ノムラサービス(現 ㈱シーズ・スリー)を設立(現 連結子会社)

1995年3月

・㈱文化環境研究所を設立

1998年2月

・㈱ノムラデュオイースト(2006年2月 ㈱ノムラデュオに商号変更)を設立

・㈱ノムラデベロップメントを設立

5月

・リスボン国際博覧会(EXPO '98)において、日本館の展示を受注

2000年2月

・文化施設における展示スペースの設計および施工分野における“ISO9001”の認証を取得

2001年6月

・ノムラテクノ㈱を株式取得により完全子会社化

2004年11月

・乃村工藝建築装飾(北京)有限公司を設立(現 連結子会社)

2005年2月

・東京証券取引所市場第一部に株式を上場

3月

・2005年日本国際博覧会(EXPO 2005:愛知万博)において、政府館ほか主要パビリオンを受注

2006年8月

・個人情報の保護に関する「プライバシーマーク」の認定を取得

9月

・“ISO14001”の全社認証を取得

12月

・㈱テスコを公開買付けによる株式取得により子会社化

2008年1月

・本社を港区台場に移転

2月

・沖縄営業所開設

7月

・“ISO9001”の全社認証を取得

11月

・NOMURA Design & Engineering Singapore Pte. Ltd.を設立(現 連結子会社)

2011年2月

・㈱ノムラコムスが、㈱ノムラ技研を吸収合併し、㈱ノムラプロダクツに商号変更

2014年7月

・㈱六耀社を株式取得により完全子会社化(現 連結子会社)

 

 

年 月

事  項

2015年1月

・㈱六耀社が、㈱文化環境研究所を吸収合併

2016年3月

・㈱スクエアを株式取得により完全子会社化

8月

・第20回「ブリュッセル・フラワーカーペット」においてデザインを担当

11月

・儂得空間設計咨詢(上海)有限公司を設立(2020年11月清算)

2017年4月

・京都営業所開設

5月

・㈱TNPを設立

9月

・㈱テスコの全株式を株式交換により譲渡

10月

・大阪事業所を大阪市浪速区難波に移転

2018年6月

・国際的スポーツ大会のオフィシャルサポーター契約を締結

2021年7月

・国際的スポーツ大会において、競技会場(幕張メッセ、国立代々木競技場)の仮設施設整備を受注

2022年3月

・㈱ノムラプロダクツが、㈱TNPおよび㈱スクエアを吸収合併し、㈱ノムラアークスに商号変更(現 連結子会社)

・ノムラテクノ㈱が、㈱ノムラデュオおよび㈱ノムラデベロップメントを吸収合併し、㈱ノムラメディアスに商号変更(現 連結子会社)

4月

・東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行

5月

2024年3月

4月

2025年3月

4月

・監査等委員会設置会社へ移行

・横浜営業所開設

・NOMURA Design & Engineering Malaysia Sdn. Bhd.を設立(現 連結子会社)

・金沢営業所開設

・大阪・関西万博においてテーマ館、政府館ほか主要パビリオンを受注

 

関係会社

4【関係会社の状況】

 

名称

住所

出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

㈱ノムラアークス

 

(注)1

東京都港区

40

内装、多店舗、リノベーション、建築、企画コンサルティング、デザイン、設計・制作、運営管理、他関連業務

100

当社の工事施工の一部を受注

当社より建物等を賃借

役員の兼任等…有

 

 

㈱ノムラメディアス

 

(注)1、2

東京都港区

 

100

集客空間のディスプレイ・プロモーション・デジタルメディア・コンテンツ・展示演出装置などの企画・設計・制作・施工・保守・運営、店舗運営、オリジナルグッズ開発

100

当社の納品した展示装置のメンテナンス業務を受注

当社より建物等を賃借

役員の兼任等…有

 

 

㈱シーズ・スリー

 

(注)1

東京都港区

95

人材派遣、施設運営、保険サービス、出版

100

当社の施設運営業務の受託、人材派遣サービスの提供等

当社より建物等を賃借

役員の兼任等…無

 

 

㈱六耀社

 

(注)1

東京都港区

20

図書の編集、印刷、出版および販売

100

当社の印刷物制作の一部を受注

当社より建物等を賃借

役員の兼任等…有

乃村工藝建築装飾(北京)

有限公司

中華人民共和国

北京市

4百万

USD

地域担当会社(中国)

100

当社の工事施工の一部を受注

役員の兼任等…有

NOMURA Design & Engineering Singapore Pte. Ltd.

シンガポール

3百万

SGD

地域担当会社

(シンガポール)

100

当社の工事施工の一部を受注

役員の兼任等…有

NOMURA Design & Engineering Malaysia

Sdn. Bhd.

 

マレーシア

3百万

MYR

地域担当会社

(マレーシア)

100

当社の工事施工の一部を受注

役員の兼任等…有

 

(注)1 資金管理の効率化を推進する目的でキャッシュマネジメントシステムを導入し、当社との間で資金の貸付けおよび借入れをおこなっております。

2  ㈱ノムラメディアスの売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)は、連結売上高に占める割合の10%を超えております。

主要な損益情報等

(1) 売上高    22,706百万円

(2) 経常利益    2,489百万円

(3) 当期純利益   1,727百万円

(4) 純資産額    7,294百万円

(5) 総資産額    11,415百万円